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第百七十二話
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「アリアさんだっけ? めっちゃごはん美味かったわ!」
「拾った方と暮らすなんて不思議な生活ですけど、案外うまくやれてるみたいですね」
「ん、アリアは気使い過ぎてむしろこっちの方が悪い気がしてくる」
食費だなんだと理由をつけて渡しているが、困ったことに何か私物を買おうってそぶりを見せない。
何なら余計なお金を渡しても苦笑いをしながらやんわりと返されてしまう。
勿論消耗品だとかの必要なものは買っているようではあるが、それにしたって欲がなさすぎるんじゃないだろうか。
もっと私を頼って……いや、もしかしたらお金を渡せば、ずっと一緒にいてくれると思っているのかもしれない。
私にはなにもない。お金だけだ、お金とモンスターを倒せる暴力だけがある。
何をしたらアリアはずっと一緒にいてくれるのだろう、何を言ったらそばにいてくれるのだろう。
どうしたらいいのか全然分からない。
前はあれだけ欲しいと、あれば幸せになれると思っていたお金が今は使い切れないほどあるのに、どう考えてもそれで彼女を抑えきることが出来ない気がして。
私は贅沢を知ってしまったみたいだ、一緒に誰かがいてくれる贅沢を。
いつかいなくなるのに。
最初からその予定だった。体が治って、元気になって、一人で彼女が暮らしていけるようになったら別れる。
きっと彼女がパートなんて始めたからだろう、病院から帰った時は当然だと思っていた未来が、今はこんなに考えたくない。
「はろーはろー! えにぼでぃほーむ?」
「わっ!?」
ツンツンこめかみを突く琉希の指。
「意識大気圏に飛んでましたよ?」
「二人共いつ帰るのかなって考えてた」
「やーんつれない! この! この! まだ大切な用事が済んでないですよ!」
「え……まだ居座る気なの?」
「イヒヒ、腹ごしらえも済んだらすることは一つっしょ!」
バシバシと芽衣が叩くそれは琉希が持って来た、据え置き型の新型ゲーム機であった。
◇
私が操作するのは強そうなムキムキの男。
しかし芽衣によって操られる、ふざけた髪型をした金髪の男によって一方的に嬲られ、無慈悲に地面へと叩きつけられる。
「フォリっち、ざっこぉ!」
「ふぬぬ……っ! も一回っ! もう一回だけっ! もう操作覚えたから!」
くそ、こっちは初心者だぞ。
しゃがんでるだけの癖近寄った瞬間ぼこぼこにされるこの理不尽、近づかないと殴れないでしょ普通!
なんなら菓子を食いながら余裕の表情すら浮かべる彼女。
初心者の私程度何をしていてもボコれるという余裕、腹立たしいことに私の攻撃はこれっぽっちとて届いておらず、その余裕の顔をどうこうすることもできない。
悔しい、こんな一方的に負けるなんて。
だめだこんなの認められるわけがない、せめて一勝をもぎ取るまで……!
「え、次は私の番で……」
「琉希はこれでも食べててっ!」
横からコントローラーへ手を伸ばす彼女の口へ、崩壊を止めたお礼だと見知らぬおばあちゃんに手渡された大福をねじ込む。
唇を尖らせながらそれを食べる彼女。しかしその中身と味に気付いてからは頬を緩ませ、ゆっくり味わい始めた。
「あ……これ中にイチゴとクリームも入ってますね……フォリアちゃん、これまだあります?」
「箱で貰ったから好きに食べてて!」
「あ、ウチも一つもらうわ。はいフォリっち」
なぜか芽衣によって私の口にもねじ込まれる大福。
「ウチさ、本当はもうちょっと知りたかっただけなんだよ。おんなじくらいの年齢であんだけ強い子が、普段何考えてどんな生活してるのかさ。でも話してみたら普通の女の子だった」
彼女は汚れた手を布巾で拭いた後、私へそれを手渡しつつそう口を開いた。
ちょっと何を言っているのか分からなかったので私も手を拭き、芽衣が油断している隙に戦闘開始のボタンを連打し急速接近、さっきソフトのケースに入っていた説明書を見て覚えたコンボを叩きこむ。
「……ふん。一撃貰った!!!!!!」
行け筋肉!
