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9 検討会
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再実験の翌日、俺たちはレクチャールームに集まって実験の結果について話し合った。
野鳥のDNA鑑定の結果はすぐに出た。
報告によると、この世界の野鳥とは別系統であることが判明した。つまり、別世界から来たと言うことだ。
「この結果を見ると、結論は一つだな」
リーダーのホワンはメンバーを見渡してから、ゆっくりと宣言した。
「我々がやっている実験は空間転移ではない。明らか別世界転移だ。そして転移は双方向だが単純な交換ではないようだ」
ホワンの宣言は聞こえたが、何も言えずみんな黙ってた。
いや既に予想はしていた。ただ、はっきりと言われるまで信じきれなかったのかもしれない。
それは、今まで信じていたことが足元から崩れていった瞬間でもあったのだ。
それでも、今直面しているのは空間転移以上の大変な発見なのだ。小さな失敗と大きくも予想外の成果が同時に来たわけで、ちょっと複雑な心境なのかも。
「確……かに」
トウカは喉が渇いたのか唾をのみ込みながら言った。ユリが、サーバーのコーヒーをトウカのカップに注いでやった。
「ありがとう」
素直にトウカは言ってカップからコーヒーをぐびぐびと飲んだ。
「変だとは思ってたんだよ。予想と違う成分の岩石ばかりだったしな」
トウカは吐き出すように言った。
「けど、いきなり物質が現れたら空間転移だと思うだろ?」
そう言って縋るように俺を見た。
この現象を発見したのはトウカだったようだ。
「そうだな」
俺は同意してみせた。研究者の同意じゃないが賛同する声を聴きたいのだろう。
「これは、一からやり直しだな。しかし、さらに凄い発見でもある。これまで以上に、やりがいのある研究だ」
ホワンが断固として宣言した。
今日以降、この研究室の研究テーマは「空間転移」から「別世界転移」に変更されたわけだ。
* * *
研究室のテーマが大きく修正されて少しざわついたのでホワンは休憩を入れた。
「しかし、なんで鳥なんだろう?」
マナブが素直な疑問を口にした。
「それを言うなら、なぜ鳥だけなんだ? と言うべきじゃないか?」
ふと思い付いて俺は言ってみた。
「どういうこと?」
「あの小鳥が現れたとき、羽根は畳まれていただろ?」
俺は鳥が現れた瞬間を思い出しながら言った。
「うん、そうだね」マナブも覚えていた。
「つまり、転移の時、飛んでいたわけではない。時間的にも恐らく枝に止まって寝ていたんだと思う」
「ああ、なるほど」
「だとすれば止まっていた枝も一緒に転移して来てもいい筈だ。俺の時は岩や苔も一緒だった。しかし、今回転移して来たのは鳥だけだ」
つまり、俺の時と同じで切り出す種類の転移ではないということだ。
「ああ。確かに謎だね」
マナブも納得したようだ。
「もっと情報が欲しいな。何が転移してくるのか更に実験が必要だな。明日の早朝も実施するか?」
ホワンは、すぐに提案して来た。
「え~っ」
ユリは不満そうだ。
若い奴は、朝が辛いよな。ま、俺は若くないけど辛いが。
「それについて、ちょっといいか?」俺はちょっと思い当たることがあった。
「なんだ?」
「明日、実験をするのはいいが、もう何も出てこないかも知れないぞ?」
決して早く起きるのが嫌だと言っているわけではない。
「ほう。詳しく理由を聞こうじゃないか」
ホワンは、真直ぐ俺の方に向き直ってじっくり聞く体制を取った。
「オッケー。その前に聞きたいんだが、この研究所で転移実験は何回やったんだ?」
「うん? リュウが来るまでか? 成功したのは三回、失敗を含めたら三十回近く実験している」
「三十三回です。あの頃のほうが成功率は高かった」トウカが訂正した。
「なるほど。で、物体が転移して来たのが俺を含めて三回と」
「そうだな」
「でも、それ以外は本当に全て失敗だったのか?」
「どういうことだ?」ホワンが聞き返した。
俺はちょっと考えをまとめてから言った。
「今回は鳥が来た。恐らく高い木の枝に止まっていたのだと思う」
「そうね」ユリが頷いて言う。
「その前の成功は、俺の時だ。俺が居たのは、勿論地上だ」
「そうだな」
「そして、最初の二回は岩石。恐らく地下からだろう」
「成分的には、間違いなく地下だった」トウカが補足する。
「そうだったな」ホワンも確認したようだ。
「つまり、高さが少しづつずれているんだ。そんな座標を入力したのか?」
「あっ」思わずトウカも声を上げた。
「いや、深さは変えていない」トウカは確信を持って言った。
「ああっ、そういうことか!」とホワン。
「そうだね」とマナブ。
「確かにっ」とメリス。
「えええっ?」とユリ。
みんなの反応を見てから俺は続けた。
「そうなると、例え成功したとしても次は空中にあるものが転移してくると思う。恐らくだが普通なら空気だけ。うまくいって渡り鳥。下手すると飛行機が出て来る」
