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重量魔法の対決
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一瞬、会場は静寂に包まれた。それは、いつもテストで0点しか取らない奴が急に100点取る宣言を行ったり、走りが苦手な奴が、マラソンで1位を取る宣言をするのと等しい。この静寂は、恐らく呆気に取られたのだろう。自分の能力を把握出来ず、あまつさえ、凄まじい力を見せた相手に勝とうとしているのだ。そして、次の瞬間──会場は大爆笑に包まれた。お前には、絶対できない。そう言わんばかりの笑い声だ。
しかしイグターは、表情一つ変えずに分銅の上に行く。125キロの分銅ですら、これ以上無いほどに重たそうだと感じたが、これはもうそんな次元に無い。120キロの時からは少し大きくなり、圧迫感が違う。こんなものをいち学生が持ち上げられるとは思えない。味方であるはずの俺ですらそう思ってしまった瞬間。
「装着 豪傑の怪力よ!」
咆哮にも似たそれは、ある種暴力的に耳に飛び込んでくる。いつものふざけた感じのイグターは、そこにはいなかった。碧眼には、光が灯り集中具合が伺える。
それから腕に青白い筋が走る。1本、また1本とその量はどんどんと増えていく。モモルカや先ほどの少年なんか目じゃないほどに筋は入り続ける。
「ま、まだ入るの……」
流石のイチカも本音が零れる。慄いたように震えた声だ。
実例は二つしか見てない。だから、ハッキリとこうだと言いきれないかもしれない。だが、あの青白い筋がこの重量魔法の力量を図るものではないのか。仮にそうだとするならば、イグターの腕に今もまだ増え続けている青白い筋は、三人の中では飛び抜けている。
もはや筋ではない。腕自体が青白いくなっている。
そこでまで来てようやく青白い筋が入るのが止まり、その上から黒が覆い被さる。漆黒という言葉でも語りきれない、純黒が腕を覆い、天上より降り注ぐ陽光を見事に反射している。
イグターは黒光りした腕に力を入れ、輪の部分を強く握る。途端、ミシミシと軋む音がした。握っている部分が少し形を変える。イグターは、しかし気にした様子もなく、B組の少年と同様、そのままその場でジャンプをした。イグターの表情が少し歪むの遠目ながらわかった。しかし、130キロの分銅を持ち上げることを成功させ、先ほどより幾分激しい震動を起こした。立っていることすらままならない先ほどとは違い、実際に立っていることができなかった。その場に尻餅をついてしまう。これには実況のイチカだけでなく、モモルカですら言葉を失った。そこへイグターがまるで優勝したかのような勝鬨をあげる。
「よくやった!! イグター!!」
そんな中、俺は一番に声を上げてガッツポーズを作って見せた。イグターは屈託のない笑顔を浮かべ、ピースサインを作る。そして、イグターはゆっくりと宙を漂うように地上に降りてくる。
「……よ、予想外の状態ではありますが、現在、A組が120ポイント、B組が125ポイント、C組が130ポイントという結果になっております」
息詰まりながらも、そこまで言い切るとイチカはモモルカに視線の先を向けて訊く。
「ここで棄権しますか? まだやりますか?」
ここで棄権することもできる。でも、失敗したからといって獲得ポイントがゼロになるわけではない。なら、どうするか? そんなこと言わなくてもわかっている。
「挑戦するわ」
「おぉー! では、重さは?」
「140キロ」
モモルカはその紫色の目を少し俯かせなが答える。体に大きな負担をかけることになるのか、はたまた成功するときもあれば失敗するときもあるという弱気からか、言葉にもその振る舞いにも覇気がない。マフィア風の禿頭の男性講師が手のひらをかざし、中心に140キロと書かれた分銅を顕現させる。
ぞっとするような大きさだ。見ているこっちまでが怖くなる。しかし、モモルカはその華奢な体で分銅に向かう。深呼吸を幾回かしてから丁寧な詠唱を行い、遊空魔法を使用する。
「あれ? さっきはしなかったよな? 詠唱」
「うん。やっぱり140キロなんて重さを持ち上げるんだからその前で集中力を削ぎたくないんだろうね」
そりゃそうか。無詠唱で魔法を発動させるのは通常の魔法の数倍集中力が必要とされる。その後に、140キロという不可能に近い重さの分銅を持ち上げるのだ。たとえ少しでも集中力を残し、成功率を上げたいと思うのは普通だろう。
