【完結】理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

サアロフィア

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第30章 サア女王の判決と通貨バーシルの影響力

189 サア女王の説明と最終判決

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カセイダード王国の本星
女王の私室

扉の前で、扉越しに話しかけている。

絵美
「サア女王。
 白沢絵美です。

 お時間を頂けますか?」

サア女王
「だれですか?
 絵美の声真似をするのは?

 絵美が帰る日は未定ですよ。」

絵美
「いいえ、本人です。

 竜くんがご迷惑をかけて、すみません。」

サア女王
「あなたが絵美だと言うなら、わたしが命じたことは、終わらせたのですか?」

☆ 絵美!
☆ 予定日の11月2日に本星に帰り次第、竜くんと深く深く愛情交換お願いします。
☆ どういう形の愛情交換を竜くんが好むのか、実地訓練でアリムさんから習って身につけてください。

☆ 107 女王様からの質問 1 サークとナームの未来

絵美
「ええ、大丈夫です。
 完全勝利は目の前です。」

☆ 絵美
☆ 「ええ、アリムのおかげで、ぜったいに勝てるわ。
☆  完全勝利は目の前よ。」
☆ 
☆ 187 8月30日 竜くんが可哀そうよ

サア女王
「おはいりなさい。」





サア女王の前に、絵美、ミミー、リリー、シドニーが揃った。

サア女王
「美々も呼びましょうか?」

呼び出された美々がやってきた。

美々
「絵美? 帰ってきたの?
 良かったわ。

 ねえ、絵美。
 もしかして、まだ、竜くんに、いつ帰るかを知らせてなかったの?」

☆ ミミー ミリー
☆ 「わたしのパートナーのリョウジャーによると、元気がないそうよ。
☆  あなたの帰りを、首を長くして待っているわ。
☆  帰星きせい予定日を知らせてあげたの?」
☆ 
☆ 白沢 絵美
☆ 「いいえ、知らせていないわ。
☆  いつ帰るか分からない方が、わたしの存在価値を正しく理解してくれる。
☆  そう思って、
☆ 
☆   「かなり先になる。」
☆ 
☆ としか伝えていないわ。」
☆ 
☆ 106 21日目 女王様との謁見


絵美
「伝えていません。」

絵美は、冷や汗をかいた。

サア女王
「わたしが聞かれたときに、答えるべきでしたね。
 後悔先に立たずですが・・・

 竜くんが私を責める気持ちは理解できます。
 彼は、絵美とまた会いたいから、絵美のために武器と防具を作ってくれました。

 わすれてはいませんね。」

☆ 竜くんに、
☆    「作らないなら、絵美に二度と会わせない。」
☆ と言ったら、
☆ 泣きながら急いで作ってくれました。
☆ 
☆ 061 13日目 女王の想い 絵美、真々美さん へ


絵美
「もちろんです。
 彼の気持ちがとてもうれしかったです。」

サア女王
「竜くんを、すぐに処刑しなかった理由については、ミミー、リリー 説明してくれますか?」

ミミー
「竜くんは、サア女王と謁見するときに、わたしのパートナーのヘッド リョウジャーに同席を頼んだのよ。」

リリー
「そして、わたしのパートナーの供 涼にも同席を頼んだのよ。」

シドニー
「そして、わたしのパートナーの忍 タケシも同席した。」

美々
「わたしのパートナーの大鷲 拳も同席した。」

サア女王
「彼は、絵美が帰らないときは、理性を保つ自信が無かったのでしょう。
 万が一を考えて、彼を制止してもらうために、彼らを頼りました。」

ミミー
「そして、わたしたちで相談した結果、リリーのバリパ発生装置を用意したわ。」

サア女王
「竜くんとわたしの話は、ミミーたち伍姫4人とそのパートナーの4人が同席した状態で始まりました。
 さすがに、11月2日まで帰らないとは言いにくかったですし、帰星予定日を伝えなかった結果、竜くんの我慢が限界に達したのです。」

リリー
「幸いにして、サア女王にケガはなかったけれど・・・」

ミミー
「そして、この事件は、わたしたちしか知らないように情報を封じることはできたけれど・・・」

シドニー
「竜くんに対しては、なんらかの処罰を下さないと、示しがつかない。」

美々
「その結果、サア女王は悩みに悩んで・・・」

サア女王
「むっ、死刑しかないか。でも、なにか回避策は無いものか?
 という状態です。

 でも、問題は、わたしが竜くんの絵美に対する愛情の深さを正しく測れていなかった落ち度にあります。」

ミミー
「絵美、わたしたちにできたのは、牢屋に竜くんを閉じ込めて時間稼ぎをすることだけです。」

リリー
「本来なら、生殖刑か生体部品刑にするべきだが、さすがに重すぎます。」

シドニー
「サア女王を撃った以上、私たちが納得できる苦痛を与えてからでないと、竜くんを解放するわけには行かない。」

美々
「竜くんの転生体であるアリムさんなら、なにか良い手を思いつくかもしれないけど。」

絵美
「前世の自分のことを冷静に対処できるとは思えないわね。
 たしかに、困ったわね。

 うーん、アリムさんと同等の思考ができる人は、シュウピンさんか、ずっとアリムのそばにいるオルアさんになるけれど・・・」

絵美 こころの声
『オルアさんに、マンガを借りて、時間つぶし出来ていたころが、懐かしいわ。』

☆ 絵美
☆ 「それでは、成功を祈ります。
☆ 
☆  話は変わるけどオルアさん、おすすめの漫画があったら貸してくれない?
☆  待ってる間、退屈するだろうだから。」
☆ 
☆ オルア
☆ 「それでしたら、お薦めが有るので、持ってきます。」
☆ 
☆  オルアは、カバンにマンガを詰め込んで戻ってきた。
☆ 
☆ 083【挿絵】冬香 第4段階の儀式とスリーカー


絵美 こころの声
『なかでも、波太郎のギャグというか建前と本音などの会話は面白かったわねえ。

 いやいや、真剣に考えないと・・・

 あー、もう、ひとをおちょくるギャグが頭から、はなれない。』

絵美は、サア女王の台詞を思い出した。

☆ サア女王
☆ 「むっ、死刑しかないか。でも、なにか回避策は無いものか?

