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【ロロイア国訪問】
166.ロロイア国へ⑩
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外の喧噪と共に俺は思い切り伸びをしてベッドの上で目を覚ます。
隣にいるのはセドだったけど、何故かそこは見知らぬ場所だった。
「……宿屋?」
どうやらロロイアの城の中ではないらしい。
しかも時間的に昼が近いんじゃないだろうか?
一体どういった状況なんだろう?
ここはやっぱり事情を知るセドを起こすのが一番だろうか?
そう思って、ゆさゆさとセドを揺り起こしにかかる。
「セド。セードー。頼むから起きてくれ。セド!」
「ん…アルフレッド。もう少し寝かせろ」
なんでだよと思いはしたけど、全く起きようとしないから、仕方なく近くにいるであろう暗部へと声を掛け、ここがロロイアの隣国、フォルティエンヌの宿屋であることを教えてもらう。
「なんでフォルティエンヌなんだ?」
首を傾げていると、ロロイアの王族は壊滅したからと言われた。
「なんだそれ?!」
詳しく聞こうと思ったら、詳細はセドに訊くよう言われてそのまま姿を消された。
(気になるじゃないか!)
こうなったらセドが起きるまで待つしかなさそうだ。
「本当に、何があったんだよ…」
俺は途方に暮れたように小さくため息をついた。
***
【Side.セドリック】
ニーナ王太子妃の話を聞き、俺は順次王族達の元へ足を運んだ。
まずは毒を料理に盛った王妃。
これは普通にロキとアルフレッドに対する暗殺未遂な為、サクッと処分してやった。
こちらを害する気はなかったと喚いていたが、そんなことは関係ない。
結果的にアルフレッドが危なかったのだから、許せるはずがない。諦めろ。
次はキュリアス王子。
ロキがいた部屋の寝室で気絶していた。
局所は止血されてはいたが、そこに男の象徴はどこにもない。
これはこれで絶望に襲われるだろうし、快楽堕ちしていたらどうせ再起不能だ。
わざわざ手をかける必要はないなと思い一先ず見逃す事に。
もし万が一また何かやらかした場合は、その時始末してやるとしよう。
次いでやってきたのは王の所だ。
王妃と一緒なら手間がかからなかったのに、執務室の仮眠部屋に逃げ込んで震えていた。
自分の妻がやらかした事の責任を追及されることを恐れたのだろう。
剣を突きつけてやったら必死に命乞いをし、王位はトーマス王子に譲り退位するからと懇願された。
そのトーマス王子が全ての黒幕らしいぞと言ってやったら愕然となっていたが、すぐに『それならトーマスの命を奪ってもいいから自分の命は助けてほしい』と言われた。
「見苦しい」
王としての責務を何一つ果たそうとしない王に苛ついて、俺はそのまま剣を振り下ろした。
残るはトーマス王子だ。
剣を手に前へと立った俺に、トーマス王子は蒼白になりながら何故と問うた。
その顔にはありありと全ては上手くいっていたのにと書かれてあり、語らずとも王太子妃の話を裏付けているように見えた。
とは言え一応言い分だけは聞いてやろうと、「何か言い残すことはあるか?」と聞いてやる。
けれどトーマス王子は蒼白になりながら、ただただ『自分は何もやっていない』『身内の不始末は謝る』『殺さないでほしい』そんな事を口にしていた。
正直言って聞くに堪えない命乞いだ。
王位を狙い兄を失脚させ父を引き摺り下ろす。
それ自体はまあ歴史上よくある話ではある。
けれど、それに対してこの俺を利用しようとし、あまつさえアルフレッドを危機に晒した事が許し難かった。
なのにここで『身内の不始末は謝る』?
自身の罪はないとでも?
