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レッツパーリィ! ですわ!2
しおりを挟む根性ねえな! その程度でクロード様をディスるとは片腹痛いわ!
ハイハイ、ちょろ甘ちょろ甘。
私はクロード様が尻派だろうが胸派だろうがスパンキング大好きだろうが寛大な心で受け入れますわ!
ですが、今のところクロード様の性癖や女性の趣味はあまり手元に来ていないの。
接待などで女性のいるところには、男性同士のお付き合いでいくことはあるようだけれど泊まることはないそうよ。それらを総合すると、クロード様は淡白な方だとは思うけど。
なんでそんな情報を得ているかって?
以前ボコった騎士見習いたちが何故か舎弟になっていて、とりあえず片っ端から貴族どもの弱みを寄越して流せと命令しているからでーす!
いつか、クロード様の役に立つような情報を握るのが夢なの……!
それで、クロード様に
『ベアトリーゼは頼りになります』
「なんてね! なんてねええええ!」
妄想のクロード様のお褒めの言葉に浮かれていると、廊下の柱から謎の黒づくめがばっと現れた。
進行方向に居て邪魔だったの。だから一人目をビンタでバチコンと張り倒したら、次から次へと出てきた。
妄想に夢中だった私はバチバチ叩きまくって、次から次へと沈めてしまったけれど。
何なのかしら、あの黒子どもは。あれか、一匹出たら三十匹はいるというゴキブリと一緒なのかな。
ブチ転がしたのはいいけれど、こいつら武器持っていて物騒だし通行の邪魔だわ。
でも、こいつらを警備兵に付き出したら面倒になりそう。
今日は折角クロード様にエスコートしていただいているのに……事件が起こったら、クロード様は仕事に向かわれてしまう。
このゴキブリどもに! クロード様との時間を奪われる! ガッテム!
由々しきことよ。私のご褒美タイムである至福のクロード様との時間が減ってしまう。
仕方ないので、怪しい黒服を全てひん剥いて人通りの少ない城壁に並べて亀甲縛りにして吊るした。余計なことをしゃべらないように顎を外しておけばオッケー! 物音を立てて人を呼べば漏れなくこの屈辱的な姿を晒すのですわ!
服は畳んで置いておいて、武器はへし折って刃を潰してべきゃべきゃにして並べて置いた。
全裸だけれど、顔の黒マスクは外さなかったのは私の慈悲の心です。
一仕事を終えて城壁から降りて、パーティ会場に戻る。
ダンスの時間には間に合うようにしなきゃ!
翌日、あのパーティで変態露出狂と王太子暗殺事件が同時に出たという紙面を発見。
世も末だなと思っていたら、何故か王宮のサロンに招待された。
糞親父宛じゃなくて、クロード様が持ってきてくださった。
セシリアやルビアナが自分たちも連れて行けと喚いていた。うるせえ! クロード様がエスコートしてくれるんじゃい! 恥部は黙ってろ!
なんかお相変らず真顔の王太子と、王様にキラキラのバッヂを貰った。
謁見の間なんて初めて行ったんですけど……クロード様に褒められたからいっかー!
あれ? サロンでお茶会じゃなかったっけ??
まあいいや、クロード様の盛装が素敵だったから!
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