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マナとのお出かけ 2

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俺たちは店を出た。

「瑠璃に何買うの?」

「アクセサリー買おうかなと思ってる。」

「じゃーラグジェリーショップだね、それならこっちだよ」

そう行って右方向に歩いていった。

俺は取り敢えず付いて行った。

『瑠璃どいう表情で喜んでくれるかな。
驚きながらも満面の笑みでありがとうていうかな?
アクセサリーを大切に持って大切にするねとか言いそうだな
想像するとニヤニヤしちゃいそうだ。』

前を見るとマナが怪訝そうな表情をして

「希堂ニヤニヤいいがげん直さないと瑠璃に愛想疲れるわよ。」

『心の中でニヤニヤしてたのに表情に出てたか。
どうやらニヤニヤを我慢するのが無理らしいな
できるだけ我慢するがニヤニヤしてそうなときは下を向くか』

俺は自分の癖の解決方法を見つけた。

「希堂、下向くことで解決しようとしてない?」

『なんでわかったんだよ、声に出してないのに。
やっぱマナは陰陽師として読心術でも使えるのか』

「そうだよ、なんでわかったんだ?」

「希堂って昔から無理だなと思ったものは下向いてやり過ごそうとするからね」

そう言ってマナはドヤ顔して言った

その顔ムカつくな


マナはその後真剣な表情で

「下向いてやり過ごすじゃなくてちゃんと直した方がいいよ。
下向いてる方が何考えてるのかわからなくてなんか怖いし」

『やっぱり直さなきゃダメか口をすぼめてニヤニヤを我慢するか』

「そんなことよりラグジュエリーショップに着いたわよ」

『そんなことってひどくねこっちは瑠璃に嫌われるかどうかの死活問題なんだぞ』

蒸し返しても仕方がないのでマナの言ったラクジェリーショップを見た。

一つ一つのネックレスだったり指輪だったりが輝いてる

これが女子純度の高い店か。眩しい。

中にいる女子もキラキラして見えるしリア充が青春してる時に似ていた。

マナは入るよと行って店に入った。
俺も1人では入れそうになかったので、急いでマナのすぐあとに入った。

「それでどうする?アクセサリーって言ってもたくさんあるけど」

マナは辺りを見渡しながら言った

『指輪だとなんか重く感じるしな、イヤリングだと耳に開けたくないって人もいるらしいからな。
....ネックレスにしよう。
ネックレスなら日常生活でつけられるし気持ち的にも重くないだろうし。』

「ネックレスにするわ」

ネックレスね、それならこっちよと慣れた感じに案内した。

「ここにきたことあるのか?」

「あるわよ、これもここで買ったしね」
  
そいうと首からジャラジラしたものを取り出し言った。

三日月にの形をしたネックレスだった。


「三日月かそのデザインもいいな」

「いいでしょ初めてバイトした時の給料で買ったのよ。」

そうネックレスを見せつきながら言った。

「バイトしてたのか?してないと思ってたんだかな」

「そりゃ女の子だから色々とお金かかるのよ、仕送りだけじゃやっていけないわ」

そうマナは肩をすくめながら言った。

『まぁ俺もバイトしてるしな、彼女ができると色々お金がかかってな。
即日払いの仕事をしてる時給いいし何時間も働けるから給料がたまる。』
 
「ついたわよここがネックレス売り場ね。」

そこには様々な形をしたネックレスがあった。
星やハートや三日月などそれ以外にも色々

俺はそのながら三日月とハートを手に取った。

『どっちにしよう私的にはハートがいいんだか重いと思われないだろうか?三日月がやっぱり安全か
いやでも想いを伝えるにはハートがいいよな
一応マナにも聞いてみるか?』

「マナ、どっちがいいと思う?」

「好きだよという気持ちを伝えるならハートじゃないかしら、人によっては重く感じるけど」

俺その言葉でハート型のネックレスにすることを決めて三日月型は棚に置いた。


「ハートにするの?それちょっと高いんじゃない?」

「瑠璃に喜んでもらうためならどんな高いやつでも買うぞ
たとえダイヤでもな。」

そんなことを言いながらも俺は値段を見た。
.....,8千円、予算内だな

「大丈夫、予算内だったから買ってくるわ」


そう行って俺は女子がたくさんなら出る列に男1人で並んだ

瑠璃が喜んでくれる顔を想像すると周りからの数奇な視線も気にせず並んだ。

『瑠璃どんな表情で喜ぶかな花のような笑顔で喜んでくれるかな
俺は瑠璃の笑顔が大好きだ。
目を細めた花のような笑顔が
その笑顔を見るためだったらこのくらいの値段は安いものだ。』

