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第2部 街を駆け巡る〝ペットテイマー〟 第7章 〝ペットテイマー〟アイリーンの街へ帰る
69. ドラマリーン最後の日
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さて、ヴァイパーの倒し方も教えたし、ドラマリーンも明日には帰る。
つまり、ホテルセイレーンに泊まれるのも今日が最後というわけだ。
なんだか名残惜しいなぁ。
メイナお姉ちゃんとミーベルンを取れてきてあげたいなぁ。
夕食のためのドレスに着替えてそんなことを考えていると、ドアがノックされて支配人がやってきた。
一体なんのようだろう?
「特使様、お食事前に失礼いたします」
「いえ、気にしません。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「はい。当ホテルの会員証をお渡しするために参りました」
会員証!?
このホテルって会員制だったの!?
「当ホテルでは中グレードの部屋以上に泊まるためには会員証が必要となります。こちらの会員証で泊まれるのは中グレードの部屋となりますが、よろしいでしょうか?」
「もちろんです。普段の私にはこのような豪華な部屋は分不相応ですので」
「それでしたらよかった。ご家族とともにまた当ホテルへお越しください。そのときは、また歓迎させていただきます」
「はい。家族とともにまたきます」
やった!
メイナお姉ちゃんとミーベルンを連れて一緒にこのホテルに泊まれる!
グレードは落ちてもこのホテルなら期待できるし、〝オークの砦〟が片付いたらすぐにでもふたりを連れて遊びに来たいな!
さて、私も食事の時間があるし、会員証を《ストレージ》にしまったら食堂に行かなくちゃ。
そこで今日もアラベラさんの素晴らしい歌声を聴きながら夕食を食べ、滞在最終日ということでしっかりとあいさつをしたら、部屋に戻って体の汚れを落としてから就寝。
明日は特使として動かなくちゃいけないからね。
最後の朝食も食べたら、特使服に身を包んで冒険者ギルドへといざ出陣。
昨日も大分好感触が引き出せていたけれど、それとこれとは話が別だよね。
気を緩めないようにしなくちゃ。
「いらっしゃいませ、特使様。ギルドマスターとの面会ですね?」
「はい。案内いただけますか?」
「もちろんです。こちらへどうぞ」
今回も受付長のマリエさんに案内していただきギルドマスタールームへ。
そこでノックして入室許可をもらって入ると、前回とは違い威圧はされなかったね。
今日はミィちゃんも連れてきているからよかった。
「昨日ぶりですな、特使様。まずは座って話しましょう」
「はい。本日はよろしくお願いします、デレック様」
「ええ、よろしくお願いします」
さて、ここからが特使としてのお仕事だ。
とはいっても、決められることはほとんどないもない、お飾りなんだけど。
「まずは、お礼を。ヴァイパーの大討伐および討伐方法の教授。並びに、新人冒険者たちへのウルフ狩り指導を行ってくださり本当に助かりました。これで今年は例年よりも全体の死者数を減らすことができます」
「いえ、私がやりたくてやったことですのでお気になさらず」
「そうも行きますまい。キラーヴァイパーを百匹以上退治していただき、悩みの種だった特殊変異個体まで討伐。ヴェノムヴァイパーもかなりの数を減らしていただいた上、未観測だった特殊変異個体まで倒していただけたのです。ヴェノムヴァイパーの特殊変異個体など街に攻めてこられたら、どのような被害が出ていたか」
そうだよね。
私も大人しく寝ている相手だったから一気に倒せたけれど、起きていたらかなり苦戦していたはずだもの。
運がよかったよ。
「それにヴァイパー系の討伐方法の教授も本当にありがたい。夏は特使様のおかげにより見回り程度で済むでしょう。秋に個体数が増えていたとしても、特使様から教わった方法を実践できれば被害はわずかで済むはずです。特にヴェノムヴァイパーの倒し方。あれには頭を悩ませていましたからな」
「あれは私も驚きました。まさか、自分の毒で自滅するだなんて想像もしておりませんでしたから」
「いえいえ、おかげでいろいろと対策が練れそうです。いままでは毒液をかいくぐって近接戦を挑んでいたため、毒に侵され倒れる冒険者が多かったのですが、今後はその心配が一気に減る。万が一、あちらが対抗策を覚えてきたとしても。やつらの毒腺を先に《火魔法》で焼くという手段もありますからね」
なるほど、そういう手段もありになるのか。
いままでは、毒の被害を前提に戦っていたけれど、今後はその必要すらなくなるわけだ。
確かに、大きな発見かも。
「あと、初心者向けのウルフ狩り講習も助かりました。いままで、DランクやCランク冒険者にギルドから依頼して何度も開催していたのですが、人の集まりが悪く意味をなしていませんでした。そこを〝ウルフ狩りのステップワンダー〟直接の指導ということで、人が一気に集まりましたからな。あの講習でウルフ狩りの基本と解体術、なにより魔物が群れたときの恐ろしさを学んだ新人冒険者たちが仲間にそれを触れ回っているようです。おかげで、当ギルドの冒険者で構わないのでウルフ討伐の講習を開いてくれないかとの要望も出ている次第で」
「……やり過ぎましたか?」
「いえ、それくらいの慎重さを身につけないと冒険者はやっていけません。新人冒険者がゴブリン相手に少人数で挑んで返り討ちなどよくある話。まだ、安全なウルフ相手に集団で襲ってくる魔物の怖さを体感できるのです。いい勉強でしょう」
「それならいいのですが」
私、やり過ぎたかもって思っていたからね。
あれくらい派手にやらないと意味がないとは考えていたけど、かといって脅しすぎたかなっても思っていたし。
死人は増えてほしくないものね。
「さて、前置きはこれくらいにして本題に入りましょう」
「はい」
きた、ここからが本当の勝負だ。
できるだけ、アイリーンの街に有利になるよう条件を引き出さないと。
「まず、一般冒険者の集まりです。こちらはそこそこのペースですね。やはり鋼の武器がもらえるというのが大きいようです。ただ、本音を言えばもう少しほしい。鋼の中に魔鉄を混ぜた合金製の装備に変えてもらいたい」
「なるほど。帰ったら交渉してみましょう」
「いえ、特使様が交渉する必要はありません。私が直接出向きますので」
「え?」
「まあ、話を最後までしましょう。次に、アルケミストやブラックスミスを始末するための隠密行動部隊。こちらもお貸しいたしましょう。こちらの金額は、ギルドマスター同士の折衝で決めさせていただきます」
「わかりました。そのほかには?」
「昨日、特使様に倒し方を教わった冒険者たちの中から、10名あまりが今回の〝オークの砦〟攻略戦に志願しています。さすがにこの者たちを金貨10枚でお貸しするわけには参りません。こちらもギルドマスター同士の折衝で決めるとしましょう」
なんだかアイリーンに有利な話ばかりになっているけれど、いいのかな?
ちょっと怖くなってきた。
「なに、この数日間で特使様がドラマリーンの街に貢献してくださったことを考えれば安いものです。それほど、あなたの功績は大きかった」
「評価いただきありがとうございます。ほとんど私のわがままだったというのに」
「気にしておりませんよ。それがお互いの利益になったのです。昨日も質のいいキラーヴァイパーとヴェノムヴァイパーが大量に入手できました。結果として、特使様から買える量が少なくなってしまいましたが……」
「いえ、この街の方々が狩った分を優先してください。私が狩った分はアイリーンで領主様やギルドマスター様と相談しながら売りに出します」
「そうしてくださると助かります。さて、そろそろ私たちもアイリーンに出発いたしましょうか」
「はあ。私はキントキを使って8時間ほどでたどり着けますが、デレック様はどうやって?」
「私の『天職』ですが、〝ビーストテイマー〟なんですよ。私が従えている魔獣を使います」
うわ、〝ペットテイマー〟以外のテイマー系『天職』の方に初めてお目にかかっていたよ。
これ、キントキが置いていかれないかなぁ?
