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復讐の旅、開始!
22.兎獣人の発情期 ❇︎
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倒れたリットをなんとかベッドまで運んだ。その時に気付いてしまったが…恐らくリットも発情期だ。まぁ…あれだ、見て分かる変化が起きていた。ストレートに言えば勃起していた。
「もっ、申し訳ありません…こんな、お見苦しいとこを……」
「いやいい。それより薬はあるのか?」
「は、はい…………………………ぇ?あ、あれ……?」
アイテムボックスをガサゴソと漁るリット。抑制剤が見つからず焦っていると、ふと何かを思い出して手を引っ込めた。
「あ…ちょうど前回に切れて、補充するために机に置いてそのままなんでした………」
何やってるんだ。呆れているとリットはジワジワと涙目になっていた。え…コレ大丈夫か?ヴィンセントみたいに理性が完全に消えかけて目の前にいる人を襲うって感じじゃないけど、ずっと唸りながら啜り泣いている。
「リット、発情期はどうすれば治る?」
「うぅ…、そ、その……時間が経つか、何度も射精して、種を吐き出せば……」
「分かった、なら俺は離れてるからその間に自己処理すればいい」
「む、無理です…!人間と違って、獣人は滅多に自慰をしないのですから…。しても、ま…マウンティングをしないと…上手く、射精出来ませんし……」
まうんてぃんぐ?って何?
……って思ったから聞いてみた。簡単に言えば物の上に乗って腰を打ち付ける行為…人間のピストンと同じだ。それが必要らしい。なるほど、草食動物と言えど獣だなぁ…。
「そのっ、発情期と言えど、ヴィンスよりは軽いですからっ!少し休めば何とかなりますから……、お、お気になさらず……!」
「そうは言っても……」
ベッドで丸まって真っ赤になって泣いてるくせに良く言うよ。
手でしても意味ないっぽいし……
…………放って置くのもなぁ。
「なぁ、俺を抱けば治るか?」
「ひぇっ!?そ、そんなふしだらな…!私は、初めてはきちんとパートナーとって決めてるんです!」
「あー、真面目か?」
「で、ですが……そこまで協力的になってくださるのなら、その…挿入無しで、体だけ借りても………?」
とりあえずオッケーは出したけど、発情期って本当に大変そうだな。貞操観念が高くても話には乗るくらいには我慢が出来ない。まぁ、そのマウンティングってのが出来ればいいなら……。
俺は上裸になってリットは全裸になって、ベッドの上で仰向けになった俺の上にリットが乗った。なんか、腹を貸して欲しいと言われた。
「そ、その、すみません…少しの間、お付き合いお願いします……」
「分かったから好きにしていいって」
「は、はいぃ…!」
酷く緊張してるようで、やけにオドオドしている。が、それでもリットは俺の両手をしっかり握ってベッドに縫い付けるように捕まえると、体を密着させて俺の腹に熱くて硬いモノを小刻みに速く擦り付けた。
「んっ、うぅっ………♡」
すごい気持ち良さそうな声…を押し殺しているリット。身体が熱いし指先まで痙攣してるし、本当に気持ちいいんだろうけど声を我慢してるせいかたまに動きを止めては息継ぎをしている。
「リット、声出したらどうだ?」
「で、ですが私の喘ぎなどお耳汚しですので…」
「いいから出す、ほら」
噛んだのか血が滲んでる唇を舐めて催促すると、リットは恥ずかしそうに唸った。そしてそのままもう一度カクカクと腰を動かし始めると、リットは俺の肩に顔を埋めて声を我慢せずに出した。
「ふっ、あぁっ♡い、イクッ、イッちゃいますぅ…♡あっ、ごめんなさいっ♡ごめんなひゃ……ッ♡」
っ!?いや声あっま!?そんな媚びたような甘い声って本当に出るんだ…。チラリと顔を見てみると、トロンとした顔で涙をボロボロ流していた。うっ……わ、エッ…………
誰かの感じる顔を見るのは初めてだけど、こんな感じなんだ。思ってた以上にエロ……!なんだろう…気持ち良さそうな表情と、耳元で聞こえてくる嬌声と、腹に押しつけられる熱に俺まで興奮してきた。
そしてリットはすぐに絶頂した…って、まだ一分経ったか経ってないかくらいじゃないか?
