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自由都市コミュシャへ向かう道中・・・
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新年も明けて六日目となりました。
前回からかなり間が開いてしまいましたが。諸事情が落ち着き始めましたので完結まで持っていきたいと思います。お付き合い下されば嬉しいです。
今年もよろしくお願い致します(✿︎´ ꒳ ` )♡︎
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
嫌なことがありつつもあの後ライアン様、シフォン様と一緒に帝国のアルフォンソ皇帝とお会いした。アルフォンソ皇帝はハニーブロンドに空の青の瞳が美しい方でまだ28歳とお若い。帝位を継がれてから3年程。前皇帝はお元気だけれどアルフォンソ皇帝に帝位を譲って、やりたい事があると現在は世界中を旅して回っておられるのだ。先々で興味を惹かれた事を追求していらっしゃる・・慈善事業とか・・・貧民街の改善なども行なっていて私達【 越後屋 】もその辺りで関わる事があり現在提携している事が多々ある。結構やり甲斐があるんだ
そちらの関係から親しくさせて頂いており帝国の爵位は公爵位を頂いている。もちろん領地など無い、フリーで動いている。一応【 越後屋 】は本拠地をフリード王国としており、かの国でも公爵位を頂いている。この世界での二大 大国である両方の国から公爵位を頂いており二大大国両方からのお墨付きを頂いているのだ。その他の国からも同様に爵位を頂いている。力が無いと出来ない事や一つ所に縛られる事があるから。
そうお母様の様に・・・多くの国に信用されている証のようなものだ
この世界の大国は軍事、経済、食糧事情、資源諸々最強である。前世とは違い大国同士が平和的であり建設的な事に資源も人材も使っている・・・工業的な方は発展していないが自然と共生しながら違う進化をしている
で、現在はトップ10の会談の為に自由都市国家であるコミュシャの首都コミュシャに向かっている途中だ。
今回はライアン様達の馬車、私達の馬車はそれぞれアイテムバッグ等に入れ、アルフォンソ様に贈った馬車の改造の為全員同乗しつつ改造している。それぞれの部署の方に希望を聞きながら行なっている。ライアン様達も入れない箇所以外は一緒に回り参考にするとの事。 馬車の持ち主に対して悪意ある者はそもそも入れないから大丈夫なんだけれどプライベートがあるからね。
そして空いている時間で近況報告などしていた。そこで元義姉のアイリーンと元婚約者のカーシス様そして、現国王、王妃と会った時の事を話した。アルフォンソ様も私の過去の事、亡き母のことは知っておられる。
アーフォレ国王夫妻をはじめ貴族達や国民も・・桜お母様のこと無能と蔑んでいた。 無能と蔑みながらも自由を奪い早逝させてしまった元凶としてライアン様同様アーフォレ国の者たちを嫌っておられる。
「相変わらず、ダメな者達だ。 今回解らせてやろうと思ってはいたけれどもう少し重めのペナルティが必要か? 【 越後屋 】の商品を買えないだけじゃ足りない様だな。」と少し怖い顔のアルフォンソ様
「彼らは本当に我欲に忠実だからな、昔から。人の痛みには何も目を向けないけれど搾取することは躊躇わない人達だった。サクラ様の事も後で力が開花した時に他国に取られまいとシラキュース家との婚姻で縛り付けた。
我々との交流だけでは弱っていくサクラ様をお助け出来なかった。ご自分がどんどん弱っていると感じブランシーヌ様の為に手を打って行かれるお姿が、 __っ、切なかった・・・」
と涙を堪えられたライアン様。シフォン様もそっと目元を押さえていらっしゃる。
お母様は早逝されたけれどこうして私だけでなく色んな方の心の中に今も生きていらっしゃると思うと嬉しかった。それでも切なさはある
「お母様の分も私が私達のスキルは素晴らしいと世に知らしめて、アフォーレ王国に後悔させてやります。」
「ああ、その始まりが今回のトップ会談だ。」