ここで潔く真摯に謝ればまだ活路が見出せたものを。
どこまでもこちらを馬鹿にしたその態度に、心は冷めていくばかり。
だからこそ俺は冷酷にトーマス王子を斬り捨てたのだった。
「セド!まさか皆殺しになんてしてないよな?!」
アルフレッドが泊まっている宿までワイバーンを飛ばし、眠りについたのはほんの小一時間前。
正直言ってまだ眠い。
とは言えアルフレッドが言いたいこともわかるから、ちゃんと説明だけはしてやった。
「安心しろ。キュリアス王子と王太子妃、その子供はちゃんと生きている」
アルフレッドはそれを聞きちょっと安心したようだが、内情は楽観できるようなものではないだろう。
キュリアス王子は再起不能で政治になんて携われないだろうし、その後継はまだ赤子。
父にその旨連絡をしたら、すぐにブルーグレイから属国の手続きに人をやるとため息混じりに言われた。
折角イメージが良くなっていたのにと文句を言われたが、今回に関しては俺は悪くないぞと言いたい。
首を落とす代わりに髪をざっくり切ってやったら王太子妃からは何故殺してくれないのかと涙ながらに言われたが、自死は許さんと言いつけ、ロキに王になれと言った時同様に己の罪は生きて償うよう言っておいた。
安易に死を願う者に俺は死を与える気はない。
そんな優しさは不要だ。
「お前は周囲から何と罵られようと歯を食いしばってでも生き抜いて、立派にその子を育て王位につけろ。それがお前に対する俺からの罰だ」
そう言った俺に王太子妃は泣き崩れながら、『しかと承りました』と口にした。
これで仮初の繋ぎの代理女王の出来上がりだ。
周囲の者達は父が送り込んでくる人材がなんとかするだろうし、後はこのまま放置でいいはず。
薬の交易が滞らないよう上手くやってくれるだろう。
「アルフレッド。ユーツヴァルトには診てもらったが、どこかおかしなところはないか?」
念のためそう尋ねると、アルフレッドは全然大丈夫だと笑って言った。
見る限りその言葉に嘘はなさそうだ。
「全然大丈夫だ。それにしてもわざわざユーツヴァルトを呼んでくれたのか?」
「ああ。信用できる相手じゃないとと思ってな」
「そっか。なんだかロキ陛下にも助けてもらったお礼を言えなかったし、ユーツヴァルトにもお礼を言えなかったし、悪かったな」
そうやって落ち込むが、あの状況なら仕方がなかったし、気にしなくてもいいと返した。
「どうしても気になるならユーツヴァルトのいる宿に手紙を出せばいいし、ロキにはツンナガールで礼を言えばいいだろう?」
「あ~…確かに」
そうしてアルフレッドはいそいそとユーツヴァルトへと手紙を書き始めた。
ロキの方は苦手だから後回しにしたいのかもしれない。
まあどうせ今頃またカリンとイチャついているだろうし、邪魔するのも野暮というもの。
後で俺から連絡を入れておいてやろう。
その翌日、ユーツヴァルトから返事が届いた。
そこには『友人が倒れたと聞けば駆けつけるのは当然だから気にするな』と書かれてあったらしい。
暫くはガヴァム周辺にいるが、落ち着いたらゴッドハルトに一度帰ろうと思っているとも。
それならそれでまた会うこともあるだろう。
ちなみにロキの方へも俺の方から連絡を入れ、順調にガヴァムへ向けて移動中だと聞いた。
なんでも俺の父から連絡が来たらしく、『誤解がないようちゃんと説明しておきましたので』と返された。
アルフレッドに礼を言わせた後、ちょっと気になったので、父へと連絡を入れてみると、かなり都合良く伝えてくれていたことがわかったので『やっぱりロキは使えるな』とほくそ笑んだ。
父曰く、ロキは今回の件について知り合いを通して正しい情報を流すと言ってくれたらしい。
それ即ちあいつの持つ裏の情報網を使ってということに他ならない。
ツンナガールが裏の連中に活用されていることを考えると、各国に散る者達を使ってすぐさま今回の件を都合のいい噂として広げる気なんだろう。
非常に好都合だ。
これなら父も文句はないはず。
「アルフレッド。折角だからフォルティエンヌで買い物をしてから帰ろう。ここは魔道具の国だから、姫が驚く土産物が手に入るかもしれないぞ?」
そうして嫌なことはさっさと忘れて、俺はアルフレッドとの旅行を堪能し、帰国の途についたのだった。
隣にいるのはセドだったけど、何故かそこは見知らぬ場所だった。
「……宿屋?」
どうやらロロイアの城の中ではないらしい。
しかも時間的に昼が近いんじゃないだろうか?