「ふぁっ…♡ごっ、ごめんなしゃい♡まだ、おさまりませんっ♡もっと、もっとぉ…♡」
一度射精してドロドロになった腹にまた擦り付けてきたリット。ぬるぬる滑って、なんだかくすぐったい。…っていうより、俺も興奮してるからか気持ちいい。
そのまま数分だけされるがままでいた。気付けば腹の上はドロドロで、リットはそのままドロドロの腹の上に倒れ込んで来た。すっごい速度で腰振ってたし、何回も出してたもんな。そりゃあ疲れるよな。
でもさ…これじゃあ俺が生殺しなんだけど?
いくら俺が人間じゃ無いって言っても、人間として十何年も過ごせるくらいには人間と変わらない。兎みたいに時期で性欲が強くなるわけじゃ無いけど人間も万年発情期だ。刺激があれば興奮する。
正直、何分も腹(外)に出されて、感触やら音やら、臭いですら興奮するのに、動けないんだけど………。
「おーい、リット、退いてくれ」
「キュゥ………?……はっ、も、申し訳ありませんッ!すぐに掃除しますから!」
ティッシュでベタベタの腹を拭いたところで、俺の上に乗ったままのリットはようやく俺も盛ってることに気が付いた…んだよな?
リット、頼むから下半身に座らないでくれ。『何だコレ』って感じで上で揺れないでくれ……!
「っリット、降りろ…!っあ…!」
「………?っ!?あ、その、ごめんなさいっ!」
やっと気付いたリットは俺から降りた。そして、ズボンがテントを張ってるのがまる見えだ……。
「や、ヤト様…貴方までなぜ………」
「散々俺の耳元でエロい声出しておいて『なぜ』は無いだろ」
「えぇ!?も、もしかしてヤト様は男色なのですか…?」
あ、リットは違うんだ。そりゃあそうか、発情期の影響であぁなってただけだもんな。……え、リットは本当にノンケなのか?なんでそんなに俺の股間を凝視してるんだ?別に同性なんだから珍しいものじゃ無いだろうに。
「あ、あの…先ほどのお礼に私が鎮めましょうか……?」
「………え?」
行為中以外はずっと恥ずかしそうにしてた癖に急にどうした?それにその目は…好奇心に見えるぞ?
「リット、正直に言え。本音は何だ?」
「………そ、その、人間は自慰の際に…ゴニョゴニョ………を触ると聞いて……」
「あー、そっか。獣人は手で扱いたりしないのか」
本当に好奇心。まぁ…嫌悪しないならいいか。滅多に無い機会だろうし、俺も処理できるならいいや。……なんか、俺から羞恥心が段々と消えて行くのを実感するな。
俺も全裸になって、ベッドの上でもう一度向かい合った。リットは好奇心の眼差しで俺のモノにそっと触れた。やり方が分からないのか、握るだけ握って動きを止めてしまった。……やっぱり自分で処理した方が早かったか?
「……そんなに人間の自慰が気になるか?」
「その…はい………」
「じゃあ俺の手に合わせろ」
リットの手に手を重ねて、ゆっくりと扱き始めた。手を重ねるために左手で始めたから、いつも通りでは無いけど。
同時に手を動かしやすいよう指を絡めて動かした。先端から出てきた先走りを伸ばしては扱いて、たまに先端を触って……普通のやり方だよな?これで普通じゃ無かったらリットに間違えたことを教えてることになるもんな。
「んっ……はっ、これで…分かったか……?」
「あ、その………」
「っ何?」
顔を真っ赤にしても凝視を止めないリットから『ゴクリ』と固唾を飲む音が聞こえた。そして、リットは急に握る手を強くした。
「んあっ……!?ちょっ、急に……!」
「い、痛かったですか?」
「ちがっ…、気持ち、ッよくて………」
その言葉を聞いたリットは、表情を明るくするとそのまま勝手に扱き始めた。さっきより強く握られて、しかも今ので覚えたのか器用に先走りを伸ばしながら扱いた。変なとこで学習能力高すぎる…!
