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【王妃の帰還】
102.※王妃の帰還①
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ガヴァム王国での結婚式参列から帰ってくると、姫が笑顔で出迎えてくれた。
「おかえりなさいませ、セドリック王子。おかえりなさい!アルフレッド」
「姫!ただいま戻りました」
なんだか随分久しぶりに会ったので物凄く心が和む。
(俺、疲れてたんだな~…)
そんな事をしみじみ思いながらそのまま部屋へと移動し、ガヴァムで購入したお土産を渡す。
「今回のお土産はこれです。『ビスクドール』って言って、ガヴァムの貴族子女の中で流行っている人形らしくて…」
かなり高価な物だったが、とても精緻な作りでお土産にいいかもと思って買ってみたのだ。
「それとこちらはルカ殿下へ。あちらの子供に大人気の玩具と仕掛け絵本です。それぞれ連動してて、ある程度大きくなっても楽しめるようになってるらしいのでお土産にいいかなと思い買ってきました」
「まあ!ありがとう。ルカもきっと気に入ってくれるわね。それにこちらのお人形も凄いわ。なんて素敵なお人形なのかしら?着ている服もとても凝った作りね。私達が着ている物と遜色がないわ」
どうやら姫には気に入ってもらえたようだ。
俺が満足感でいっぱいになりながらにこやかに姫を見ていると、侍従がセドのところへとやってきて、ひそひそと何かを耳打ちしてきた。
それを聞いた途端セドの眉間に皺が寄り、父王のところに行ってくると言って席を外してしまう。
何かあったんだろうか?
そう思いながらも自分に関係のあることならまた後で教えてもらえるよなと思い、そのまま自分の部屋に戻って身支度を整え直し、鍛錬場へ足を向けてオーガストに留守中変わったことはなかったかを聞きに行った。
***
【Side.セドリック】
「セドリック殿下。陛下から帰り次第すぐに来るよう伝言を承っております。母君の件で…と」
その言葉に思わず眉間に皺が寄る。
どうせまた金の無心だろう。
本当に苛立たしい女だ。
そう思いながら父王のところへと向かい話を聞くと……。
「……強制送還?」
「そうだ。どうやらやらかしたらしくてな」
父の話によると、アンシャンテの新王シャイナーからと母からと二通の手紙が先日届けられたのだとか。
そのうちの一通には『新王である甥っ子に国を追い出されることになったからブルーグレイに帰ることにした』という旨が記されているだけだったのだが、シャイナーからの手紙には明らかな抗議が含まれていたらしく、父も自分の手の者を至急動かし裏を取ったのだとか。
その結果、シャイナーの言い分が正しいことが証明されたので、受け入れざるを得ない状況になったということだった。
「まさか即位したての新王を退位させようとする輩を支援するなんて…」
そう。あり得ないことに母は甥でもあるシャイナーをその座から引きずり降ろそうとしたのだ。
理由はなんとも馬鹿らしいもので、前王である兄を失脚させたのがシャイナーだと思い込んでのことだったらしい。
代替わりした事でアンシャンテで母の要望が通りにくくなり、使える金銭も減ったとかで、逆恨みからその計画に乗っかり支持してしまったとのこと。
いくら長らく国を留守にしているとはいえ、あの女はブルーグレイの王妃だ。
はたから見ればブルーグレイがアンシャンテに正面から喧嘩を売ったようなものだろう。
前王を退位に追い込んだ時のように知らぬ存ぜぬが通用しないほど、言い逃れようのない失態でしかない。
これでは見る者によってはブルーグレイがアンシャンテを二代揃って引きずり下ろそうとしたと思われても仕方がなかった。
現にシャイナーは前王の件をそれとなく匂わせながら抗議を入れてきたのだ。
弁明の余地はないだろう。
「……あの女。余計なことを。さっさと殺しておけばよかったですね」
「セドリック…一応お前の母親だぞ?」
「十年以上会っていませんし、もう顔も覚えていませんが?」
「嘘をつけ。はぁ…とは言え離縁していなかった私にも責任があるな」
そして父はアンシャンテには賠償金を支払うことになったと言ってくる。
これはもう仕方のないことだろう。
ブルーグレイとしては責任を取る必要がある。
どうせシャイナーはロキに利を搾り取られたのだし、その分その金はガヴァムに回る。
そのガヴァムからは三ヵ国事業の関係でシャメルの注文が入りこれから売り上げを伸ばしていく予定だから、最終的にブルーグレイに還元されると言えば還元されるし、結果を見ればそこまでマイナスにはならないだろう。
とは言え癪は癪だ。
(向こうにいる間に少しシャイナーも嬲ってやればよかったな)
今更ながらそんなことを考えてしまう。
腹が立つから暗部に見張らせてささやかな嫌がらせでも考えてやろうか?