次のお客様どうぞーという店員の声に俺は現実に戻り俺のばんだと気付きレジに行きネックレスを店員に一時的に預けて、俺は財布から一万円を出した。

二千円のお釣りをもらい俺はマナの待っている場所に向かった。

マナはネックレスを楽しそうに物色していた。

「欲しいのあるのか?」

「ないよ、ただ見てただけよ」

そう言ってマナは持っていたネックレを置いて

「ちょっと見たい場所あるから付き合ってくれる?」

カフェに行かない的な軽いノリで言った。

俺はこのあと夕食をとるだけなのでいいよと言った

「じゃバックが売ってるところに行くわよ」

「バック?壊れたのか」

 「違うわ、なんとなく欲しいだけ」

『やっぱおしゃれなやつは違うな。俺なんて壊れなきゃ買わないし。
そいえば瑠璃もたくさんバック持っていたな。』

おしゃれな女子はみんなバックを何種類も持つことに納得した。

「どこにあるんだ上か?」

「この階よ、ここから半周したところね」

「じゃ、行こう」

俺右に曲がりながら言った

「そっちじゃないわよ、方向音痴なんだから勝手にどっか行かないの」

方向音痴は認めるが服屋の近くだと思ってそっちに行っただけだそ
という言い訳は飲み込んで素直にマナに従ってバックが売ってる店に向かった。


「マナ、どいうバックを買うか決めてるのか?」

「一応ブランドは決めてるわ」

『じゃーきっと高いんだろうなー
まぁ買った財布もネックレスも一応ブランドだがバックはおそらくその1.2倍くらいのお金がするんじゃないだろうか。』

「まぁ高いちゃ高いわよでも今日買うつもりわないわよ」

『もはや思考を読まれてることには反応しない、念力者だと思っているから』

「今日買わないなのか」

「高いからね、どいうのがあるのかみるだけよ」

それから少し歩いてバックが売ってる場所についた。

そこは俺でも知っているブランド店だった。

ちなみに知ってる理由は瑠璃がここのブランドのバックを持っていたからだ。
女子高生や大学生に人気らしい

名前は確かサマンサだったと思う。

マナは店に入るとすぐにバックが売ってるコーナーに行った。


そこでいろんなバックを目視ながらあるバックの前で太めが止まりキラキラした目になった。

「どうだいいのあったか?」

「あったわ今買っちゃおうかしら人気あるらしいし」

そう言ってマナは白色のショルダーバックでかっちりした大人っぽいフォルムのバックを手に取った。

『確かにそのバック大人っぽい服装をするマナにあってるな
でも値段かなりなさそうだけど大丈夫か?』

マナは値段を見て大きく目を見開きたかっと言ってそのバックを残念そうな表情で置いた。

「いいのか買わなくて」

「1万以内なら買ってたわ、だけどこれ一万円以上するから来月買うわ残ってるかわからないけど」

無念という表情で言った。

『さっき誕生日も兼ねて財布を買ってやったが今投稿小説が思ったりも受けて臨時収入が入ってるからな後で誕生日プレゼントに買ってやるか。』

マナはうなだれながら店を出て明らかにテンションが低いトーンで

「どっか行く場所ある?」

「夕食ここで食べていかないか?奢るぞ」

するとマナは息を吹き返したようにテンション高く

「串カツ屋にしよう」

と言った。

俺は特に串カツは嫌いじゃないのでいいよと言った。

「串カツってこの辺にあるか?」

「あるよジティモール内に、行こう」

そう言ってマナぐんぐんと早歩きで向かっていた。

俺はその後を追いかけて向かうとすぐに串カツ物語という店に着いた。

ここだよというとマナは俺を一瞥して店内に入った。

俺も外から見て席いっぱい入ってるなと思いながら店に入った。


「いらっしゃいませ、お客様何名様でしょうか?」

営業スマイルで店員が聞いてきた。

俺は二名でていうと

「お客様十分ほどお待ちになりますけどよろしいでしょうか?」


申し訳そうに店員は言った

『店にいっぱい人が入ってるってことは店とってはいいことじゃないか申し訳そうにしなくてもいいだろ。』

