罰ゲームから始まる恋

アマチュア作家

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マナとのお出かけ 3

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マナは口をあんぐりと開けていた。

『そりゃ驚くよな小学二年生の時から記憶ないだなんて、まぁ俺も自分の名前がわからなくて焦ったしな』

マナは数分間経って現実に戻ってきて恐る恐るという感じでマナは俺に聞いてきた。

「なんで記憶喪失になったかわかるの?」

「わからないんだ、ただ何かショックを受けて記憶喪失になったんだろうと医者には言われたな。」

『多分おそらく親が関係してるのだろう。

親と言っても実の親な、今母親は気づいてないだろうが、俺は自分の今の母親が実の母親じゃないことには気づいてる。
だから俺は秘密裏に親を探してみたりしてる。
色々調べた結果陰陽師だったことわかった。
まぁ陰陽師の学校の卒業名簿を調べわかったんだか。』

「そうなんだ、ごめんね変なことを聞いて」

珍しくしょんぼりした表情をしながらマナは言った。

「まぁ、いつか聞かれるだろうと思っていたから大丈夫だよ。
それより今日はマナのお祝いなんだからもっと明るい雰囲気で盛り上がろうぜ」

俺はオレンジジュースを半分まで飲みプハァートお酒を飲んだみたいな反応をしながら言った。

マナはそうねと言って串刺しを頬張りながら言った。

「話戻すけど瑠璃って俺とキーくんを重ねているんだよね」

「そうね、希堂とキー君は今並びそうになっていると思うわ」
オレンジジューを一口飲んで、マナは言った

「それじゃこのままキー君が現れなければ俺が瑠璃とこのまま付き合い続けることができるかもしれないってことだよな」

俺は胸をドキドキさせながら言った。

『このままキー君がくる確率は低いだろうなんせ出会ったのは長崎だし離れてから一度もあ会ってないらしいからな。』

「そうだね、今のまま行けば付き合えるかもね」

その言葉に俺は歓喜した。

『だがもし、キー君が現れたらどうなるだろうか?
瑠璃はキー君の元に行ってしまうのか?』
確率は低いはずなのに俺は言いようのない不安に苛まれた。

俺は頭を振りそんな確率の低い可能性を考えても仕方ないだろうと思い

「マナ、聞いてくれるか」

「何?」

マナは串刺しを食べるのを中断されたのを不満げだったのか棘のある声だった。


俺はそんなことを気にせずに不安を払拭するように

「もし夏休み以降も付き合えて冬を迎えたらスキーに行きたいな」

「希堂滑れないじゃん」

呆れるようにはぁーと息を吐きマナは言った。

「いや、瑠璃滑れるから瑠璃に教わるんだよ」

「教わる前提なのね」

「それで終わった後は雪景色の幻想的な風景を眺めながら初キスをするんだ。」

『きっと瑠璃は顔を真っ赤にしながら恥ずかしいねと言いながらキスをするだろうな。』
おっとニヤニヤしちゃいそうだが嫌われると思って我慢した。

「そこまで妄想してるのね」

とこめかみを抑えながら言った。

「それでクリスマスはな素敵な景色のところで食事するんだ」

「そもそも入れるの?」

「どうにか入れるようにお願いするんだよ」

『きっと瑠璃も嬉しいがるだろう景色がいい場所好きそうだし、今度どいう景色が好きか聞いてみるか』

「強引ね」

マナはこめかみを抑えるのをやめて串刺しを食べ始めた。

俺はそれから串刺しを食べながら未来のデートを語りつづけた。

その間マナはは途中で話を適当に聞き流し流して串刺しを頬張っていた。

俺は未来のデートを話し終えてたと同時に串刺しを食べ終えたので
デザートを取りに行くことにした。

「マナ、なんか欲しいデザートあるか?」

「希堂の話でもう甘いものはいらないわよ」

お腹を抑えながら顔はうえーとしそうな表情だった。

俺は自分の話がいかに甘々だったかを理解した。

『だけど、仕方ないだろう瑠璃のそのまま付き合えるとしたらやりたいこといっぱいあるし
熱いキスだってしたいしな。』

俺はそうかというとスキップをしながらデザートを取りに行った。

お腹いっぱいじゃないの?と思うかもしれないがスイーツは別腹というだろ