☆ 189 サア女王の説明と最終判決 参照


絵美
「そうよ! さすがはサア女王だわ。」

サア女王
「えっ? どういうことですか?」

絵美
「サアは、言ったのよね。

 無視刑、言い換えると、話しかけられても返事しない、聞こえていないふりをする刑にするしかないか? って。
 そして、丸1日かけて実行するって。

 竜くんも、刑の執行者に、わたし絵美を指名したのよね。」

ミミー
「むっ、死刑しかないか。
 というサア女王の発言は、
 無視する刑の意味だった。」

リリー
「ぷふふ。
 いや、失礼。
 うまく、考えたな。」

シドニー
「チータマルム支国に滞在したのは、無駄ではなかったな。」

美々
「さすがは、白沢絵美ですね。」

絵美
「どう? サア?」

サア女王
「ダジャレか? と言いたくなりますが、わたしが考えたことにしてくれるなら、うれしくもなりますね。
 まるで、わたしが賢い女王みたいじゃないですか?」

絵美
「そうですよ。
 サアは、とても難しい判断を無意識でしていたのよ。」

サア女王
「落としどころとしては、いいでしょう。

 ただし、もう少しだけ、重くしましょう。
 カセイダード王国の国是は、【幸せ半分こ】ですからね。

 竜くんの幸せを半分くらい減らすことで、重い刑を課したイメージを出しましょう。

 ふふふ。

 わたしの智恵の見せどころです。」

ミミー、リリー、シドニー、美々 心の声
『サアは、絵美に対応意識を燃やしているな。
 まあ、深刻な雰囲気よりも、いたずら心が芽生えて平和に近づいたわね。』

サア女王
「竜くんを連れてきなさい。」



ミミーとリリーが竜くんを連れてきた。


「ボクを処刑する前に、絵美に会わせてください。」

サア女王
「絵美、竜くんの前へ。」

絵美は、竜くんの前に立った。


「立体映像で、ごまかすのですか?
 絵美に会わせてください。」

絵美
「目を開けて、しっかり前を見なさい。」

絵美は、竜くんのほほを両手で挟み込んで、竜くんにタコの口のような顔にさせた。


「えっ?」

絵美
「足りないようね。
 今度は、ほっぺたを引っ張ってあげるわ。
 どこまで、伸びるかしら。
 びろーん。」


「い、痛い。
 こんな子供みたいなことをしてくる子は、絵美しかいない。」

竜くんの目から涙がボロボロと流れ落ちた。


「おかえりなさい。
 絵美。

 会えてうれしいよ。」

絵美
「ただいま、竜くん。」

絵美 こころの声
『胸に抱きしめるよりも、こんないたずらの方が効果が有るのね。
 竜くんのなかのわたしは、子供のころから成長していないようね。

 アリムさんがくれた予備知識が正しいってことが、証明されていくわね。』

サア女王
「竜 豪に判決を下します。
 私を撃ち殺そうとしましたが、わたしが無傷であること。
 理性を失った場合に備えて、ヘッド リョウジャーと供 涼に相談したこと。
 この2つを最大限に考慮します。

 よって、竜 豪は、丸1日間ある人に話しかけ続けても無視される苦痛を味わってもらいます。
 白沢絵美に丸1日かけて、話しかけ続けなさい。 ただし、無視される刑ですから、つらいですよ。

 それから、絵美と会える時間を半分に減らします。

 月曜日は、昼ごはんを一緒に食べるだけです。朝も夜も会わせません。
 火曜日から金曜日は、一緒に過ごせます。
 ただし、土曜日から月曜日の朝までは、絵美はチータマルム星に出張させるので会えません。

 以上が、竜 豪に処す刑の内容です。」

竜 豪
「火曜日から金曜日は、絵美と一緒に過ごせるのですね。」

絵美
「そうよ。 月曜日は、お昼ごはんのときだけよ。」


「うれしいです。 1週間7日のうち4日は、絵美と過ごせるんだね。
 サア女王、ありがとうございます。」

サア女王
「竜くん、今から1時間だけ、絵美と会話することを許します。
 ただし、その後は丸一日、絵美に無視される刑を受けてもらいます。

 いいですよね。
 絵美の手でお願いします。
という、あなたの願いを叶えて上げたのだから。」

サア女王は、竜くんにウィンクして、少しだけ舌を出して、お茶目な笑顔を見せたのだった。

竜くんと絵美が楽しそうに会話する姿を見て、サア女王だけでなく、ミミー、リリー、シドニー、美々も、うれしくなった。

そして、・・・
2023年8月30日(水) 昼 15:00から、竜くんが絵美に無視される刑が始まった。

つづく。


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