131 / 189
南方諸国編
131 南方諸国へ-「三島同盟」-
しおりを挟む
次の訪問先であるプロソン島に向けて出発する前に、ちょっと問題が起こった。
鉢植えのラームに異変が生じたのだ。
「わしの、可愛いラームが!」
元気のなくなった自分の鉢を見てペリ君が嘆く。
「ああ、砂漠でこれを食べる日を夢見ていたのに」
こちらはピステル。そんな具体的な日を思い描いてたのか。
「やはり、日頃の行いが出ましたか?」
ネムの鉢は元気に育ってる。何気にトゲがないか?
「ワタシのは大丈夫ね!」
ミリィのも元気だ。
「俺のも、まずまずってところだな」
「どうして? 何がいけないの?」
アリスの鉢は元気がない。だが、アリスの鉢はともかく、豊穣の女神イリス様の鉢まで元気がないのは腑に落ちない。
「変ね?」
ここは、やっぱあれだろう!
「久々に『名探偵オレ』の登場か?」
「そういうのいいから!」
自分の鉢も元気悪いので、美鈴ご立腹。
「まずは現場百回……」
「魔法共生菌じゃない?」とネム。
いきなり解決か? ネム、ワト〇ン君じゃなかったの?
「どゆこと?」
「ほら、上手くいってる人を見ると、ミリィは魔法共生菌と共生してるし、私は無害化魔法共生菌を持ち歩いてる。リュウジはミリィを肩に乗せてる!」
ネムが推論を語った。なるほど、確かに日頃の行いですね。
「それよっ!」
美鈴も飛びつく。
「おおおっ。確かに、それなら納得じゃ!」納得のペリ君。
「そうだよ!」とテル君。
「確かに」ナエル王も確信した模様。
「じゃ、対策は?」と美鈴。
「無害化魔法共生菌をボトルに入れて近くに置くとか?」とネムが提案する。
「やってみましょう!」と美鈴。
さっそくネムに散布用の無害化魔法共生菌を小分けして貰った。
まぁ、魔法共生菌の被害が出ていないので少量散布すれば十分だから問題ない。
翌朝、元気になったラームの鉢を携えて、俺達は三島同盟の島に向かうのだった。
どうも、ラームは妖精族と魔法共生菌との三者で依存関係があったようだ。どれか一つが無くても上手くいかない。そりゃ、失敗するわな。
* * *
モザ島から南に五百キロメートルほど飛ぶと『三島』のうちの二島、プロソン島とナス島が見えてきた。
さらにその先にはミゼル島がある。この三島は互いの距離が三十キロメートルと近く、『三島同盟』と名乗ってはいるが盟主を首長の持ち回りで選んでいて殆ど一つの国らしい。
俺達はまず、モザ島とほぼ同じ大きさで最大の島、プロソン島に降り立った。
「妖精の国の次は、おとぎの国かな?」
もう、代表役を諦めたのかピステルはそんな冗談を口走った。
「おとぎの国ではないですが、キノコの国とは言えますな」
ミモザ国王が律儀に答えてくれた。
「キノコが沢山採れるんですか?」
「そうではなくて、家がキノコのような形なのです」
おとぎの国は、別に特別な人が住んでるわけでは無かった。亜熱帯で高床式なので家は全体に高くなるのだが、屋根の形がキノコっぽいとのこと。
いつものように首都の周りを一周してから少し離れた広場に着陸した。
着陸して待っていたら、代表者と思われる十名ほどの一団がやって来た。
キノコの家から迎えに来たのは美男美女ばかりだった。というかアリスちゃんぽい人々だった。おとぎの国はアリスちゃんだらけ。男も女もアリスちゃん。どうなのこれ?
ー 何よそれ。
ー だって、そうじゃん。
ー まぁね。
要するに魔法共生菌の悪影響がない状態で健美パラメータを変更されたわけだが、元々ここの人は十分健康だったので単純にアリスに似る効果だけが働いたようだ。
まぁ、あくまでも俺の印象だ。妖精族ほど影響がある訳ではないようだ。ただ、セルー島やモザ島に比べて顕著なのは、この島のほうが健康だったということだろうか? 何か健康の秘訣のようなものがあるんだろうか?
「凄いわね。みんな綺麗な人ばかりね」
「アリスが言うと、自画自賛になっちゃうよな」
「そうだけど」
「ほんとに。ただ、個性がないんじゃない?」と美鈴。
まぁ、美鈴は個性的な美人だからな。
「ふむ。あまり強そうではないな」とミゼール。
いや、それ要らないだろ? あ、男のほうか? 女もか?
ー そういえば、健美パラメータをいじった影響で今、美男美女でも子供たちは元に戻るよね?
ー あ、そうね。
ー それって、どうなの? 気付くの?
ー たぶん、気付かないと思う。というか、個性の内になると思う。
ー ならいいか。
代表者の一団に説明するためにミモザ国王が先に話に行った。
代表者の目が、俺の肩の上のミリィ、アリスといって最後に俺を見る。もう、驚愕の三段活用である。というか全員跪いた。
やっぱり、こうなるよな。
「わたくしプロソン島の首長コモロ・プロソンと申します。こ、この度は、私どもの島をご訪問いただき、まことにありがとうございます」
ミモザ国王を連れて来たのって失敗だったかな?
ちょっと、やりにくい。が、もう遅い。
でも、そういえば、この南方諸国のセルー島には百年前に神様が降臨してると言うから、すんなり信じるのも当然か。隠しててもすぐにバレた可能性が高いし、これで良かったのかも?
* * *
首長コモロ・プロソンはプロソン島の首長であり三島同盟の盟主でもあった。
訪問理由を説明すると、すぐに了承された。まぁ、神様が来てるのに難癖付けるわけないんだけど。
魔法共生菌はここでも問題になっていなかったが、後顧の憂いを断つと感謝された。ただ、三島の同盟なので三島を飛行船で周ってそれぞれの首長の了解をとってから正式に大陸連絡評議会加盟セレモニーを行うということになった。
ここまではそつなく進んだのだが、この後実際にコモロ首長と他の二島を巡り大陸連絡評議会加盟セレモニーを行ってみると、いつも以上の大騒ぎになってしまった。
三島で示し合わせてセレモニーは同時に開催したのだが、三島のカメラで撮った映像を一つに纏めたせいか良く分からない熱狂が生まれていた。
たぶん、何を見せられたのか分かってないし、神様降臨とか言ってたので神託と勘違いしている可能性すらある。やばいかな?
* * *
歓迎の席では初めての試みとして他国で撮った映像を披露してみた。
出立前に急いで撮ったものなので神聖アリス教国と聖アリステリアス王国の街の様子くらいなのが残念だが、出発のときのパノラマ映像には中央大陸と南北大陸の映像なども入っていたし雰囲気は伝わったと思う。
おまけに来る途中の海底探検の映像もあった。
「なんと、素晴らしい。夢のような世界ですな」とコモロ首長。
「ほんとうに、これほど多くの国があるのですね。これからが、とても楽しみです」
ペルーナ・ナス女首長が素直な感想を言う。
「ええ、本当に。それに、交易が始まれば、この世界を旅することも出来るのですね?」
カユリ・ミゼル女首長は既に未来の自分を想像しているようだ。この人、ちょっと気になるな。
* * *
翌日、二人の首長をそれぞれの島へ送り届けるついでに、それぞれの島に人工港を作った。
と言っても、この三島の場合は港はあったので改良する程度だった。
その後、さらに飛行艇で海底探検サービスもした。
「きゃ~っ、すご~い。きれ~い」
一番喜んでいるのはミリィだった。
まぁ、そりゃそうか。妖精の森の外には出なかった筈だもんな。色んな魚を見つけては展望室の窓を飛び回ってる。
「こ、これが、海底探検ですか。なんとまぁ美しい。実際に自分で見るのはまた格別ですな」とミモザ国王。
「まさにおとぎの国のお話みたい」
おとぎの国のペルーナ・ナス女首長におとぎの国認定されてしまった。
「おお、あのように堤防を築かれたのですね。海中から見るとまた違いますね」
俺達が作った防波堤を海の中から見たカユリ・ミゼル女首長の感想だ。
なかなか有能そうな首長発見。
「こ、これは。おお、旨そうな魚が」コモロ首長は食い気ですか。
ちなみに、元気を回復した聖果実ラームは、その後も問題無く育っている。
飛行船内部は南国の気候とは全く違う環境なのに元気に育っているので、ラームは意外と育て易い植物なのかも知れないという嬉しい発見もあった。まぁ、果実が生るかどうかは分からないが。
鉢植えのラームに異変が生じたのだ。
「わしの、可愛いラームが!」
元気のなくなった自分の鉢を見てペリ君が嘆く。
「ああ、砂漠でこれを食べる日を夢見ていたのに」
こちらはピステル。そんな具体的な日を思い描いてたのか。
「やはり、日頃の行いが出ましたか?」
ネムの鉢は元気に育ってる。何気にトゲがないか?
「ワタシのは大丈夫ね!」
ミリィのも元気だ。
「俺のも、まずまずってところだな」
「どうして? 何がいけないの?」
アリスの鉢は元気がない。だが、アリスの鉢はともかく、豊穣の女神イリス様の鉢まで元気がないのは腑に落ちない。
「変ね?」
ここは、やっぱあれだろう!