「装着 豪傑の怪力よ」
頂上部にまでたどり着いたモモルカの顔はあまりに遠くて、よく見えない。分かるのは、そこにいると言うことだけで、細かい表情などはこれっぽっちも分からない。
しかし、詠唱の声が震えているという事だけははっきりと分かった。
緊張しているのだろう。そう思いつつ、見つめているとモモルカはふわっと体を浮かせる。だがしかし──。140キロの分銅はぴくりともしない。腕を限界まで伸ばし、力いっぱいで分銅を引き上げようとしている。
「5、4、3──」
そこへ無情なるカウントダウンが始まる。0になった瞬間、モモルカの挑戦は終わり獲得ポイントは130で終了となる。
「い、やぁ、だァァーーッ!!」
切羽詰まった張り裂けそうな、悲鳴に似た声が轟く。
「1──」
実況イチカの隣に座る男性が、カウントダウンを進め0を言おうとした瞬間、ぶわっとささやかな、しかし確かな風が俺ら観衆に与えた。カウントダウンは、止まり誰もが分銅の下に注目した。隙間があるか否か──
「成功!」
カウントダウンをしていた男性は一転して声を高らかにそう宣言する。そして瞬間、モモルカはそれから手を離し有り得ないほどの地響きが起こる。
「なんとッ! A組モモルカが、140キロを持ち上げることに成功させました! これは歴代5位の結果になります。そして、これによりA組のポイントが140になり、現在1位ということになります」
1年A組が盛り上がりを見せる。
「しょぼいな。170キロ」
それらを嘲笑うかのように、B組代表の少年は言い放つ。マフィア風の男性講師によって170キロの分銅が顕現させられる。
「こ、これは!! 歴代2位の重さへの挑戦です!」
このイグノール学院の魔術演武祭史上に残る日となることは間違いないだろう。歴代5位の結果が出て、また歴代2位へ挑戦しようとする者が現れているのだ。
少年は、めんどくさそうに分銅の上まで移動するとさっと、その分銅を持ち上げる。
成功だ。
「なぁ、歴代1位って何キロだ?」
自分の番が回ってきたイグターは、実況のイチカがいる方を見て訊く。
「えっ? ……270キロですけど」
一瞬何を訊かれているのか分からない表情を浮かべたイチカだが、すぐに調子を取り戻し答える。するとそれを聞いたイグターは、不敵に微笑み高らかに言った。
「一瞬でこのゲームを終わらせてやるよ」
A組、B組からはふざけるな、といった声が飛ぶ。しかし、イグターはそれすらも一蹴する重さを口にする。
「1000キロだ」
前代未聞だろう。どこに1000キロを持ち上げようとする馬鹿がいる。そいつは馬鹿としか言いようがないだろう。
イグターは、楽しげに口角を釣り上げ、訝しげに1000キロの分銅を顕現させたマフィア講師を見る。高さはもう雲を穿つ校舎をも越えているかもしれない。それほどまでに高い。
「上に行くまでが大変だぜ」
そんな軽口を叩きながら、イグターは詠唱し遊空魔法を展開する。優しく、そよ風に乗ったようにふわっと浮き上がったイグターはそのままあまりスピードを出すことなく頂上部を目指す。しばらくするとイグターの姿は豆粒のように小さくなり、見えなくなった。それから10秒ほど経った時だ。聞き慣れない重厚感のある音と共に1000キロのそれが持ち上がった。唖然。呆然。言葉など出るわけがなかった。
前代未聞をイグターは成し遂げたのだ。学年の落ちこぼれクラスであるC組がそれを成し遂げた。
「お、お疲れ様です」
1000キロの分銅から降りてきたイグターに、イチカはそう言葉を掛けていた。
「おう」
これが始まった時、イグターを笑っていたイチカは嘘であるかのように縮こまり弱々しくなっている。
「えっと、それでは……A組モモルカ。挑戦しますか?」
***
イグターは次の挑戦を棄権した。分銅の上で何があったか分からないが、自身でそう判断をした。だが、結果は俺たちC組がダントツ1位の1000ポイント。2位がB組で230キロ。3位はA組で190ポイントとなった。正直モモルカは悔しそうだった。自分こそが一番になると思っていたのだろう。だがその結果が惨敗なのだ。俺以外にも気づいてた奴はいただろう。モモルカは目の端に涙を浮かべ、そのまま会場を後にしていた。恐らく、一人で泣きたいのだろう。
「なぁ、この後何だった?」
「射撃魔法よ。どうして?」
不思議そうな表情を浮かべるマリアに俺は、ちょっと、なと言ってその場を離れた。
何だかほっとけない、そう思えたんだ。
──一人で泣きたい時もある。
