10 / 55
第1章
10.国王との交渉
しおりを挟む
アヤメが微笑みながら国王に告げる。
「私の宝石、返してもらってもいいかな?」
国王は真顔で頷き、懐から青い手のひら大の宝石が付いたペンダントを取り出して、机の上に置いた。
「これは確かに、最高級の青嵐瑠璃。
このように大きなものは、王位継承者にしか与えられないと聞いている。
しかもこれは、ただの青嵐瑠璃ではないな?
通常の物とは輝きが違う」
アヤメはテーブルからペンダントを取り上げ、自分の首にかけてから答える。
「これは月夜見瑠璃よ。
私が生まれた日に見つかった、国宝の宝石。
第一王位継承者にのみ与えられる、特別な宝石よ。
……えっとフラン、私の公用語、間違ってないよね?」
フランチェスカが困ったように微笑み、頷いた。
「はい、あっていますよアヤメ殿下」
アヤメがパッと笑顔を輝かせた。
「よかった! ――でね? 私はそれだけ特別な王族なの。
うちの国の神様に仕える巫女として、第一王位継承者として、相応の待遇を要求するわ。
おじさん、国王なんでしょ? 私の要求、応じられる?」
子供ってのは、怖いもの知らずだなぁ。
大陸の中では中堅国家、むしろ小国に近いこのキュステンブルク王国でも、大陸の遥か東方にある島国の王家なんて相手にならん格がある。
少なくともこの大陸で、セイラン国の王家は『田舎の王族』ぐらいの認識だろう。
それを『相応の待遇を求める』なんて、大きく出過ぎだ。
国王は困惑しながらアヤメに応える。
「客人としての対応、それぐらいであれば考えよう。
だが相応の待遇とは、どのようなものか。
今、我が国はアイゼンハイン王国から侵攻を受け、苦しい立場にある。
アヤメ王女の要望を全て叶える余裕は、我が国にはおそらくあるまい」
アヤメはニコニコと微笑みながら告げる。
「私はこの大陸に、見聞を広めに来たの。
だからこの国を拠点に、大陸の各地を見て回りたいな。
私が快適な旅をできる手配をお願いするね。
そして私が満足したら、セイラン国に向かう船に乗せてくれれば、それでいいよ?」
おいおい……非現実的すぎるだろう。
国王もドン引きしてるじゃねーか。
隣のレーヴェンムート侯爵まで、呆れた顔でため息をついてやがる。
国王が真顔でアヤメに告げる。
「そのような待遇、私や我が子供たちですら望めまい。
窮地にある我が国に、そのような余裕がある訳もない。
船便だけは情けで手配してやろう。それで国へ帰るが良い」
アヤメは笑顔を陰らせることなく応える。
「そう? それじゃあヴァルターも私と一緒に王都からいなくなるけど、それでいいの?
ヴァルターは私の専属護衛。一緒に行動する人なの。
私を追い払うなら、ヴァルターも去ることになるよ?」
レーヴェンムート侯爵が、国王に慌てて振り向いた。
そのまま国王と目くばせをし、何かの意志を交わし合っている。
国王がため息をついて告げる。
「……王宮への滞在は許可しよう。
王都を見て回るのも、また許可しよう。
馬車と護衛の用意ぐらいはしてやる。
だがその傭兵を王都から離す真似は許可できん。
その男は、これから王都の守りの要となる。
そこは弁えてもらいたい」
アヤメがニッコリと微笑んだ。
「ええ、いいわよ?
戦争で大変なんだもの。それぐらいの妥協はしてあげる。
でも戦争が落ち着いたら、改めてさっきの話を考えてね」
アヤメの奴、どんだけ神経が図太いんだ。
……いや、ある程度計算済みの交渉か?
飲めない要求を押し付けて、最初に提示されたよりマシな待遇を飲ませた?