「待っ…強いッ…!ッイク、そんなシたら、すぐに……!」
「気持ち良さそうで良かったです」
「よくなッ………!あっ、イク…!で、るッ………!」
あっという間に絶頂して、リットの手に大量に出した。コイツ…本当に知らなかったんだよな?妙に力加減が上手いっていうか…グルーみたいに弱いとこを刺激しながらって感じじゃなくて、本当に力の強さが絶妙だった。
「おぉ…、人間って本当にじっとしたまま絶頂出来るんですね………」
「はぁ、はぁ……、リットの、アホ」
「えっ、あっ、申し訳ありません!?」
ちょっと怒っただけでもすぐに謝る、謝り癖があるんだな。別に、なんか上手くてちょっとイラッとしただけなんだがな。
後始末をしてからとりあえず夕飯を食べて眠った。一応ヴィンセントの方に外泊の連絡は飛ばしたらしい。
「……ヤト様、まだ起きてますか?」
「ん、何?」
「その…今日は色々とご迷惑をお掛けしました。貴方の能力を見るだけのつもりが、こんな…予定外のことまで……」
気にしてたんだな。まぁ、俺も性処理して貰った立場だし何か言う気は無い。ただ、ノンケにアレはちょっとマズったかなとは思う。不快じゃ無ければいいんだが…。
「で、俺の能力はどうだったんだ?」
「もちろん文句無しです。私は貴方を見くびっていたようですね。実力もひたむきさも、優しさもしっかりと感じました」
「優しさ……?」
あれを優しさと見るならそれでいい…のか?分からないけどまぁいいか。とりあえずリットには認めてもらえたみたいだな。
こうやって、自分の力で認めてもらえるのって嬉しいな。そんな事を考えながら俺は眠った。
「もっ、申し訳ありません…こんな、お見苦しいとこを……」
「いやいい。それより薬はあるのか?」
「は、はい…………………………ぇ?あ、あれ……?」
アイテムボックスをガサゴソと漁るリット。抑制剤が見つからず焦っていると、ふと何かを思い出して手を引っ込めた。
「あ…ちょうど前回に切れて、補充するために机に置いてそのままなんでした………」
何やってるんだ。呆れているとリットはジワジワと涙目になっていた。え…コレ大丈夫か?ヴィンセントみたいに理性が完全に消えかけて目の前にいる人を襲うって感じじゃないけど、ずっと唸りながら啜り泣いている。
「リット、発情期はどうすれば治る?」
「うぅ…、そ、その……時間が経つか、何度も射精して、種を吐き出せば……」
「分かった、なら俺は離れてるからその間に自己処理すればいい」
「む、無理です…!人間と違って、獣人は滅多に自慰をしないのですから…。しても、ま…マウンティングをしないと…上手く、射精出来ませんし……」
まうんてぃんぐ?って何?
