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2章
40話 イリュージョナルスフィア
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元魔王アスタロトがマナリスに関わっているとみてほぼ間違いはないとの話は分かった。
だがハルト達は魔王領の情勢などもまるで分らないので3人から色々と話を聞いた。
現在の魔王はアザゼル、サタナキア、イシュタム、イブリース、ヴェルゼ、レヴァイアの6人。
魔王と言う響きから、魔王達は人とは敵対関係にあると思っていたがそうではないらしい。
人の世界では文献もほとんど残っておらず敵対関係と思っている者が多いが、2000年ほど前までは人と魔族は共生していたそうだ。魔族には長寿な者も多くその時代の平和だった頃の様子も語り継がれているらしい。
ただし魔王の中でもヴェルゼとレヴァイアは敵対まではいかないが人をあまりよく思ってはいないそうだ。
更にイシュタムは魔族人問わず、自国の運営以外には興味すらないそうだ。
なのでまずサタナキアの様に人との調和を考えているアザゼルとイブリースにマナリスの計画を阻止するための協力を仰ぎたいとのこと。
既にサタナキアの腹心でありファーメルハイトの将軍バルバトスがアザゼルの元に向かっているらしい。
ハルト達はイブリースの勧誘に力を貸してほしいとのこと。
「そうは言ってもなぁ。俺ら自由に魔王領をうろつくわけにはいかないだろう?どうやってそのイブリースの元に向かえばいいんだ?」
「実は……人の国に現在3つある国のうちの1つ、深緑の都フォーレンシアは密かにイブリースが治めるホルストラインと国交を結んで人や魔族の出入りが行われていると聞きます」
「はぁ!?それって不可侵条約ってのに違反してるんじゃ?何故人も魔族もその2国を咎めないんだ?」
「どちらも特殊な地形に守られている鎖国国家で、外部への情報遮断も徹底しているようで噂程度の話しか流れて来ないのです。視察団が向かうにしても入国には厳重な審査があり、その間に証拠はもちろん隠蔽されているようです」
「そんな鎖国している国にどうやって潜り込んでイブリースに面会したらいいんですか……」
「ホルストラインは溶岩地帯に囲まれた国なので潜入は難しいでしょう。ですのでフォーレンシアからハルトさん達には潜入を試みて頂きたいのです」
「でもフォーレンシアって国も鎖国してるんだろう?」
「ええ、しかも周囲は世界でも有数の大樹海があります。更に樹海を抜けた先には国の周りを囲む大渓谷があり、国の出入りは唯一渡されている橋からしか厳しいとの話です」
うわぁ。そんなのどうやって潜入するんだよ……。
「聞く限り、とてもじゃないですがフォーレンシアに潜り込むことも厳しそうなんですけど……」
「普通の手では無理でしょうね。そこで……。アモン、例の物を」
「はい。ハルトさんこちらを」
手におさまる大きさの天球儀のような物を手渡された。天球は青い大きな宝玉で出来ている。
「これは……?」
「そちらはイリュージョナルスフィアと呼ばれている古代魔道具です。幻覚視のスキルが封じられおります」
「げんかくし?」
「ハルトさん。その魔道具に誰でもいいのでなりたい姿をイメージしながら魔力を込めてみてください」
そんなこと急に言われてもなぁ……。姿をイメージかぁ。
一番イメージしやすいのは……。
ハルトは姿を想像しながらイリュージョナルスフィアに魔力を込めた。
するとハルトの姿が変わっていき、一瞬でルナそっくりに変身してしまった。
「わっ、私!?」
ルナは突然現れたもう一人の自分の姿を見て驚いている。
「ルナが二人?」
ルシアとヒナタもその様子を見て混乱していた。
ただ一人シンだけは難しい顔で黙ってハルトの姿を眺めていた。
その様子を見ていたサタナキアはシンに話しかけた。
「シンさんもハルトさんの元の姿を認識できているのですね」
「完全に見えているわけではないけど、ルナさんの姿に時折ハルト様の元の姿が重なって二重に見えている」
「やはり、あなたもかなり強力な眼を持っておられるようですね」
皆が驚いているがハルトには自分がどう見えているのかわからない。
「俺って今ルナに見えてるってこと?」
サタナキアとシン以外の皆が頷いた。
「なるほど。この魔道具の力は使用者の姿を誤認させる力ってことか」
ハルトが納得したところでアモンが説明を始めた。
「いかにも。イリュージョナルスフィアは使用者の体に強力な認識阻害と幻術を纏わせる物です」