国王が譲歩できる限界を引き出しやがったのか。
つくづく、頭の回る子供だ。
国王が立ち上がって告げる。
「客間を用意させる。それまでここで待つが良い」
アヤメは笑顔で手を振って応える。
「わかった! 良い部屋、楽しみにしてるね!」
国王が疲れた表情でため息をつき、応接間を出ていった。
残ったレーヴェンムート侯爵が咳払いをした後、俺に告げる。
「ヴァルター、貴様は王女と共に在るとしても、我々の要請があれば即時、戦時対応ができるようにしておいてほしい。
緊急時には王宮に急いで戻れ。
そして外出時は、必ず行き先を告げよ。
これを心してくれ」
俺は同情を込めて微笑みながら、侯爵に応える。
「ああ、わかった。お互い子供のお守りは疲れるな。
あまりアヤメに振り回されるなよ? 俺はなるだけ、あんたらにも協力するつもりだ」
レーヴェンムート侯爵が苦笑を浮かべた。
「貴様が良識的な傭兵で助かるよ。
あとで守備隊に面通しをさせる。
おそらく、貴様が陣頭指揮を執ることになる兵士たちだ。
指揮に自信が無いようであれば、私が後方から采配するがな」
「んー、そこは前線に居る俺がその場で指図した方が早いだろう。
だがあんたの指揮が優先されるように徹底しておいてくれ。
指揮系統が混乱するのが一番まずいからな。
俺はそれにあわせて動いてやる」
レーヴェンムート侯爵が頷いた。
「指揮にも自信があるのだな、頼もしい。
ではこれからよろしく頼むぞ」
侯爵も立ち上がり、応接間を後にした。
俺は公爵の気配が遠くなってから、ゆっくりとソファに体重を預ける。
「――はぁ。まったくとんでもないガキだな、アヤメは。
よくもまぁ、あれだけズケズケとものを言えるもんだ。
あそこまで行くと尊敬しちまいそうだ」
「そんな~、そこまで褒められても、何も出ないよ?」
「褒めてねぇからな?!」
くそっ、皮肉も通用しねぇのか、やりづれぇ。
やがて、王宮の従者が現れて俺たちに告げる。
「お部屋の準備が整いました。こちらへお越しください」
俺たちはソファから立ち上がり、従者の後を追った。
****
アヤメたちは別室、俺は隣の質素な部屋が割り当てられた。
おそらく、国の客人が従者を寝泊まりさせる部屋なのだろう。
俺はその部屋を見回した後、荷物を置いてアヤメたちの部屋に向かった。
アヤメたちの部屋は、リビングにダイニング、ベッドルームも付いた立派な部屋だった。
アヤメはベッドの上で飛び跳ね、「ようやく柔らかいベッドだよー!」と喜んでいる。
俺は入り口で彼女たちを見守っている従者にこっそりと聞いてみる。
「なぁ、この部屋はどういう部屋なんだ?」
「はい、小国の王族を迎える部屋でございます」
……アヤメの奴、王族待遇を勝ち取りやがった。
下手すりゃ従者並、最悪王宮から追い出されて、王都の宿屋に押し付けられる可能性もあった。
それを王族待遇か……飯も、相応のものが出てくるんだろうなぁ。
ま、それでもこの国が苦しいのは間違いがない。
それほど大した贅沢ができる訳じゃないはずだ。
俺はフランチェスカに告げる。
「俺は隣の部屋で呼出しを待つ。何かあれば呼びに来い。
飯は一緒にここで食う。それで構わないな?」
フランチェスカは複雑な表情で頷いた。
「わかりました。ですが食事だけですよ?」
「当たり前だ。それ以上のなにを一緒にするってんだ」
相談事があれば、食事時にできる。
その時間を確保できれば、充分面倒を見てやれるだろう。
俺はベッドの上で喜んでいるアヤメを一瞥すると、自分の部屋に戻っていった。
「私の宝石、返してもらってもいいかな?」
国王は真顔で頷き、懐から青い手のひら大の宝石が付いたペンダントを取り出して、机の上に置いた。
「これは確かに、最高級の青嵐瑠璃。
このように大きなものは、王位継承者にしか与えられないと聞いている。
しかもこれは、ただの青嵐瑠璃ではないな?