俺は甘いものが好きで、この時のためにこの店に入ったと行っても過言じゃない』


俺はデザートを見て目を輝かせながら、ショートケーキとスイートポテトを二つずつ取ってそれとチョコケーキと抹茶アイスを二つずつ取ってきた。

俺はそれをお盆に乗せて席に向かった。

マナはゲームをしていた。おそらく今日入れたS◯Oのゲームだろう。
めっちゃ真面目な顔で一生懸命プレーしてた。

俺は席にトレーを置くとマナは前を向いた。

おそらく甘い香りにつられてこっちを向いたんだろう。

マナはトレーを見て眉をひそめながら

「そんなに食べれるの?」

「当たり前だろ、俺がどんくらい甘いものが好きか知っているだろう?」

「あーそうだったわ、希堂って女子顔負けなぐらいデザートは別腹を信条に生きてる男よね」

そう言って興味をなくしたのか再び携帯に目を落としゲームをし始めた。

俺はそれを尻目にデザートを幸せな気持ちで頬張った

『甘くてうまいなこのチョコショートケーキ作った人に美味しよと伝えたいくらいに美味い』

俺はデザートを食べながら再び不安に襲われた。
キー君が現れるんじゃないか?もしくはそれに近い人が現れるような気がしてくるのだ。

俺はその不安を甘いもの胃の中に詰め込んで振り払った。

するとあっという間に食べ終わり、時計を見ると制限時間1分前だった。
俺はマナの肩を叩いた。

「何よ今いいところなのに」

ボス戦を途中で中出させられたマナは俺をにらみながら言った。

『ていうか美人の睨みって怖いな思わず怖気ついちゃったよ
相手マナなのに』

「制限時間1分前だからもう行くぞ」

怖気つきながらも時間は伝えなきゃならいので目をキョロキョロとさせ挙動不審で伝えた。

マナはボス部屋から出て携帯をしまい俺の顔を見て

「なんで挙動不審なのキモいよ」

「マナが睨んでくるからだろ、美人の睨みは凄みがあるんだよ」

「私睨んでた?その件は謝るわ
ていうか希堂って私のこと美人だと思ってたのね」
そうマナは少し赤みのかかった顔で言った

「美人ていうか美少女だな、それがどうかしたか?」

「ううんなんでもない、さあ早く会計するよ」

マナはちょっと慌てた風に伝票をとって会計しに行った。

『1分すぎたところでお金無駄に取られないのだから、そんな急ぐ必要ないだろ。』

そう思いながらマナの後を追いかけた。

マナはレジで俺を遅いという表情で見てきた。

マナが早いだけだろと思いながら俺はカバンから財布を出し2人分の会計をした。

ありがとうございましたー
店員が営業スマイルで俺たちを見送った。

俺たちは店を出てこれからどうするかマナに問いかけた

「まだ見るとこあるか?」

「もう、見るとこないわね
今日はもう帰ろう」
そういうとマナは出口の方に歩いてった。

俺はマナがさっきからなんでそんなに急いでるのか知らないが後を追いかけて並んで歩いて家に向かった。

家に着くまでは互いに無言だった。

だがそんな無言もマナとは苦じゃない。
なので無理に話そうとせずに家に着き
「じゃあね希堂、今日はありがとう、財布大切に使うね。」

バラのような笑顔ではなく百合のような美しい笑顔を向けながら言った。
俺は数秒その笑顔に見惚れていた。
たまにマナはこいう笑顔をする時がある。
そのたんびに俺は今のよう口をぽかんと開けながら見惚れている

そんな時は大体

「何腑抜けた顔してんの?」

とアホでも見るようにバカにした表情でいう。

俺はそうなると

「なんでもない、瑠璃のことを考えてただけだ」
嘘をついてごまかす、正直にいうには恥ずかしすぎるからな。

マナはあーそうと言って

「瑠璃といる時気をつけなよ、アホっぽく見えるからね」

マナはそいうと自分の家に入ってた。

俺もそれを見届けて自分の家に入った。

『瑠璃、プレゼント喜んでくれかな。
きっと花のような笑みでありがとうて微笑んで受け取ってくれるだろうな。』
そう思うと俺はニヤニヤが止まらないが今は1人しかいないので思う存分ニヤついた。

その時にはキー君が現れるんじゃないかという不安は消えていた。





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