「シンには見えていたのは?」
「イリュージョナルスフィアの力を超えるより高度で特殊なスキルを持っている者には見破ることも可能ということです」
「それじゃすぐにばれてしまうんじゃ?先ほどの反応を見ると、サタナキアさんにも見えていたようだし」
ハルトの質問にサタナキアが答えた。
「そうですね。天痛眼があれば全ての幻術は見抜くことが可能です。ですがこの目は私の固有スキルですので他に持ち合わせている方はいません。天痛眼に準ずるスキルではアザゼルの持つ天眼くらいでしょう。その天眼のスキルもとても希少で数百年に1人、会得する者が現れるかどうかです。そうそう持つものはおりませんよ」
うちの街にもう二人もいるんですけど……。ははは。
アモンがハルトの不安を解消するために説明を続けた。
「私は心眼というスキルを持っておりますが、ハルトさんの姿を一切認識することが出来ませんでした。なので恐らく幻術の類を看破できる特性を持ったエクストラスキル以上のスキルでなければ見破れないと思います」
心眼ってナターシャが最初に言ってたあれか。ってことはこのアモンもかなりの実力ってことか。
「この魔道具の効果は分かったけど、これはどれくらいの効果が持続するものなの?」
「使用者の魔力にも左右されますが貴方がたほどの力があれば2~3時間は効力が継続すると思います」
「それだけ効果が継続するなら潜入するには十分……か」
「ええ、ただし、直接触れられると見た目との差異に気が付かれる可能性もありますし、結界の中や転送魔法での移動を行うと効果が消失してしまうのでご注意ください。当然戦闘を行い魔法をその身に受けたり、強い魔力をその身に受けると同じように効果が解除されます」
結界ってのはまだ分からないけど、転送魔法でもダメってことは恐らく異世界の扉を使っても効果が切れるってことか。化けてる間は魔力を受けないように気を付けるしかないな。便利な魔道具でも万能って訳ではないのか。
「わかった。これを使ってまずはフォーレンシアへ潜入、そこで情報を掴んでホルストラインに居るイブリースの元へ行けるようにしたらいいんだな」
「よろしくお願いします。協力を仰いでいるのですしこちらからもプルフラを貴方がたのサポートに付かせていただきます」
「よろしくお願いいたします」
「ああ、こちらからもよろしく頼むよ」
こうして少々面倒な潜入作戦が開始することとなった。
だがハルト達は魔王領の情勢などもまるで分らないので3人から色々と話を聞いた。
現在の魔王はアザゼル、サタナキア、イシュタム、イブリース、ヴェルゼ、レヴァイアの6人。
魔王と言う響きから、魔王達は人とは敵対関係にあると思っていたがそうではないらしい。
人の世界では文献もほとんど残っておらず敵対関係と思っている者が多いが、2000年ほど前までは人と魔族は共生していたそうだ。魔族には長寿な者も多くその時代の平和だった頃の様子も語り継がれているらしい。
ただし魔王の中でもヴェルゼとレヴァイアは敵対まではいかないが人をあまりよく思ってはいないそうだ。
更にイシュタムは魔族人問わず、自国の運営以外には興味すらないそうだ。
なのでまずサタナキアの様に人との調和を考えているアザゼルとイブリースにマナリスの計画を阻止するための協力を仰ぎたいとのこと。
既にサタナキアの腹心でありファーメルハイトの将軍バルバトスがアザゼルの元に向かっているらしい。
ハルト達はイブリースの勧誘に力を貸してほしいとのこと。
「そうは言ってもなぁ。俺ら自由に魔王領をうろつくわけにはいかないだろう?どうやってそのイブリースの元に向かえばいいんだ?」
「実は……人の国に現在3つある国のうちの1つ、深緑の都フォーレンシアは密かにイブリースが治めるホルストラインと国交を結んで人や魔族の出入りが行われていると聞きます」
「はぁ!?それって不可侵条約ってのに違反してるんじゃ?何故人も魔族もその2国を咎めないんだ?」
「どちらも特殊な地形に守られている鎖国国家で、外部への情報遮断も徹底しているようで噂程度の話しか流れて来ないのです。視察団が向かうにしても入国には厳重な審査があり、その間に証拠はもちろん隠蔽されているようです」
「そんな鎖国している国にどうやって潜り込んでイブリースに面会したらいいんですか……」
「ホルストラインは溶岩地帯に囲まれた国なので潜入は難しいでしょう。ですのでフォーレンシアからハルトさん達には潜入を試みて頂きたいのです」
「でもフォーレンシアって国も鎖国してるんだろう?」