通常の物とは輝きが違う」
アヤメはテーブルからペンダントを取り上げ、自分の首にかけてから答える。
「これは月夜見瑠璃よ。
私が生まれた日に見つかった、国宝の宝石。
第一王位継承者にのみ与えられる、特別な宝石よ。
……えっとフラン、私の公用語、間違ってないよね?」
フランチェスカが困ったように微笑み、頷いた。
「はい、あっていますよアヤメ殿下」
アヤメがパッと笑顔を輝かせた。
「よかった! ――でね? 私はそれだけ特別な王族なの。
うちの国の神様に仕える巫女として、第一王位継承者として、相応の待遇を要求するわ。
おじさん、国王なんでしょ? 私の要求、応じられる?」
子供ってのは、怖いもの知らずだなぁ。
大陸の中では中堅国家、むしろ小国に近いこのキュステンブルク王国でも、大陸の遥か東方にある島国の王家なんて相手にならん格がある。
少なくともこの大陸で、セイラン国の王家は『田舎の王族』ぐらいの認識だろう。
それを『相応の待遇を求める』なんて、大きく出過ぎだ。
国王は困惑しながらアヤメに応える。
「客人としての対応、それぐらいであれば考えよう。
だが相応の待遇とは、どのようなものか。
今、我が国はアイゼンハイン王国から侵攻を受け、苦しい立場にある。
アヤメ王女の要望を全て叶える余裕は、我が国にはおそらくあるまい」
アヤメはニコニコと微笑みながら告げる。
「私はこの大陸に、見聞を広めに来たの。
だからこの国を拠点に、大陸の各地を見て回りたいな。
私が快適な旅をできる手配をお願いするね。
そして私が満足したら、セイラン国に向かう船に乗せてくれれば、それでいいよ?」
おいおい……非現実的すぎるだろう。
国王もドン引きしてるじゃねーか。
隣のレーヴェンムート侯爵まで、呆れた顔でため息をついてやがる。
国王が真顔でアヤメに告げる。
「そのような待遇、私や我が子供たちですら望めまい。
窮地にある我が国に、そのような余裕がある訳もない。
船便だけは情けで手配してやろう。それで国へ帰るが良い」
アヤメは笑顔を陰らせることなく応える。
「そう? それじゃあヴァルターも私と一緒に王都からいなくなるけど、それでいいの?
ヴァルターは私の専属護衛。一緒に行動する人なの。
私を追い払うなら、ヴァルターも去ることになるよ?」
レーヴェンムート侯爵が、国王に慌てて振り向いた。
そのまま国王と目くばせをし、何かの意志を交わし合っている。
国王がため息をついて告げる。
「……王宮への滞在は許可しよう。
王都を見て回るのも、また許可しよう。
馬車と護衛の用意ぐらいはしてやる。
だがその傭兵を王都から離す真似は許可できん。
その男は、これから王都の守りの要となる。
そこは弁えてもらいたい」
アヤメがニッコリと微笑んだ。
「ええ、いいわよ?
戦争で大変なんだもの。それぐらいの妥協はしてあげる。
でも戦争が落ち着いたら、改めてさっきの話を考えてね」
アヤメの奴、どんだけ神経が図太いんだ。
……いや、ある程度計算済みの交渉か?
飲めない要求を押し付けて、最初に提示されたよりマシな待遇を飲ませた?
国王が譲歩できる限界を引き出しやがったのか。
つくづく、頭の回る子供だ。
国王が立ち上がって告げる。
「客間を用意させる。それまでここで待つが良い」
アヤメは笑顔で手を振って応える。
「わかった! 良い部屋、楽しみにしてるね!」
国王が疲れた表情でため息をつき、応接間を出ていった。
残ったレーヴェンムート侯爵が咳払いをした後、俺に告げる。
「ヴァルター、貴様は王女と共に在るとしても、我々の要請があれば即時、戦時対応ができるようにしておいてほしい。
緊急時には王宮に急いで戻れ。
そして外出時は、必ず行き先を告げよ。
これを心してくれ」
俺は同情を込めて微笑みながら、侯爵に応える。
「ああ、わかった。お互い子供のお守りは疲れるな。
あまりアヤメに振り回されるなよ? 俺はなるだけ、あんたらにも協力するつもりだ」
レーヴェンムート侯爵が苦笑を浮かべた。
「貴様が良識的な傭兵で助かるよ。
あとで守備隊に面通しをさせる。
おそらく、貴様が陣頭指揮を執ることになる兵士たちだ。
指揮に自信が無いようであれば、私が後方から采配するがな」
「んー、そこは前線に居る俺がその場で指図した方が早いだろう。
だがあんたの指揮が優先されるように徹底しておいてくれ。
指揮系統が混乱するのが一番まずいからな。
俺はそれにあわせて動いてやる」
レーヴェンムート侯爵が頷いた。
「指揮にも自信があるのだな、頼もしい。
ではこれからよろしく頼むぞ」
侯爵も立ち上がり、応接間を後にした。
俺は公爵の気配が遠くなってから、ゆっくりとソファに体重を預ける。
「――はぁ。まったくとんでもないガキだな、アヤメは。
よくもまぁ、あれだけズケズケとものを言えるもんだ。
あそこまで行くと尊敬しちまいそうだ」
