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白虎帝にせまられて①
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鳴麗は半開きになった金色のパチパチと瞬きさせて、こくんと頷くとヘラヘラと笑った。黒龍族の雌にとって、この状態で『月の印』の事を認めるなんて、無防備にもほどがある。
さすがの白虎も、世間知らずの箱入り娘に呆れつつ口端に笑みを浮かべて囁いた。
「月が満ちて、お前に印が現れたらお前を雌にしてやる……そう言った事を覚えているか?」
「……はい。ぁ……」
鳴麗がまだ、本当の意味で成獣になっていないことは白虎帝の感で薄々気が付いていた。黒龍族にとって重要な『月の印』に対する知識も皆無だった彼女が、褐色の肌をほんのり赤く染めたのは、ようやくその意味を理解したと言う事だ。
『月の印』が現れ雌にしてやるということはつまり―――――。
「わ、私と結婚するんですか?」
「は? いきなりぶっ飛びすぎだろう」
「???」
鳴麗は、仲の良い身近な友人たちや両親の話を聞いていて、番えるようになったら将来を約束してすぐに伴侶になるものだと思っていた。
複雑な恋愛事情を抱えている霊獣達を目にしていないのか、彼女がまだ恋愛をしたことがないせいなのか頬を染めながら、慌てる様子を見ると白虎帝は思わず笑ってしまった。
「お前はことごとく俺の斜め上を行くな、鳴麗。過去に愛人になった雌でも、そんな恐れ多い事は口にしなかったぞ」
「ご、ごめんなさい」
またもや、やらかしてしまったと鳴麗は耳を頬につけるくらいしょんぼりとしならせたが、白虎帝は鳴麗の手首を抑え込み、さきほどよりも顔を近付けて言った。
「…………面白い」
「び、白虎さ……」
ふわりと、上品な香りがして水狼があの日自分にしたように、唇が重ねられた。驚いて目を見開いた鳴麗の唇の隙間から舌先が挿入される。
龍月の優しくいたわるような口付けとは異なり、手慣れた雄のリードするような深い口付けに一瞬頭が真っ白になり、呼吸が乱れた。
「んんっ……っはぁっ……」
舌先を舐られ、口腔内をくすぐるように辿られると、まるで体の奥にある導火線に火を付けられたように体が火照っていくのを感じた。
これは、昨日の夜に感じた『月の印』の症状で、初めての繁殖期に印が浮き上がると昼夜問わず、その衝動が体に現れるので気を付けなさいと義兄に言われたのを思い出した。
水狼の時も龍月の時も、そして白虎帝の時も雄と口付けてからこの強い衝動を感じてしまった。まさか、四聖獣の白虎帝の前でそれが現れるとは思わず呼吸を乱している事を気付かれないようにしながら、潤んだ瞳で暴君を見た。
様子のおかしい鳴麗の表情に気がついた白虎は薄い水色の瞳を細めて笑う。
すっと指先が鳴麗の首元の忍ばせると鎖骨のあたりに、はっきりと『月の印』を確認する事が出来た。
「鳴麗。お前を俺の愛人にしてやろう。その疼きを止めて欲しいだろ……?」
「白虎……っ……んっ、ぁっ……ふぁぁっ」
長い褐色の耳を舌先で辿るように舐められピクンと反応するように上向くと、耳たぶの付け根から首筋へとゆっくりと舌を這わせていく。
熱にうなされるように頬を染め敏感な肌を唇で甘噛みされると、感じた事の無い快感に鳴麗はぎゅっと瞳を閉じた。
こんな状態では部屋を出られない。
けれど神聖な神殿で、しかも武陵桃源の誓いでたくさんの霊獣や聖獣達が集まっているというのに、いつ誰が入ってくるかもわからない状況で、あんな恥ずかしい事をするなんてという気持ちでいっぱいになる。
「ふぁっ……止めて欲しい……で、ですけど、はぁ……はぁっ……んっ、やぁ、び、白虎様、困りま、んんっ」
「何が困る? 俺の口付けで雌の疼きを覚えてしまったのだろう。そんな顔であの場に戻れば雄を誘っているようなものだぞ……鳴麗」
同級生達が白虎帝様は、女癖が悪く怖い方だと言っていた噂は本当だった。
しかし、その視線も香りも洗練された仕草もこの武陵桃源にいる、多くの雌を惹き付けてしまうのも理解できる。
危険で強引な英雄に憧れる雌達の気持ちも頷けてしまうのだ。
