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14歳
387 ずっと縋っている
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今日も今日とて、研究所に行くというユリスを見送って、部屋にこもる。外は寒くて、あんまり遊ぶ気にはなれない。それに、寒いと猫と犬がついて来てくれないのだ。
暇なので、前にブルース兄様に見繕ってもらった本で勉強する。本当はジェフリーに教えてあげる予定だったのに。ジェフリーがアーキア公爵家に帰ってしまって以来、なんとなく気まずくて会えていない。
パラパラと本を捲る。足元をうろうろしていた綿毛ちゃんを捕まえて、隣の椅子に座らせてあげる。
「綿毛ちゃんに教えてあげる」
『なんでぇ?』
首を傾げる綿毛ちゃん相手に、説明を試みる。お喋りな毛玉は、ふむふむ頷きながら聞いている。
「真面目に聞いて!」
『聞いてるよ』
カル先生の真似をして、綿毛ちゃんに勉強を教えてあげる。なんだか楽しい。相手が犬なのが、ちょっと不満だけど。
「綿毛ちゃんは大人になったら、なにするの?」
『え。大人? えっと、オレはもう大人かなぁ』
「そういえば、綿毛ちゃんはおじいちゃんだったね」
『違うよ!?』
もう何年生きているか分からないと言っていた。そうか。この毛玉は、ちっこいのに大人なのか。
「レナルドは大人でしょ? なにしてるの」
「なにって。ご存知の通り騎士をやっていますけど」
「なるほど」
ジャンにも目をやれば、彼はびくりと肩を揺らした。そんなに身構えなくてもいいのに。
「ジャンは、ずっと俺の従者やってね」
「もちろんです」
はきはき答えてくれるジャンに、へへっと笑みが込み上げてくる。ジャンは、いつでもちゃんと俺のそばに居てくれる。だから安心。
「そういえばレナルドさ。ニックが何歳かわかんなかった。訊いたんだけど。見てわかるでしょって言われちゃった」
「ニックは基本的に使えませんからね」
酷いことをこぼすレナルドに、苦笑がもれる。ニックは、たぶんセドリックの追っかけやるためにうちで働いている。仕事を放り出して、趣味に走っているのだ。静かだから目立たないが、実際のおサボり具合だけ見れば、アロンといい勝負だろう。
※※※
「アロン。まだ怒ってるの?」
「怒ってないですよ」
じゃあその不機嫌声はなんだ。
ムスッと腕を組んでいるアロンは、どう見ても怒っていた。
昼。
さりげなく俺の部屋に侵入してきたアロンは、我が物顔で椅子にふんぞり返っている。カツカツと靴で床を鳴らす苛々アロンに、ジャンがずっとビビっていた。可哀想なので、ジャンには休んでていいよと伝えた。それに乗じて、レナルドも部屋を出て行った。
ふたりきりの室内で、アロンは相変わらずムスッとしている。
おそらく俺に対してキレている。年齢云々の話をまだ引きずっている。怒っているのに、なんで俺の部屋にやってくるんだろうか。
苛々アロンにビビったのか。綿毛ちゃんも珍しく静かにしている。一方のエリスちゃんは、何も気にせず床でのびのびしている。さすが図太い猫である。
「アロン」
「なんですか」
手を組んで、じっとテーブルを見つめているアロン。まぁ、確かにな。今まで彼の誕生日をスルーしていた俺も悪かったとは思う。そこまで気がまわらなかった。アロンから「今日誕生日なんです」というひと言でもあれば、お祝いの言葉くらいは言っていた。でもそれすらなかったから、どうしようもなかった。アロンは俺の方から尋ねてほしかったみたいだけど、そんなこと考えもしなかった。
「アロンはさ」
「……ん」
「俺のこと好きって言ってくれるじゃん?」
「好きですよ」
ど直球な告白に、面食らう。ふいっと顔を逸らしながらも、苦い顔で「好きですよ」と言い放つアロン。
「でも今怒ってるじゃん」
「それとこれとは別ですよ。俺は、ルイス様に誕生日忘れられようが存在を忘れられようが。ずっと好きですよ、ルイス様のこと」
なんでそんなことが言えるのか。アロンは、軽々しく好きと口にする。
「なんで俺のことが好きなの?」
「ん?」
「だって俺。自分で言うのもあれだけど。我儘だし、あんまり大人じゃないし。顔は可愛いけどさ。それでもまだ子供だし」
『顔可愛いって、自分で言っちゃうんだ』