「それで、帰ってくるのは?」
「恐らく二週間後くらいだろう」
「では刺客を放っておきます」
あんな女はいらない。
「待て待て待て!」
「何か?」
帰国の道中事故にあったことにすればいいじゃないかと不機嫌に返すと、全力で父から止められた。
「セドリック。落ち着こうか?」
「これ以上ないほど落ち着いていますが?」
不用品は処分が一番だ。
害虫は駆除するに越したことはない。
そんな考えが透けて見えたのか、父は大仰に溜息をつきながら困ったように言ってきた。
「あれでも彼女はこの国の王妃だ。害虫駆除とか考えるのはやめて、きちんと話し合おう」
「無駄だと思いますが?」
「そう言うな。全く…少しは人間らしくなったと思っていたのに…」
まあ父の言いたいこともわからないでもない。
アルフレッドを通して俺も随分変わった。
今回のガヴァム訪問でもロキに力を貸したりもしたし、以前に比べたらずっと人間らしくはなっただろう。
けれどあの女は別だ。
情をかける価値もない。
大体甥を自分の都合で追い落とそうとする女だぞ?
話す価値すらないと思うんだが…。
とは言え父が話し合うと決めたなら手を出すべきではないのだろう。
「チッ…」
「セドリック?」
やめなさいと言われてもこのイライラは早々おさまるものではない。
そうなると必然的にこのやり場のない気持ちの行先は決まってくると言うもので────。
「セド?珍しく滅茶苦茶やる気だな」
帰って早々嬉しいけどと言いながら相手をしてくれたアルフレッドとこれでもかと剣を打ち合い、
「やぁあっ!は、激しいっ!」
終わったら終わったで、手加減することなく激しく抱いた。
アルフレッドは殺気まじりに抱く俺に物凄く興奮して、たまらないと言わんばかりに乱れまくっていた気がする。
紅潮した頬で俺に溺れる姿は何とも言えず艶やかで、夢中になって抱いてしまった。
本当に殺気が大好きな相手で良かったと思う。
多分他の女だったらさっさと恐怖で失神してしまっていただろう。
「あ…あぅ…。も、溶ける……」
「そうだな。ここはもうトロトロだ」
ぐちゅぐちゅと溢れる白濁を押し込み、かき混ぜるように更に犯し尽くす。
愛しい愛しいアルフレッド。
お前が居てくれて本当に良かった。
お前を抱いているだけで不思議と気持ちが落ち着いていくような気がしてくる。
お前ほど俺を受け止め満足させてくれる相手は他に知らない。
だから────。
「今日はとことん付き合ってもらうぞ?」
獰猛に笑って、俺はこれでもかとアルフレッドを貪り、そのまま抱き潰したのだった。
****************
※セドの母親については、『閑話5.国王と姫のお茶の時間』『72.国際会議⑩』あたりと、スピンオフの方の『閑話8.シャイナー』あたりを見ていただければ大体どんな人かわかるので、脳内お花畑&我儘ヒステリーが苦手な方は無理しないようにしてください。
宜しくお願いしますm(_ _)m
「おかえりなさいませ、セドリック王子。おかえりなさい!アルフレッド」
「姫!ただいま戻りました」
なんだか随分久しぶりに会ったので物凄く心が和む。
(俺、疲れてたんだな~…)
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「今回のお土産はこれです。『ビスクドール』って言って、ガヴァムの貴族子女の中で流行っている人形らしくて…」
かなり高価な物だったが、とても精緻な作りでお土産にいいかもと思って買ってみたのだ。
「それとこちらはルカ殿下へ。あちらの子供に大人気の玩具と仕掛け絵本です。それぞれ連動してて、ある程度大きくなっても楽しめるようになってるらしいのでお土産にいいかなと思い買ってきました」
「まあ!ありがとう。ルカもきっと気に入ってくれるわね。それにこちらのお人形も凄いわ。なんて素敵なお人形なのかしら?着ている服もとても凝った作りね。私達が着ている物と遜色がないわ」
どうやら姫には気に入ってもらえたようだ。
俺が満足感でいっぱいになりながらにこやかに姫を見ていると、侍従がセドのところへとやってきて、ひそひそと何かを耳打ちしてきた。
それを聞いた途端セドの眉間に皺が寄り、父王のところに行ってくると言って席を外してしまう。
何かあったんだろうか?