一体どういった状況なんだろう?
ここはやっぱり事情を知るセドを起こすのが一番だろうか?
そう思って、ゆさゆさとセドを揺り起こしにかかる。
「セド。セードー。頼むから起きてくれ。セド!」
「ん…アルフレッド。もう少し寝かせろ」
なんでだよと思いはしたけど、全く起きようとしないから、仕方なく近くにいるであろう暗部へと声を掛け、ここがロロイアの隣国、フォルティエンヌの宿屋であることを教えてもらう。
「なんでフォルティエンヌなんだ?」
首を傾げていると、ロロイアの王族は壊滅したからと言われた。
「なんだそれ?!」
詳しく聞こうと思ったら、詳細はセドに訊くよう言われてそのまま姿を消された。
(気になるじゃないか!)
こうなったらセドが起きるまで待つしかなさそうだ。
「本当に、何があったんだよ…」
俺は途方に暮れたように小さくため息をついた。
***
【Side.セドリック】
ニーナ王太子妃の話を聞き、俺は順次王族達の元へ足を運んだ。
まずは毒を料理に盛った王妃。
これは普通にロキとアルフレッドに対する暗殺未遂な為、サクッと処分してやった。
こちらを害する気はなかったと喚いていたが、そんなことは関係ない。
結果的にアルフレッドが危なかったのだから、許せるはずがない。諦めろ。
次はキュリアス王子。
ロキがいた部屋の寝室で気絶していた。
局所は止血されてはいたが、そこに男の象徴はどこにもない。
これはこれで絶望に襲われるだろうし、快楽堕ちしていたらどうせ再起不能だ。
わざわざ手をかける必要はないなと思い一先ず見逃す事に。
もし万が一また何かやらかした場合は、その時始末してやるとしよう。
次いでやってきたのは王の所だ。
王妃と一緒なら手間がかからなかったのに、執務室の仮眠部屋に逃げ込んで震えていた。
自分の妻がやらかした事の責任を追及されることを恐れたのだろう。
剣を突きつけてやったら必死に命乞いをし、王位はトーマス王子に譲り退位するからと懇願された。
そのトーマス王子が全ての黒幕らしいぞと言ってやったら愕然となっていたが、すぐに『それならトーマスの命を奪ってもいいから自分の命は助けてほしい』と言われた。
「見苦しい」
王としての責務を何一つ果たそうとしない王に苛ついて、俺はそのまま剣を振り下ろした。
残るはトーマス王子だ。
剣を手に前へと立った俺に、トーマス王子は蒼白になりながら何故と問うた。
その顔にはありありと全ては上手くいっていたのにと書かれてあり、語らずとも王太子妃の話を裏付けているように見えた。
とは言え一応言い分だけは聞いてやろうと、「何か言い残すことはあるか?」と聞いてやる。
けれどトーマス王子は蒼白になりながら、ただただ『自分は何もやっていない』『身内の不始末は謝る』『殺さないでほしい』そんな事を口にしていた。
正直言って聞くに堪えない命乞いだ。
王位を狙い兄を失脚させ父を引き摺り下ろす。
それ自体はまあ歴史上よくある話ではある。
けれど、それに対してこの俺を利用しようとし、あまつさえアルフレッドを危機に晒した事が許し難かった。
なのにここで『身内の不始末は謝る』?
自身の罪はないとでも?
