転移想像 ~理想郷を再現するために頑張ります~

すなる

文字の大きさ
36 / 66
2章

35話 腹ごしらえと通貨

しおりを挟む
マティアが入り込んだお店はどうやら軽食屋のようだ。

周りのテーブルを見ると甘味やサンドイッチのようなものが運ばれてきていた。

当然3人は文字が読めないので注文はエルロンに丸投げである。
「はぁ…お前ら文字くらいそろそろ覚えろよな…」
悪態をつきながらもなんだかんだ各自の趣向を確認してから注文するエルロン。
口と態度は悪いがやはりいい奴である。

「へー、このケーキ旨いな。上にかかってる紫色のこれは何のソースだろう?」
イザがそう言うと店員に声が聞こえていたようで猫人族のウエイトレスがイザの元に来て説明してくれた。
「こちらのソースはルナベリーのソースですよ♪」
「ルナベリー?聞かない果物だな」
「お客さん王都の外から来られたんですか?ルナベリーはこの国では染料にも使われているくらいメジャーな果物ですよ。その名の通り月のような形の果実です」

「へー。他にもこの国の特産品とかってあるのか?」
「んー、そうですねぇ…北の方では通年でオランの栽培も盛んですし、あとはもう少し時期は先になりますがモナットですかね?」
「もなっと?」

「はい。そのままでも美味しいですし、茹でで食べると甘いお芋みたいで美味しいんです♪秋になると多く出回るので、甘く煮たモナットをうちのお店のケーキにもよく使っていますよ♪」
(なるほど…向こうの栗に近い食べ物なのかな?)

「お姉さんありがとね」
「いえいえ♪ごゆっくりおくつろぎください♪」
店員とのやり取りを見ていたエルロンが変な顔をしている。
「イザさん甘味処でもはじめる気か…?」
「!!」
その言葉にマティアが超反応を示して食いついた。
「ご主人様!私それ賛成!」
マティアは期待に目を輝かせている。

「いやいや、ただ気になっただけでそんなこと考えてないよ。ってか俺お菓子なんてつくったことないし…」
マティアはがっかりして肩を落としている。
「まぁ帰る前に小麦を仕入れておいて、ラナたちに言ってケーキやクッキー作りにもチャレンジしてもらうか」
それを聞いて一瞬でマティアの機嫌は治った。


「それにしてもこんなに呑気にしていていいんですかねぇ。向こうは今頃潜入してるころでしょう?」
「まぁ向こうは向こう。俺らは囮なんだからのんびりして隙だらけにしておくのが今の役目さ」
銀牙は普段から頭で考えて動くタイプではないのでこういったことは苦手なようだ。

(銀牙とは逆にマティアは普段から隙だらけで一切しまりがないからこういうのはかなり向いてるかもな…)
満足そうにケーキをほおばるマティアを見てイザは笑った。


イザたちは食事を終えたので飲み物を注文するために店員を呼んだ。

「ご注文承りました~♪少々お待ちくださいませ」
猫人の店員は注文を取るとニコッと笑い奥に戻っていった。

イザは周りのテーブルを見渡して見たがやはり亜人族の姿はなかった。
「やっぱここも人間種と獣人種だけか」
「まだ気にしていたのか?今はそんなこと気にしても仕方ない」
エルロンは任務に集中しろと言わんばかりにため息をついた。

「まぁそうだけどさ。うちの街にはラミアたちも居るからやっぱこの雰囲気はちょっと気になってさ。もし始まりの村に人が増えてもっと大きくなったとして、こんな感じになったら嫌だなぁと思ってね」
「それはないんじゃないですか?イザさんを慕って集まるものならそんなこと考えないと思いますよ?俺もそうですし」
「いや、お前は厳密には獣人ではないだろうよ」

「俺も銀牙さんと同じ意見だ。でもイザさんがそこを不安に思うのならそういった考えに至らせないように住むものを厳選するか、決まり事を作っていけばいいんじゃないか?」
「うーん。厳選てのもなんかやだし、堅苦しい決まりごととかは作りたくないんだけどなぁ」

「おまちどうさまです。こちらご注文のオランジュースです♪」

「やっぱオランはうまいなぁ。これ村に種を持って帰って栽培できないかな?」
「ご主人様それ名案!!」
「いくら魔法で成長を促すといっても、死の森でこの地方の特産品が育つのか?さすがに環境差は埋まらないんじゃないか?」

