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デート前日

家で

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家に帰り俺は嬉しすぎて叫びたくなる気持ちを抑えながらラインでいいよと送った。
するとスタンプで楽しみだなと送ってきた。
俺はニヤニヤを堪えきれず俺も楽しみだよと送った。
俺は寝転りながら今日は木曜だから明後日かと思い明後日が待ちきれなかった。
そういやデートで着る服どうしようと思って急に焦った。
家にある服を片っ端から出した。

『やべーはどうしよう、今までオシャレなんてしたことないからおしゃれな服が一個もないんだか。
買いに行くか?いや瑠璃の性格からして服がダサくなければ一緒に歩きたくないとか言わないだろうから、買いに行かなくていいか。
そうなるとここはおしゃれに挑戦するんじゃなくて可もなく不可でもない無難な服装で行くか。
て言うかそれしか選択肢ないが、
て言う会守ってる服で無理におしゃれしようとすると別れようと言われるな』
俺は別れるところまでイメージしてしまい涙が出そうになった。
だがこれは妄想だとすぐに切り替え無残な服装を選んだ。

服を選んだ後夜ご飯を食べ
あとは寝るだけの状態にし来る日の土曜日に向けたて英気を養うためにいつもより早く寝た。







『諸君元気か、俺は元気すぎて校庭を何周も走れそうだ。
何でそんなに元気かって今日は土曜日だからだ。
そうあのデートの日なのだ。
どれくらい楽しみにしてたかと言うと楽しみすぎて金曜日の授業中ずっとニヤニヤしていた。
たまに近くでニヤニヤにしてキモいねと言られたり、マナにもドン引きしながらキモいと言われたがそんなのどうでもいいくらい待ち遠しかった。 』

俺は時計を確認し木曜日に決めた服装に着替え財布の中を確認し
ATMに行かないとなと思い家を出た。

するとマナと鉢合わせた。
「希堂そういや今日デートだったね」
顔を合わせてぽろっとそう呟いた
「希堂嬉しくてもニヤニヤすんのやめなよキモいから、瑠璃もやめてほしいて昨日言ってたよ」
瑠璃にキモいと思われてだとこれからは家だけでニヤニヤにしようと誓った。

「これからは気をつけるわ」

「そうしたほうがいいわ、じゃぁ、愛想疲れないようにね」と言って階段を降り去って行った。
俺もそろそろ行かないとなと思い階段を一段ずつ踏み外さないようにしながら降りた。

『なぜ俺がこんなに慎重だが疑問に思うものもいるだろう。
俺は前に一回だけ女子に遊びに誘われたことがあってそん時に気分が高騰して階段を踏み外して骨折をして結局行けなかったことがあったからだ。
だから大事な時は階段を慎重に降りている』

階段降り終えて、俺は駅に向かった。


 
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