ハリネズミたちの距離

家なし仕事なしの美本知世、二十二歳。
やけ酒だ!とお酒を飲み、気づいたら見知らぬ男の家にいて、しかもその男は知世が大好きな小説家。
そんな小説家、稲嶺玄雅が知世を雑用係として雇うと言い出してから、知世の人生がぐるりと変わる。

登場人物
美本知世(みもとちせ)
主人公。お酒が好きな二十二歳。
那月昴(なつきすばる)というペンネームで小説を書いていた。

稲嶺玄雅(いなみねげんが)
歴史好きな小説家。ペンネームは四季さい。鬼才と言われるほどの実力者。
特に好きな歴史は琉球と李氏朝鮮。

東恭蔵(あずまきょうぞう)
玄雅の担当編集。チャラ男。
名前のダサさに日々悩まされてる。

三田村茜(みたむらあかね)
恭蔵の上司。編集長。
玄雅の元担当編集で元彼女。

寺川慶壱(てらかわけいいち)
知世の高校の同級生で元彼氏。
涼子と付き合ってる。

麦島涼子(むぎしまりょうこ)
高校三年生の十八歳。
慶壱と付き合ってる。

寺川みやこ(てらかわみやこ)
慶壱の妹で涼子のクラスメイト。
知世と仲がいい。



表紙・佳宵伊吹様より
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