今まで黙っていた綿毛ちゃんが、唐突に寄ってくる。なんでだよ。俺が可愛いのは事実だもん。
「アロンはモテるでしょ。なんで俺なの?」
アロンがモテるのは、みていればわかる。たまにニックも「なんであのクソ野郎がモテるんだよ!」と、ひとりで激怒している。
アロンはイケメンだ。背も高くてかっこいい。猫を被っていれば、優しいお兄さんだ。おまけに伯爵家の長男でお金も持っている。いかにもモテそうな男なのだ。
そんな、言葉は悪いかもしれないが、いわゆる選び放題の地位にいる奴が、なんで俺に執着するのか。
「ルイス様は、俺を見てくれるじゃないですか」
「うん?」
そう言って、アロンは足を組む。ついでに腕も組んで、偉そうな姿勢だ。けれども、その視線だけは自信なさそうに彷徨っている。
「俺、周囲からの信用が皆無なので」
「あー、うん」
アロンはクソ野郎として有名である。なにかあれば、真っ先に彼が疑われることも珍しくはない。
でもそれは彼の日頃の行いがクソなせいであって、周囲だけが悪いわけでもない。
「もう何年前ですか? ルイス様を王宮に迎えに行った時。助けてやるって言われたのが、なんか、なんだろう。すげぇ嬉しかったんですよね」
「うん」
「ルイス様は何気なく言っただけかもしれませんけど。うーん。あの時のルイス様は、俺のことを単なる優しいお兄さんだと思っていたんでしょうけど。それでも。なんか、うん」
一向に視線の合わないアロンは、ついには俯いてしまう。首筋に手をやって、悩むように絞り出す彼は、間違いなく真剣に言葉を紡いでいた。
「助けてやるって、真正面から言われるのが随分と久しぶりで。好きだなぁって、思っちゃったんですよ」
その時のことであれば、俺も覚えている。
まだ俺がユリスをやっていた頃。あの誘拐騒動の時だ。捕まったアロンを助けに行くと、確かに言った。結局は、アロンは自力でどうにかしてしまったのだが。
「なんか、子供の言うことを真に受けるなって言われればそれまでなんですが。それでも俺は、あの日からずっと。ルイス様が俺を助けてくれると言った、あの言葉にどこかで縋っているんですよ」
すみません、と。
珍しく謝罪を口にしたアロンは、両手で顔を覆ってしまう。背中を丸めてテーブルに肘をつくちょっと情けない姿が新鮮で、俺は思わず手を伸ばしてしまった。
普段とは異なり、なんだか小さく見える背中を撫でれば、アロンが微かに肩を揺らした。
「そういう意味じゃないってのは分かってますよ。あの時のルイス様は、本当に何気なく。単に捕まった俺を助けてやるって意味で言ったことは、分かってます。それでも、なんか急に。ふとした時にね、ルイス様の助けに行くから待ってて欲しいって。うん。思い出しちゃうんですよ」
顔の見えないアロンが、今どういう気持ちなのか。俺には想像しかできないけど。
アロンが弱みをみせるなんて、滅多にないことだ。アロンはいつも飄々としているけど、同時にどこか警戒心のようなものを持っている。
アロンが、ブルース兄様やセドリックの前で弱音を吐くなんてあり得ない。アロンはいつも、全力で隙を見せないようにと頑張っている。それはきっと、アロンの育った環境が原因だと思う。ミュンスト伯爵家は、諜報活動を得意としてきた一族だというのは有名な話だ。
アロンはクソ野郎と言われて、常にへらへらしているが、周りは敵だらけなのではないだろうか。ブルース兄様だって、アロンのことを心の底から信頼しているといった様子でもない。
そんなアロンが、俺に背中を見せて無防備になるなんて、よっぽどのことだ。
「俺じゃだめですか?」
消え入りそうな小さな声に、ハッと手を止める。
「俺のなにがだめですか?」
静まり返る室内に、アロンの弱々しい声だけが響く。
「俺はずっと、ルイス様のことを考えています。だから」
テーブルに肘をついていたアロンが、俺の方へと微かに顔を向ける。流し目で俺を見遣った彼は、なんだか気怠い顔だった。
「ルイス様も、俺のこと考えて。忘れてなんてほしくない。俺は見ての通り我儘な人間なので。一瞬でもルイス様に忘れられると、やっぱり腹が立ちますよ」
囁くような声で、静かに訴えるアロンは、ふっと息を吐く。つられるように、肩の力を抜いた俺は、じっとアロンの瞳を見つめた。
「……アロンは、何歳?」
今なら教えてもらえそうな気がして、尋ねてみる。
「二十七ですよ」
「ブルース兄様より年上だ」
「そりゃそうですよ。どう見ても俺の方がお兄さんでしょ」
ふふっと。ようやく微笑んだアロンに、なんだか無性にホッとした。
テーブルから手を離して、うんと伸びをするアロンには、先程までの弱さは微塵も残っていなかった。
暇なので、前にブルース兄様に見繕ってもらった本で勉強する。本当はジェフリーに教えてあげる予定だったのに。ジェフリーがアーキア公爵家に帰ってしまって以来、なんとなく気まずくて会えていない。
パラパラと本を捲る。足元をうろうろしていた綿毛ちゃんを捕まえて、隣の椅子に座らせてあげる。
「綿毛ちゃんに教えてあげる」
『なんでぇ?』
首を傾げる綿毛ちゃん相手に、説明を試みる。お喋りな毛玉は、ふむふむ頷きながら聞いている。
「真面目に聞いて!」
『聞いてるよ』
カル先生の真似をして、綿毛ちゃんに勉強を教えてあげる。なんだか楽しい。相手が犬なのが、ちょっと不満だけど。
「綿毛ちゃんは大人になったら、なにするの?」
『え。大人? えっと、オレはもう大人かなぁ』
「そういえば、綿毛ちゃんはおじいちゃんだったね」
『違うよ!?』
もう何年生きているか分からないと言っていた。そうか。この毛玉は、ちっこいのに大人なのか。
「レナルドは大人でしょ? なにしてるの」
「なにって。ご存知の通り騎士をやっていますけど」
「なるほど」
ジャンにも目をやれば、彼はびくりと肩を揺らした。そんなに身構えなくてもいいのに。
「ジャンは、ずっと俺の従者やってね」
「もちろんです」
はきはき答えてくれるジャンに、へへっと笑みが込み上げてくる。ジャンは、いつでもちゃんと俺のそばに居てくれる。だから安心。
「そういえばレナルドさ。ニックが何歳かわかんなかった。訊いたんだけど。見てわかるでしょって言われちゃった」
「ニックは基本的に使えませんからね」
酷いことをこぼすレナルドに、苦笑がもれる。ニックは、たぶんセドリックの追っかけやるためにうちで働いている。仕事を放り出して、趣味に走っているのだ。静かだから目立たないが、実際のおサボり具合だけ見れば、アロンといい勝負だろう。
※※※
「アロン。まだ怒ってるの?」
「怒ってないですよ」
じゃあその不機嫌声はなんだ。
ムスッと腕を組んでいるアロンは、どう見ても怒っていた。
昼。
さりげなく俺の部屋に侵入してきたアロンは、我が物顔で椅子にふんぞり返っている。カツカツと靴で床を鳴らす苛々アロンに、ジャンがずっとビビっていた。可哀想なので、ジャンには休んでていいよと伝えた。それに乗じて、レナルドも部屋を出て行った。
ふたりきりの室内で、アロンは相変わらずムスッとしている。
おそらく俺に対してキレている。年齢云々の話をまだ引きずっている。怒っているのに、なんで俺の部屋にやってくるんだろうか。
苛々アロンにビビったのか。綿毛ちゃんも珍しく静かにしている。一方のエリスちゃんは、何も気にせず床でのびのびしている。さすが図太い猫である。
「アロン」
「なんですか」
手を組んで、じっとテーブルを見つめているアロン。まぁ、確かにな。今まで彼の誕生日をスルーしていた俺も悪かったとは思う。そこまで気がまわらなかった。アロンから「今日誕生日なんです」というひと言でもあれば、お祝いの言葉くらいは言っていた。でもそれすらなかったから、どうしようもなかった。アロンは俺の方から尋ねてほしかったみたいだけど、そんなこと考えもしなかった。
「アロンはさ」
「……ん」
「俺のこと好きって言ってくれるじゃん?」
「好きですよ」
ど直球な告白に、面食らう。ふいっと顔を逸らしながらも、苦い顔で「好きですよ」と言い放つアロン。
「でも今怒ってるじゃん」
「それとこれとは別ですよ。俺は、ルイス様に誕生日忘れられようが存在を忘れられようが。ずっと好きですよ、ルイス様のこと」
なんでそんなことが言えるのか。アロンは、軽々しく好きと口にする。
「なんで俺のことが好きなの?」
「ん?」
「だって俺。自分で言うのもあれだけど。我儘だし、あんまり大人じゃないし。顔は可愛いけどさ。それでもまだ子供だし」
『顔可愛いって、自分で言っちゃうんだ』
今まで黙っていた綿毛ちゃんが、唐突に寄ってくる。なんでだよ。俺が可愛いのは事実だもん。
「アロンはモテるでしょ。なんで俺なの?」
アロンがモテるのは、みていればわかる。たまにニックも「なんであのクソ野郎がモテるんだよ!」と、ひとりで激怒している。
アロンはイケメンだ。背も高くてかっこいい。猫を被っていれば、優しいお兄さんだ。おまけに伯爵家の長男でお金も持っている。いかにもモテそうな男なのだ。
そんな、言葉は悪いかもしれないが、いわゆる選び放題の地位にいる奴が、なんで俺に執着するのか。
「ルイス様は、俺を見てくれるじゃないですか」
「うん?」
そう言って、アロンは足を組む。ついでに腕も組んで、偉そうな姿勢だ。けれども、その視線だけは自信なさそうに彷徨っている。
「俺、周囲からの信用が皆無なので」
「あー、うん」
アロンはクソ野郎として有名である。なにかあれば、真っ先に彼が疑われることも珍しくはない。
でもそれは彼の日頃の行いがクソなせいであって、周囲だけが悪いわけでもない。
「もう何年前ですか? ルイス様を王宮に迎えに行った時。助けてやるって言われたのが、なんか、なんだろう。すげぇ嬉しかったんですよね」
「うん」
「ルイス様は何気なく言っただけかもしれませんけど。うーん。あの時のルイス様は、俺のことを単なる優しいお兄さんだと思っていたんでしょうけど。それでも。なんか、うん」
一向に視線の合わないアロンは、ついには俯いてしまう。首筋に手をやって、悩むように絞り出す彼は、間違いなく真剣に言葉を紡いでいた。
「助けてやるって、真正面から言われるのが随分と久しぶりで。好きだなぁって、思っちゃったんですよ」
その時のことであれば、俺も覚えている。
まだ俺がユリスをやっていた頃。あの誘拐騒動の時だ。捕まったアロンを助けに行くと、確かに言った。結局は、アロンは自力でどうにかしてしまったのだが。
「なんか、子供の言うことを真に受けるなって言われればそれまでなんですが。それでも俺は、あの日からずっと。ルイス様が俺を助けてくれると言った、あの言葉にどこかで縋っているんですよ」
すみません、と。
珍しく謝罪を口にしたアロンは、両手で顔を覆ってしまう。背中を丸めてテーブルに肘をつくちょっと情けない姿が新鮮で、俺は思わず手を伸ばしてしまった。
普段とは異なり、なんだか小さく見える背中を撫でれば、アロンが微かに肩を揺らした。
「そういう意味じゃないってのは分かってますよ。あの時のルイス様は、本当に何気なく。単に捕まった俺を助けてやるって意味で言ったことは、分かってます。それでも、なんか急に。ふとした時にね、ルイス様の助けに行くから待ってて欲しいって。うん。思い出しちゃうんですよ」
顔の見えないアロンが、今どういう気持ちなのか。俺には想像しかできないけど。
アロンが弱みをみせるなんて、滅多にないことだ。アロンはいつも飄々としているけど、同時にどこか警戒心のようなものを持っている。
アロンが、ブルース兄様やセドリックの前で弱音を吐くなんてあり得ない。アロンはいつも、全力で隙を見せないようにと頑張っている。それはきっと、アロンの育った環境が原因だと思う。ミュンスト伯爵家は、諜報活動を得意としてきた一族だというのは有名な話だ。
アロンはクソ野郎と言われて、常にへらへらしているが、周りは敵だらけなのではないだろうか。ブルース兄様だって、アロンのことを心の底から信頼しているといった様子でもない。
そんなアロンが、俺に背中を見せて無防備になるなんて、よっぽどのことだ。
「俺じゃだめですか?」
消え入りそうな小さな声に、ハッと手を止める。
「俺のなにがだめですか?」
静まり返る室内に、アロンの弱々しい声だけが響く。
「俺はずっと、ルイス様のことを考えています。だから」
テーブルに肘をついていたアロンが、俺の方へと微かに顔を向ける。流し目で俺を見遣った彼は、なんだか気怠い顔だった。
「ルイス様も、俺のこと考えて。忘れてなんてほしくない。俺は見ての通り我儘な人間なので。一瞬でもルイス様に忘れられると、やっぱり腹が立ちますよ」
囁くような声で、静かに訴えるアロンは、ふっと息を吐く。つられるように、肩の力を抜いた俺は、じっとアロンの瞳を見つめた。
「……アロンは、何歳?」
今なら教えてもらえそうな気がして、尋ねてみる。
「二十七ですよ」
「ブルース兄様より年上だ」
「そりゃそうですよ。どう見ても俺の方がお兄さんでしょ」
ふふっと。ようやく微笑んだアロンに、なんだか無性にホッとした。
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