「そんな~、そこまで褒められても、何も出ないよ?」
「褒めてねぇからな?!」
くそっ、皮肉も通用しねぇのか、やりづれぇ。
やがて、王宮の従者が現れて俺たちに告げる。
「お部屋の準備が整いました。こちらへお越しください」
俺たちはソファから立ち上がり、従者の後を追った。
****
アヤメたちは別室、俺は隣の質素な部屋が割り当てられた。
おそらく、国の客人が従者を寝泊まりさせる部屋なのだろう。
俺はその部屋を見回した後、荷物を置いてアヤメたちの部屋に向かった。
アヤメたちの部屋は、リビングにダイニング、ベッドルームも付いた立派な部屋だった。
アヤメはベッドの上で飛び跳ね、「ようやく柔らかいベッドだよー!」と喜んでいる。
俺は入り口で彼女たちを見守っている従者にこっそりと聞いてみる。
「なぁ、この部屋はどういう部屋なんだ?」
「はい、小国の王族を迎える部屋でございます」
……アヤメの奴、王族待遇を勝ち取りやがった。
下手すりゃ従者並、最悪王宮から追い出されて、王都の宿屋に押し付けられる可能性もあった。
それを王族待遇か……飯も、相応のものが出てくるんだろうなぁ。
ま、それでもこの国が苦しいのは間違いがない。
それほど大した贅沢ができる訳じゃないはずだ。
俺はフランチェスカに告げる。
「俺は隣の部屋で呼出しを待つ。何かあれば呼びに来い。
飯は一緒にここで食う。それで構わないな?」
フランチェスカは複雑な表情で頷いた。
「わかりました。ですが食事だけですよ?」
「当たり前だ。それ以上のなにを一緒にするってんだ」
相談事があれば、食事時にできる。
その時間を確保できれば、充分面倒を見てやれるだろう。
俺はベッドの上で喜んでいるアヤメを一瞥すると、自分の部屋に戻っていった。
7
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
氷弾の魔術師
カタナヅキ
ファンタジー
――上級魔法なんか必要ない、下級魔法一つだけで魔導士を目指す少年の物語――
平民でありながら魔法が扱う才能がある事が判明した少年「コオリ」は魔法学園に入学する事が決まった。彼の国では魔法の適性がある人間は魔法学園に入学する決まりがあり、急遽コオリは魔法学園が存在する王都へ向かう事になった。しかし、王都に辿り着く前に彼は自分と同世代の魔術師と比べて圧倒的に魔力量が少ない事が発覚した。
しかし、魔力が少ないからこそ利点がある事を知ったコオリは決意した。他の者は一日でも早く上級魔法の習得に励む中、コオリは自分が扱える下級魔法だけを極め、一流の魔術師の証である「魔導士」の称号を得る事を誓う。そして他の魔術師は少年が強くなる事で気づかされていく。魔力が少ないというのは欠点とは限らず、むしろ優れた才能になり得る事を――
※旧作「下級魔導士と呼ばれた少年」のリメイクとなりますが、設定と物語の内容が大きく変わります。
闇の王と菫青石の宝珠〜侯爵令嬢ですが、失踪した兄を捜すついでにイケメンだらけの騎士団に潜入して、魔物討伐も行って参りますっ!〜
藤原 清蓮
ファンタジー
ここは、魔法や精霊が存在している世界。ガブレリア王国。
ある日、魔物討伐を専門とする騎士団所属の兄・アレックスが失踪した。その失踪には、800年前に起きた隣国の魔女との争いが関係していた。それを知った双子の妹・アリスは、兄の行方を探すため、双子の友達である神獣と共に、男装して騎士団に潜入する――
壮大な王道ファンタジー、開幕!!
毎日18時頃に公開予定!
※本作品は、一人称ですが、主人公だけでなく、サブキャラ目線もあるため、苦手な方はご了承ください。
タイトルに(side〜)と書いてあるものは、そのキャラクター視点で、無記名の場合は主人公・アリス視点となります。
※ゆるふわ設定です。生暖かく見守って頂けると幸いです。
※カクヨムにて2023年4月に公開スタートし、完結済み。1万PV突破作品!
※表紙絵は、Xの企画にて常葉㮈枯様に描いていただいた、主人公アリスとアレックスのミニチュア画です。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
【完結】辺境の魔法使い この世界に翻弄される
秋.水
ファンタジー
記憶を無くした主人公は魔法使い。しかし目立つ事や面倒な事が嫌い。それでも次々増える家族を守るため、必死にトラブルを回避して、目立たないようにあの手この手を使っているうちに、自分がかなりヤバい立場に立たされている事を知ってしまう。しかも異種族ハーレムの主人公なのにDTでEDだったりして大変な生活が続いていく。最後には世界が・・・・。まったり系異種族ハーレムもの?です。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる