犠牲

お粥定食

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・・・・・・翌朝、カゴは目を覚まし、部屋の中を見回した。
村で住んでいた。家とは違い、足が付いた寝台や木を加工して作った入れ物が部屋の隅に置かれていた。
カゴ「・・・・・・。」
カゴは昨日自身の身に起こった事が信じられなかった。
カゴ(・・・今日もまた昨日と同じような事をされるのか。)
カゴは自身の首に付けられている宝殖族専用の首輪を力強く握りしめた。
カゴ(これが無ければ俺は。)
ギイッ
インペリウム「良く眠れたかしら?」
カゴがいる部屋に入ってきたのはインペリウムだった。
インペリウム「召し使い達から聞いたわよ。貴方中々感じてたらしいじゃない。さすが私の目に狂いはなかったわ。」
カゴは静かに寝具に力を込めて握りしめた。
インペリウム「あら、そんな怖い顔をしないで。本当の事じゃない。それに今日は貴方の口を躾ようと思って来たの。」
カゴ「口?」
カゴは訝しげにインペリウムにそう尋ねた。
インペリウム「ふふふ、それは後でのお楽しみ。それじゃあ調教部屋へ行くわよ。」
カゴは嫌な予感がして、寝台の上を離れようとはしなかった。
インペリウム『立て。』
途端にカゴの体が寝台から離れ、インペリウムの前に立った。
カゴ「!!?」
インペリウム「じゃあ、行くわよ。」
インペリウムの言葉の後にカゴの足はカゴ自身の意識とは無関係にインペリウムの後を追って歩を進める。
カゴ「嫌だ!俺に何をした!」
インペリウム「ふふふ、ちょっと貴方の首にはめている。首輪に主である私の命令は絶対聞くように細工してあるのよ。」
カゴ「そ、それは一体?どういう事だ?」
インペリウム「分からない?貴方の意思や感情はすべて無視して。すべて私の思うがままなのよ。」
カゴは血の気が引いた。
しばらく歩かされた後、カゴとインペリウムは扉の前に立った。
カゴ「ここは?」
インペリウム「ふふふ、中に入ってからのお楽しみよ。開けて。」
インペリウムの横に控えていた。召し使い達が扉を開けた。
ギイイイイイイイイ
カゴ「こ!これは!?」
カゴの目の前に広がっていたのは、
鎖やら鞭やら手枷足枷首枷やら縄やら蝋燭やらが部屋の中に置かれていた。
インペリウム「来なさい。」
インペリウムはカゴにそう指示をするとカゴの意思とは反対に足が勝手にインペリウムの後を付いていく。
カゴ「俺をどうする気だ?」
カゴはインペリウムを睨みつける。
インペリウム「ふふふ、そんな顔を私に向けないで。ますますそそるわ。」
インペリウムはある場所でカゴを座らせた。
インペリウム「ふふふ。」
インペリウムは笑いながらズボンのベルトを外す。
カゴ「止めろ、女人が人前で肌を晒して良いものではない。」
インペリウム「うーん?貴方まだ自分の立場が分かっていないみたいね。雌は貴方よ。」
カゴ「そ、それはどういう。」カゴの話を遮ってインペリウムは下着からブツをカゴの前に晒した。
カゴ「!!?」
カゴの前に猛々しく勃っていたものは、紛れもない男性器だった。
インペリウム「ふふふ、どう中々立派でしょ?」
カゴ「お、俺に何を?」
カゴはインペリウムに尋ねた。
インペリウム「ふふふ、何って分かるわよね?」
そう言ってインペリウムは、カゴの口を掴んで、強引にカゴの口を開かせ自身の陰茎をカゴの口の中に捩じ込んだ。
カゴ「んヴッ!?」
インペリウム「絶対噛まずに私の息子を気持ち良くさせなさい。」
カゴ「ングッ!ンッアグ!」
インペリウム「ふふふ、貴方の口の中とても気持ちが良いわ。素質があるわ。」