ここで潔く真摯に謝ればまだ活路が見出せたものを。
どこまでもこちらを馬鹿にしたその態度に、心は冷めていくばかり。
だからこそ俺は冷酷にトーマス王子を斬り捨てたのだった。
「セド!まさか皆殺しになんてしてないよな?!」
アルフレッドが泊まっている宿までワイバーンを飛ばし、眠りについたのはほんの小一時間前。
正直言ってまだ眠い。
とは言えアルフレッドが言いたいこともわかるから、ちゃんと説明だけはしてやった。
「安心しろ。キュリアス王子と王太子妃、その子供はちゃんと生きている」
アルフレッドはそれを聞きちょっと安心したようだが、内情は楽観できるようなものではないだろう。
キュリアス王子は再起不能で政治になんて携われないだろうし、その後継はまだ赤子。
父にその旨連絡をしたら、すぐにブルーグレイから属国の手続きに人をやるとため息混じりに言われた。
折角イメージが良くなっていたのにと文句を言われたが、今回に関しては俺は悪くないぞと言いたい。
首を落とす代わりに髪をざっくり切ってやったら王太子妃からは何故殺してくれないのかと涙ながらに言われたが、自死は許さんと言いつけ、ロキに王になれと言った時同様に己の罪は生きて償うよう言っておいた。
安易に死を願う者に俺は死を与える気はない。
そんな優しさは不要だ。
「お前は周囲から何と罵られようと歯を食いしばってでも生き抜いて、立派にその子を育て王位につけろ。それがお前に対する俺からの罰だ」
そう言った俺に王太子妃は泣き崩れながら、『しかと承りました』と口にした。
これで仮初の繋ぎの代理女王の出来上がりだ。
周囲の者達は父が送り込んでくる人材がなんとかするだろうし、後はこのまま放置でいいはず。
薬の交易が滞らないよう上手くやってくれるだろう。
「アルフレッド。ユーツヴァルトには診てもらったが、どこかおかしなところはないか?」
念のためそう尋ねると、アルフレッドは全然大丈夫だと笑って言った。
見る限りその言葉に嘘はなさそうだ。
「全然大丈夫だ。それにしてもわざわざユーツヴァルトを呼んでくれたのか?」
「ああ。信用できる相手じゃないとと思ってな」
「そっか。なんだかロキ陛下にも助けてもらったお礼を言えなかったし、ユーツヴァルトにもお礼を言えなかったし、悪かったな」
そうやって落ち込むが、あの状況なら仕方がなかったし、気にしなくてもいいと返した。
「どうしても気になるならユーツヴァルトのいる宿に手紙を出せばいいし、ロキにはツンナガールで礼を言えばいいだろう?」
「あ~…確かに」
そうしてアルフレッドはいそいそとユーツヴァルトへと手紙を書き始めた。
ロキの方は苦手だから後回しにしたいのかもしれない。
まあどうせ今頃またカリンとイチャついているだろうし、邪魔するのも野暮というもの。
後で俺から連絡を入れておいてやろう。
その翌日、ユーツヴァルトから返事が届いた。
そこには『友人が倒れたと聞けば駆けつけるのは当然だから気にするな』と書かれてあったらしい。
暫くはガヴァム周辺にいるが、落ち着いたらゴッドハルトに一度帰ろうと思っているとも。
それならそれでまた会うこともあるだろう。
ちなみにロキの方へも俺の方から連絡を入れ、順調にガヴァムへ向けて移動中だと聞いた。
なんでも俺の父から連絡が来たらしく、『誤解がないようちゃんと説明しておきましたので』と返された。
アルフレッドに礼を言わせた後、ちょっと気になったので、父へと連絡を入れてみると、かなり都合良く伝えてくれていたことがわかったので『やっぱりロキは使えるな』とほくそ笑んだ。
父曰く、ロキは今回の件について知り合いを通して正しい情報を流すと言ってくれたらしい。
それ即ちあいつの持つ裏の情報網を使ってということに他ならない。
ツンナガールが裏の連中に活用されていることを考えると、各国に散る者達を使ってすぐさま今回の件を都合のいい噂として広げる気なんだろう。
非常に好都合だ。
これなら父も文句はないはず。
「アルフレッド。折角だからフォルティエンヌで買い物をしてから帰ろう。ここは魔道具の国だから、姫が驚く土産物が手に入るかもしれないぞ?」
そうして嫌なことはさっさと忘れて、俺はアルフレッドとの旅行を堪能し、帰国の途についたのだった。
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※皆様いつもありがとうございます♪この度スピンオフ作品をアップしましたので、ご興味のある方はそちらも宜しくお願いしますm(_ _)m『王子の本命~ガヴァム王国の王子達~』https://www.alphapolis.co.jp/novel/91408108/52430498
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