つまり、ホテルセイレーンに泊まれるのも今日が最後というわけだ。
なんだか名残惜しいなぁ。
メイナお姉ちゃんとミーベルンを取れてきてあげたいなぁ。
夕食のためのドレスに着替えてそんなことを考えていると、ドアがノックされて支配人がやってきた。
一体なんのようだろう?
「特使様、お食事前に失礼いたします」
「いえ、気にしません。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「はい。当ホテルの会員証をお渡しするために参りました」
会員証!?
このホテルって会員制だったの!?
「当ホテルでは中グレードの部屋以上に泊まるためには会員証が必要となります。こちらの会員証で泊まれるのは中グレードの部屋となりますが、よろしいでしょうか?」
「もちろんです。普段の私にはこのような豪華な部屋は分不相応ですので」
「それでしたらよかった。ご家族とともにまた当ホテルへお越しください。そのときは、また歓迎させていただきます」
「はい。家族とともにまたきます」
やった!
メイナお姉ちゃんとミーベルンを連れて一緒にこのホテルに泊まれる!
グレードは落ちてもこのホテルなら期待できるし、〝オークの砦〟が片付いたらすぐにでもふたりを連れて遊びに来たいな!
さて、私も食事の時間があるし、会員証を《ストレージ》にしまったら食堂に行かなくちゃ。
そこで今日もアラベラさんの素晴らしい歌声を聴きながら夕食を食べ、滞在最終日ということでしっかりとあいさつをしたら、部屋に戻って体の汚れを落としてから就寝。
明日は特使として動かなくちゃいけないからね。
最後の朝食も食べたら、特使服に身を包んで冒険者ギルドへといざ出陣。
昨日も大分好感触が引き出せていたけれど、それとこれとは話が別だよね。
気を緩めないようにしなくちゃ。
「いらっしゃいませ、特使様。ギルドマスターとの面会ですね?」
「はい。案内いただけますか?」
「もちろんです。こちらへどうぞ」
今回も受付長のマリエさんに案内していただきギルドマスタールームへ。
そこでノックして入室許可をもらって入ると、前回とは違い威圧はされなかったね。
今日はミィちゃんも連れてきているからよかった。
「昨日ぶりですな、特使様。まずは座って話しましょう」
「はい。本日はよろしくお願いします、デレック様」
「ええ、よろしくお願いします」
さて、ここからが特使としてのお仕事だ。
とはいっても、決められることはほとんどないもない、お飾りなんだけど。
「まずは、お礼を。ヴァイパーの大討伐および討伐方法の教授。並びに、新人冒険者たちへのウルフ狩り指導を行ってくださり本当に助かりました。これで今年は例年よりも全体の死者数を減らすことができます」
「いえ、私がやりたくてやったことですのでお気になさらず」
「そうも行きますまい。キラーヴァイパーを百匹以上退治していただき、悩みの種だった特殊変異個体まで討伐。ヴェノムヴァイパーもかなりの数を減らしていただいた上、未観測だった特殊変異個体まで倒していただけたのです。ヴェノムヴァイパーの特殊変異個体など街に攻めてこられたら、どのような被害が出ていたか」
そうだよね。
私も大人しく寝ている相手だったから一気に倒せたけれど、起きていたらかなり苦戦していたはずだもの。
運がよかったよ。
「それにヴァイパー系の討伐方法の教授も本当にありがたい。夏は特使様のおかげにより見回り程度で済むでしょう。秋に個体数が増えていたとしても、特使様から教わった方法を実践できれば被害はわずかで済むはずです。特にヴェノムヴァイパーの倒し方。あれには頭を悩ませていましたからな」
「あれは私も驚きました。まさか、自分の毒で自滅するだなんて想像もしておりませんでしたから」
