悠久の Madrugada〈マドゥルガダ〉 -蒼い闇- 《本編完結》「後日譚」連載開始しました

桜楽-sakura-

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La Madrugada 25 〔嬉戯 5〕# R18

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きれれてしまってぐしょぐしょだな……取ろうか?」
 兄はそう言ったが、弟は首を振った。

「まだ……最後まで、してないから……ーーシて。兄さま」

「沢山いて、疲れたろう?」
 それには、コク……と、弟は素直にうなずく。

「でも、リシェ兄さまの精が……欲し……ーーだからリシェ肛門アヌスに、兄さまの男根ペニスれて……ください」

「欲しいのか?」
「ーー欲しい……です」

「……兄さまの男根ペニスくわえなさい」
 兄は、弟の頭を抱え、ひたいに口づけしてから、己れの男根ペニスへ導いてやった。
 弟の唇に男根ペニスの先を当ててやると、弟は素直に口を開け、男根ペニスくわえた。

「上手にしゃぶれたら……もっと大きく硬くなって……リシェを気持ち良くさせてやれる」
 直接的にあおられ、弟はきれかくされた目元を朱くしていた。

 ちゅく……ちゅぱ……ちゃぷ、…………
「んく……あ……んっ……は…………ぁ」

 弟は、兄の男根ペニスに奉仕した。
 まだ、辿々たどたどしくも、懸命けんめいに、教えられた通りに。

 夢中になって、兄の男根ペニスをしゃぶっていた弟は、軽く頬をたたかれ、男根ペニスから、唇を放した。

「もう少し練習レッスンが必要だが、今はこれでいい」

 兄はそう言うと、弟にうつぶせるよううながして、弟の両手首を後ろ手にして、かせを掛けた。くさりを留める“パキン……”という金属音がひびく。

「リシェ……優しく抱いてやろう。ーー尻をき出して、足を開きなさい」
 ーー被虐ひぎゃくの……淫靡いんぴな姿勢を命じられながら、弟には、それがよろこびでしかない。

「兄さま、いい……、の? ーーあ……んっ」

 ちゅ……肛門アヌスに口づけながら、兄は弟に言った。
「今日は優しくするよーーこの前、無理をさせて日陰シェイに叱られたからな」
 ため息をきながら、兄がいう。

「んっ……! 兄さま……あ……ありが……、リシェっ、……」

リシェお前は、この姿勢が好きだな」 
 高く、兄に突き出された弟の尻に、兄は口づけた。

「……兄さまの……性奴隷だって……思い、知れるからーー好き」

 弟の言葉に、兄はうれいをひそめ、静かに微笑ほほえみ、肛門アヌスに口づけた。

 ちゅく……

 だが、肛門アヌスほぐす兄に、弟はもういい、とうったえた。

「も……う、肛門アヌスほぐれて……る……から、兄さま……、もう、れっ……男根ペニス、っ…… 兄さまっ、おね、
が…………っ」

 繰り返し弟は兄に願い、ようやく兄は、男根ペニス肛門アヌスに当ててくれた。

「息を吐いて、リシェ。入れるよ、ゆっくりな」

 十分に準備をほどこされていた弟の肛門アヌスは、易々やすやすと兄の男根ペニスを受け入れたが、兄は弟がれて尻をらしてしまう程、時間をかけて男根ペニス挿入そうにゅうした。

「ーーっ、は……ぁ…………、兄さまっ、……ねがぃ、もう、…………突いて! ぎゅ、て、して……ーーあっ!!…………や、ぁーーー!!」

 最奥さいおうへの、最後のひと突きで、男根ペニス肛門アヌスに全て納まった時、弟は、メスイキしてしまった。

「ーーっ、くっ……」
 兄は、引きられそうなところを、何とかこらえる。

「ぁ……あ…………ごめ、ごめん、なさ…………い」
 ドライでイってメスイキしてしまった自分に、一時いっとき呆然ぼうぜんとした後、弟は兄を受け入れたまま、しくしく泣き出してしまった。

 兄は、大きく息を吐き出してから、ゆっくりと弟におおかぶさって、ささいた。

「謝らなくていい。泣くな」
「だっ……、まだイっていいっ……て、ーーない、のに、……めん、なさ…………」
 ーーやっとれて、もらえたのに。
 そう言って泣く弟を、兄はゆったりと腰を使い始めながら、宥めなだめる。

「優しく抱く、と言ったよ。リシェ、許してあげるから、ーー好きなだけドライでイってメスイキしていい」
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