そう思いながらも自分に関係のあることならまた後で教えてもらえるよなと思い、そのまま自分の部屋に戻って身支度を整え直し、鍛錬場へ足を向けてオーガストに留守中変わったことはなかったかを聞きに行った。
***
【Side.セドリック】
「セドリック殿下。陛下から帰り次第すぐに来るよう伝言を承っております。母君の件で…と」
その言葉に思わず眉間に皺が寄る。
どうせまた金の無心だろう。
本当に苛立たしい女だ。
そう思いながら父王のところへと向かい話を聞くと……。
「……強制送還?」
「そうだ。どうやらやらかしたらしくてな」
父の話によると、アンシャンテの新王シャイナーからと母からと二通の手紙が先日届けられたのだとか。
そのうちの一通には『新王である甥っ子に国を追い出されることになったからブルーグレイに帰ることにした』という旨が記されているだけだったのだが、シャイナーからの手紙には明らかな抗議が含まれていたらしく、父も自分の手の者を至急動かし裏を取ったのだとか。
その結果、シャイナーの言い分が正しいことが証明されたので、受け入れざるを得ない状況になったということだった。
「まさか即位したての新王を退位させようとする輩を支援するなんて…」
そう。あり得ないことに母は甥でもあるシャイナーをその座から引きずり降ろそうとしたのだ。
理由はなんとも馬鹿らしいもので、前王である兄を失脚させたのがシャイナーだと思い込んでのことだったらしい。
代替わりした事でアンシャンテで母の要望が通りにくくなり、使える金銭も減ったとかで、逆恨みからその計画に乗っかり支持してしまったとのこと。
いくら長らく国を留守にしているとはいえ、あの女はブルーグレイの王妃だ。
はたから見ればブルーグレイがアンシャンテに正面から喧嘩を売ったようなものだろう。
前王を退位に追い込んだ時のように知らぬ存ぜぬが通用しないほど、言い逃れようのない失態でしかない。
これでは見る者によってはブルーグレイがアンシャンテを二代揃って引きずり下ろそうとしたと思われても仕方がなかった。
現にシャイナーは前王の件をそれとなく匂わせながら抗議を入れてきたのだ。
弁明の余地はないだろう。
「……あの女。余計なことを。さっさと殺しておけばよかったですね」
「セドリック…一応お前の母親だぞ?」
「十年以上会っていませんし、もう顔も覚えていませんが?」
「嘘をつけ。はぁ…とは言え離縁していなかった私にも責任があるな」
そして父はアンシャンテには賠償金を支払うことになったと言ってくる。
これはもう仕方のないことだろう。
ブルーグレイとしては責任を取る必要がある。
どうせシャイナーはロキに利を搾り取られたのだし、その分その金はガヴァムに回る。
そのガヴァムからは三ヵ国事業の関係でシャメルの注文が入りこれから売り上げを伸ばしていく予定だから、最終的にブルーグレイに還元されると言えば還元されるし、結果を見ればそこまでマイナスにはならないだろう。
とは言え癪は癪だ。
(向こうにいる間に少しシャイナーも嬲ってやればよかったな)
今更ながらそんなことを考えてしまう。
腹が立つから暗部に見張らせてささやかな嫌がらせでも考えてやろうか?
「それで、帰ってくるのは?」
「恐らく二週間後くらいだろう」
「では刺客を放っておきます」
あんな女はいらない。
「待て待て待て!」
「何か?」
帰国の道中事故にあったことにすればいいじゃないかと不機嫌に返すと、全力で父から止められた。
「セドリック。落ち着こうか?」
「これ以上ないほど落ち着いていますが?」
不用品は処分が一番だ。
害虫は駆除するに越したことはない。
そんな考えが透けて見えたのか、父は大仰に溜息をつきながら困ったように言ってきた。
「あれでも彼女はこの国の王妃だ。害虫駆除とか考えるのはやめて、きちんと話し合おう」
「無駄だと思いますが?」
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まあ父の言いたいこともわからないでもない。
アルフレッドを通して俺も随分変わった。
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「チッ…」
「セドリック?」
やめなさいと言われてもこのイライラは早々おさまるものではない。
そうなると必然的にこのやり場のない気持ちの行先は決まってくると言うもので────。
「セド?珍しく滅茶苦茶やる気だな」
帰って早々嬉しいけどと言いながら相手をしてくれたアルフレッドとこれでもかと剣を打ち合い、
「やぁあっ!は、激しいっ!」
終わったら終わったで、手加減することなく激しく抱いた。
アルフレッドは殺気まじりに抱く俺に物凄く興奮して、たまらないと言わんばかりに乱れまくっていた気がする。
紅潮した頬で俺に溺れる姿は何とも言えず艶やかで、夢中になって抱いてしまった。
本当に殺気が大好きな相手で良かったと思う。
多分他の女だったらさっさと恐怖で失神してしまっていただろう。
「あ…あぅ…。も、溶ける……」
「そうだな。ここはもうトロトロだ」
ぐちゅぐちゅと溢れる白濁を押し込み、かき混ぜるように更に犯し尽くす。
愛しい愛しいアルフレッド。
お前が居てくれて本当に良かった。
お前を抱いているだけで不思議と気持ちが落ち着いていくような気がしてくる。
お前ほど俺を受け止め満足させてくれる相手は他に知らない。
だから────。
「今日はとことん付き合ってもらうぞ?」
獰猛に笑って、俺はこれでもかとアルフレッドを貪り、そのまま抱き潰したのだった。
****************
※セドの母親については、『閑話5.国王と姫のお茶の時間』『72.国際会議⑩』あたりと、スピンオフの方の『閑話8.シャイナー』あたりを見ていただければ大体どんな人かわかるので、脳内お花畑&我儘ヒステリーが苦手な方は無理しないようにしてください。
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