龍月は自分の気持ちに迷いがあるならば、口付けをしないようにと助言をしたが、その先にある、鳴麗がまだ知らない未知なる体験に対しても信頼する義兄はそう答えるだろう。
「はぁ……っ、し、し、将来も誓ってないのに、こ、こ、交尾できません!!」
グイッと白虎の肩を押そうとしたが、ひ弱な雌の力では四聖獣の戦神の体を押し返す事は出来なかった。するすると鳴麗の帯に手をかけて脱がすと、白虎は鳴麗の腰を抱きながら引き寄せて囁いた。
「ならば、俺と将来を誓うか?」
「~~~!?」
どこまで本気かわからない甘い言葉も、免疫のない鳴麗は真っ赤になってしまった。あたふたする様子に、白虎は楽しそうに笑い月の印ができた鎖骨に深く口付けた。
相変わらず体は熱くなるばかりで、家族にしか見せた事の無い柔らかな乳房があらわになる。
傷一つない滑らかな褐色の肌に控えめな薄桃色の蕾が外気に触れてツンと立ち大きな白虎帝の手のひらが、優しく揉み解すように愛撫するとそれに反応するように体が震えた。
「んんっ、はぁっ……あっ、ゃ、やだ、はぁっ……ふぁ、び、白虎さま、んんっ、あふっ……あぁ、恥ずかしい……」
「仕方あるまい。まさか俺も口付けだけで発情するとは思わなかったからな」
下から包み込むように揉み、脇腹から乳房の付け根に指を這わせて刺激すると、鳴麗の肌から黒龍族の特有の花の濃い香りが立ち込めてくる。
黒龍族の雌と戯れるのは久しぶりだが、この魅惑的な香りは、聖獣の雄を刺激するには十分だった。
ふくらみに舌を這わせ乳輪までたどり着くと先端を避けて焦らすように舐めた。
「んっ、ゃっ……や、そ、それは何をしてるんですか、はぁっ……白虎さま……っ 気持ち……いい、やぁっ」
幼獣が母親の乳を飲むのは見かけた事があるが、雄がこんなふうに乳房を舐めるなんて鳴麗は赤面しながらも、柔らかく分厚い虎の舌先が肌や乳輪を舐める心地よさに、ますます下腹部が疼くような感覚を覚えた。
鳴麗がまだ、どの雄とも正式に交尾をしていないのだと知ると不思議と独占欲のようなものが湧いてくる。
この愛らしい雌を側におけば退屈せずに済みそうだ。
「そこはお前の感じる場所のようだな。指で触れても舌で舐めても甘い声で鳴く」
さすがの白虎も、世間知らずの箱入り娘に呆れつつ口端に笑みを浮かべて囁いた。
「月が満ちて、お前に印が現れたらお前を雌にしてやる……そう言った事を覚えているか?」
「……はい。ぁ……」
鳴麗がまだ、本当の意味で成獣になっていないことは白虎帝の感で薄々気が付いていた。黒龍族にとって重要な『月の印』に対する知識も皆無だった彼女が、褐色の肌をほんのり赤く染めたのは、ようやくその意味を理解したと言う事だ。
『月の印』が現れ雌にしてやるということはつまり―――――。
「わ、私と結婚するんですか?」
「は? いきなりぶっ飛びすぎだろう」
「???」
鳴麗は、仲の良い身近な友人たちや両親の話を聞いていて、番えるようになったら将来を約束してすぐに伴侶になるものだと思っていた。
複雑な恋愛事情を抱えている霊獣達を目にしていないのか、彼女がまだ恋愛をしたことがないせいなのか頬を染めながら、慌てる様子を見ると白虎帝は思わず笑ってしまった。
「お前はことごとく俺の斜め上を行くな、鳴麗。過去に愛人になった雌でも、そんな恐れ多い事は口にしなかったぞ」
「ご、ごめんなさい」
またもや、やらかしてしまったと鳴麗は耳を頬につけるくらいしょんぼりとしならせたが、白虎帝は鳴麗の手首を抑え込み、さきほどよりも顔を近付けて言った。
「…………面白い」
「び、白虎さ……」
ふわりと、上品な香りがして水狼があの日自分にしたように、唇が重ねられた。驚いて目を見開いた鳴麗の唇の隙間から舌先が挿入される。
龍月の優しくいたわるような口付けとは異なり、手慣れた雄のリードするような深い口付けに一瞬頭が真っ白になり、呼吸が乱れた。
「んんっ……っはぁっ……」
舌先を舐られ、口腔内をくすぐるように辿られると、まるで体の奥にある導火線に火を付けられたように体が火照っていくのを感じた。
これは、昨日の夜に感じた『月の印』の症状で、初めての繁殖期に印が浮き上がると昼夜問わず、その衝動が体に現れるので気を付けなさいと義兄に言われたのを思い出した。
水狼の時も龍月の時も、そして白虎帝の時も雄と口付けてからこの強い衝動を感じてしまった。まさか、四聖獣の白虎帝の前でそれが現れるとは思わず呼吸を乱している事を気付かれないようにしながら、潤んだ瞳で暴君を見た。
様子のおかしい鳴麗の表情に気がついた白虎は薄い水色の瞳を細めて笑う。
すっと指先が鳴麗の首元の忍ばせると鎖骨のあたりに、はっきりと『月の印』を確認する事が出来た。
「鳴麗。お前を俺の愛人にしてやろう。その疼きを止めて欲しいだろ……?」
「白虎……っ……んっ、ぁっ……ふぁぁっ」
長い褐色の耳を舌先で辿るように舐められピクンと反応するように上向くと、耳たぶの付け根から首筋へとゆっくりと舌を這わせていく。
熱にうなされるように頬を染め敏感な肌を唇で甘噛みされると、感じた事の無い快感に鳴麗はぎゅっと瞳を閉じた。
こんな状態では部屋を出られない。
けれど神聖な神殿で、しかも武陵桃源の誓いでたくさんの霊獣や聖獣達が集まっているというのに、いつ誰が入ってくるかもわからない状況で、あんな恥ずかしい事をするなんてという気持ちでいっぱいになる。
「ふぁっ……止めて欲しい……で、ですけど、はぁ……はぁっ……んっ、やぁ、び、白虎様、困りま、んんっ」
「何が困る? 俺の口付けで雌の疼きを覚えてしまったのだろう。そんな顔であの場に戻れば雄を誘っているようなものだぞ……鳴麗」
同級生達が白虎帝様は、女癖が悪く怖い方だと言っていた噂は本当だった。
しかし、その視線も香りも洗練された仕草もこの武陵桃源にいる、多くの雌を惹き付けてしまうのも理解できる。
危険で強引な英雄に憧れる雌達の気持ちも頷けてしまうのだ。
龍月は自分の気持ちに迷いがあるならば、口付けをしないようにと助言をしたが、その先にある、鳴麗がまだ知らない未知なる体験に対しても信頼する義兄はそう答えるだろう。
「はぁ……っ、し、し、将来も誓ってないのに、こ、こ、交尾できません!!」
グイッと白虎の肩を押そうとしたが、ひ弱な雌の力では四聖獣の戦神の体を押し返す事は出来なかった。するすると鳴麗の帯に手をかけて脱がすと、白虎は鳴麗の腰を抱きながら引き寄せて囁いた。
「ならば、俺と将来を誓うか?」
「~~~!?」
どこまで本気かわからない甘い言葉も、免疫のない鳴麗は真っ赤になってしまった。あたふたする様子に、白虎は楽しそうに笑い月の印ができた鎖骨に深く口付けた。
相変わらず体は熱くなるばかりで、家族にしか見せた事の無い柔らかな乳房があらわになる。
傷一つない滑らかな褐色の肌に控えめな薄桃色の蕾が外気に触れてツンと立ち大きな白虎帝の手のひらが、優しく揉み解すように愛撫するとそれに反応するように体が震えた。
「んんっ、はぁっ……あっ、ゃ、やだ、はぁっ……ふぁ、び、白虎さま、んんっ、あふっ……あぁ、恥ずかしい……」
「仕方あるまい。まさか俺も口付けだけで発情するとは思わなかったからな」
下から包み込むように揉み、脇腹から乳房の付け根に指を這わせて刺激すると、鳴麗の肌から黒龍族の特有の花の濃い香りが立ち込めてくる。
黒龍族の雌と戯れるのは久しぶりだが、この魅惑的な香りは、聖獣の雄を刺激するには十分だった。
ふくらみに舌を這わせ乳輪までたどり着くと先端を避けて焦らすように舐めた。
「んっ、ゃっ……や、そ、それは何をしてるんですか、はぁっ……白虎さま……っ 気持ち……いい、やぁっ」
幼獣が母親の乳を飲むのは見かけた事があるが、雄がこんなふうに乳房を舐めるなんて鳴麗は赤面しながらも、柔らかく分厚い虎の舌先が肌や乳輪を舐める心地よさに、ますます下腹部が疼くような感覚を覚えた。
鳴麗がまだ、どの雄とも正式に交尾をしていないのだと知ると不思議と独占欲のようなものが湧いてくる。
この愛らしい雌を側におけば退屈せずに済みそうだ。
「そこはお前の感じる場所のようだな。指で触れても舌で舐めても甘い声で鳴く」
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