あの日見た空の色も青かった

木立 花音

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終章:あの日見た空の色も青かった

後書き

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~後書きのようなもの~

 この『あの日見た空の色も青かった』は、私にとって最も大切な作品のひとつです。
 執筆を始めた初期の自信作であり、この作品のインパクトを越えるものが書けなくて、後々酷く苦しんだのを覚えています。
 ところが各種コンテストではなかなかに苦戦。
(HJ大賞2019⇒一次選考落ち。第二回ライト文芸大賞⇒入賞できず。第二回ノベプラ大賞⇒一次選考落ち)
 結果を出せたのは、第八回ネット小説大賞の一次選考通過だけですね。
 結果が出ない時、みなさんはどうしますか? 作品の可能性をそこで諦めてしまうこともあるでしょう。
 ですが私は、完全に可能性が費えるまで、改稿を続けます。何度でも抗い続けます。

 そこで今回(2020年10月19日)、三度目となる大規模な改稿を加えました。
 これで結末を、バッドエンド⇒ハッピーエンド⇒バッドエンドと変えた上に人称まで変えたことになります。

 ん~酷いですね笑。
 でも、簡単に諦めるの嫌なんですよ。
 現在ではこれを越える作品が幾つか書けたこともあり、以前ほどの存在感はなくなってしまったなーと思いつつも、やはり何度も改稿して手を加えただけに、自分の中ではやはり愛すべき作品のひとつです。

 来年こそは、是非浄土ヶ浜に聖地巡礼の旅をしたいですね。隣県なのに、行ったことないんですよ笑。 


 2020年10月19日 華音(かのん)
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感想 2

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みんなの感想(2件)

青崎
2025.12.18 青崎

ぜひ净土々滨に行きたいです

解除
くわっと
2019.03.06 くわっと

セクシーな導入に驚いてしまいましたが、
読み進めていくと切ない展開があって、入り込んでしまいました。
更新楽しみにしておりますので、頑張ってください!

2019.03.06 木立 花音

感想有難うございます。
先ずは泣けるラストありきということ、登場人物の秘密を隠したまま物語を展開させる必要があること。
この二点が足枷になって、序盤~中盤に見応えの不足している作品になったと感じていただけに、期待の言葉を頂けると素直に嬉しいです。

ヒロイン白木沢帆夏の行く末を見守っていただけると幸いです。

解除

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