と思ったが申し訳そうにしないでいるとクレームするやつとかいるのかと思って店員は大変だなと感じた。

「10分ですよね、マナ大丈夫か ?」

「大丈夫よ、串カツのためだったらいつまでも待てる」

それじゃここに名前をお書きくださいとたくさん名前が書いてある紙を渡されてそこに名前を書き外に出た。

「ちょっとトイレ行ってくるわ」

お腹を抑えながら俺は言った

「お腹痛いの?10分以内に戻ってきなよ」

俺はわかったと言って早歩きである場所に向かった。

少し歩くと目的地に着いた。

さっきのサバンサというブランドの店だ。

俺は女子が多いこの店に入りさっきマナが触っていた白のショルダーバッグを手に取りレジに並んだ。

その間に金額を見ると1万8千円と表示されてた。

『確かに高いわ、これなら、マナも買わない理由も頷ける
俺はこれを誕生日プレゼントに送るつもりだ。
どうしても欲しいというオーラーがダダ漏れだったしな。』

「お次のお客様どうぞ」

呼ばれたみたいなので俺はレジに行く

俺を一目見て店員はラッピングで包みましょうかと聞いてきた。

『すごいな、俺が男だとわかると何も言わなくてもこちらの意図を読むなんて店員の鏡だな』

「お願いします」

俺は急に恥ずかしくなり小声で言った。

俺は先に2万円を出してお釣りをもらって、ラッピング終わるのを待った。

少々お待ちくださいと言って、丁寧にラッピングし始めた。

数分経ってラッピング終わり俺はバックを受けとり、それをちょうど教科書を学校に置いてきてたのリュックにしまって店を出て急いで串カツ物語の店の前まで向かった。

串カツ物語の前まで行くとマナが店員と何か話していた。

『もう呼ばれたのか?なら申し訳ないという雰囲気を出しながら行こう。』

「ごめん待ったか?腹が痛さがなかなか引かなくてだな」

「大丈夫よ、今呼ばれたとこだから」

「そうなのか、それなら良かったが」

俺は内心ホッとし、店員に誘導されて俺たちは店に入って席に着いた。

すると店員が店のメニューの説明を始める。

「ここは食べ放題でビュフェスタイルなのでお客様が取りに行くスタイルになっております。
志願は90分までです。」

『食べ放題なのか、スイーツも食べ放題なのかな、最近甘いもの食べてないから甘いものを食べたいんだよな』

「あのスイーツは食べ放題なのでしょうか?」

店員はニッコリと営業スマイルをして

「食べ放題ですよ、他に何か質問ありますか?」

俺はマナを見て無言で頷いたので

「ないです」

と店員の顔を見て言った

「ドリングバーはつけますか?」

「ジュース飲みたいな、マナはどうする?」

「私もジュース飲みたいからドリンクバーつけよう。」

「それじゃードリンクば二つでお願いします」

店員はかしこまりましたと言って次の席に向かった。

俺はドリンクを取ってくるために席を立って

「ドリンク持ってくるけど何にする?」

「オレンジでお願い」

『俺もオレンジの気分だ気があうなまぁ付き合い長いしたまには会うこともあるか、ラポールが出来てるともいうが』

「わかったオレンジな、取ってくるわ。」

そう言って俺はドリンクバーに向かった。 

ドリングバーに着くと並んでいたので、並んでると瑠璃が思い浮かんだ。
『今頃頑張ってクッキー作ってくれてるのかな?
ヤベーニヤニヤしそう口をすぼめで我慢しよう。』

前の人が飲み物を入れおわったので俺はコップを二つとって両方にオレンジジュースを入れて席に向かった。

席に着くと携帯ゲームをやってるマナの目の前にオレンジジュースを置いた。

ゲームを一旦中断して、俺にありがとうと言ってオレンジジュースを一口飲んで俺の顔を見て

「なんで口をすぼめてるのよ」

疑問符を浮かべながら聞いてきた。

「そりゃニヤニヤを抑えるためだよ」
当たり前だろ的なニュアンスで言って俺はよっこらせと席に座った。

「いや、ニヤニヤするのをやめなさいよ」

マナははぁーと息を吐いて、呆れながら言った。