「なに~!」とホワン。
「しかも、切り取る転移じゃないなら、丸ごとだ」
「ひ、飛行機まるごと?」とメリス。
「たいへ~ん」とユリ。
「うそだろ?」とトウカ。
「実験室を突き破っちゃう!」とユリ。
そういえば、運動量はどうなるんだろう? 実験棟が破壊されるかもな。
「そうか。うん、そうだな。確かに、そういう可能性が出て来たな。これはまずい」
ホワンは、いつもの腕組みをして考えるポーズで少し唸ると言った。
「そうなると……とりあえず明日の実験は無理だな。まずは過去の転移を精査することにしよう。リュウの言う通りなら、もっと慎重に実験する必要がある。トウカ、成分分析で最初の二回の深さを推定できるか?」
「やってみます!」
研究員たちは、今まで以上に真剣な表情になった。
「あとは……『全て失敗か』とか言ってたな?」
ホワンは話を戻して言った。
「そうですね」
「それは、どういう意味だ?」
「それは、今日の実験だと、見える物体は鳥だけでしたが、さっきも言ったように空気だけということもあったのではないかと」
「くっ? 空気だけか?」
「そうです。少しづつずれていったとすれば、可能性はあります」
「それで、成功率が低かったんだ。本当は成功していたのか!」勢いトウカが言う。
「それは分からないでしょ? 空気の成分は調べてないじゃない」ユリが突っ込みを入れる。
「そうなんですか? 俺を隔離したりしてるから、調べているのかと思った」
俺は不思議に思って言った。
「いや、調べているぞ。成分分析の記録は残っているはずだ。フィルターも毎回交換している。それも再調査だな」
ホワンが訂正した。
そりゃ、調べてる筈だよね。細菌レベルでも気にしてるんだから。
もっとも、別世界から来ることは想定していなかったために省略していただけなんだろう。
「本当の成功率が楽しみだ!」とトウカ。
「もしかすると十割かもよ。別の世界への転移は十割成功したからな」
アルミケースは連続して消えた。しかも、戻ってきていない。
「そうだよね!」
「もし、成功率が十割だったにもかかわらず、物体が現れたのが一割だったのなら、転移相手は最大で十世界の可能性がある」
「なに!」とホワン。
「確かに」とトウカ。
「複数の世界から空気だけ届いてたってことか?」
「あぁ~。リュウの世界はたまたま物体がある座標だったが、他の世界はそうではなかったと?」
座標を決めていたトウカとしては、とんでもない話になった。
「そういうことだ」
レクチャールームは、静まり返ってしまっていた。誰もが状況の把握で精一杯といったところだ。
「とにかく、確認作業を進めよう。話はそれからだ」ホワンが宣言した。
この日の検討会は、これで終わった。
野鳥のDNA鑑定の結果はすぐに出た。
報告によると、この世界の野鳥とは別系統であることが判明した。つまり、別世界から来たと言うことだ。
「この結果を見ると、結論は一つだな」
リーダーのホワンはメンバーを見渡してから、ゆっくりと宣言した。
「我々がやっている実験は空間転移ではない。明らか別世界転移だ。そして転移は双方向だが単純な交換ではないようだ」
ホワンの宣言は聞こえたが、何も言えずみんな黙ってた。
いや既に予想はしていた。ただ、はっきりと言われるまで信じきれなかったのかもしれない。
それは、今まで信じていたことが足元から崩れていった瞬間でもあったのだ。
それでも、今直面しているのは空間転移以上の大変な発見なのだ。小さな失敗と大きくも予想外の成果が同時に来たわけで、ちょっと複雑な心境なのかも。
「確……かに」
トウカは喉が渇いたのか唾をのみ込みながら言った。ユリが、サーバーのコーヒーをトウカのカップに注いでやった。
「ありがとう」
素直にトウカは言ってカップからコーヒーをぐびぐびと飲んだ。
「変だとは思ってたんだよ。予想と違う成分の岩石ばかりだったしな」
トウカは吐き出すように言った。
「けど、いきなり物質が現れたら空間転移だと思うだろ?」
そう言って縋るように俺を見た。
この現象を発見したのはトウカだったようだ。
「そうだな」
俺は同意してみせた。研究者の同意じゃないが賛同する声を聴きたいのだろう。
「これは、一からやり直しだな。しかし、さらに凄い発見でもある。これまで以上に、やりがいのある研究だ」
ホワンが断固として宣言した。
今日以降、この研究室の研究テーマは「空間転移」から「別世界転移」に変更されたわけだ。
* * *
研究室のテーマが大きく修正されて少しざわついたのでホワンは休憩を入れた。
「しかし、なんで鳥なんだろう?」
マナブが素直な疑問を口にした。
「それを言うなら、なぜ鳥だけなんだ? と言うべきじゃないか?」
ふと思い付いて俺は言ってみた。
「どういうこと?」
「あの小鳥が現れたとき、羽根は畳まれていただろ?」
俺は鳥が現れた瞬間を思い出しながら言った。
「うん、そうだね」マナブも覚えていた。
「つまり、転移の時、飛んでいたわけではない。時間的にも恐らく枝に止まって寝ていたんだと思う」
「ああ、なるほど」
