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三章 湯けむり温泉、ぬるぬるおふろ

年上二人に身体を洗われちゃう

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「わぁっ、すごい!」

 凛は温泉を見て、歓声をあげた。この温泉では貸し切り風呂を時間帯によって予約することが出来る。あらかじめ予約しておいたので、スムーズだ。

 杉の木立が立ち並ぶ渓谷。白く可憐なシオン・赤く色づくナナカマド・紫や青色のリンドウ、季節の花が目を楽しませる。その雄大な自然の中に温泉はあった。
 浴槽、床、壁⾯にヒノキが贅沢に使われた半分露天風呂、半分内風呂の建物だ。秋真っ盛り、少し冷たい風が吹いているが、これならば寒くない。お湯は予約グループごとに入れ替えて清掃されるので、いつでも清潔に保たれているようだ。
 さっそく脱衣所で着替えて、三人で入る。素肌に秋の風が冷たい。凛は温泉のお湯をすくってみた。とろとろとした泉質の白く濁ったお湯だった。

「入ろう、入ろう!」
「凛ちゃん、入る前にちゃんと身体を洗おう」
「そうだよ、最初に汚れを落としてから入らないとダメ」

 一応年上なので、きちんとマナーを守る。はしゃぐ凛をたしなめて、準備をする。お風呂の椅子と桶を出して、ボディーソープを泡立てる。航と綾瀬がもこもこの泡を作って……それを凛の身体に塗りつけた。
 凛の滑らかな肌を、ぬるりとした泡が覆っていく。

「あ、じ、自分で洗えるよ!?」
「ん。大丈夫、気にしないで……凛ちゃんを洗いたいだけ」
「気にするー!」

 ボディソープのバラの香りがふんわりと漂う。背中を撫でられ、わき腹、おなか……そして胸元に綾瀬の大きな手が忍び寄る。指が、手のひらが、乳首を撫でる。

「あっ、ア、だ、ダメッ! そこは洗わなくてもいいよ……!」
「何言ってるんだ、ここはしっかり洗わないと……あとでいっぱい舐めたり触ったりいじったりするんだよ……」
「あっ、あっ、あん! そうだけど……でも、むずむずするっ」

 綾瀬の低い声が右の耳をくすぐる。あんあんと可愛い声をあげながら胸をのけぞらせた。泡まみれの綾瀬の指が、乳首をつまんで、コリコリとつねる。それはまるでティッシュをよじってこよりを作るような動きだった。


 一方航の手は腰から太もも、そしてお尻を撫で、性器を触った。

「あんっ、おにいちゃんっ……! そ、そこは恥ずかしい……」
「ここも洗っておかないとね……凛、おっぱい触られただけで、ギンギンになってるね……」

 ふわふわの泡にまみれた性器が、元気に勃ちあがっていた。航は性器を握り、ごしごしと上下させた。皮をしごいて、先端の真っ赤な所を綺麗に洗う。垢を落とすようにちゅこちゅこと動かす。

「あんっ! さきっぽ、だめ……」
「ここいっぱい使うからちゃんと綺麗にしよ……今日はどっちがいーい? 僕のナカにつっこんでいっぱい出したい? それとも僕のでぐちゃぐちゃにかき回されたい?」

 航が耳たぶを噛みながら、聞く。熱い息が左耳を撫でる。乳首に性器に、弱い所を洗われて……凛の頭が次第にぼうっとしていく。ボディソープの泡に先走りのとろとろとした汁が混じり、航の手を汚す。


「あっ、どっちも……どっちもしたいぃ……あん、出ちゃう……」
「ふふ、ダーメ……こんな所で無駄撃ちしないで……出すなら僕のナカだよね?」
「えー、俺が凛ちゃんのナカをかき回して出してあげたいな……」


 温泉の真っ白な湯気。頬を染めて妖しげな色香を放つ義兄。上気する頬で熱っぽく囁く綾瀬。二人に挟まれた凛は、今から行われることを想像して身体を震わせた。
 
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