罰ゲームから始まる恋

アマチュア作家

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瑠璃がいじめられる

振られた

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誰もいないはずの夕日の差し込む教室に俺と瑠璃が2人いる。

みんなが帰った後の教室で大切な話があるって言われた俺は放課後の教室で1人になるまで待って数分たってから瑠璃が入ってきて、互いに無言でいる状況である。

瑠璃は手をせわしなく動かして俯いている。
きっと中々言い出せないことなんだろう。
だが俺はこの状況に耐えられなくなり

「そういや告白されたともこんな状況だったよなー」

俺は軽い調子で言った。

すると瑠璃は小さく今にでも消えちゃいそうな声で出そうだねと言った

『そうだあの時俺は瑠璃に告白されて有頂天になったんだよなあ
それから少して告白の真実を知り泣いてだけど落としてやるって決意して今日まで来た。
だけどこの時期に呼び出されたってことは俺はおそらく振られるんだろう。
だかもしかしたら違うかもしれなら真実を話し改めて告白される可能性だってあるはずだ
そうだそっちの方に決まってる。』

そう思ってると瑠璃は決意したのふぅーと息を吐いて顔を上げて手で服を掴みそしてその可愛らしい声から俺とっては残酷な言葉を紡ぎ出した。

「別れようか、私達」

ああやっぱりそうなのか。別れの言葉が俺は泣きそうになる気持ちを抑えた。
なんとか踏み止まり俺は理由を聞いた。

「ちなみに別れる理由は何?」

瑠璃は困惑した表情になった

すぐに言ったことを後悔した。
そりゃ罰ゲームでしてなんて言えないよな

すまん、やっぱ

俺が言い切る前に瑠璃は理由を言い始めた。

「好きな人ができたんだ」

あれ、思ったのと違うな俺はずっこけそうになりそうになった。

『へ、好きな人できたの?きー君を待っていたんじゃないのか?
そんなにすぐに好きになっていいのか?俺はきーくんに負けるんだったら納得できるんだか』

「ちなみ好きになった人誰か教えてくれる?」

「この前転校してきたきーくんだよ」

あのイケメンかよ、女子は結局顔なんかと失望にも似た気持ちを抱いた。
だけどすぐにるりが顔だけで好きになるような人じゃないことを今までの付き合いから思い出して、理由を聞いた。

「なんでそのきーくんのことを好きになったんだ。」

すると目を輝かせてこちらに身を乗り出すように

「待っていたキーくんだったんだ鍵のこと知っていたし、何より魔物から助けてくれた方法が似ていて」
目を輝かしながら瑠璃は言った

『確かにあん時のきーくんカッコよかったよなあーイケメンだから尚更、だけど相手も瑠璃のこと覚えてないなら決めつけるの早くないかと思ったが、瑠璃のキラキラ瞳を見てると本物なのかなぁと思った。優しそうだしあいつなら瑠璃のこと幸せにできるだろう』

そう思い俺は目を瞑り過去の思い出思い出した。
照れた時の瑠璃可愛かったな、プレゼント渡した時の瑠璃も可愛かったな俺は様々な瑠璃の笑顔を思い出しこれ以上思い出すと泣きそうになってしまうと思い目を閉じ頭を振って深呼吸をして落ち着いたんで、

「分かった、別れようか」

そういうと瑠璃は悲しげにうんと呟き

「先家帰るね、バイバイ」

「ああ、じゃあな」

別れても友達だよな俺たち
俺はそれが気になり瑠璃を呼び止めた。

「別れても友達だよなぁー」

俺は緊張して少し大きな声で言った。

すると瑠璃は振り返って芙蓉のような笑みで

「うん、友達だよー」

と明るいトーンで言って、するとじゃねと言って今度は振り返らずに返った。

俺はしばらく教室から夕日を眺めていた。

『綺麗だなまるで俺の今までの付き合ってた頃のようだ。
俺にとってあの日はダイヤモンドのように輝いていた。
きっと神様が今まで付き合ったことなかった俺に与えてくれた日々だったんだろう』

そう思いながら俺は帰る準備をして、下駄箱まで歩き着くと靴に履き替えて、外に出た。

駅まで瑠璃との手をつないだ記憶思い出しながら歩いた。
最初は照れながらだったがいつの間にか手を繋ぐのが当たり前になってたな俺の手は今、寂しく手で拳を作ってる。

『結局きーくんには勝てなかったな、まさか目の前に現れるなんてな思いもしなかった。
これからどう生きていこうか』

そんなことを考えてると駅についた。体感としていつもより駅に遅くついたように感じたが時間を確認すると瑠璃と手を繋ぎながら歩いた時とかかった時間は変わらなかった。

本当に楽しい時間ってあっという間に過ぎるんだなと実感しながら俺は電車を待った。

『そういやここでは電車を待っている間流山娘のことや今日どこいこうかとか話したっけなこれから瑠璃といった場所に行くと瑠璃のこと思い出すんだろうな』

俺の頬に一滴の滴が流れた。

とうとう泣いちゃったなここ駅なのにダメだいってき涙を流すととめどなく溢れ出てくる。
駅員から見たら危ない人だろう。
俺はすぐに目をハンカチで拭った。
ちょうど電車が来たので俺はその電車に悲愁感を醸し出しながら乗った。



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