お前の筋肉はひょろい金髪を叩き潰すためにあるんだ! やれ! 倒せ!
「フォリっちあとでSNSのアカ交換しない? はいウチの勝ち~」
しかし私のムキムキ男は一切の操作も効かず、空中で連続コンボを叩きこまれて無慈悲に散っていった。
「……やだ」
「え? 今の流れで断っちゃう? 今完璧に友情生まれる流れだったじゃん? じゃん? 友情ボンドでメイクフレンズだったじゃん?」
長々としゃべりながらしれっとこっちをぼこぼこにするような奴と、どうしてアカウント交換しなくちゃいけないんだ。
その時、突如として持ち上げられる私の右手。
琉希によって操られたそれはスマホの指紋認証へと押し付けれ、無機質な輝きをともすスマホの画面がロックを解除されてしまった事を示していた。
「あ、これフォリアちゃんのスマホです」
勿論ただ解除しただけじゃない。
解除されたスマホを琉希は芽衣へ恭しく手渡し、よくやった、褒美だとクリーム大福を授かって平服をしていた。
いやそれ私が貰ってきたやつだし!
「琉希!?」
「センチめっちゃ有能! んじゃ勝手に登録しちゃうね」
「え、センチってあたしなんですか? そんな国際単位系遵守しそうなのがあだ名なんですか?」
裏切者が満面の笑みを浮かべ私の耳元で囁いた。
「お友達増えて良かったですね」
「……別に、欲しくなんてないし」
スマホを胸に抱きしめ嘯く。
片意地に彼女のアイコンをぐっと押し込んで現れた削除の文字、こんなものいらないと指を重ね――そのまま画面を落とす。
別に惜しくなったわけじゃない、消す必要もないだけだ。
こんなものあってもなくても変わらない、だから消さないだけなのだ。
「うーん、それにしても二人プレイ用のゲームばっかり持って来たのは失敗でしたね……フォリアちゃんだけと遊ぶつもりだったので」
「うちウーノ持ってるけど?」
得意げに流し目をした芽衣、慣れた手つきで分厚い箱からカードを取り出し混ぜ始める。
黒と赤で描かれた特徴的な裏面は世界中誰でも一度は見たことがあるし、遊んだことがあるであろう有名なカードゲーム。
「おお、芽衣ちゃんナイスです!」
軽快な指パッチンと共に琉希が同意、格ゲーでは永遠に勝てそうにない私もこれに乗る。
ウーノか。
小学生の頃ちょっとだけ混ぜてもらってやったことがある、色か数字を合わせてカードを出すだけのルールだし、これなら私でも勝てる気がするぞ。
よし、これでいこう。
今度は勝つ!
.
.
.
「う、ウノ! ウーノ!!」
芽衣の手札は2、琉希は3、対する私の手札は……赤の3一枚のみ。
「くふ……勝った」
「うーん、あたしは2ドロー三枚出しますね」
「そんじゃウチはドロー4、色は赤ね。はいフォリっちのターン」
「……ほ、ほぉぉぉ……!?」
あ、あれ? わたしのてふだ、こんなにたくさんあったっけ?
「もっ、もう一回! もう一回勝負! 次は勝つ!」
この戦い、絶対に負けられない……!
.
.
.