「久々に『名探偵オレ』の登場か?」
「そういうのいいから!」
自分の鉢も元気悪いので、美鈴ご立腹。
「まずは現場百回……」
「魔法共生菌じゃない?」とネム。
いきなり解決か? ネム、ワト〇ン君じゃなかったの?
「どゆこと?」
「ほら、上手くいってる人を見ると、ミリィは魔法共生菌と共生してるし、私は無害化魔法共生菌を持ち歩いてる。リュウジはミリィを肩に乗せてる!」
ネムが推論を語った。なるほど、確かに日頃の行いですね。
「それよっ!」
美鈴も飛びつく。
「おおおっ。確かに、それなら納得じゃ!」納得のペリ君。
「そうだよ!」とテル君。
「確かに」ナエル王も確信した模様。
「じゃ、対策は?」と美鈴。
「無害化魔法共生菌をボトルに入れて近くに置くとか?」とネムが提案する。
「やってみましょう!」と美鈴。
さっそくネムに散布用の無害化魔法共生菌を小分けして貰った。
まぁ、魔法共生菌の被害が出ていないので少量散布すれば十分だから問題ない。
翌朝、元気になったラームの鉢を携えて、俺達は三島同盟の島に向かうのだった。
どうも、ラームは妖精族と魔法共生菌との三者で依存関係があったようだ。どれか一つが無くても上手くいかない。そりゃ、失敗するわな。
* * *
モザ島から南に五百キロメートルほど飛ぶと『三島』のうちの二島、プロソン島とナス島が見えてきた。
さらにその先にはミゼル島がある。この三島は互いの距離が三十キロメートルと近く、『三島同盟』と名乗ってはいるが盟主を首長の持ち回りで選んでいて殆ど一つの国らしい。
俺達はまず、モザ島とほぼ同じ大きさで最大の島、プロソン島に降り立った。
「妖精の国の次は、おとぎの国かな?」
もう、代表役を諦めたのかピステルはそんな冗談を口走った。
「おとぎの国ではないですが、キノコの国とは言えますな」
ミモザ国王が律儀に答えてくれた。
「キノコが沢山採れるんですか?」
「そうではなくて、家がキノコのような形なのです」
おとぎの国は、別に特別な人が住んでるわけでは無かった。亜熱帯で高床式なので家は全体に高くなるのだが、屋根の形がキノコっぽいとのこと。
いつものように首都の周りを一周してから少し離れた広場に着陸した。
着陸して待っていたら、代表者と思われる十名ほどの一団がやって来た。
キノコの家から迎えに来たのは美男美女ばかりだった。というかアリスちゃんぽい人々だった。おとぎの国はアリスちゃんだらけ。男も女もアリスちゃん。どうなのこれ?
ー 何よそれ。
ー だって、そうじゃん。
ー まぁね。
要するに魔法共生菌の悪影響がない状態で健美パラメータを変更されたわけだが、元々ここの人は十分健康だったので単純にアリスに似る効果だけが働いたようだ。
まぁ、あくまでも俺の印象だ。妖精族ほど影響がある訳ではないようだ。ただ、セルー島やモザ島に比べて顕著なのは、この島のほうが健康だったということだろうか? 何か健康の秘訣のようなものがあるんだろうか?
「凄いわね。みんな綺麗な人ばかりね」
「アリスが言うと、自画自賛になっちゃうよな」
「そうだけど」
「ほんとに。ただ、個性がないんじゃない?」と美鈴。
まぁ、美鈴は個性的な美人だからな。
「ふむ。あまり強そうではないな」とミゼール。
いや、それ要らないだろ? あ、男のほうか? 女もか?
ー そういえば、健美パラメータをいじった影響で今、美男美女でも子供たちは元に戻るよね?
ー あ、そうね。
ー それって、どうなの? 気付くの?
ー たぶん、気付かないと思う。というか、個性の内になると思う。
ー ならいいか。
代表者の一団に説明するためにミモザ国王が先に話に行った。
代表者の目が、俺の肩の上のミリィ、アリスといって最後に俺を見る。もう、驚愕の三段活用である。というか全員跪いた。
やっぱり、こうなるよな。
「わたくしプロソン島の首長コモロ・プロソンと申します。こ、この度は、私どもの島をご訪問いただき、まことにありがとうございます」
ミモザ国王を連れて来たのって失敗だったかな?
ちょっと、やりにくい。が、もう遅い。
でも、そういえば、この南方諸国のセルー島には百年前に神様が降臨してると言うから、すんなり信じるのも当然か。隠しててもすぐにバレた可能性が高いし、これで良かったのかも?