美しい顔にフッとニヒルな笑みを浮かべたアルフォンソ様。皆、顔に悪い笑みを乗せ頷き合うのだった
前回からかなり間が開いてしまいましたが。諸事情が落ち着き始めましたので完結まで持っていきたいと思います。お付き合い下されば嬉しいです。
今年もよろしくお願い致します(✿︎´ ꒳ ` )♡︎
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
嫌なことがありつつもあの後ライアン様、シフォン様と一緒に帝国のアルフォンソ皇帝とお会いした。アルフォンソ皇帝はハニーブロンドに空の青の瞳が美しい方でまだ28歳とお若い。帝位を継がれてから3年程。前皇帝はお元気だけれどアルフォンソ皇帝に帝位を譲って、やりたい事があると現在は世界中を旅して回っておられるのだ。先々で興味を惹かれた事を追求していらっしゃる・・慈善事業とか・・・貧民街の改善なども行なっていて私達【 越後屋 】もその辺りで関わる事があり現在提携している事が多々ある。結構やり甲斐があるんだ
そちらの関係から親しくさせて頂いており帝国の爵位は公爵位を頂いている。もちろん領地など無い、フリーで動いている。一応【 越後屋 】は本拠地をフリード王国としており、かの国でも公爵位を頂いている。この世界での二大 大国である両方の国から公爵位を頂いており二大大国両方からのお墨付きを頂いているのだ。その他の国からも同様に爵位を頂いている。力が無いと出来ない事や一つ所に縛られる事があるから。
そうお母様の様に・・・多くの国に信用されている証のようなものだ
この世界の大国は軍事、経済、食糧事情、資源諸々最強である。前世とは違い大国同士が平和的であり建設的な事に資源も人材も使っている・・・工業的な方は発展していないが自然と共生しながら違う進化をしている
で、現在はトップ10の会談の為に自由都市国家であるコミュシャの首都コミュシャに向かっている途中だ。
今回はライアン様達の馬車、私達の馬車はそれぞれアイテムバッグ等に入れ、アルフォンソ様に贈った馬車の改造の為全員同乗しつつ改造している。それぞれの部署の方に希望を聞きながら行なっている。ライアン様達も入れない箇所以外は一緒に回り参考にするとの事。 馬車の持ち主に対して悪意ある者はそもそも入れないから大丈夫なんだけれどプライベートがあるからね。
そして空いている時間で近況報告などしていた。そこで元義姉のアイリーンと元婚約者のカーシス様そして、現国王、王妃と会った時の事を話した。アルフォンソ様も私の過去の事、亡き母のことは知っておられる。
アーフォレ国王夫妻をはじめ貴族達や国民も・・桜お母様のこと無能と蔑んでいた。 無能と蔑みながらも自由を奪い早逝させてしまった元凶としてライアン様同様アーフォレ国の者たちを嫌っておられる。
「相変わらず、ダメな者達だ。 今回解らせてやろうと思ってはいたけれどもう少し重めのペナルティが必要か? 【 越後屋 】の商品を買えないだけじゃ足りない様だな。」と少し怖い顔のアルフォンソ様
「彼らは本当に我欲に忠実だからな、昔から。人の痛みには何も目を向けないけれど搾取することは躊躇わない人達だった。サクラ様の事も後で力が開花した時に他国に取られまいとシラキュース家との婚姻で縛り付けた。
我々との交流だけでは弱っていくサクラ様をお助け出来なかった。ご自分がどんどん弱っていると感じブランシーヌ様の為に手を打って行かれるお姿が、 __っ、切なかった・・・」
と涙を堪えられたライアン様。シフォン様もそっと目元を押さえていらっしゃる。
お母様は早逝されたけれどこうして私だけでなく色んな方の心の中に今も生きていらっしゃると思うと嬉しかった。それでも切なさはある
「お母様の分も私が私達のスキルは素晴らしいと世に知らしめて、アフォーレ王国に後悔させてやります。」
「ああ、その始まりが今回のトップ会談だ。」
美しい顔にフッとニヒルな笑みを浮かべたアルフォンソ様。皆、顔に悪い笑みを乗せ頷き合うのだった
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