カゴは無理矢理インペリウムに男性器を自身の口の中に捩じ込まれた事によって、吐き気と一物特有の生臭く汗臭い味と香りにむせていた。
カゴ(グッこれは今まで嗅いだ事のない臭いだそれもこの酸っぱい味は!?一体!?)
カゴはあまりの息苦しさと香りと味でインペリウムの男性器から離れようと頭を後ろに引こうとしたが、
ガシッ!
カゴ(!!?)
インペリウム「駄目よ。まだ私が気持ち良くなってないでしょ?」
インペリウムはそう言ってカゴの後頭部を押さえ付け、カゴにある指示をした。
インペリウム「舌で私の息子を舐めなさい。」
カゴ(!!?)
インペリウム「舌で私の息子を気持ち良くさせないと、貴方は何時まで経っても解放されないわよ?」
カゴ(こ、これを舐める?)
カゴは戸惑っていた。
インペリウム「どうしたの?舐めないのなら、私に宝殖族のいる場所を教えてここから自由にしてあげるけど?」
カゴ(!!!)
インペリウムの一言にカゴは噎せながらも、懸命にインペリウムの一物を舐める。
ジュッポッジョッポブチョッ!ボジュッ
カゴ(ウウッこの汁は一体?)
カゴは一物から流れ出る汁の味に苦さを感じていたが、
ドク!
突然、カゴの口の中に咥えていたインペリウムの一物が脈をうった。
インペリウム「そろそろね。全部受け止めて。」
インペリウムがカゴにそう言うな否や」、一物から白濁が大量にカゴの口に一気に放出された。
カゴ(!!!?)
カゴは突然来た白濁に噎せ返り、インペリウムの精液をほとんど床の上へ吐き出してしまった。
カゴ「ウッゲホッ!ゴホッ!ガハッ!」
息を荒くさせ、インペリウムから放出された。精液を口から垂れ流していた。
カゴ「ゼー、ゼー。」
噎せる、カゴのぬばたまの長髪を掴み上げ、インペリウムはカゴにこう指示をした。
インペリウム「壁に両手をついて尻を突き出しなさい。そうすればさっきの失態は許してあげるから。」
カゴ「ハア、ハア、何故だ?」
インペリウム「そろそろ、良い具合になったと思って。」
カゴはインペリウムの言われるがままに壁に両手をついて尻をインペリウムの前に突き出した。
カゴ「・・・・・・・・・。」
カゴはこのような自分の状態に羞恥や屈辱感を感じて、頬を赤らめていた。
ズブッ
カゴ「・・・!」
急にカゴの後孔に指を挿れた、インペリウムはそのままカゴの後孔の中で指を動かした。
インペリウム「ふふふ、昨日よりは動かしやすくなったわ。」
カゴ「・・・・・・・・・ギリッ。」
カゴは歯を食いしばり、この恥辱にどうにも出来ない。自身を呪った。
しかし、カゴは自身の後孔の中で蠢く指に異物感を覚えながらも、腹部の奥が熱を帯びてくるのを感じた。
インペリウム「さて。」
ガシッとインペリウムはカゴの腰を両手で掴んで自分の方に固定した。
カゴ「なっ何を!?」
カゴはインペリウムがこれから何をしようとしているか検討もつかなかった。
インペリウム「何って、今日は貴方の処女を私が奪う記念すべき日よ。」
カゴ「処女?」
カゴがそう言うや、インペリウムはカゴの後孔に自分の一物を挿入した。
カゴ「うぐっく!・・・。」
あまりの質量と圧迫感にカゴは息を荒く吐き出した。
インペリウム「まだまだ、キツすぎるけど、具合はかなり良いわね。さて。」
インペリウムはそう言うと、カゴの腰を掴みながら、腰を激しく動かした。
カゴ「グッ!はぎっ!イギッヒ!」
カゴはあまりの激痛に卒倒しそうになった。
インペリウム「どう?処女を喪失した痛みは?苦しいわよね、辛いわよね?」
カゴはあまりの痛みにインペリウムの問いかけに答える事が出来なかった。
インペリウム「ふふふ、今の内にその痛みを味わっておきなさい。貴方の本性を必ず捲るから。」
カゴは後ろから激しくインペリウムに腰を突かれ、息も絶え絶えになっていた。

数時間後・・・。
バチュッ、ムヂュ、ブチョッ、グチュッ、ズグッ!
カゴ「・・・・・・ッ!」
カゴはしばらくの時間、インペリウムに激しく腰を突かれ激痛に苛まれていたが、痛みとは別に違う感覚も目覚めていた。
カゴ(何だ?急にンッあんなに痛かったのに、この痺れるような感じは?)
カゴはインペリウムの陰茎が自身の後孔を出入りする度にビリビリと体に電流が流れるような刺激を味わっていた。
カゴ「~~~~~~~~~。」
カゴはあまりの突然の快感に無意識に後孔を締め付けていた。
インペリウム「ふふふ、どうして声を出す事を我慢してるの?気持ちいいなら素直に受け入れなさい。」
インペリウムがそう言うと、カゴの口が勝手に開いた。
カゴ「ンッヒアッ、やッ止めろ!これ以上はアンッ!」
インペリウム「ふふふ、あんなにも痛がってたのに、今じゃこんなにも私の突きでよがるなんて。それに、急に締め付けるなんて、もしかしてそんなに私のぺニスが欲しいの?」
カゴ「ちっ違う!これは!」
カゴ(嫌だ、これ以上されると、おかしくなる!)
インペリウム「ふふふ、そろそろ出るから今度こそちゃんと私の子種を受け止めなさい。」
カゴはインペリウムに再び反論しようと、したが、インペリウムの陰茎から湧き出した大量の白濁がカゴの後孔の中を満たした。それと同時にカゴは絶頂を迎えた。
カゴ「アアアアア!!!」
カゴはあまりの快感にその場で崩れた。
カゴ「ハア、ハア、ハア。」
カゴはインペリウムが白濁を出した終わった後、足の感覚がなくピクピク震えていた。
インペリウム「ふふふ、ねえ、処女を喪失した気持ちと初めてぺニスを入れられてイッた感想を私に聞かせてよ。」
カゴ「・・・・・・。」
カゴは疲弊してインペリウムの質問に対して返答が出来なかった。
インペリウムは今だ白濁が垂れ流されているカゴの後孔に指を突っ込んだ。
ズブリッ!
途端にカゴの体がびくりと跳ねる。
カゴ ビクッ!
インペリウム「ふふふ、初めてとはいえぺニスを入れられてイくなんて。元から淫売の素質があるわ。ねえ、恥ずかしいと思わないの?」
カゴ「ハア、ハア、違う、あれは首輪のせいだ。」
インペリウム「ふふふ、まあ、そういうことにしといてあげるわ。」
とインペリウムはカゴの後孔に突然手を突っ込んだ。
カゴ「アッ!何を?」
インペリウムはカゴの後孔の中にある精液の残滓を掻き出した。
インペリウム「ふふふ、まあ、貴方は初めてだから今日は特別に私直々に子種を掻き出してあげる。」
インペリウムはカゴの後孔の奥の方にある。精液を掻き出し、カゴの敏感な所を刺激していった。
カゴ「ヒッアッヤッ!ンッ。」
カゴの後孔はインペリウムの陰茎を先程咥えていたため、より刺激に過敏になっていた。
カゴ「アッヒン、ヤッ止めッ!」
インペリウムはカゴの制止を無視して、後孔の中の精液の残滓を掻き出しながら、カゴの敏感な所を重点的に刺激していった。
カゴ「アッ!イッヒンッもういい加減に止めンッ!」
インペリウム「ふふふ、どうして?貴方の体はこんなにも正直なのに?」
インペリウムはカゴの後孔の奥の腸壁を爪を立てた。
カゴ「ッ!」
咄嗟に後孔の入り口がすぼまる。
インペリウム「ふふふ、痛みも快楽に変わるわ。」
カゴは自身の肉体がまた昂りへと昇っていくのが理解できた。
カゴはまた絶頂をしないように必死で我慢したが、インペリウムにその事を見抜かれて。
グリッ!カゴの後孔の腸壁を深く押した。
カゴ「!」
そのせいで、カゴの体が大きく震える。
インペリウム「ふふふ、確かここよね。感じやすい所は?」
インペリウムはカゴの感じやすい所を爪で引っ掻いた。
カゴ「ンッ!」
インペリウム「当たりね。」
そう言うと、カゴの腸壁をなじっていった。
カゴ「ヒッアウンッイヤッもう止めッ!」
カゴはまた絶頂へと導かれた。
ビュールルルルルドクドクドク!
カゴ「アンッ!ヒッイッンッ!」
カゴは自身への辱しめで涙腺が緩み涙を流した。

すると、コトッ何とカゴの眼から出てきたものは。
輝く青色の小さい宝石だった。
インペリウム「まあ、中々綺麗ねやっぱり本当だったんだわ。」
カゴはインペリウムの満面の笑みを最後に気を失った。



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