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夫婦はやっと同居中!
32.友人来たる
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俺が【魅惑の狼】の二人にお持ち帰りされそうになりながらシーファスのことを考えていると、唐突に目の前に影ができ、誰かが行く手を塞いだのを感じた。
そして次いで聞こえてきた声は懐かしい声で────。
「ラインハルト!迎えに来たぞ!」
その声に顔を上げると、そこには学園時代の友人マドラス=クロフォードの姿があった。
短く切った赤い髪をかき上げ、不敵に笑いながらその金の瞳を煌めかせる姿は俺様そのもの。
「マドラス…」
「お前がエドワルドと結婚が決まったって聞いてよ、それならその前に攫っちまおうと思ってな」
ハハハと冗談めかして笑うところは昔から変わらない。
「エドワルドとは結婚しないぞ?」
だってシーファスとは離婚する予定はないんだから。
そんな俺に気を良くしたように笑い、突然の展開についてこれていないガイウス達から俺を奪い返すマドラス。
「ならこのまま俺が攫ってもあいつは文句も言えねぇな」
「その前に俺既婚者なんだけど?」
「離婚秒読みなんだろ?」
「いや。離婚なんてしないし」
そこまで言ったところでガイウスとレギウスの二人がマドラスへと噛みついた。
「おい!何勝手に話を進めてんだよ?!」
「そうだぞ!こっちが先に…っ」
「手籠めにしようとしたって?ふざけんなよ、てめえら?俺とエドワルドが何年こいつを巡って牽制し合ってきたと思ってんだ?横取りしたらぶっ殺すぞ?」
そう言っていきなり殺気を放つマドラス。
本当に好戦的だな。
まあこれも昔からだけど。
誰かと戦うのが好きだからって、俺をダシにするのはいい加減やめてほしい。
そしてそんなマドラスの殺気に怯んだ二人は『ラインハルト!また飲もうな!』とだけ言い放ち、そのまま逃げて行った。
取り敢えず危機は脱したと思っていいんだろうか?
そう思いホッと安堵の息を吐いたところでマドラスは舌打ちして懐から状態異常回復薬を取り出し、それを口に含んだと思ったらいきなり俺に口移しで飲ませてきた。
「んんんんんっ?!」
しかも抵抗したのが気に入らなかったのか、飲めとばかりにそのまま深く口づけ舌を絡めてきたからたまらない。
思わずゴクンッと飲み込んでしまった。
「ゲホッ!ゲホッ!マ、マドラス?!」
「大人しく飲まねぇお前が悪い」
「俺のせいか?!」
「酔っぱらって一人で歩けねぇ状態なのに、親切で飲ませてやった俺の好意を無碍にしようとしたお前のどこに正当性があるってんだ?」
「ぐぅっ…」
確かに言われてみればその通りのような…。でも何か納得がいかないような…。
「わかったらいいんだよ。ほら、家まで送ってやるから案内しろ」
「……わかった。助けてくれてありがとうな」
「おう」
そして俺は一先ずマドラスのお陰で貞操は守られたと思いながら屋敷へと帰った。
***
【Side.シーファス】
急いで屋敷へ帰ろうと走って門のところまで行くと、ちょうど正面にハルの姿が目に入った。
「ハル!!」
「え?シーファス?」
驚きに見開かれた目。
でも特に酔っても居なさそうだし、態度もいつも通りだったことからホッと胸を撫で下ろす。
「よかった。さっきギルドに行ったら気になることを言われて…」
「そっか。もしかしてパーティーに参加した話か?」
「ああ。なんでも酔わせて手をつける奴らだったらしいんだ。一緒に飲みに行っていたらどうしようかと思った」
「え…」
俺の言葉に顔色を変えるハル。
そんなハルの隣で一人の男が楽し気にククッと笑った。
「ライ。良かったな?タイミングよく俺が来て」
「う…わ、悪かった」
その親しげな様子にハルの友人なんだろうとは思ったが、それ以前にどこかで見たことがあるような気がした。
あれはどこだったか……。
「ハル。彼は?」
わからないなら聞けばいいと俺は笑顔でハルへと尋ねてみる。
「ああ、こいつはマドラス=クロフォード。学園時代からの友人なんだ」
マドラス=クロフォード。
その名には聞き覚えがあった。
学園時代、家の借金を返す事ばかりで頭をいっぱいにしていた上に学年が違う俺の耳にまでその名が届いてきていたくらいの有名人。
確かもう一人の有名人、エドワルド=ウォーカーと美人を取り合ってるとかなんとかで、しょっちゅう対決してるんだと誰かに聞いたような気がする。
剣も魔法も双方甲乙つけがたいレベルで、結局俺が卒業するまで決着がついたという話は聞こえてこなかったんじゃなかったか…。
二人揃って全く引く気がなかったと小耳に挟んだから、きっとその美人は二人にとってとても魅力的な相手だったんだろう。
そこまで思い出したところで、ふとハルに目がいった。
(待てよ?ハルの友人、なんだよな?)
