徒然なる恋の話

焔 はる

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十二夜【時を超える花言葉】

12-17

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取材クルーが来る前に4人で話し、広瀬さんから伝えられた話しはせずに、『付き合い始めたばかりのカップルが、互いを実はどう思っているか』等、当たり障りのない話題で進める事となった。

顔出しはNG、名前もイニシャルで<Oさん(俺)>と<Sさん(椎娜)>という設定。

泣きすぎてメイクもボロボロの椎娜は、「何かのアレルギーで」とマスクで顔を隠していた。

あ、それに、右手が使えないからと怪我以降ずっと眼鏡姿なのも幸いした。



顔が出ないのもあって、リラックスしながら取材と広瀬さんの占い・・を受け、

「彼女が実は困っている事」という質問に広瀬さんが、

「彼氏から甘やかされすぎて、ダメ人間になりそう」と椎娜の心の本音を答えて、

カメラに映らない場所から眺めていた岐津さんは声を殺して笑っているし、

椎娜は「どうしよう!!当たってる!!」と本気で認めるし、

「どうしたらいいですか?」という番組MCのタレントの質問に、

「満足するまでさせてあげないとストレス溜まっちゃうから、甘やかされてあげて。それが彼は幸せだから。」と悟ったように広瀬さんは答え、

少し考えて真顔の椎娜が、「それだと・・・私の身体がもたないんですが・・・」と天然勘違い発言をしたところで俺が口を塞いで、

「Sさん、仲良しなお話のことではなくですね・・・」と広瀬さんが微笑んで訂正をするというコントが生まれた。
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