……って思ったから聞いてみた。簡単に言えば物の上に乗って腰を打ち付ける行為…人間のピストンと同じだ。それが必要らしい。なるほど、草食動物と言えど獣だなぁ…。
「そのっ、発情期と言えど、ヴィンスよりは軽いですからっ!少し休めば何とかなりますから……、お、お気になさらず……!」
「そうは言っても……」
ベッドで丸まって真っ赤になって泣いてるくせに良く言うよ。
手でしても意味ないっぽいし……
…………放って置くのもなぁ。
「なぁ、俺を抱けば治るか?」
「ひぇっ!?そ、そんなふしだらな…!私は、初めてはきちんとパートナーとって決めてるんです!」
「あー、真面目か?」
「で、ですが……そこまで協力的になってくださるのなら、その…挿入無しで、体だけ借りても………?」
とりあえずオッケーは出したけど、発情期って本当に大変そうだな。貞操観念が高くても話には乗るくらいには我慢が出来ない。まぁ、そのマウンティングってのが出来ればいいなら……。
俺は上裸になってリットは全裸になって、ベッドの上で仰向けになった俺の上にリットが乗った。なんか、腹を貸して欲しいと言われた。
「そ、その、すみません…少しの間、お付き合いお願いします……」
「分かったから好きにしていいって」
「は、はいぃ…!」
酷く緊張してるようで、やけにオドオドしている。が、それでもリットは俺の両手をしっかり握ってベッドに縫い付けるように捕まえると、体を密着させて俺の腹に熱くて硬いモノを小刻みに速く擦り付けた。
「んっ、うぅっ………♡」
すごい気持ち良さそうな声…を押し殺しているリット。身体が熱いし指先まで痙攣してるし、本当に気持ちいいんだろうけど声を我慢してるせいかたまに動きを止めては息継ぎをしている。
「リット、声出したらどうだ?」
「で、ですが私の喘ぎなどお耳汚しですので…」
「いいから出す、ほら」
噛んだのか血が滲んでる唇を舐めて催促すると、リットは恥ずかしそうに唸った。そしてそのままもう一度カクカクと腰を動かし始めると、リットは俺の肩に顔を埋めて声を我慢せずに出した。
「ふっ、あぁっ♡い、イクッ、イッちゃいますぅ…♡あっ、ごめんなさいっ♡ごめんなひゃ……ッ♡」
っ!?いや声あっま!?そんな媚びたような甘い声って本当に出るんだ…。チラリと顔を見てみると、トロンとした顔で涙をボロボロ流していた。うっ……わ、エッ…………
誰かの感じる顔を見るのは初めてだけど、こんな感じなんだ。思ってた以上にエロ……!なんだろう…気持ち良さそうな表情と、耳元で聞こえてくる嬌声と、腹に押しつけられる熱に俺まで興奮してきた。
そしてリットはすぐに絶頂した…って、まだ一分経ったか経ってないかくらいじゃないか?
「ふぁっ…♡ごっ、ごめんなしゃい♡まだ、おさまりませんっ♡もっと、もっとぉ…♡」
一度射精してドロドロになった腹にまた擦り付けてきたリット。ぬるぬる滑って、なんだかくすぐったい。…っていうより、俺も興奮してるからか気持ちいい。
そのまま数分だけされるがままでいた。気付けば腹の上はドロドロで、リットはそのままドロドロの腹の上に倒れ込んで来た。すっごい速度で腰振ってたし、何回も出してたもんな。そりゃあ疲れるよな。
でもさ…これじゃあ俺が生殺しなんだけど?
いくら俺が人間じゃ無いって言っても、人間として十何年も過ごせるくらいには人間と変わらない。兎みたいに時期で性欲が強くなるわけじゃ無いけど人間も万年発情期だ。刺激があれば興奮する。
正直、何分も腹(外)に出されて、感触やら音やら、臭いですら興奮するのに、動けないんだけど………。
「おーい、リット、退いてくれ」
「キュゥ………?……はっ、も、申し訳ありませんッ!すぐに掃除しますから!」
ティッシュでベタベタの腹を拭いたところで、俺の上に乗ったままのリットはようやく俺も盛ってることに気が付いた…んだよな?
リット、頼むから下半身に座らないでくれ。『何だコレ』って感じで上で揺れないでくれ……!