俺が抱いている関係で最近では色気も加わってより一層魅力的になっているが、ハルは元々中性的な見た目をした美人だ。
そんなハルよりも魅力的な相手がマドラスの側に他にいたなんて…そんなこと、あるんだろうか?
(もしかして噂にあった『美人』はハルだったんじゃ…)
そう思い至りヒヤリとしたところで俺は素早く動いた。
「そうか。マドラス殿、初めまして。
ラインハルトの夫、シーファス=リムモンドだ。妻を助けてもらって感謝する」
そう言いながらハルをこちらへと引き寄せ、そのまま腰を抱いてハルは俺のだと笑顔で牽制をかけた。
そんな俺にマドラスは『ふ~ん』という好戦的な目を向け、上から下までジッと見てきたかと思うと、笑顔で握手を求めてきた。
「なかなかいいガタイしてるな。叩きのめすにはちょうど良さそうだ」
満面の笑みでそう言い放ち、握手の手に力が込められる。
(やっぱりだ)
思った通り、ハルがこの男の想い人だったのだと確信し、俺もまた手に力を込めた。
表向きはにこやかに笑顔で握手をする二人。
けれど互いに手に込めている力は相当のものだった。
「全く、マドラスは相変わらず好戦的だな。でも勝負を挑むのはやめとけよ?シーファスはAランク冒険者なんだから、勝てっこないから」
「へぇ?」
「シーファスも、あんまり本気で相手しなくていいからな?こいつ、昔から血の気が多くて」
呆れたようにハルはそう言うが、もしかしてマドラスの気持ちに気づいてないなんてことはないよな?
そう思ったのも束の間、マドラスがこちらを挑発するように流し見て、ハルの反応を見るように言葉を足す。
「ライはそんな俺も嫌いじゃなかっただろ?」
けれどハルの答えは見事に俺の考えを裏付けるものとなった。
「まあ俺もたまに混ぜてもらって楽しかったし?でもエドワルドはしょっちゅう巻き込まれてたから可哀想だったな」
「あれは好きで戦ってたからいいんだよ」
「そうか?お前の相手は疲れるってよく言ってたけど」
そんなハルの反応に一瞬だけ不満げな顔をしたものの、すぐに気を取り直して笑みを浮かべるマドラス。
どうやら俺を挑発するよりも先にすべきことがあると考えたらしい。
「じゃ、今日はこれで帰るが、また明日会わねぇか?」
「え?」
「久しぶりに会ったんだし、積もる話でもゆっくりしようぜ」
「まあ確かに久しぶりだしな。わかった」
「んじゃ、約束な」
そして最後に俺へと挑戦的な目を向けた後、マドラスは『じゃあな』と言ってひらりと手を振り去っていった。
残されたのは俺とハルの二人だけ。
「ハル。俺も同席してもいいな?」
「え?それだとゆっくり話せないだろ?」
ハルが言いたいこともわかる。
ハルからすればマドラスはただの友人なんだから。
でもどう考えてもハル狙いの男と二人きりにさせるなんて、どうしても許せなかった。
そんな俺の気持ちを全く分かっていないハルは気楽なもので、あっさりと俺が了承したものと結論付け、笑顔で話は終わりとばかりに流しにかかる。
「じゃ、帰るか」
だからそう口にして一人で裏口へと向かおうとしたハルの手を俺は咄嗟に捕まえてしまったんだと思う。
(ダメだ。もっとハルが俺の嫁だって周知させないと、絶対に誰かに取られる)
魅惑の狼以外の冒険者やマドラス達もハルを狙っている。
それもこれも俺に隙があるからそうなるんだ。
もっとハルとの関係をオープンにしないと────。
そして俺はそのままハルの手を強く引き、屋敷の正面玄関へと向かった。
「ちょっ、シーファス?!」
「いいから」
突然の俺の暴挙にハルが焦った声を上げるが、今は聞く気はない。
そもそも俺の妻なのに正々堂々正面から出入りできないこと自体がおかしかったんだ。
ハルの意見を尊重したつもりだったが、それで肩身の狭い思いをさせてしまうのは間違っていた。
ここは強引にでも行くべきだろう。
(まずはここからだ)
そんなこれまでにはなかった強い想いで俺は正面の扉をくぐったのだった。
そして次いで聞こえてきた声は懐かしい声で────。
「ラインハルト!迎えに来たぞ!」
その声に顔を上げると、そこには学園時代の友人マドラス=クロフォードの姿があった。