そんな話をしているとラナから念話が入った。
『イザ様、我々はこれから敵の内部に潜入します』
『うまく釣れたか』
『ええ、内通者の一人…ララは隷属の契約で従えさせられていたようです』
『なるほど。ララも無理やり契約によって強制されていたってところか。もう一人の内通者は接触してきたか?』
『いえ、さすがに表の立場もあるでしょうし、一見の我々の前には姿を現しませんでしたね』
『そりゃそうか。これから潜入するってなると念話は控えた方がいいだろうな』
『そうですね。イザ様もお気を付けください。敵の黒幕は我々3人よりも手練れの可能性があります。他にもどんなものが控えているのかわかりません』
『ラナたちよりも手練れか…分かった気を付けるよ。そっちも気を付けてくれ』
『はい』

念話を終えてイザは笑みを浮かべた。
その様子を見てエルロンはイザに話しかけた。
「向こうはうまくいってるようだな」
「ああ、でも一つだけちょっと厄介な話も出てきたな。
「厄介な話?」

「ああ、ラナ達と同等かそれ以上の相手があちらにも居るらしい」
「ラナさんと同じくらいか…俺じゃ敵いそうにないな。最近までずっと最強の冒険者をやってたのにここのところ俺よりも強者ばかりで心が折れるぜまったく」
エルロンはお手上げといった手振りをした。

「でもイザさんなら余裕でしょ?」
銀牙がのんきにそう答えた。
「俺は戦闘経験はからっきしだから正直そんなに強い相手には勝てるかどうか…」
「魔法で蹴散らしておわりですよ」
(そんなに簡単な相手ならこんなに大事になる前にだれかに討たれてるよ!!なんでこいつはこんなにのんきなんだ…よくこんな性格で死の森で数百年も生きてのこれたな…)

「とにかく相手の力量は分からない会敵した場合にはみんな油断せずにかかってくれ。アルマさんの情報だと魔人族のランスって奴もいるみたいだしな」


みんな食事を終えたので店を出ることにした。
会計は3人は通貨の価値も把握していないのでエルロンに任せた。
「おまえらなぁ…それくらいそろそろ覚えろよな!」
エルロンは怒っていたが渋々払ってくれた。
(やっぱなんだかんだ言っていい奴なんだよなぁ~)

ここでエルロンからこの世界での通貨の価値を教えてもらった。
というよりもこれ以上たかられたくないからと、強制的に覚えさせられた。


この世界では基本的に通貨は1種類。
通貨単位はドラグ、硬化はドラグ硬貨というそうだ。
紙幣は紙自体が量産できずに貴重なのでないらしい。

硬化は小銅貨、大銅貨、小銀貨、大銀貨、小金貨、大金貨と価値が上がっていくらしい。
小銅貨10枚で中銅貨1枚分、他も同じように10倍の価値になっていくらしい。
1つだけ特別な硬貨としてダンジョンで稀に手に入るミスリル銀貨というものもあるそうだ。金属としてのそれ自体の価値も高く、古代の通貨でもあるので1枚で大金貨5枚分の価値があるそうだ。ダンジョン探索をする冒険者は他の宝石やアイテムを狙うのはもちろんだが、鑑定を依頼する必要もなく換金しやすいこの硬貨を狙って探索するものが多いらしい。


王都に来る前に1泊したベルンの宿で4人分で3500ドラグ。小金貨1枚と大銀貨4枚だったので、一人一泊大銀貨3枚と小銀貨5枚の計算だ。
宿1泊を3500円と考えるとだいたい小銅貨が1円、大銅貨が10円、といった感じで大金貨は10万円くらいの価値になると知った。
(先日ファラン討伐の報酬で受け取った金貨は一人大金貨20枚だったから…200万!?4人分で800万!?あの魔法の武器そんなに貴重なものだったの!?ってかこの国そんなに金持ちだったの!?)

貨幣価値を知ってイザや銀牙が一気に金貨を持ち歩くのが不安になったのは言うまでもない。


それから適当な宿を探し少し早いが部屋を取ることにした。
日中はこれ以上街をうろついても仕掛けて来ないだろうという話になり、夜に備えることにした。
街を出歩いているときに4人とも誰かに見られているのは感じ取っていたが、流石に白昼堂々襲っては来なかった。

「大部屋が空いてなかったから一人ずつ別室になるけど、敵に何か動きがあれば念話で連絡してくれ」

こうして夜に備えて4人は早めに休むことにした。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛

タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】 田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

処理中です...