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18.※部屋の行き来
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テスト勉強期間、俺達は交互に互いの部屋を行き来した。
約束は約束だしな。
大体生徒会室にいる時と同じで、それぞれがそれぞれで集中してやるべきことをやる形だから、特に問題はない。
暗記したり、問題を解いたり。
俺達はそれぞれ自分の勉強法を確立しているから、本来別にわざわざ一緒に勉強をする必要だってないのだ。
なのにこうして部屋を行き来しているのは、単に伊集院が俺に会いたいと言ったから。ただそれだけの話。
勉強が終わった後に勝手にセクハラをしてくるのだけはどうにかしてほしいところだが、俺はどうやら伊集院のおねだりには弱いっぽい。
自分が認めたライバルがわざわざお願いしてくるって、ちょっとドキッとしないか?俺だけ?
「知臣。ここ、だいぶ慣れてきたな」
「あ…違っ……!」
「最初はあんなにきつかったのに、今はほら、俺の指をすっかり覚えて、こんなに簡単にしゃぶりついてくる」
「ん…言うなっ…!あっ、はぁっ…!」
(毎日毎日念入りに広げてくるお前のせいだろ?!)
そう言いたいのに、何か言おうとするたびに弱いところを責められるから、喘ぎ声しか出ないんだ!
絶対確信犯だろう?!
「ちゃんと勝負の内容は覚えてるか?」
「ん…っ、わかっ…てるっ…」
「本当に?」
「はぁッ…お前が…俺に、勝っ…たらっ、抱かせろって…やつ、だろ…っ」
「惜しいな。ちょっとだけ違う」
何か間違ってただろうか?
確かそんな話だったはずなのに。
「ちゃんと思い出せ。俺は確かに言っただろう?点数の差だけ抱かせてくれと」
(点数の差だけ抱かせろ?…………確かにそう言っていたような?あれ?)
「……つまり?」
「点差が10点なら10回抱かせてもらうからな?」
「は?!」
「俺的には30点くらい点差があったら毎日知臣を抱けるから万々歳なんだが、まあ難しいだろうな」
『お前いつも高得点だし』と爽やかに笑うが、俺はそれを聞いてすぐさまいつもの点差をザッと思い返した。
前回の中間試験は俺と伊集院の点差は確か5点。俺の勝ちだった。
その前の2年の学年末試験も俺の勝ちだったが、点差はたったの2点。
その前は伊集院の勝ちで点差は3点。
その前は……運悪く体調を崩した俺の負けで点差は12点。
(ま、負けられない…!)
ここで俺が勝てば抱かれずに済むし、回数も気にしなくて済む。
「絶対に勝つ!」
「ああ。頑張ろうな」
そう言いながらも嬉しそうに俺を抱きしめ後ろを可愛がってくる伊集院。
「あ…もっ、出るっ…!」
いつものようにイかされて、俺はそのままベッドへと沈んだ。
そして息を整えてふと伊集院の方を見たところで、伊集院のソコが膨らんでいるのを見てしまった。
そう言えばここ暫くしてもらってばかりでやってやってない。
伊集院から俺に言ってくることがなかったからつい失念していたけど、これはどう考えてもフェアじゃないだろう。
「誉」
「なんだ?」
「今日は俺もしてやる」
「え?」
言われた意味がわかっていない様子の伊集院にわからせる為、俺はそっと伊集院のズボンに手を伸ばした。
***
【Side.伊集院 誉】
有馬とまた一歩関係が進んだ。
寸止めがどこまでを指すのかわからなくて慣らし目的で後ろに触れるのはありか確認したら、有馬は明らかに拒絶反応を示したからやっぱりダメかと諦めようとしたのに、何故かその後あっさり俺なら大丈夫と言ってきた。
どうやら何人かと比較したらしい。
大丈夫と言ってもらえたのは嬉しいし、有馬らしいと言えばそこまでだが、できれば他と比べるのはやめて欲しかった。
想像とは言え俺以外に触れられたくはない。
しかも言うに事欠いて初恋相手と俺は大丈夫ってなんだ?
初恋は男だったとでも?
最初からノーマルだったんじゃないのか?
ここにきてライバルの影をチラつかせられるなんて、気にするなと言う方がおかしい。
今度本人に詳しく聞いてみよう。
何はともあれこうして中に触れさせてもらえるようになったのは大きな進展だ。
思い切って踏み込んだ甲斐はあったと思う。
後は俺が努力してテストで有馬に勝つだけで念願が叶うんだから。
正直満点狙いで頑張る気でいっぱいだった。
有馬を抱くためなら全教科教科書丸暗記だって辞さないぞ、俺は。
そんな事を考えながら、連日寸止めとは言え有馬を沢山可愛がっていたのだけど────。
「誉」
「なんだ?」
「今日は俺もしてやる」
「え?」
突然そんな事を言われて困ってしまった。
どうやら自主的にフェラをしてくれる気になったらしい。
正直に言うと凄く嬉しい。
でも多分今口に含まれたら、また前みたいにすぐ爆発する。
ここは我慢すべきだろう。
「いや。俺はいいから」
だからそう言ったのに、有馬的に一方的にしてもらうのはフェアじゃないからと譲ってくれない。
そこまで言われたら流石に本音を言わざるを得なかった。
たとえカッコ悪いと思われようと仕方がない。
「今お前にしてもらったら、絶対前みたいに秒で出るから勘弁してくれ」
でもそう言った俺に有馬はちょっと驚きはしたものの、特にドン引きすることもなく、何故か『なんだ。安心した』と言ってきた。
「この分野だと全然お前に勝てないから悔しかったんだ。お前も苦手なのがあるなら俺も張り合いが出る。遠慮せずにやらせろ」
どうやら有馬のライバル心はどこまでも健在の様子。
こんなところでも張り合いたいのかと微笑ましく思った。
好きな相手に呆れられていないならそれでいい。
早く早くと言わんばかりにどこかウキウキした様子の有馬。
そんな有馬を見て、俺はダメ元で一つの提案をしてみた。
「知臣。それなら69でもしないか?」
「69?」
「そう。お互いにこう…逆向きに重なってフェラをするんだ。それならお前はフェラができるし、俺もお前の後ろをほぐしながらフェラができるだろう?」
「は?そんなのがあるのか?」
「ダメか?」
有馬的にはやっぱりハードルが高いだろうか?
そう思いながら尋ねると、少し考えたところで『わかった。やってみる』と言ってくれた。
「……っ。そ、そうか」
有馬はライバルと言いつつ割と素直になんでも聞き入れてくれるから、もう付き合ってる認定でいいんじゃないかと思えてきて仕方がない。
69を知らなかったようだからこっち方面が疎いのはわかるけど、それでも『やってみる』という言葉は俺を嫌っていたら普通出ない言葉だと思うし。
(でも…付き合えないんだよな)
今回の勝負が決まった時、割と強引に『今日から恋人同士ということで』と決めつけるように言ってみたけど、有馬はそれに関しては頷いてはくれなかった。
俺的には処女を貰うなら当然付き合う一択だったのに、有馬的には違ったらしく『冗談も休み休み言え』と怒られ、
俺が好きとかいう感情はないとまで言われた。
お互いに好き合っていないと有馬とは付き合えないらしい。
悔しい。
もうほぼほぼ付き合ってるようなものなのに。
普通のライバル同士はこんなことはしないし、有馬も嫌がってないのにどうしてダメなんだ。
受け入れてくれなさそうなところは受け入れてもらえるのに、肝心なところだけは何故か受け入れてもらえない。
それがとてももどかしくて、はっきりさせたい気持ちが込み上げてくる。
気持ちを込めて抱いたら何かが変わるだろうか?
(これは本気でテストで勝たないとな)
そんなことを考えながら俺は有馬に向き合い、ゆっくりと服を脱ぎ捨てた。
約束は約束だしな。
大体生徒会室にいる時と同じで、それぞれがそれぞれで集中してやるべきことをやる形だから、特に問題はない。
暗記したり、問題を解いたり。
俺達はそれぞれ自分の勉強法を確立しているから、本来別にわざわざ一緒に勉強をする必要だってないのだ。
なのにこうして部屋を行き来しているのは、単に伊集院が俺に会いたいと言ったから。ただそれだけの話。
勉強が終わった後に勝手にセクハラをしてくるのだけはどうにかしてほしいところだが、俺はどうやら伊集院のおねだりには弱いっぽい。
自分が認めたライバルがわざわざお願いしてくるって、ちょっとドキッとしないか?俺だけ?
「知臣。ここ、だいぶ慣れてきたな」
「あ…違っ……!」
「最初はあんなにきつかったのに、今はほら、俺の指をすっかり覚えて、こんなに簡単にしゃぶりついてくる」
「ん…言うなっ…!あっ、はぁっ…!」
(毎日毎日念入りに広げてくるお前のせいだろ?!)
そう言いたいのに、何か言おうとするたびに弱いところを責められるから、喘ぎ声しか出ないんだ!
絶対確信犯だろう?!
「ちゃんと勝負の内容は覚えてるか?」
「ん…っ、わかっ…てるっ…」
「本当に?」
「はぁッ…お前が…俺に、勝っ…たらっ、抱かせろって…やつ、だろ…っ」
「惜しいな。ちょっとだけ違う」
何か間違ってただろうか?
確かそんな話だったはずなのに。
「ちゃんと思い出せ。俺は確かに言っただろう?点数の差だけ抱かせてくれと」
(点数の差だけ抱かせろ?…………確かにそう言っていたような?あれ?)
「……つまり?」
「点差が10点なら10回抱かせてもらうからな?」
「は?!」
「俺的には30点くらい点差があったら毎日知臣を抱けるから万々歳なんだが、まあ難しいだろうな」
『お前いつも高得点だし』と爽やかに笑うが、俺はそれを聞いてすぐさまいつもの点差をザッと思い返した。
前回の中間試験は俺と伊集院の点差は確か5点。俺の勝ちだった。
その前の2年の学年末試験も俺の勝ちだったが、点差はたったの2点。
その前は伊集院の勝ちで点差は3点。
その前は……運悪く体調を崩した俺の負けで点差は12点。
(ま、負けられない…!)
ここで俺が勝てば抱かれずに済むし、回数も気にしなくて済む。
「絶対に勝つ!」
「ああ。頑張ろうな」
そう言いながらも嬉しそうに俺を抱きしめ後ろを可愛がってくる伊集院。
「あ…もっ、出るっ…!」
いつものようにイかされて、俺はそのままベッドへと沈んだ。
そして息を整えてふと伊集院の方を見たところで、伊集院のソコが膨らんでいるのを見てしまった。
そう言えばここ暫くしてもらってばかりでやってやってない。
伊集院から俺に言ってくることがなかったからつい失念していたけど、これはどう考えてもフェアじゃないだろう。
「誉」
「なんだ?」
「今日は俺もしてやる」
「え?」
言われた意味がわかっていない様子の伊集院にわからせる為、俺はそっと伊集院のズボンに手を伸ばした。
***
【Side.伊集院 誉】
有馬とまた一歩関係が進んだ。
寸止めがどこまでを指すのかわからなくて慣らし目的で後ろに触れるのはありか確認したら、有馬は明らかに拒絶反応を示したからやっぱりダメかと諦めようとしたのに、何故かその後あっさり俺なら大丈夫と言ってきた。
どうやら何人かと比較したらしい。
大丈夫と言ってもらえたのは嬉しいし、有馬らしいと言えばそこまでだが、できれば他と比べるのはやめて欲しかった。
想像とは言え俺以外に触れられたくはない。
しかも言うに事欠いて初恋相手と俺は大丈夫ってなんだ?
初恋は男だったとでも?
最初からノーマルだったんじゃないのか?
ここにきてライバルの影をチラつかせられるなんて、気にするなと言う方がおかしい。
今度本人に詳しく聞いてみよう。
何はともあれこうして中に触れさせてもらえるようになったのは大きな進展だ。
思い切って踏み込んだ甲斐はあったと思う。
後は俺が努力してテストで有馬に勝つだけで念願が叶うんだから。
正直満点狙いで頑張る気でいっぱいだった。
有馬を抱くためなら全教科教科書丸暗記だって辞さないぞ、俺は。
そんな事を考えながら、連日寸止めとは言え有馬を沢山可愛がっていたのだけど────。
「誉」
「なんだ?」
「今日は俺もしてやる」
「え?」
突然そんな事を言われて困ってしまった。
どうやら自主的にフェラをしてくれる気になったらしい。
正直に言うと凄く嬉しい。
でも多分今口に含まれたら、また前みたいにすぐ爆発する。
ここは我慢すべきだろう。
「いや。俺はいいから」
だからそう言ったのに、有馬的に一方的にしてもらうのはフェアじゃないからと譲ってくれない。
そこまで言われたら流石に本音を言わざるを得なかった。
たとえカッコ悪いと思われようと仕方がない。
「今お前にしてもらったら、絶対前みたいに秒で出るから勘弁してくれ」
でもそう言った俺に有馬はちょっと驚きはしたものの、特にドン引きすることもなく、何故か『なんだ。安心した』と言ってきた。
「この分野だと全然お前に勝てないから悔しかったんだ。お前も苦手なのがあるなら俺も張り合いが出る。遠慮せずにやらせろ」
どうやら有馬のライバル心はどこまでも健在の様子。
こんなところでも張り合いたいのかと微笑ましく思った。
好きな相手に呆れられていないならそれでいい。
早く早くと言わんばかりにどこかウキウキした様子の有馬。
そんな有馬を見て、俺はダメ元で一つの提案をしてみた。
「知臣。それなら69でもしないか?」
「69?」
「そう。お互いにこう…逆向きに重なってフェラをするんだ。それならお前はフェラができるし、俺もお前の後ろをほぐしながらフェラができるだろう?」
「は?そんなのがあるのか?」
「ダメか?」
有馬的にはやっぱりハードルが高いだろうか?
そう思いながら尋ねると、少し考えたところで『わかった。やってみる』と言ってくれた。
「……っ。そ、そうか」
有馬はライバルと言いつつ割と素直になんでも聞き入れてくれるから、もう付き合ってる認定でいいんじゃないかと思えてきて仕方がない。
69を知らなかったようだからこっち方面が疎いのはわかるけど、それでも『やってみる』という言葉は俺を嫌っていたら普通出ない言葉だと思うし。
(でも…付き合えないんだよな)
今回の勝負が決まった時、割と強引に『今日から恋人同士ということで』と決めつけるように言ってみたけど、有馬はそれに関しては頷いてはくれなかった。
俺的には処女を貰うなら当然付き合う一択だったのに、有馬的には違ったらしく『冗談も休み休み言え』と怒られ、
俺が好きとかいう感情はないとまで言われた。
お互いに好き合っていないと有馬とは付き合えないらしい。
悔しい。
もうほぼほぼ付き合ってるようなものなのに。
普通のライバル同士はこんなことはしないし、有馬も嫌がってないのにどうしてダメなんだ。
受け入れてくれなさそうなところは受け入れてもらえるのに、肝心なところだけは何故か受け入れてもらえない。
それがとてももどかしくて、はっきりさせたい気持ちが込み上げてくる。
気持ちを込めて抱いたら何かが変わるだろうか?
(これは本気でテストで勝たないとな)
そんなことを考えながら俺は有馬に向き合い、ゆっくりと服を脱ぎ捨てた。
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