「無理だから口をすぼめて我慢してんだよ」

俺は魚を竿で釣れないから網を張って取ってるんだよ的なニュアンスで言った。

するとマナは馬鹿にしたような視線で

「口をすぼめて歩いてたら瑠璃に変な奴と思われるわよ」


『瑠璃に変な奴と思われるイコール嫌われる可能性がある。
瑠璃に嫌われたら俺は生きていけない。
口をすぼめるのやめよう。』

「別の我慢する方法考えるわ」

「ニヤニヤにをしないという選択肢はないのね。」

やれやれと言いたそうな表情で言った。

「じゃー私串カツ取ってくるね」

そうや言ってルンルンとした足取りでマナは串カツを取りに行った。

『どんだけ串カツ楽しみにしてたんだよ。
テストで80点取った並みの声のトーンで取ってくるねと言ったぞ
しかも足取り羽がはいてるぐらい軽い足取りだったな。』

俺は串カツを取りに行くマナの後ろ姿を見送りながらそう思った。

『さて俺はどうやってニヤニヤを我慢しよう外見の変化だと変に思われる可能性が高い、じゃーどうするべきか?
......ニヤニヤしたら瑠璃に嫌われるぞと思い込めばいいじゃねーか。
簡単だったな、俺は思い込みが激しい人間だからなんとかなるだろう。』

そう俺が新対策法を思い浮かんでドヤ顔してると、マナがたくさんの串カツをもって何ドヤ顔してるのよと言ってきた。

「新しい対策を思いついたんだ」

あっそと言って俺の対策法にはマナは興味なさそうな返答をして串カツを焼くのに夢中になっていた。

「俺も串カツ取ってくるわ」

俺は席たちそう言って串カツを取りに行った。

串カツが置いてある場所に向かうと肉や野菜ししとうやチーズちくわなど他の店には置いてなさそうなものまであった。

『迷うな肉は取るとしてこのししとうっていのが気になるな。
これももらっていこう。
あとやっぱり野菜だな
あとはサラダをとっていくか』

俺は肉と野菜とシシトウとサラダをトレーにのせて
席に向かって歩いた。

テーブルに着くとマナがトロンとした目で串カツを頬張っていた。

「そんなに美味しいか?串カツ」

「超美味しいよサクサク感が特にあとソースじゃなくて大根おろしソースをつけるとさっぱりしね美味しい
ここは天国だね」

『そこまで評価するか、ていうかサクサクなら揚げ物なら一緒だろ。
そのことを前に言ったら全然違うよ揚げ物はザクだけど串カツはサクサクなんだからといわれた
俺には未だ日内がわからないがな』

そう思いながら俺は自分の分の串カツを焼いた。

するとマナが串カツを食べてオレンジジュースを一口飲んで

「あいからわず希堂って野菜好きよね、持ってきてるのほぼ野菜じゃない」

「野菜のないところに俺は食べに行かないぐらい野菜が好きだからな、ほんとは生で食べたいが」

俺は残念そうな表情をしながら言った。

「いや、生とか味しないでしょ」

小馬鹿にした感じてマナは言った。

「何言ってるんだ生の野菜には甘みがあるだろ」

「あーそうね」

適当だな、生野菜素晴らしさを教えようと口を開けると

「あーそういえば瑠璃がね希堂くんてもしかしてキーくんなのかなって言ってたよ」

『マナ俺が語り出すと止まらないの知って話変えたな、だけと瑠璃に関することならそっちを優先する。』

「それでなんて言ったんだ」

「出会う前のことは何も知らないからそうかもしれないしそうじゃないかもしれないよと言ったわ」

『余計に悩ませる方を取ったのね
にしてもキーくんじゃないかって思われてるってことは俺はキーくんと並ぶ存在になりかけてるってことだよな
やべニヤニヤしそう』

ニヤニヤしそうなのを嫌われると思い込んだ。

「瑠璃に行った通り私さ希堂の小学二年生よりも前のこと知らないんだけどどんな子だったの?」

小首を傾げながら聞いてきた。

俺はマナからしたら強烈な一言を発した。

「実は幼少期の頃の記憶がないんだ。」







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