短く切った赤い髪をかき上げ、不敵に笑いながらその金の瞳を煌めかせる姿は俺様そのもの。
「マドラス…」
「お前がエドワルドと結婚が決まったって聞いてよ、それならその前に攫っちまおうと思ってな」
ハハハと冗談めかして笑うところは昔から変わらない。
「エドワルドとは結婚しないぞ?」
だってシーファスとは離婚する予定はないんだから。
そんな俺に気を良くしたように笑い、突然の展開についてこれていないガイウス達から俺を奪い返すマドラス。
「ならこのまま俺が攫ってもあいつは文句も言えねぇな」
「その前に俺既婚者なんだけど?」
「離婚秒読みなんだろ?」
「いや。離婚なんてしないし」
そこまで言ったところでガイウスとレギウスの二人がマドラスへと噛みついた。
「おい!何勝手に話を進めてんだよ?!」
「そうだぞ!こっちが先に…っ」
「手籠めにしようとしたって?ふざけんなよ、てめえら?俺とエドワルドが何年こいつを巡って牽制し合ってきたと思ってんだ?横取りしたらぶっ殺すぞ?」
そう言っていきなり殺気を放つマドラス。
本当に好戦的だな。
まあこれも昔からだけど。
誰かと戦うのが好きだからって、俺をダシにするのはいい加減やめてほしい。
そしてそんなマドラスの殺気に怯んだ二人は『ラインハルト!また飲もうな!』とだけ言い放ち、そのまま逃げて行った。
取り敢えず危機は脱したと思っていいんだろうか?
そう思いホッと安堵の息を吐いたところでマドラスは舌打ちして懐から状態異常回復薬を取り出し、それを口に含んだと思ったらいきなり俺に口移しで飲ませてきた。
「んんんんんっ?!」
しかも抵抗したのが気に入らなかったのか、飲めとばかりにそのまま深く口づけ舌を絡めてきたからたまらない。
思わずゴクンッと飲み込んでしまった。
「ゲホッ!ゲホッ!マ、マドラス?!」
「大人しく飲まねぇお前が悪い」
「俺のせいか?!」
「酔っぱらって一人で歩けねぇ状態なのに、親切で飲ませてやった俺の好意を無碍にしようとしたお前のどこに正当性があるってんだ?」
「ぐぅっ…」
確かに言われてみればその通りのような…。でも何か納得がいかないような…。
「わかったらいいんだよ。ほら、家まで送ってやるから案内しろ」
「……わかった。助けてくれてありがとうな」
「おう」
そして俺は一先ずマドラスのお陰で貞操は守られたと思いながら屋敷へと帰った。
***
【Side.シーファス】
急いで屋敷へ帰ろうと走って門のところまで行くと、ちょうど正面にハルの姿が目に入った。
「ハル!!」
「え?シーファス?」
驚きに見開かれた目。
でも特に酔っても居なさそうだし、態度もいつも通りだったことからホッと胸を撫で下ろす。
「よかった。さっきギルドに行ったら気になることを言われて…」
「そっか。もしかしてパーティーに参加した話か?」
「ああ。なんでも酔わせて手をつける奴らだったらしいんだ。一緒に飲みに行っていたらどうしようかと思った」
「え…」
俺の言葉に顔色を変えるハル。
そんなハルの隣で一人の男が楽し気にククッと笑った。
「ライ。良かったな?タイミングよく俺が来て」
「う…わ、悪かった」
その親しげな様子にハルの友人なんだろうとは思ったが、それ以前にどこかで見たことがあるような気がした。
あれはどこだったか……。
「ハル。彼は?」
わからないなら聞けばいいと俺は笑顔でハルへと尋ねてみる。
「ああ、こいつはマドラス=クロフォード。学園時代からの友人なんだ」
マドラス=クロフォード。
その名には聞き覚えがあった。
学園時代、家の借金を返す事ばかりで頭をいっぱいにしていた上に学年が違う俺の耳にまでその名が届いてきていたくらいの有名人。
確かもう一人の有名人、エドワルド=ウォーカーと美人を取り合ってるとかなんとかで、しょっちゅう対決してるんだと誰かに聞いたような気がする。
剣も魔法も双方甲乙つけがたいレベルで、結局俺が卒業するまで決着がついたという話は聞こえてこなかったんじゃなかったか…。
二人揃って全く引く気がなかったと小耳に挟んだから、きっとその美人は二人にとってとても魅力的な相手だったんだろう。
そこまで思い出したところで、ふとハルに目がいった。
(待てよ?ハルの友人、なんだよな?)
