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第4章 「過激なパーティーの始まり。」
4-8話 「ラグルが、ラグルじゃない...。」
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「ラグル!!!!(汗)何してるのよ!!!!(汗)ちょっと、ラグル???(汗)...ラグルってば!!!(怒)」
エピーヌの声にアイラの横に片膝をついて、じっと目を瞑っていたラグルは、閉じていた目をゆっくりと開くと、声をかけたエピーヌの方に目を向けた。
その瞬間...エピーヌは、もう一度ラグルの名前を呼んだ。
「ラグル!!!(汗)昨日からなんの連絡もなしにいなくなるなんて!!!(汗)もう、キャットショコラのチョコレート買ってあげないんだから!!ニーソンにもラグルの洗濯物洗わないように言ってやるんだから!!!...早く屋敷に帰らないと...『...おい、小娘...。お前は、誰に向かって口を利いているんだ??...俺は...気高きヴァンパイアだ...。気安く話しかけるな。(怒)』...えっ...ラグル???(汗)(ラグルが...10の2乗...いいえ、10の3乗ぐらい...厨二病度合いが増しているわ...!(汗)...しかも、痛い度合いまでも...これは見てられないわ...。(汗)...じゃなくて...!!!(汗))」
そんなラグルとエピーヌのやり取りを聞いていたアイラは、ニヤッと笑うと次の瞬間、大きな声を出して笑い出した。
「んふふふっ、あはははははっ!!!(笑)まったく...いい気味ね???いい???ラグル様は、私のフィアンセなの。つまり、あなたみたいな淫乱な女が気安く話しかけていい相手じゃないの...??(笑)この意味わかるかしら??(笑)」
椅子を立ち上がるとエピーヌの閉じこめられた檻の前まで行き、怯えた顔をしているエピーヌに唾を吐きつけた。
唾を吐きかけられたエピーヌは、泣きそうな表情をして、歯を食いしばっていた。
「さぁて、ラグル様???(笑)私たちの結婚式は、いつにしようかしら???(笑)」
エピーヌの姿は、見えないかのように椅子の横から動こうとしないラグルに、甘えるような声色で質問したアイラは、ラグルの前まで行くとグッとラグルの両頬を掴み、自分の方を向かせた。
すると、ラグルの目が一瞬キラリとひかり、自らの頬に置かれていたアイラの片方の手を掴むと自分の方に引き寄せた。
バランスを崩したアイラは、ラグルの方に倒れ込んだ。
そんなアイラを座った状態で横抱きにし首に噛み付こうと、アイラの首にかかった髪の毛を手で軽く払い、ラグルはなんの躊躇いもなく牙をたてた。
その様子を見つめていたエピーヌは、咄嗟に昨日の自分にも起こった出来事を思い出し、自らの首に残る2つの牙の痕を手でさすった。
その瞬間...言葉ならない恐怖に襲われ、ラグルが目の前でアイラの血を飲む音...姿...その全てを、記憶から消したくて...エピーヌは、自らの耳を塞ぎ固く目を瞑り、事が終わるのをじっと待っていた。
暫くして、エピーヌがゆっくりと目を開くと目の前には、首筋に血のあとを残したアイラが力なく倒れているのが目に入った。
だが、赤い色を付けた張本人であるラグルがいくら部屋を見渡しても、どこにもいないのである。
エピーヌは、いろんな感情が入り交じった、気持ちの悪い胸をどうにかしたくて、次の瞬間...言葉にならない叫び声を上げた。
「あぁああああああ!!!!!!!(叫)ぁあああぁあー!!!!!!!(叫)」
エピーヌの叫び声は、誰に届くことも無く、暗い部屋に消えていった。
エピーヌの声にアイラの横に片膝をついて、じっと目を瞑っていたラグルは、閉じていた目をゆっくりと開くと、声をかけたエピーヌの方に目を向けた。
その瞬間...エピーヌは、もう一度ラグルの名前を呼んだ。
「ラグル!!!(汗)昨日からなんの連絡もなしにいなくなるなんて!!!(汗)もう、キャットショコラのチョコレート買ってあげないんだから!!ニーソンにもラグルの洗濯物洗わないように言ってやるんだから!!!...早く屋敷に帰らないと...『...おい、小娘...。お前は、誰に向かって口を利いているんだ??...俺は...気高きヴァンパイアだ...。気安く話しかけるな。(怒)』...えっ...ラグル???(汗)(ラグルが...10の2乗...いいえ、10の3乗ぐらい...厨二病度合いが増しているわ...!(汗)...しかも、痛い度合いまでも...これは見てられないわ...。(汗)...じゃなくて...!!!(汗))」
そんなラグルとエピーヌのやり取りを聞いていたアイラは、ニヤッと笑うと次の瞬間、大きな声を出して笑い出した。
「んふふふっ、あはははははっ!!!(笑)まったく...いい気味ね???いい???ラグル様は、私のフィアンセなの。つまり、あなたみたいな淫乱な女が気安く話しかけていい相手じゃないの...??(笑)この意味わかるかしら??(笑)」
椅子を立ち上がるとエピーヌの閉じこめられた檻の前まで行き、怯えた顔をしているエピーヌに唾を吐きつけた。
唾を吐きかけられたエピーヌは、泣きそうな表情をして、歯を食いしばっていた。
「さぁて、ラグル様???(笑)私たちの結婚式は、いつにしようかしら???(笑)」
エピーヌの姿は、見えないかのように椅子の横から動こうとしないラグルに、甘えるような声色で質問したアイラは、ラグルの前まで行くとグッとラグルの両頬を掴み、自分の方を向かせた。
すると、ラグルの目が一瞬キラリとひかり、自らの頬に置かれていたアイラの片方の手を掴むと自分の方に引き寄せた。
バランスを崩したアイラは、ラグルの方に倒れ込んだ。
そんなアイラを座った状態で横抱きにし首に噛み付こうと、アイラの首にかかった髪の毛を手で軽く払い、ラグルはなんの躊躇いもなく牙をたてた。
その様子を見つめていたエピーヌは、咄嗟に昨日の自分にも起こった出来事を思い出し、自らの首に残る2つの牙の痕を手でさすった。
その瞬間...言葉ならない恐怖に襲われ、ラグルが目の前でアイラの血を飲む音...姿...その全てを、記憶から消したくて...エピーヌは、自らの耳を塞ぎ固く目を瞑り、事が終わるのをじっと待っていた。
暫くして、エピーヌがゆっくりと目を開くと目の前には、首筋に血のあとを残したアイラが力なく倒れているのが目に入った。
だが、赤い色を付けた張本人であるラグルがいくら部屋を見渡しても、どこにもいないのである。
エピーヌは、いろんな感情が入り交じった、気持ちの悪い胸をどうにかしたくて、次の瞬間...言葉にならない叫び声を上げた。
「あぁああああああ!!!!!!!(叫)ぁあああぁあー!!!!!!!(叫)」
エピーヌの叫び声は、誰に届くことも無く、暗い部屋に消えていった。
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