「ええ、しかも周囲は世界でも有数の大樹海があります。更に樹海を抜けた先には国の周りを囲む大渓谷があり、国の出入りは唯一渡されている橋からしか厳しいとの話です」
うわぁ。そんなのどうやって潜入するんだよ……。
「聞く限り、とてもじゃないですがフォーレンシアに潜り込むことも厳しそうなんですけど……」
「普通の手では無理でしょうね。そこで……。アモン、例の物を」
「はい。ハルトさんこちらを」
手におさまる大きさの天球儀のような物を手渡された。天球は青い大きな宝玉で出来ている。
「これは……?」
「そちらはイリュージョナルスフィアと呼ばれている古代魔道具です。幻覚視のスキルが封じられおります」
「げんかくし?」
「ハルトさん。その魔道具に誰でもいいのでなりたい姿をイメージしながら魔力を込めてみてください」
そんなこと急に言われてもなぁ……。姿をイメージかぁ。
一番イメージしやすいのは……。
ハルトは姿を想像しながらイリュージョナルスフィアに魔力を込めた。
するとハルトの姿が変わっていき、一瞬でルナそっくりに変身してしまった。
「わっ、私!?」
ルナは突然現れたもう一人の自分の姿を見て驚いている。
「ルナが二人?」
ルシアとヒナタもその様子を見て混乱していた。
ただ一人シンだけは難しい顔で黙ってハルトの姿を眺めていた。
その様子を見ていたサタナキアはシンに話しかけた。
「シンさんもハルトさんの元の姿を認識できているのですね」
「完全に見えているわけではないけど、ルナさんの姿に時折ハルト様の元の姿が重なって二重に見えている」
「やはり、あなたもかなり強力な眼を持っておられるようですね」
皆が驚いているがハルトには自分がどう見えているのかわからない。
「俺って今ルナに見えてるってこと?」
サタナキアとシン以外の皆が頷いた。
「なるほど。この魔道具の力は使用者の姿を誤認させる力ってことか」
ハルトが納得したところでアモンが説明を始めた。
「いかにも。イリュージョナルスフィアは使用者の体に強力な認識阻害と幻術を纏わせる物です」
「シンには見えていたのは?」
「イリュージョナルスフィアの力を超えるより高度で特殊なスキルを持っている者には見破ることも可能ということです」
「それじゃすぐにばれてしまうんじゃ?先ほどの反応を見ると、サタナキアさんにも見えていたようだし」
ハルトの質問にサタナキアが答えた。
「そうですね。天痛眼があれば全ての幻術は見抜くことが可能です。ですがこの目は私の固有スキルですので他に持ち合わせている方はいません。天痛眼に準ずるスキルではアザゼルの持つ天眼くらいでしょう。その天眼のスキルもとても希少で数百年に1人、会得する者が現れるかどうかです。そうそう持つものはおりませんよ」
うちの街にもう二人もいるんですけど……。ははは。
アモンがハルトの不安を解消するために説明を続けた。
「私は心眼というスキルを持っておりますが、ハルトさんの姿を一切認識することが出来ませんでした。なので恐らく幻術の類を看破できる特性を持ったエクストラスキル以上のスキルでなければ見破れないと思います」
心眼ってナターシャが最初に言ってたあれか。ってことはこのアモンもかなりの実力ってことか。
「この魔道具の効果は分かったけど、これはどれくらいの効果が持続するものなの?」
「使用者の魔力にも左右されますが貴方がたほどの力があれば2~3時間は効力が継続すると思います」
「それだけ効果が継続するなら潜入するには十分……か」
「ええ、ただし、直接触れられると見た目との差異に気が付かれる可能性もありますし、結界の中や転送魔法での移動を行うと効果が消失してしまうのでご注意ください。当然戦闘を行い魔法をその身に受けたり、強い魔力をその身に受けると同じように効果が解除されます」
結界ってのはまだ分からないけど、転送魔法でもダメってことは恐らく異世界の扉を使っても効果が切れるってことか。化けてる間は魔力を受けないように気を付けるしかないな。便利な魔道具でも万能って訳ではないのか。
「わかった。これを使ってまずはフォーレンシアへ潜入、そこで情報を掴んでホルストラインに居るイブリースの元へ行けるようにしたらいいんだな」
「よろしくお願いします。協力を仰いでいるのですしこちらからもプルフラを貴方がたのサポートに付かせていただきます」
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こうして少々面倒な潜入作戦が開始することとなった。
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