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第81話 ご令嬢
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包みの中を確認したルークは、扱いに困っていた。
ひとまず外傷も無さそうなので事情を聞くために宿に連れて行くことにした。
この街の騎士に渡しても良かったがルークから話すと間違いなく不審者として捕まる気がしたのだ。
正直に説明すれば誤解は解けるだろうがしばらくの間、事情聴取で拘束される可能性もあるため、近衛騎士であるミリーナの協力を得るべきだと判断したためだ。
(・・・誰か部屋にいるな)
出た時と同様の方法で、宿の部屋に戻ろうとしていたが、ルークの部屋に明かりがついていた。
(この気配は・・・ミリーナだな。ちょうど良い)
相手が誰か分かったのでルークは警戒を解いて部屋の中に入ることにした。
「ルーク!!大丈夫!?」
ルークが窓から中に入るとミリーナが駆け寄ってくる。
「ああ。大丈夫だ。それよりどうしてここに?」
ルークがミリーナに事情を尋ねる。
「ルークの気配が急に消えたのに気が付いて駆けつけたんだけどどこにいったか分からなくて待機してたの。それよりルークは?その包みは一体??」
(どうやら俺と同じ方法で部屋に入ってきたようだな)
ルークは部屋の状態とミリーナの部屋の窓も開いていたことからミリーナが隣の窓から入ってきたと察する。
ルークは包みをそっと床に置く。
「事情は話すが、まずはこの中身を見てくれ。いいか、大きな声を出すなよ?」
「え、ええ」
ルークはミリーナが頷くのを見て包みを開ける。
「!?」
ミリーナが声を出さないようにして器用に驚いた。
「・・・これってまさか」
「ああ。誘拐・・・なんだろうな」
「・・・とにかくベッドに寝かせるね」
ミリーナが包みから寝間着姿のご令嬢をベッドに持ち上げて寝かせた。
(わぁ。綺麗な人。金髪の長い髪が腰まで届いているわ。それに・・・胸も大きい)
ミリーナが女の人をベッドに寝かせながら観察する。
「ねぇ。どういう状況だったか教えてくれる?」
(ルークが誘拐したとは思ってないけど、一応彼の口から事情を聞いておきたい)
「もちろんだ」
ルークが事情をミリーナに語る。
「なるほど。それは確かに誘拐でしょうね。それにあたしに相談してくれるのは正解だわ。見たところ貴族のご令嬢でしょうから下手に騎士のところに連れて行ったらその貴族の面子が潰れたって問題になる可能性もあるし」
(良かった。疑ってたわけじゃないけどルークが誘拐したとかでは無くて)
「ふぅ。そうかその発想は無かった。貴族の面子か・・・覚えておこう」
「とにかく、今日はあたしもこの部屋に居ることにするわ。この人が目覚めた時に同姓のあたしが居た方が良いと思うから」
「ああ。助かる」
(ミリーナに相談して正解だったな)
そうして、ミリーナとルークは気絶しているご令嬢がいつ目が覚めてもいいようにルークの部屋に居るようにした。
ひとまず外傷も無さそうなので事情を聞くために宿に連れて行くことにした。
この街の騎士に渡しても良かったがルークから話すと間違いなく不審者として捕まる気がしたのだ。
正直に説明すれば誤解は解けるだろうがしばらくの間、事情聴取で拘束される可能性もあるため、近衛騎士であるミリーナの協力を得るべきだと判断したためだ。
(・・・誰か部屋にいるな)
出た時と同様の方法で、宿の部屋に戻ろうとしていたが、ルークの部屋に明かりがついていた。
(この気配は・・・ミリーナだな。ちょうど良い)
相手が誰か分かったのでルークは警戒を解いて部屋の中に入ることにした。
「ルーク!!大丈夫!?」
ルークが窓から中に入るとミリーナが駆け寄ってくる。
「ああ。大丈夫だ。それよりどうしてここに?」
ルークがミリーナに事情を尋ねる。
「ルークの気配が急に消えたのに気が付いて駆けつけたんだけどどこにいったか分からなくて待機してたの。それよりルークは?その包みは一体??」
(どうやら俺と同じ方法で部屋に入ってきたようだな)
ルークは部屋の状態とミリーナの部屋の窓も開いていたことからミリーナが隣の窓から入ってきたと察する。
ルークは包みをそっと床に置く。
「事情は話すが、まずはこの中身を見てくれ。いいか、大きな声を出すなよ?」
「え、ええ」
ルークはミリーナが頷くのを見て包みを開ける。
「!?」
ミリーナが声を出さないようにして器用に驚いた。
「・・・これってまさか」
「ああ。誘拐・・・なんだろうな」
「・・・とにかくベッドに寝かせるね」
ミリーナが包みから寝間着姿のご令嬢をベッドに持ち上げて寝かせた。
(わぁ。綺麗な人。金髪の長い髪が腰まで届いているわ。それに・・・胸も大きい)
ミリーナが女の人をベッドに寝かせながら観察する。
「ねぇ。どういう状況だったか教えてくれる?」
(ルークが誘拐したとは思ってないけど、一応彼の口から事情を聞いておきたい)
「もちろんだ」
ルークが事情をミリーナに語る。
「なるほど。それは確かに誘拐でしょうね。それにあたしに相談してくれるのは正解だわ。見たところ貴族のご令嬢でしょうから下手に騎士のところに連れて行ったらその貴族の面子が潰れたって問題になる可能性もあるし」
(良かった。疑ってたわけじゃないけどルークが誘拐したとかでは無くて)
「ふぅ。そうかその発想は無かった。貴族の面子か・・・覚えておこう」
「とにかく、今日はあたしもこの部屋に居ることにするわ。この人が目覚めた時に同姓のあたしが居た方が良いと思うから」
「ああ。助かる」
(ミリーナに相談して正解だったな)
そうして、ミリーナとルークは気絶しているご令嬢がいつ目が覚めてもいいようにルークの部屋に居るようにした。
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