「皆、そろそろ寝るか帰るかした方が……」
短針と長針が仲良く天を指す頃、未だに煌々と明かりを零すリビングへアリアが足を運ぶ。
先ほどまで楽し気な笑い声が零れていた。
日々戦いに打ち込む彼女を年頃の少女然とさせてくれる貴重な友人、その貴重な時間を邪魔したくはないものではあったが、ここまで夜遅くなってしまうのも明日が大変だ。
しかし中を軽く伺った彼女は小さく嘆息し、家にある布団の数を脳内で数えつつ電話の下へ向かった。
「もしもし、泉都さん? そうなの、琉希ちゃん今日はこっちに泊まってもらってもいいかしら? 明日は学校もないのよね?」
仲良く肩を並べ寝息を立てる三人。
一人は会ったばかりとこの子は言い張っていたが、決してそうは見えない。
いや、たとえ会話や会った回数が数える程であっても、ここまで馴染んでいればそれが――
真ん中にいるフォリアが息苦しそうに身をよじるが、横の二人に抱き着かれ諦めたように芽衣へと首を倒した。
「そう、皆寝ちゃって。友達同士で遊び疲れちゃったみたい」
「拾った方と暮らすなんて不思議な生活ですけど、案外うまくやれてるみたいですね」
「ん、アリアは気使い過ぎてむしろこっちの方が悪い気がしてくる」
食費だなんだと理由をつけて渡しているが、困ったことに何か私物を買おうってそぶりを見せない。
何なら余計なお金を渡しても苦笑いをしながらやんわりと返されてしまう。
勿論消耗品だとかの必要なものは買っているようではあるが、それにしたって欲がなさすぎるんじゃないだろうか。
もっと私を頼って……いや、もしかしたらお金を渡せば、ずっと一緒にいてくれると思っているのかもしれない。
私にはなにもない。お金だけだ、お金とモンスターを倒せる暴力だけがある。
何をしたらアリアはずっと一緒にいてくれるのだろう、何を言ったらそばにいてくれるのだろう。
どうしたらいいのか全然分からない。
前はあれだけ欲しいと、あれば幸せになれると思っていたお金が今は使い切れないほどあるのに、どう考えてもそれで彼女を抑えきることが出来ない気がして。
私は贅沢を知ってしまったみたいだ、一緒に誰かがいてくれる贅沢を。
いつかいなくなるのに。
最初からその予定だった。体が治って、元気になって、一人で彼女が暮らしていけるようになったら別れる。
きっと彼女がパートなんて始めたからだろう、病院から帰った時は当然だと思っていた未来が、今はこんなに考えたくない。
「はろーはろー! えにぼでぃほーむ?」
「わっ!?」
ツンツンこめかみを突く琉希の指。
「意識大気圏に飛んでましたよ?」
「二人共いつ帰るのかなって考えてた」
「やーんつれない! この! この! まだ大切な用事が済んでないですよ!」
「え……まだ居座る気なの?」
「イヒヒ、腹ごしらえも済んだらすることは一つっしょ!」
バシバシと芽衣が叩くそれは琉希が持って来た、据え置き型の新型ゲーム機であった。
◇
私が操作するのは強そうなムキムキの男。
しかし芽衣によって操られる、ふざけた髪型をした金髪の男によって一方的に嬲られ、無慈悲に地面へと叩きつけられる。
「フォリっち、ざっこぉ!」
「ふぬぬ……っ! も一回っ! もう一回だけっ! もう操作覚えたから!」
くそ、こっちは初心者だぞ。
しゃがんでるだけの癖近寄った瞬間ぼこぼこにされるこの理不尽、近づかないと殴れないでしょ普通!
なんなら菓子を食いながら余裕の表情すら浮かべる彼女。
初心者の私程度何をしていてもボコれるという余裕、腹立たしいことに私の攻撃はこれっぽっちとて届いておらず、その余裕の顔をどうこうすることもできない。
悔しい、こんな一方的に負けるなんて。
だめだこんなの認められるわけがない、せめて一勝をもぎ取るまで……!
「え、次は私の番で……」
「琉希はこれでも食べててっ!」
横からコントローラーへ手を伸ばす彼女の口へ、崩壊を止めたお礼だと見知らぬおばあちゃんに手渡された大福をねじ込む。
唇を尖らせながらそれを食べる彼女。しかしその中身と味に気付いてからは頬を緩ませ、ゆっくり味わい始めた。
「あ……これ中にイチゴとクリームも入ってますね……フォリアちゃん、これまだあります?」
「箱で貰ったから好きに食べてて!」
「あ、ウチも一つもらうわ。はいフォリっち」
なぜか芽衣によって私の口にもねじ込まれる大福。
「ウチさ、本当はもうちょっと知りたかっただけなんだよ。おんなじくらいの年齢であんだけ強い子が、普段何考えてどんな生活してるのかさ。でも話してみたら普通の女の子だった」
彼女は汚れた手を布巾で拭いた後、私へそれを手渡しつつそう口を開いた。
ちょっと何を言っているのか分からなかったので私も手を拭き、芽衣が油断している隙に戦闘開始のボタンを連打し急速接近、さっきソフトのケースに入っていた説明書を見て覚えたコンボを叩きこむ。
「……ふん。一撃貰った!!!!!!」
行け筋肉!