そんなことを言う人もいる。でも本当にそうか? 一人で泣いても寂しいだけだ。誰か隣に人がいて、慰めてくれる。その方がよっぽど楽になれると思う。弱音をぶちまけても、それを聞いてくれる人がいるのといないのでは大きな違いだ。一人で喚き散らしたところでただ虚しいだけだ。
だから、俺は少し気になって、様子を見ようとモモルカのあとをつけた。
しかしイグターは、表情一つ変えずに分銅の上に行く。125キロの分銅ですら、これ以上無いほどに重たそうだと感じたが、これはもうそんな次元に無い。120キロの時からは少し大きくなり、圧迫感が違う。こんなものをいち学生が持ち上げられるとは思えない。味方であるはずの俺ですらそう思ってしまった瞬間。
「装着 豪傑の怪力よ!」
咆哮にも似たそれは、ある種暴力的に耳に飛び込んでくる。いつものふざけた感じのイグターは、そこにはいなかった。碧眼には、光が灯り集中具合が伺える。
それから腕に青白い筋が走る。1本、また1本とその量はどんどんと増えていく。モモルカや先ほどの少年なんか目じゃないほどに筋は入り続ける。
「ま、まだ入るの……」
流石のイチカも本音が零れる。慄いたように震えた声だ。
実例は二つしか見てない。だから、ハッキリとこうだと言いきれないかもしれない。だが、あの青白い筋がこの重量魔法の力量を図るものではないのか。仮にそうだとするならば、イグターの腕に今もまだ増え続けている青白い筋は、三人の中では飛び抜けている。
もはや筋ではない。腕自体が青白いくなっている。
そこでまで来てようやく青白い筋が入るのが止まり、その上から黒が覆い被さる。漆黒という言葉でも語りきれない、純黒が腕を覆い、天上より降り注ぐ陽光を見事に反射している。
イグターは黒光りした腕に力を入れ、輪の部分を強く握る。途端、ミシミシと軋む音がした。握っている部分が少し形を変える。イグターは、しかし気にした様子もなく、B組の少年と同様、そのままその場でジャンプをした。イグターの表情が少し歪むの遠目ながらわかった。しかし、130キロの分銅を持ち上げることを成功させ、先ほどより幾分激しい震動を起こした。立っていることすらままならない先ほどとは違い、実際に立っていることができなかった。その場に尻餅をついてしまう。これには実況のイチカだけでなく、モモルカですら言葉を失った。そこへイグターがまるで優勝したかのような勝鬨をあげる。
「よくやった!! イグター!!」
そんな中、俺は一番に声を上げてガッツポーズを作って見せた。イグターは屈託のない笑顔を浮かべ、ピースサインを作る。そして、イグターはゆっくりと宙を漂うように地上に降りてくる。
「……よ、予想外の状態ではありますが、現在、A組が120ポイント、B組が125ポイント、C組が130ポイントという結果になっております」
息詰まりながらも、そこまで言い切るとイチカはモモルカに視線の先を向けて訊く。
「ここで棄権しますか? まだやりますか?」
ここで棄権することもできる。でも、失敗したからといって獲得ポイントがゼロになるわけではない。なら、どうするか? そんなこと言わなくてもわかっている。
「挑戦するわ」
「おぉー! では、重さは?」
「140キロ」
モモルカはその紫色の目を少し俯かせなが答える。体に大きな負担をかけることになるのか、はたまた成功するときもあれば失敗するときもあるという弱気からか、言葉にもその振る舞いにも覇気がない。マフィア風の禿頭の男性講師が手のひらをかざし、中心に140キロと書かれた分銅を顕現させる。
ぞっとするような大きさだ。見ているこっちまでが怖くなる。しかし、モモルカはその華奢な体で分銅に向かう。深呼吸を幾回かしてから丁寧な詠唱を行い、遊空魔法を使用する。
「あれ? さっきはしなかったよな? 詠唱」
「うん。やっぱり140キロなんて重さを持ち上げるんだからその前で集中力を削ぎたくないんだろうね」
そりゃそうか。無詠唱で魔法を発動させるのは通常の魔法の数倍集中力が必要とされる。その後に、140キロという不可能に近い重さの分銅を持ち上げるのだ。たとえ少しでも集中力を残し、成功率を上げたいと思うのは普通だろう。
「装着 豪傑の怪力よ」
頂上部にまでたどり着いたモモルカの顔はあまりに遠くて、よく見えない。分かるのは、そこにいると言うことだけで、細かい表情などはこれっぽっちも分からない。
しかし、詠唱の声が震えているという事だけははっきりと分かった。
緊張しているのだろう。そう思いつつ、見つめているとモモルカはふわっと体を浮かせる。だがしかし──。140キロの分銅はぴくりともしない。腕を限界まで伸ばし、力いっぱいで分銅を引き上げようとしている。
「5、4、3──」
そこへ無情なるカウントダウンが始まる。0になった瞬間、モモルカの挑戦は終わり獲得ポイントは130で終了となる。
「い、やぁ、だァァーーッ!!」
切羽詰まった張り裂けそうな、悲鳴に似た声が轟く。
「1──」
実況イチカの隣に座る男性が、カウントダウンを進め0を言おうとした瞬間、ぶわっとささやかな、しかし確かな風が俺ら観衆に与えた。カウントダウンは、止まり誰もが分銅の下に注目した。隙間があるか否か──
「成功!」
カウントダウンをしていた男性は一転して声を高らかにそう宣言する。そして瞬間、モモルカはそれから手を離し有り得ないほどの地響きが起こる。
「なんとッ! A組モモルカが、140キロを持ち上げることに成功させました! これは歴代5位の結果になります。そして、これによりA組のポイントが140になり、現在1位ということになります」
1年A組が盛り上がりを見せる。
「しょぼいな。170キロ」
それらを嘲笑うかのように、B組代表の少年は言い放つ。マフィア風の男性講師によって170キロの分銅が顕現させられる。
「こ、これは!! 歴代2位の重さへの挑戦です!」
このイグノール学院の魔術演武祭史上に残る日となることは間違いないだろう。歴代5位の結果が出て、また歴代2位へ挑戦しようとする者が現れているのだ。
少年は、めんどくさそうに分銅の上まで移動するとさっと、その分銅を持ち上げる。
成功だ。
「なぁ、歴代1位って何キロだ?」
自分の番が回ってきたイグターは、実況のイチカがいる方を見て訊く。
「えっ? ……270キロですけど」
一瞬何を訊かれているのか分からない表情を浮かべたイチカだが、すぐに調子を取り戻し答える。するとそれを聞いたイグターは、不敵に微笑み高らかに言った。
「一瞬でこのゲームを終わらせてやるよ」
A組、B組からはふざけるな、といった声が飛ぶ。しかし、イグターはそれすらも一蹴する重さを口にする。
「1000キロだ」
前代未聞だろう。どこに1000キロを持ち上げようとする馬鹿がいる。そいつは馬鹿としか言いようがないだろう。
イグターは、楽しげに口角を釣り上げ、訝しげに1000キロの分銅を顕現させたマフィア講師を見る。高さはもう雲を穿つ校舎をも越えているかもしれない。それほどまでに高い。
「上に行くまでが大変だぜ」
そんな軽口を叩きながら、イグターは詠唱し遊空魔法を展開する。優しく、そよ風に乗ったようにふわっと浮き上がったイグターはそのままあまりスピードを出すことなく頂上部を目指す。しばらくするとイグターの姿は豆粒のように小さくなり、見えなくなった。それから10秒ほど経った時だ。聞き慣れない重厚感のある音と共に1000キロのそれが持ち上がった。唖然。呆然。言葉など出るわけがなかった。
前代未聞をイグターは成し遂げたのだ。学年の落ちこぼれクラスであるC組がそれを成し遂げた。
「お、お疲れ様です」
1000キロの分銅から降りてきたイグターに、イチカはそう言葉を掛けていた。
「おう」
これが始まった時、イグターを笑っていたイチカは嘘であるかのように縮こまり弱々しくなっている。
「えっと、それでは……A組モモルカ。挑戦しますか?」
***
イグターは次の挑戦を棄権した。分銅の上で何があったか分からないが、自身でそう判断をした。だが、結果は俺たちC組がダントツ1位の1000ポイント。2位がB組で230キロ。3位はA組で190ポイントとなった。正直モモルカは悔しそうだった。自分こそが一番になると思っていたのだろう。だがその結果が惨敗なのだ。俺以外にも気づいてた奴はいただろう。モモルカは目の端に涙を浮かべ、そのまま会場を後にしていた。恐らく、一人で泣きたいのだろう。
「なぁ、この後何だった?」
「射撃魔法よ。どうして?」
不思議そうな表情を浮かべるマリアに俺は、ちょっと、なと言ってその場を離れた。
何だかほっとけない、そう思えたんだ。
──一人で泣きたい時もある。
そんなことを言う人もいる。でも本当にそうか? 一人で泣いても寂しいだけだ。誰か隣に人がいて、慰めてくれる。その方がよっぽど楽になれると思う。弱音をぶちまけても、それを聞いてくれる人がいるのといないのでは大きな違いだ。一人で喚き散らしたところでただ虚しいだけだ。
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