「だとすれば止まっていた枝も一緒に転移して来てもいい筈だ。俺の時は岩や苔も一緒だった。しかし、今回転移して来たのは鳥だけだ」
つまり、俺の時と同じで切り出す種類の転移ではないということだ。
「ああ。確かに謎だね」
マナブも納得したようだ。
「もっと情報が欲しいな。何が転移してくるのか更に実験が必要だな。明日の早朝も実施するか?」
ホワンは、すぐに提案して来た。
「え~っ」
ユリは不満そうだ。
若い奴は、朝が辛いよな。ま、俺は若くないけど辛いが。
「それについて、ちょっといいか?」俺はちょっと思い当たることがあった。
「なんだ?」
「明日、実験をするのはいいが、もう何も出てこないかも知れないぞ?」
決して早く起きるのが嫌だと言っているわけではない。
「ほう。詳しく理由を聞こうじゃないか」
ホワンは、真直ぐ俺の方に向き直ってじっくり聞く体制を取った。
「オッケー。その前に聞きたいんだが、この研究所で転移実験は何回やったんだ?」
「うん? リュウが来るまでか? 成功したのは三回、失敗を含めたら三十回近く実験している」
「三十三回です。あの頃のほうが成功率は高かった」トウカが訂正した。
「なるほど。で、物体が転移して来たのが俺を含めて三回と」
「そうだな」
「でも、それ以外は本当に全て失敗だったのか?」
「どういうことだ?」ホワンが聞き返した。
俺はちょっと考えをまとめてから言った。
「今回は鳥が来た。恐らく高い木の枝に止まっていたのだと思う」
「そうね」ユリが頷いて言う。
「その前の成功は、俺の時だ。俺が居たのは、勿論地上だ」
「そうだな」
「そして、最初の二回は岩石。恐らく地下からだろう」
「成分的には、間違いなく地下だった」トウカが補足する。
「そうだったな」ホワンも確認したようだ。
「つまり、高さが少しづつずれているんだ。そんな座標を入力したのか?」
「あっ」思わずトウカも声を上げた。
「いや、深さは変えていない」トウカは確信を持って言った。
「ああっ、そういうことか!」とホワン。
「そうだね」とマナブ。
「確かにっ」とメリス。
「えええっ?」とユリ。
みんなの反応を見てから俺は続けた。
「そうなると、例え成功したとしても次は空中にあるものが転移してくると思う。恐らくだが普通なら空気だけ。うまくいって渡り鳥。下手すると飛行機が出て来る」
「なに~!」とホワン。
「しかも、切り取る転移じゃないなら、丸ごとだ」
「ひ、飛行機まるごと?」とメリス。
「たいへ~ん」とユリ。
「うそだろ?」とトウカ。
「実験室を突き破っちゃう!」とユリ。
そういえば、運動量はどうなるんだろう? 実験棟が破壊されるかもな。
「そうか。うん、そうだな。確かに、そういう可能性が出て来たな。これはまずい」
ホワンは、いつもの腕組みをして考えるポーズで少し唸ると言った。
「そうなると……とりあえず明日の実験は無理だな。まずは過去の転移を精査することにしよう。リュウの言う通りなら、もっと慎重に実験する必要がある。トウカ、成分分析で最初の二回の深さを推定できるか?」
「やってみます!」
研究員たちは、今まで以上に真剣な表情になった。
「あとは……『全て失敗か』とか言ってたな?」
ホワンは話を戻して言った。
「そうですね」
「それは、どういう意味だ?」
「それは、今日の実験だと、見える物体は鳥だけでしたが、さっきも言ったように空気だけということもあったのではないかと」
「くっ? 空気だけか?」
「そうです。少しづつずれていったとすれば、可能性はあります」
「それで、成功率が低かったんだ。本当は成功していたのか!」勢いトウカが言う。
「それは分からないでしょ? 空気の成分は調べてないじゃない」ユリが突っ込みを入れる。
「そうなんですか? 俺を隔離したりしてるから、調べているのかと思った」
俺は不思議に思って言った。
「いや、調べているぞ。成分分析の記録は残っているはずだ。フィルターも毎回交換している。それも再調査だな」
ホワンが訂正した。
そりゃ、調べてる筈だよね。細菌レベルでも気にしてるんだから。
もっとも、別世界から来ることは想定していなかったために省略していただけなんだろう。
「本当の成功率が楽しみだ!」とトウカ。
「もしかすると十割かもよ。別の世界への転移は十割成功したからな」
アルミケースは連続して消えた。しかも、戻ってきていない。
「そうだよね!」
「もし、成功率が十割だったにもかかわらず、物体が現れたのが一割だったのなら、転移相手は最大で十世界の可能性がある」
「なに!」とホワン。
「確かに」とトウカ。
「複数の世界から空気だけ届いてたってことか?」
「あぁ~。リュウの世界はたまたま物体がある座標だったが、他の世界はそうではなかったと?」
座標を決めていたトウカとしては、とんでもない話になった。
「そういうことだ」
レクチャールームは、静まり返ってしまっていた。誰もが状況の把握で精一杯といったところだ。
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