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第2章 魔界幻想
無明の夜 1
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——IN-PSIDに赴き、神子の所在を確かめよ——
御所へ神子の気配を捉えたと奏上して間も無く、神取に勅命が下ったあの日も、西日の眩しい日であった。
紀伊半島の山間に、その集落はあった。
そこへ至る道筋は巧妙に隠されており、集落の存在を知るもの以外、寄り付くものは無い。古来、ここを守り続けてきた、数少ない里人の伝承では、八咫烏が神武天皇を導いたとされる道程とも、南北朝時代の南朝の隠れ里とも伝わっているが、真相は定かではない。
数軒の古い様式の日本家屋が建ち並び、その中でも、一際大きな御殿風の屋敷がある。二十年前の世界震災以降に建設されたのであろう、佇まいの見た目とは裏腹に、築年数は然程経ってはいない。風情のある作りではあるが、不意にこの里に足を踏み入れた者があったとしても、どこぞの企業主の邸宅のようにしか見えないだろう。
ここに住まう『権威者』の正体を知るものは、誰もいない。陰陽師である神取の一族も、代々この権威者に仕えてきたが、『御所様』と呼ばれるこの人物には、神取も対面した事はなかった。
その日の夕刻、御所に呼び出された神取は、直属の上司であり、また、彼の師匠に当たる人物に面会する。
「其方に、勅命が下った」
山の端から燃え上がる西陽が、仄暗い部屋を障子越しに照らす。
神取は姿勢を正すと、平伏して言葉を待つ。
「其方が感知した神子の霊気……探り当てた彼の地へ赴き、その存在を確かめよ」
「御意……」
和装のその老翁は、神取に面|《おもて》をあげるよう促すと、言葉を続ける。
「其方の潜入工作は、既に進めている。二、三日のうちに、先方から接触があるだろう。なに、其方の医師としての実績なら、何も問題なく受け入れられるはず……」
神取を始め、御所に仕える者達の中には、表向きの顔となる職に就いている者も多くいる。神取も普段は、関西のある病院に、心療内科医として勤務している。
「……二十年か……あの時、神子を手中にし損ねて以来、我らの計画は、変更を余儀なくされた……」
冷静を保つ神取の眉間に、いく筋かの皺が走る。
「だが、神子を取り戻せたなら、我らの計画は、ほぼ成し遂げられたに等しい。……其方も、一族の汚名を注ぐ好機ぞ、心して使命を果たせ」
「はっ……」老翁が片腕に持つ扇子で、肩を軽く叩かれながら、神取は短く返答した。
「お師匠様……一つ、よろしいでしょうか?」
神取の眼差しは、元の冷徹さを取り戻している。
「んん……?」訊かれた老翁は、怪訝そうに神取を見下ろす。
「……神子とは一体、何者なのですか? 御所様は、神子をもって何を為されようと……」
老翁は、鋭い眼差しで神取を睨め付ける。
「控えい」神取の口を塞ぐには、その言葉のみで十分であった。
「……申し訳ありません……出過ぎたことを……」神取は、再び平伏する。
「……いずれわかる事よ」
老翁は神取に背を向けると、障子を開け放ち、西陽に陰を落とす山の端を見やる。
「……よいか神取。其方は、神子を見つけ次第、直ちに報告せよ。そして彼の地にそのまま留まり、早期に神子と接触を図れ」
「は……」
「神子がどのような状況にあるか、我らにも測りかねるが、首尾よく発見せし折は、神子の信頼を得る事を第一と心得よ」
「信頼?」妙な事を口にするものだ。神取は、再び眉間に細やかな皺を刻む。
権謀術数が渦巻き、仲間ですら時として敵対する事すらある、この御所に仕える者達にとって"信頼"とは、最も忌諱すべき道理の一つである。
「そう、信頼だよ……」
老翁は、山の端に消えゆく西陽を背負い、神取に向き直る。影に包まれた彼の口元が、僅かに微笑んでいるように見えた。
「我らの計画を滞りなく進めるには、『神子』と我々の信頼が、一つの鍵となる。……それと、もう一つ……」
「御所様は、先方との争いは望んではおらぬ……いや、可能であれば、こちらの手の内に引き込みたいとお考えだ……」老翁は、幾分顔をしかめながら、彼の主人の意向を伝える。
「なるほど……神子だけではなく、そちらの信頼も得る必要があると?」
「左様……」
「其方は、隠密に事を進め、我らが『神子』を引き取る手筈を整えよ」
「心得ました」
————
……我らの力をもってすれば、娘一人、力業でここから連れ出す事は容易い……だが、それでは、御所様のご意向には沿えぬ。私も、当面は、ここに溶け込んで機会を伺う他ない……
神取は、式神らを諭すよう、抑圧した思念で、御所の意向を伝えた。
……回りくどいことを……御所様は、一体何をお考えか……
肝心な事は伝えず、難題を押し付ける御所のやり方を、兼ねてより苦々しく感じている彩女は、遠慮なく悪態を吐く。
……控えよ、彩女。『御所様』の御心を推し量るものではない……
……はっ……
彩女が恐縮したようなフリをしつつ、口を噤んだその時。
「神取先生~!」展望台に登る小道の方から、神取を呼ぶ声がする。神取が振り返ると、真世が小走りで、こちらへ向かって来た。
……ちっ、宿主のお出ましか……それでは、旦那様……
……うむ……
長く伸びた神取の影に溶け込むように、彩女は姿を消すと、その影を伝って真世の中へと戻っていく。
……拙者も引き続き……玄蕃もそう言い残すと、同じように影に姿を消し、施設の調査に戻る。
「……あれ?」真世は、不意に妙な気配を感じた気がした。
「これは真世さん。どうなさいました?」
「いぇ……誰か居たような……」真世は辺りを伺うが、神取以外、人の気配はない。
「私だけのようですが? ……何かご用でしたか?」
「……あっ、すみません……用ってほどじゃないのですが、そろそろ戸締まりの時間になるので……」
神取は、真世の瞳をじっと見据えている。
何故だろう……心の内を全て見透かされているような恐れを感じ、その動揺を隠すように、顔を俯けた。
「あぁ、そうでしたか! これは迂闊でした」神取は、唐突に柔和な表情を浮かべ、小笑しだす。
「いやぁ、ここから見える夕陽が、あまりにも美しかったもので、つい長居してしまいました……すっかり沈んでしまいましたがね、はは」
神取は、自分の額を軽く打つような仕草で、おどけてみせた。神取からは、先ほどの空気が、嘘のように消えていた。気のせいだったのだろうか? 少々、間の抜けた風の優男が、そこに居るだけだ。神取の笑顔に、真世の緊張もほだされていく。
「ここは昔から、夕陽の美しい景勝地ですから。……先生の故郷も、夕陽は綺麗ですか?」
「それなりですよ。海に沈む夕陽は、なかなか見れないところでね……。ここは良いところです」屈託の無い笑みを浮かべているように、真世には見えた。
「ええ……私もこの景色、大好きです」
二人はしばし、水平線彼方の火が、刻一刻と消えゆくのを言葉なく見送った。
夕闇の中、わずかなその残り火に照らされ、浮かび上がる神取の横顔。切れ長にやや吊り上がった目尻、細い鼻筋は、緩やかなカーブを描き、その先端は真っ直ぐに、その残り火へと向かう。思わず、真世は息を飲む。
「おっと、長居はできないのでしたね。戻りましょう」
「え……ええ!」不意に振り向いた神取に、真世は慌てて顔を俯けた。
神取と真世は、連れ立って、施設へと戻っていった。二人の去ったガーデンに、夜の帳が下りていく。
御所へ神子の気配を捉えたと奏上して間も無く、神取に勅命が下ったあの日も、西日の眩しい日であった。
紀伊半島の山間に、その集落はあった。
そこへ至る道筋は巧妙に隠されており、集落の存在を知るもの以外、寄り付くものは無い。古来、ここを守り続けてきた、数少ない里人の伝承では、八咫烏が神武天皇を導いたとされる道程とも、南北朝時代の南朝の隠れ里とも伝わっているが、真相は定かではない。
数軒の古い様式の日本家屋が建ち並び、その中でも、一際大きな御殿風の屋敷がある。二十年前の世界震災以降に建設されたのであろう、佇まいの見た目とは裏腹に、築年数は然程経ってはいない。風情のある作りではあるが、不意にこの里に足を踏み入れた者があったとしても、どこぞの企業主の邸宅のようにしか見えないだろう。
ここに住まう『権威者』の正体を知るものは、誰もいない。陰陽師である神取の一族も、代々この権威者に仕えてきたが、『御所様』と呼ばれるこの人物には、神取も対面した事はなかった。
その日の夕刻、御所に呼び出された神取は、直属の上司であり、また、彼の師匠に当たる人物に面会する。
「其方に、勅命が下った」
山の端から燃え上がる西陽が、仄暗い部屋を障子越しに照らす。
神取は姿勢を正すと、平伏して言葉を待つ。
「其方が感知した神子の霊気……探り当てた彼の地へ赴き、その存在を確かめよ」
「御意……」
和装のその老翁は、神取に面|《おもて》をあげるよう促すと、言葉を続ける。
「其方の潜入工作は、既に進めている。二、三日のうちに、先方から接触があるだろう。なに、其方の医師としての実績なら、何も問題なく受け入れられるはず……」
神取を始め、御所に仕える者達の中には、表向きの顔となる職に就いている者も多くいる。神取も普段は、関西のある病院に、心療内科医として勤務している。
「……二十年か……あの時、神子を手中にし損ねて以来、我らの計画は、変更を余儀なくされた……」
冷静を保つ神取の眉間に、いく筋かの皺が走る。
「だが、神子を取り戻せたなら、我らの計画は、ほぼ成し遂げられたに等しい。……其方も、一族の汚名を注ぐ好機ぞ、心して使命を果たせ」
「はっ……」老翁が片腕に持つ扇子で、肩を軽く叩かれながら、神取は短く返答した。
「お師匠様……一つ、よろしいでしょうか?」
神取の眼差しは、元の冷徹さを取り戻している。
「んん……?」訊かれた老翁は、怪訝そうに神取を見下ろす。
「……神子とは一体、何者なのですか? 御所様は、神子をもって何を為されようと……」
老翁は、鋭い眼差しで神取を睨め付ける。
「控えい」神取の口を塞ぐには、その言葉のみで十分であった。
「……申し訳ありません……出過ぎたことを……」神取は、再び平伏する。
「……いずれわかる事よ」
老翁は神取に背を向けると、障子を開け放ち、西陽に陰を落とす山の端を見やる。
「……よいか神取。其方は、神子を見つけ次第、直ちに報告せよ。そして彼の地にそのまま留まり、早期に神子と接触を図れ」
「は……」
「神子がどのような状況にあるか、我らにも測りかねるが、首尾よく発見せし折は、神子の信頼を得る事を第一と心得よ」
「信頼?」妙な事を口にするものだ。神取は、再び眉間に細やかな皺を刻む。
権謀術数が渦巻き、仲間ですら時として敵対する事すらある、この御所に仕える者達にとって"信頼"とは、最も忌諱すべき道理の一つである。
「そう、信頼だよ……」
老翁は、山の端に消えゆく西陽を背負い、神取に向き直る。影に包まれた彼の口元が、僅かに微笑んでいるように見えた。
「我らの計画を滞りなく進めるには、『神子』と我々の信頼が、一つの鍵となる。……それと、もう一つ……」
「御所様は、先方との争いは望んではおらぬ……いや、可能であれば、こちらの手の内に引き込みたいとお考えだ……」老翁は、幾分顔をしかめながら、彼の主人の意向を伝える。
「なるほど……神子だけではなく、そちらの信頼も得る必要があると?」
「左様……」
「其方は、隠密に事を進め、我らが『神子』を引き取る手筈を整えよ」
「心得ました」
————
……我らの力をもってすれば、娘一人、力業でここから連れ出す事は容易い……だが、それでは、御所様のご意向には沿えぬ。私も、当面は、ここに溶け込んで機会を伺う他ない……
神取は、式神らを諭すよう、抑圧した思念で、御所の意向を伝えた。
……回りくどいことを……御所様は、一体何をお考えか……
肝心な事は伝えず、難題を押し付ける御所のやり方を、兼ねてより苦々しく感じている彩女は、遠慮なく悪態を吐く。
……控えよ、彩女。『御所様』の御心を推し量るものではない……
……はっ……
彩女が恐縮したようなフリをしつつ、口を噤んだその時。
「神取先生~!」展望台に登る小道の方から、神取を呼ぶ声がする。神取が振り返ると、真世が小走りで、こちらへ向かって来た。
……ちっ、宿主のお出ましか……それでは、旦那様……
……うむ……
長く伸びた神取の影に溶け込むように、彩女は姿を消すと、その影を伝って真世の中へと戻っていく。
……拙者も引き続き……玄蕃もそう言い残すと、同じように影に姿を消し、施設の調査に戻る。
「……あれ?」真世は、不意に妙な気配を感じた気がした。
「これは真世さん。どうなさいました?」
「いぇ……誰か居たような……」真世は辺りを伺うが、神取以外、人の気配はない。
「私だけのようですが? ……何かご用でしたか?」
「……あっ、すみません……用ってほどじゃないのですが、そろそろ戸締まりの時間になるので……」
神取は、真世の瞳をじっと見据えている。
何故だろう……心の内を全て見透かされているような恐れを感じ、その動揺を隠すように、顔を俯けた。
「あぁ、そうでしたか! これは迂闊でした」神取は、唐突に柔和な表情を浮かべ、小笑しだす。
「いやぁ、ここから見える夕陽が、あまりにも美しかったもので、つい長居してしまいました……すっかり沈んでしまいましたがね、はは」
神取は、自分の額を軽く打つような仕草で、おどけてみせた。神取からは、先ほどの空気が、嘘のように消えていた。気のせいだったのだろうか? 少々、間の抜けた風の優男が、そこに居るだけだ。神取の笑顔に、真世の緊張もほだされていく。
「ここは昔から、夕陽の美しい景勝地ですから。……先生の故郷も、夕陽は綺麗ですか?」
「それなりですよ。海に沈む夕陽は、なかなか見れないところでね……。ここは良いところです」屈託の無い笑みを浮かべているように、真世には見えた。
「ええ……私もこの景色、大好きです」
二人はしばし、水平線彼方の火が、刻一刻と消えゆくのを言葉なく見送った。
夕闇の中、わずかなその残り火に照らされ、浮かび上がる神取の横顔。切れ長にやや吊り上がった目尻、細い鼻筋は、緩やかなカーブを描き、その先端は真っ直ぐに、その残り火へと向かう。思わず、真世は息を飲む。
「おっと、長居はできないのでしたね。戻りましょう」
「え……ええ!」不意に振り向いた神取に、真世は慌てて顔を俯けた。
神取と真世は、連れ立って、施設へと戻っていった。二人の去ったガーデンに、夜の帳が下りていく。
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