マンション管理員とほほ日記

第二章

大規模マンション

今度の勤務先マンションは、350戸を超える大規模マンションなんです。
前任の方が亡くなられたということで、自宅から近いということで管理会社から私に代わらないかと声がかかりました。

その時の労務担当者の話では、はっきり言ってこのマンションはすごく暇だからという話でした。
で、一日だけ見学に行ったのですが、その日に勤務している管理員からもここは暇だよという話を聞きました。

その話を聞いて、週三日勤務から週四日となり一日の勤務時間も長いけれど、暇なら家からも近いし良いか　と代わることに決めました。

しかし、しかしですよ！
昨年末１２月から週四日勤務で始めましたが、とてもとても前のマンションとは比べ物にもならないくらい
忙しい！！！　のです。

住居戸数も前のちょうど倍あり、千人以上が住んでいるので考えれば暇なわけがないんです。
まんまと労務担当にしてやられました！

もう一人の勤務所は木金土の三日で、週前半と比べるとぜんぜん楽なんですよね
業者とかのいろんな保守点検とかは、大体週の前半に来ます。
勤めてみてそれがわかりました。

１日に管理室窓口にいろんな用件で来る住民の方は、約２０人もいます。
駐車場や駐輪場の申し込みや解約、車庫証明の依頼、いろんな部屋の予約、多種多様なクレーム（騒音や駐車場でのクレームが多い）、鍵の代わりのカードの登録などなど、毎日新たな出来事や事件が起こります。

千人以上の住んでいるので、ほぼ毎日違う人が来ます。
新しい人に毎日会うことになるので気を使います。
トイレや巡回のために管理室からも出ますが、その度に１０人以上の人と行きかうので、こんにちはと挨拶しまくりです。
しかし、こちらから声をかけても全く無視する人もいます。
１割くらいの人には無視されますね。

理不尽な依頼も数多くあります。
そのたびに俺はあんたの召使いじゃねーーー　と心の中で叫んでいます。

あと、頭に来るのがこれもほぼ毎日のようにある宅配の誤配です。
Amazonが最悪で、外国人の配達人が多いため、数字しか日本語が読めないためか、平気で隣のマンションなのにここの同じ部屋番号の宅配ボックスに入れてきたりします。
最近バイトの多いヤマトもひどくなっています。
何とかならないものか悩ましいです。