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三章 湯けむり温泉、ぬるぬるおふろ
凛のカラダがスポンジだよ♡
しおりを挟む泡まみれになった凛は、息も絶え絶えでお風呂の椅子に座る。あとはシャワーで流すだけ……と思いきや、綾瀬が何かを考えこみ……航に耳打ちをする。どうせろくでもないことである。
「俺たちが凛ちゃんを洗ったから、今度は凛ちゃんに洗って欲しい」
「うん……じゃあ、スポンジにボディーソープつけるからちょっと待って……」
「スポンジより凛ちゃんのカラダで洗って欲しいな……」
綾瀬がよく分からない事を言う。凛は首をかしげるが……身体をこすりつけて洗って欲しいと言われている事に気付き、頬を真っ赤に染める。そっと立ち上がって、椅子に座る綾瀬の背中に抱きつくようにして胸を、乳首を、お腹をこすりつける。
水泳のインストラクターである綾瀬の背中は、日々鍛えているのでがっしりとした筋肉がついていた。とはいってもガチガチのマッチョというわけではなく、水泳に最適化されたほどよい筋肉量である。そこに、ぴんと立ち上がった乳首をこすりつける。ボディーソープの泡のぬるぬるにまみれた真っ赤な乳首が、日焼けした筋肉質な背中を撫でていく。
「あっ、あっ、あっ……あんっ、ちくびが、こすれてるよぉ!」
「ぬるぬるしてていやらしいね……乳首がコリコリしてるのが分かるよ、凛ちゃん」
「アーヤばっかりずるいなぁ……僕もこすって、凛」
「うん……あっ!」
綾瀬の背中をひとしきり撫でて、航に前から抱きつく。綾瀬ほどではないが、しっかりとした筋肉がついている。それは凛の要望で好きな俳優に寄せているから。航の日々の努力の賜物だ。
凛は首に両手を回して、ぎゅっと抱きついて腰を動かす。へこへこと、犬が交尾をするときのように。裸の胸同士がこすれあってボディーソープが泡立ち、バラの匂いが凛の脳を犯す。
「見て、凛と僕の乳首がキスしてるね……」
「あんっ、あん、ほんとだっ! あん、気持ちいいっ!」
兄弟の乳首がこすれあう。芯を持って固くなった凛の乳首が、柔らかい航の乳首を圧し潰す。乳首だけではなく、性器も触れ合っていた。ぎんぎんに勃起して張りつめた亀頭で、兄の性器に一生懸命キスをする弟おちんちん。
「あっ、あん! ちくびもっ、おちんちんもっ、お兄ちゃんとちゅっちゅしてるよぉ……!」
「えっちだね、凛……」
「こんなの見てたら我慢できない……俺も背中ごしごしってしてあげるね、凛ちゃん」
綾瀬が力強く凛を抱きしめ、ボディーソープを足してこすりつけて泡立てる。
「あっ、あっ、あっ、あっ! おにいちゃんとあやせさんでサンドイッチされてるっ! ねえ、むり、もう無理っ! でる、せーえきでちゃうぅ!」
前から後ろから泡を塗りつけられる。人肌で温められたぬるぬるのボディソープが、凛の理性も一緒に流していく。性器に触られることなく、凛は射精した。
震える身体。とろける顔。航のお腹、性器に飛び散る精液。どろどろの白い体液が……ボディーソープで作られた泡と混ざって、排水溝の奥へ流れていった。
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