「いえいえ、おかげでいろいろと対策が練れそうです。いままでは毒液をかいくぐって近接戦を挑んでいたため、毒に侵され倒れる冒険者が多かったのですが、今後はその心配が一気に減る。万が一、あちらが対抗策を覚えてきたとしても。やつらの毒腺を先に《火魔法》で焼くという手段もありますからね」
なるほど、そういう手段もありになるのか。
いままでは、毒の被害を前提に戦っていたけれど、今後はその必要すらなくなるわけだ。
確かに、大きな発見かも。
「あと、初心者向けのウルフ狩り講習も助かりました。いままで、DランクやCランク冒険者にギルドから依頼して何度も開催していたのですが、人の集まりが悪く意味をなしていませんでした。そこを〝ウルフ狩りのステップワンダー〟直接の指導ということで、人が一気に集まりましたからな。あの講習でウルフ狩りの基本と解体術、なにより魔物が群れたときの恐ろしさを学んだ新人冒険者たちが仲間にそれを触れ回っているようです。おかげで、当ギルドの冒険者で構わないのでウルフ討伐の講習を開いてくれないかとの要望も出ている次第で」
「……やり過ぎましたか?」
「いえ、それくらいの慎重さを身につけないと冒険者はやっていけません。新人冒険者がゴブリン相手に少人数で挑んで返り討ちなどよくある話。まだ、安全なウルフ相手に集団で襲ってくる魔物の怖さを体感できるのです。いい勉強でしょう」
「それならいいのですが」
私、やり過ぎたかもって思っていたからね。
あれくらい派手にやらないと意味がないとは考えていたけど、かといって脅しすぎたかなっても思っていたし。
死人は増えてほしくないものね。
「さて、前置きはこれくらいにして本題に入りましょう」
「はい」
きた、ここからが本当の勝負だ。
できるだけ、アイリーンの街に有利になるよう条件を引き出さないと。
「まず、一般冒険者の集まりです。こちらはそこそこのペースですね。やはり鋼の武器がもらえるというのが大きいようです。ただ、本音を言えばもう少しほしい。鋼の中に魔鉄を混ぜた合金製の装備に変えてもらいたい」
「なるほど。帰ったら交渉してみましょう」
「いえ、特使様が交渉する必要はありません。私が直接出向きますので」
「え?」
「まあ、話を最後までしましょう。次に、アルケミストやブラックスミスを始末するための隠密行動部隊。こちらもお貸しいたしましょう。こちらの金額は、ギルドマスター同士の折衝で決めさせていただきます」
「わかりました。そのほかには?」
「昨日、特使様に倒し方を教わった冒険者たちの中から、10名あまりが今回の〝オークの砦〟攻略戦に志願しています。さすがにこの者たちを金貨10枚でお貸しするわけには参りません。こちらもギルドマスター同士の折衝で決めるとしましょう」
なんだかアイリーンに有利な話ばかりになっているけれど、いいのかな?
ちょっと怖くなってきた。
「なに、この数日間で特使様がドラマリーンの街に貢献してくださったことを考えれば安いものです。それほど、あなたの功績は大きかった」
「評価いただきありがとうございます。ほとんど私のわがままだったというのに」
「気にしておりませんよ。それがお互いの利益になったのです。昨日も質のいいキラーヴァイパーとヴェノムヴァイパーが大量に入手できました。結果として、特使様から買える量が少なくなってしまいましたが……」
「いえ、この街の方々が狩った分を優先してください。私が狩った分はアイリーンで領主様やギルドマスター様と相談しながら売りに出します」
「そうしてくださると助かります。さて、そろそろ私たちもアイリーンに出発いたしましょうか」
「はあ。私はキントキを使って8時間ほどでたどり着けますが、デレック様はどうやって?」
「私の『天職』ですが、〝ビーストテイマー〟なんですよ。私が従えている魔獣を使います」
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