二人格は生活に困る

第1章 神からの贈り物

3話 まがい

みんなが騒然としている中、まがいが冷静に話を進めた
「お前等はそうか、空等のクラスメイトといったところの人間か」

一人の女の子がまがいの元へ近づきこういった。

「ねぇねぇまがいくんだっけ？私、愛美っていうんだ。愛美ねぇあなたのこと見て一目惚れしちゃったんだ。付き合ったりしてくれないかなー」
「愛美ちゃんがそう言ってるんだぞ。断るのはなしだ。はいかイエスかよろしくお願いしますしかねぇんだぞ」
男達は騒ぎ出した
まがいはこう言った
「断る」

「え？なんて言った聞こえなかったよ」
周りがまたざわつく

「だから俺はお前とは付き合わんし選択肢は無限だぞしらねぇのか？あとテメェ等うるさすぎだろ。ガヤは一緒外野で黙ってろ。」

数秒後、静かになった

「じゃいい。あなたきらいになりそう。じゃあね」
愛美が立ち去ろうとした時、
「(大きい声で)俺お前別に嫌いってわけじゃないよ。ただね、うちのマスターが嫌い嫌いうるさかったんだよだからごめんな」
ごめんなさいポーズをした

(この人、かっこよすぎでしょ)
愛美を含めた、女子全員が顔が赤くなり惚れたカモという雰囲気になった。

「ちょっといいですか？私は、白夜さんの先生なんですが白夜　空等さんはどうなっているのでしょうか？あなたはどういう人なのでしょうか？聞いても」

「空等は今、俺の心の中で眠っているよ疲れ果てているようだからね。大丈夫だよ生きてるから安心しなあと俺は二重人格の裏の人間って感じだ。空等を最大、やる気が出た場合のifルートの人間と言ってもいい。」

「そんな方がなぜ来ているんですか？」
指を指していう
「神が俺のことを必要としたからだよ」