俺が抱いている関係で最近では色気も加わってより一層魅力的になっているが、ハルは元々中性的な見た目をした美人だ。
そんなハルよりも魅力的な相手がマドラスの側に他にいたなんて…そんなこと、あるんだろうか?
(もしかして噂にあった『美人』はハルだったんじゃ…)
そう思い至りヒヤリとしたところで俺は素早く動いた。
「そうか。マドラス殿、初めまして。
ラインハルトの夫、シーファス=リムモンドだ。妻を助けてもらって感謝する」
そう言いながらハルをこちらへと引き寄せ、そのまま腰を抱いてハルは俺のだと笑顔で牽制をかけた。
そんな俺にマドラスは『ふ~ん』という好戦的な目を向け、上から下までジッと見てきたかと思うと、笑顔で握手を求めてきた。
「なかなかいいガタイしてるな。叩きのめすにはちょうど良さそうだ」
満面の笑みでそう言い放ち、握手の手に力が込められる。
(やっぱりだ)
思った通り、ハルがこの男の想い人だったのだと確信し、俺もまた手に力を込めた。
表向きはにこやかに笑顔で握手をする二人。
けれど互いに手に込めている力は相当のものだった。
「全く、マドラスは相変わらず好戦的だな。でも勝負を挑むのはやめとけよ?シーファスはAランク冒険者なんだから、勝てっこないから」
「へぇ?」
「シーファスも、あんまり本気で相手しなくていいからな?こいつ、昔から血の気が多くて」
呆れたようにハルはそう言うが、もしかしてマドラスの気持ちに気づいてないなんてことはないよな?
そう思ったのも束の間、マドラスがこちらを挑発するように流し見て、ハルの反応を見るように言葉を足す。
「ライはそんな俺も嫌いじゃなかっただろ?」
けれどハルの答えは見事に俺の考えを裏付けるものとなった。
「まあ俺もたまに混ぜてもらって楽しかったし?でもエドワルドはしょっちゅう巻き込まれてたから可哀想だったな」
「あれは好きで戦ってたからいいんだよ」
「そうか?お前の相手は疲れるってよく言ってたけど」
そんなハルの反応に一瞬だけ不満げな顔をしたものの、すぐに気を取り直して笑みを浮かべるマドラス。
どうやら俺を挑発するよりも先にすべきことがあると考えたらしい。
「じゃ、今日はこれで帰るが、また明日会わねぇか?」
「え?」
「久しぶりに会ったんだし、積もる話でもゆっくりしようぜ」
「まあ確かに久しぶりだしな。わかった」
「んじゃ、約束な」
そして最後に俺へと挑戦的な目を向けた後、マドラスは『じゃあな』と言ってひらりと手を振り去っていった。
残されたのは俺とハルの二人だけ。
「ハル。俺も同席してもいいな?」
「え?それだとゆっくり話せないだろ?」
ハルが言いたいこともわかる。
ハルからすればマドラスはただの友人なんだから。
でもどう考えてもハル狙いの男と二人きりにさせるなんて、どうしても許せなかった。
そんな俺の気持ちを全く分かっていないハルは気楽なもので、あっさりと俺が了承したものと結論付け、笑顔で話は終わりとばかりに流しにかかる。
「じゃ、帰るか」
だからそう口にして一人で裏口へと向かおうとしたハルの手を俺は咄嗟に捕まえてしまったんだと思う。
(ダメだ。もっとハルが俺の嫁だって周知させないと、絶対に誰かに取られる)
魅惑の狼以外の冒険者やマドラス達もハルを狙っている。
それもこれも俺に隙があるからそうなるんだ。
もっとハルとの関係をオープンにしないと────。
そして俺はそのままハルの手を強く引き、屋敷の正面玄関へと向かった。
「ちょっ、シーファス?!」
「いいから」
突然の俺の暴挙にハルが焦った声を上げるが、今は聞く気はない。
そもそも俺の妻なのに正々堂々正面から出入りできないこと自体がおかしかったんだ。
ハルの意見を尊重したつもりだったが、それで肩身の狭い思いをさせてしまうのは間違っていた。
ここは強引にでも行くべきだろう。
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