「っリット、降りろ…!っあ…!」
「………?っ!?あ、その、ごめんなさいっ!」
やっと気付いたリットは俺から降りた。そして、ズボンがテントを張ってるのがまる見えだ……。
「や、ヤト様…貴方までなぜ………」
「散々俺の耳元でエロい声出しておいて『なぜ』は無いだろ」
「えぇ!?も、もしかしてヤト様は男色なのですか…?」
あ、リットは違うんだ。そりゃあそうか、発情期の影響であぁなってただけだもんな。……え、リットは本当にノンケなのか?なんでそんなに俺の股間を凝視してるんだ?別に同性なんだから珍しいものじゃ無いだろうに。
「あ、あの…先ほどのお礼に私が鎮めましょうか……?」
「………え?」
行為中以外はずっと恥ずかしそうにしてた癖に急にどうした?それにその目は…好奇心に見えるぞ?
「リット、正直に言え。本音は何だ?」
「………そ、その、人間は自慰の際に…ゴニョゴニョ………を触ると聞いて……」
「あー、そっか。獣人は手で扱いたりしないのか」
本当に好奇心。まぁ…嫌悪しないならいいか。滅多に無い機会だろうし、俺も処理できるならいいや。……なんか、俺から羞恥心が段々と消えて行くのを実感するな。
俺も全裸になって、ベッドの上でもう一度向かい合った。リットは好奇心の眼差しで俺のモノにそっと触れた。やり方が分からないのか、握るだけ握って動きを止めてしまった。……やっぱり自分で処理した方が早かったか?
「……そんなに人間の自慰が気になるか?」
「その…はい………」
「じゃあ俺の手に合わせろ」
リットの手に手を重ねて、ゆっくりと扱き始めた。手を重ねるために左手で始めたから、いつも通りでは無いけど。
同時に手を動かしやすいよう指を絡めて動かした。先端から出てきた先走りを伸ばしては扱いて、たまに先端を触って……普通のやり方だよな?これで普通じゃ無かったらリットに間違えたことを教えてることになるもんな。
「んっ……はっ、これで…分かったか……?」
「あ、その………」
「っ何?」
顔を真っ赤にしても凝視を止めないリットから『ゴクリ』と固唾を飲む音が聞こえた。そして、リットは急に握る手を強くした。
「んあっ……!?ちょっ、急に……!」
「い、痛かったですか?」
「ちがっ…、気持ち、ッよくて………」
その言葉を聞いたリットは、表情を明るくするとそのまま勝手に扱き始めた。さっきより強く握られて、しかも今ので覚えたのか器用に先走りを伸ばしながら扱いた。変なとこで学習能力高すぎる…!
「待っ…強いッ…!ッイク、そんなシたら、すぐに……!」
「気持ち良さそうで良かったです」
「よくなッ………!あっ、イク…!で、るッ………!」
あっという間に絶頂して、リットの手に大量に出した。コイツ…本当に知らなかったんだよな?妙に力加減が上手いっていうか…グルーみたいに弱いとこを刺激しながらって感じじゃなくて、本当に力の強さが絶妙だった。
「おぉ…、人間って本当にじっとしたまま絶頂出来るんですね………」
「はぁ、はぁ……、リットの、アホ」
「えっ、あっ、申し訳ありません!?」
ちょっと怒っただけでもすぐに謝る、謝り癖があるんだな。別に、なんか上手くてちょっとイラッとしただけなんだがな。
後始末をしてからとりあえず夕飯を食べて眠った。一応ヴィンセントの方に外泊の連絡は飛ばしたらしい。
「……ヤト様、まだ起きてますか?」
「ん、何?」
「その…今日は色々とご迷惑をお掛けしました。貴方の能力を見るだけのつもりが、こんな…予定外のことまで……」
気にしてたんだな。まぁ、俺も性処理して貰った立場だし何か言う気は無い。ただ、ノンケにアレはちょっとマズったかなとは思う。不快じゃ無ければいいんだが…。
「で、俺の能力はどうだったんだ?」
「もちろん文句無しです。私は貴方を見くびっていたようですね。実力もひたむきさも、優しさもしっかりと感じました」
「優しさ……?」
あれを優しさと見るならそれでいい…のか?分からないけどまぁいいか。とりあえずリットには認めてもらえたみたいだな。
こうやって、自分の力で認めてもらえるのって嬉しいな。そんな事を考えながら俺は眠った。
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