お前の筋肉はひょろい金髪を叩き潰すためにあるんだ! やれ! 倒せ!
「フォリっちあとでSNSのアカ交換しない? はいウチの勝ち~」
しかし私のムキムキ男は一切の操作も効かず、空中で連続コンボを叩きこまれて無慈悲に散っていった。
「……やだ」
「え? 今の流れで断っちゃう? 今完璧に友情生まれる流れだったじゃん? じゃん? 友情ボンドでメイクフレンズだったじゃん?」
長々としゃべりながらしれっとこっちをぼこぼこにするような奴と、どうしてアカウント交換しなくちゃいけないんだ。
その時、突如として持ち上げられる私の右手。
琉希によって操られたそれはスマホの指紋認証へと押し付けれ、無機質な輝きをともすスマホの画面がロックを解除されてしまった事を示していた。
「あ、これフォリアちゃんのスマホです」
勿論ただ解除しただけじゃない。
解除されたスマホを琉希は芽衣へ恭しく手渡し、よくやった、褒美だとクリーム大福を授かって平服をしていた。
いやそれ私が貰ってきたやつだし!
「琉希!?」
「センチめっちゃ有能! んじゃ勝手に登録しちゃうね」
「え、センチってあたしなんですか? そんな国際単位系遵守しそうなのがあだ名なんですか?」
裏切者が満面の笑みを浮かべ私の耳元で囁いた。
「お友達増えて良かったですね」
「……別に、欲しくなんてないし」
スマホを胸に抱きしめ嘯く。
片意地に彼女のアイコンをぐっと押し込んで現れた削除の文字、こんなものいらないと指を重ね――そのまま画面を落とす。
別に惜しくなったわけじゃない、消す必要もないだけだ。
こんなものあってもなくても変わらない、だから消さないだけなのだ。
「うーん、それにしても二人プレイ用のゲームばっかり持って来たのは失敗でしたね……フォリアちゃんだけと遊ぶつもりだったので」
「うちウーノ持ってるけど?」
得意げに流し目をした芽衣、慣れた手つきで分厚い箱からカードを取り出し混ぜ始める。
黒と赤で描かれた特徴的な裏面は世界中誰でも一度は見たことがあるし、遊んだことがあるであろう有名なカードゲーム。
「おお、芽衣ちゃんナイスです!」
軽快な指パッチンと共に琉希が同意、格ゲーでは永遠に勝てそうにない私もこれに乗る。
ウーノか。
小学生の頃ちょっとだけ混ぜてもらってやったことがある、色か数字を合わせてカードを出すだけのルールだし、これなら私でも勝てる気がするぞ。
よし、これでいこう。
今度は勝つ!
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「う、ウノ! ウーノ!!」
芽衣の手札は2、琉希は3、対する私の手札は……赤の3一枚のみ。
「くふ……勝った」
「うーん、あたしは2ドロー三枚出しますね」
「そんじゃウチはドロー4、色は赤ね。はいフォリっちのターン」
「……ほ、ほぉぉぉ……!?」
あ、あれ? わたしのてふだ、こんなにたくさんあったっけ?
「もっ、もう一回! もう一回勝負! 次は勝つ!」
この戦い、絶対に負けられない……!
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「皆、そろそろ寝るか帰るかした方が……」
短針と長針が仲良く天を指す頃、未だに煌々と明かりを零すリビングへアリアが足を運ぶ。
先ほどまで楽し気な笑い声が零れていた。
日々戦いに打ち込む彼女を年頃の少女然とさせてくれる貴重な友人、その貴重な時間を邪魔したくはないものではあったが、ここまで夜遅くなってしまうのも明日が大変だ。
しかし中を軽く伺った彼女は小さく嘆息し、家にある布団の数を脳内で数えつつ電話の下へ向かった。
「もしもし、泉都さん? そうなの、琉希ちゃん今日はこっちに泊まってもらってもいいかしら? 明日は学校もないのよね?」
仲良く肩を並べ寝息を立てる三人。
一人は会ったばかりとこの子は言い張っていたが、決してそうは見えない。
いや、たとえ会話や会った回数が数える程であっても、ここまで馴染んでいればそれが――
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