* * *
首長コモロ・プロソンはプロソン島の首長であり三島同盟の盟主でもあった。
訪問理由を説明すると、すぐに了承された。まぁ、神様が来てるのに難癖付けるわけないんだけど。
魔法共生菌はここでも問題になっていなかったが、後顧の憂いを断つと感謝された。ただ、三島の同盟なので三島を飛行船で周ってそれぞれの首長の了解をとってから正式に大陸連絡評議会加盟セレモニーを行うということになった。
ここまではそつなく進んだのだが、この後実際にコモロ首長と他の二島を巡り大陸連絡評議会加盟セレモニーを行ってみると、いつも以上の大騒ぎになってしまった。
三島で示し合わせてセレモニーは同時に開催したのだが、三島のカメラで撮った映像を一つに纏めたせいか良く分からない熱狂が生まれていた。
たぶん、何を見せられたのか分かってないし、神様降臨とか言ってたので神託と勘違いしている可能性すらある。やばいかな?
* * *
歓迎の席では初めての試みとして他国で撮った映像を披露してみた。
出立前に急いで撮ったものなので神聖アリス教国と聖アリステリアス王国の街の様子くらいなのが残念だが、出発のときのパノラマ映像には中央大陸と南北大陸の映像なども入っていたし雰囲気は伝わったと思う。
おまけに来る途中の海底探検の映像もあった。
「なんと、素晴らしい。夢のような世界ですな」とコモロ首長。
「ほんとうに、これほど多くの国があるのですね。これからが、とても楽しみです」
ペルーナ・ナス女首長が素直な感想を言う。
「ええ、本当に。それに、交易が始まれば、この世界を旅することも出来るのですね?」
カユリ・ミゼル女首長は既に未来の自分を想像しているようだ。この人、ちょっと気になるな。
* * *
翌日、二人の首長をそれぞれの島へ送り届けるついでに、それぞれの島に人工港を作った。
と言っても、この三島の場合は港はあったので改良する程度だった。
その後、さらに飛行艇で海底探検サービスもした。
「きゃ~っ、すご~い。きれ~い」
一番喜んでいるのはミリィだった。
まぁ、そりゃそうか。妖精の森の外には出なかった筈だもんな。色んな魚を見つけては展望室の窓を飛び回ってる。
「こ、これが、海底探検ですか。なんとまぁ美しい。実際に自分で見るのはまた格別ですな」とミモザ国王。
「まさにおとぎの国のお話みたい」
おとぎの国のペルーナ・ナス女首長におとぎの国認定されてしまった。
「おお、あのように堤防を築かれたのですね。海中から見るとまた違いますね」
俺達が作った防波堤を海の中から見たカユリ・ミゼル女首長の感想だ。
なかなか有能そうな首長発見。
「こ、これは。おお、旨そうな魚が」コモロ首長は食い気ですか。
ちなみに、元気を回復した聖果実ラームは、その後も問題無く育っている。
飛行船内部は南国の気候とは全く違う環境なのに元気に育っているので、ラームは意外と育て易い植物なのかも知れないという嬉しい発見もあった。まぁ、果実が生るかどうかは分からないが。
14
お気に入りに追加
494
あなたにおすすめの小説
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
異世界に転生した俺は農業指導員だった知識と魔法を使い弱小貴族から気が付けば大陸1の農業王国を興していた。
黒ハット
ファンタジー
前世では日本で農業指導員として暮らしていたが国際協力員として後進国で農業の指導をしている時に、反政府の武装組織に拳銃で撃たれて35歳で殺されたが、魔法のある異世界に転生し、15歳の時に記憶がよみがえり、前世の農業指導員の知識と魔法を使い弱小貴族から成りあがり、乱世の世を戦い抜き大陸1の農業王国を興す。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
加工を極めし転生者、チート化した幼女たちとの自由気ままな冒険ライフ
犬社護
ファンタジー
交通事故で不慮の死を遂げてしまった僕-リョウトは、死後の世界で女神と出会い、異世界へ転生されることになった。事前に転生先の世界観について詳しく教えられ、その場でスキルやギフトを練習しても構わないと言われたので、僕は自分に与えられるギフトだけを極めるまで練習を重ねた。女神の目的は不明だけど、僕は全てを納得した上で、フランベル王国王都ベルンシュナイルに住む貴族の名門ヒライデン伯爵家の次男として転生すると、とある理由で魔法を一つも習得できないせいで、15年間軟禁生活を強いられ、15歳の誕生日に両親から追放処分を受けてしまう。ようやく自由を手に入れたけど、初日から幽霊に憑かれた幼女ルティナ、2日目には幽霊になってしまった幼女リノアと出会い、2人を仲間にしたことで、僕は様々な選択を迫られることになる。そしてその結果、子供たちが意図せず、どんどんチート化してしまう。
僕の夢は、自由気ままに世界中を冒険すること…なんだけど、いつの間にかチートな子供たちが主体となって、冒険が進んでいく。
僕の夢……どこいった?
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる