161 / 209
第25章 呪いに対抗できる人材をもとめて
159 マインルーンの【ベルマイル】は、相手の力を
しおりを挟む
アリムは、右手を天井に向けていた。
右手から5cmくらい上の空中に、直径10cmくらいの黒いボールのようなモヤがあった。
アリム
「へーー。
ナームが禁止するだけあって、呪いの力って、すごいエネルギーを放つんだね。」
あっ、右手の中に吸い込まれちゃった。
呪術師
「なにをしたんだ?」
アリム
「マインルーンの【ベルマイル】は、相手の力を封じ込めるのではなく、奪い取るんだよ。
おとなしく封じ込められていた方がマシだったね。」
呪術師
「わたしの呪力を返せ!」
呪術師は、アリムに殴りかかろうとした。
したのだが・・・
メラニィの左手で、襟元をつかまれてしまった。
次の瞬間、メラニィの中段突きが10連発で入った。
呪術師
「ぐふっ。」
呪術師はたまらず、両方の足を伸ばした状態で、座り込んでしまった。
すかさず、メラニィの左足が、呪術師の右足のももの骨を踏み砕いた。
呪術師
「ぎゃあ。」
さらに、メラニィの左足が、呪術師の左足のももの骨”も”踏み砕いた。
呪術師
「な、なにを。」
メラニィは、返事の代わりに、右足で、呪術師の左腕の二の腕の骨”も”壁に押し蹴りして砕いた。
呪術師
「や、やめてくれ。」
メラニィは、返事の代わりに、呪術師を背負い投げして倒れたところを、左足で、呪術師に残された右腕の二の腕の骨”も”踏み砕いた。
手と足の骨をすべて砕いたところで、メラニィの動きが止まったので、後ろから冬香が羽交い絞めで止めた。
冬香
「メラニィ、もう十分よ。 十分だから。」
メラニィ
「冬香様、アリム様、シュウピン、セーラと愛し合った大事な大事な痕跡を、こんなやつに、こんなやつに、かき消されてしまった。
その中でも、冬香様とは、2度目の愛情交換ができる可能性がゼロに近いのに・・・」
メラニィは、大粒の涙を流して泣いていた。
冬香
「メラニィさん。」
冬香は、だまってメラニィを後ろから抱きしめることしかできなかった。
◇
真々美
「シュウピンさん、大丈夫か?」
シュウピン
「真々美様。」
シュウピンは、両目に涙をためて、真々美に抱きついた。
真々美は、シュウピンの顔の向きを変えて、呼吸ができるように配慮してから、抱きしめた。
☆ 真々美は、思い切り、シュウピンを胸に抱きしめた。
☆
☆ 絵美が真々美のわきに腕を入れて、シュウピンから引きはがした。
☆
☆ 075 【挿絵】 オルアの名誉回復と行政長就任
☆ 真々美は、絵美を黙らせるために熱く長い口づけをした。
☆ そして、絵美に見せられたシュウピンさんのハグのお手本通りに、絵美を抱きしめた。
☆
☆ 076 アリムの記憶、絵美の後悔
◇
アリム (いつもの高い声)
「セーラさん。
反応がない。
呪術師からの支配が残っているのかもしれない。
【レパラ】」
セーラ
「ああ、手が、身体が自分の意志で動く。
アリム様、助けてくれてありがとうございます。
怖かったです。」
セーラはアリムの胸に飛び込んで泣いていた。
◇
呪術師は意識を取り戻して、最後の抵抗を試めそうとした。
呪術師
「アヤ・ヒ・デ・」
真々美
「【テグトス】」
☆ [4] テグトス
☆ [4] 小さな点のようなエネルギー弾を打つ。
☆
☆ 026 用語解説 参照
真々美の【テグトス】は、冬香の【テグトス】よりも早かった。
真々美
「今回の大惨事は、わたしの目が曇っていたことが原因だ!
冬香が成敗しなくていい。」
真々美は、自分の判断があまかったことを悔しがっていた。
◇
アリムたちの家
絵美
「アリムさんたちは、大丈夫よね。」
オルア
「アリムなら、大丈夫のはずです。」
オルアは、ポケットから、【音色のソロバン】を取り出した。
絵美
「オルアさん、どうしたの?」
オルア
「気になるというか?
やっておけば良かったと後悔していることがあって・・・
呪術師を、月収48万バーシルで雇う。」
【音色のソロバン】
「ぐもーん。」
絵美
「ずいぶん濁った音がするね。」
オルア
「アリムを、月収48万バーシルで雇う。」
【音色のソロバン】
「リーン」
絵美
「きれいな鈴の音が聞こえるわ。」
☆ ご参考
☆ スピンオフ作品
☆ 仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。
☆ 030 青紫の商才(10)音色のソロバン
オルア
「【音色のソロバン】が神器と呼ばれるわけが、いまごろ分かったわ。
あのとき、わたしが試していれば、こんな大惨事にならなかったのよ。
アリム、ごめんなさい。」
絵美
「オルアさん、自分を責めないで。
これは、予想がつかないことだもの。
それに、事後でも気づいただけ儲けものよ。
なんといっても、次に生かせる発見をしたのだから。」
オルア
「絵美様、ありがとうございます。」
☆ その神器は前世で大活躍したはずです。
☆ そして、科学技術が発達している今生でも、大いなる助けになるでしょう。
☆
☆ 109 女王様からの質問 3 女神さまの情報
第25章 呪いに対抗できる人材をもとめて
おわり
第26章をお楽しみに!
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
右手から5cmくらい上の空中に、直径10cmくらいの黒いボールのようなモヤがあった。
アリム
「へーー。
ナームが禁止するだけあって、呪いの力って、すごいエネルギーを放つんだね。」
あっ、右手の中に吸い込まれちゃった。
呪術師
「なにをしたんだ?」
アリム
「マインルーンの【ベルマイル】は、相手の力を封じ込めるのではなく、奪い取るんだよ。
おとなしく封じ込められていた方がマシだったね。」
呪術師
「わたしの呪力を返せ!」
呪術師は、アリムに殴りかかろうとした。
したのだが・・・
メラニィの左手で、襟元をつかまれてしまった。
次の瞬間、メラニィの中段突きが10連発で入った。
呪術師
「ぐふっ。」
呪術師はたまらず、両方の足を伸ばした状態で、座り込んでしまった。
すかさず、メラニィの左足が、呪術師の右足のももの骨を踏み砕いた。
呪術師
「ぎゃあ。」
さらに、メラニィの左足が、呪術師の左足のももの骨”も”踏み砕いた。
呪術師
「な、なにを。」
メラニィは、返事の代わりに、右足で、呪術師の左腕の二の腕の骨”も”壁に押し蹴りして砕いた。
呪術師
「や、やめてくれ。」
メラニィは、返事の代わりに、呪術師を背負い投げして倒れたところを、左足で、呪術師に残された右腕の二の腕の骨”も”踏み砕いた。
手と足の骨をすべて砕いたところで、メラニィの動きが止まったので、後ろから冬香が羽交い絞めで止めた。
冬香
「メラニィ、もう十分よ。 十分だから。」
メラニィ
「冬香様、アリム様、シュウピン、セーラと愛し合った大事な大事な痕跡を、こんなやつに、こんなやつに、かき消されてしまった。
その中でも、冬香様とは、2度目の愛情交換ができる可能性がゼロに近いのに・・・」
メラニィは、大粒の涙を流して泣いていた。
冬香
「メラニィさん。」
冬香は、だまってメラニィを後ろから抱きしめることしかできなかった。
◇
真々美
「シュウピンさん、大丈夫か?」
シュウピン
「真々美様。」
シュウピンは、両目に涙をためて、真々美に抱きついた。
真々美は、シュウピンの顔の向きを変えて、呼吸ができるように配慮してから、抱きしめた。
☆ 真々美は、思い切り、シュウピンを胸に抱きしめた。
☆
☆ 絵美が真々美のわきに腕を入れて、シュウピンから引きはがした。
☆
☆ 075 【挿絵】 オルアの名誉回復と行政長就任
☆ 真々美は、絵美を黙らせるために熱く長い口づけをした。
☆ そして、絵美に見せられたシュウピンさんのハグのお手本通りに、絵美を抱きしめた。
☆
☆ 076 アリムの記憶、絵美の後悔
◇
アリム (いつもの高い声)
「セーラさん。
反応がない。
呪術師からの支配が残っているのかもしれない。
【レパラ】」
セーラ
「ああ、手が、身体が自分の意志で動く。
アリム様、助けてくれてありがとうございます。
怖かったです。」
セーラはアリムの胸に飛び込んで泣いていた。
◇
呪術師は意識を取り戻して、最後の抵抗を試めそうとした。
呪術師
「アヤ・ヒ・デ・」
真々美
「【テグトス】」
☆ [4] テグトス
☆ [4] 小さな点のようなエネルギー弾を打つ。
☆
☆ 026 用語解説 参照
真々美の【テグトス】は、冬香の【テグトス】よりも早かった。
真々美
「今回の大惨事は、わたしの目が曇っていたことが原因だ!
冬香が成敗しなくていい。」
真々美は、自分の判断があまかったことを悔しがっていた。
◇
アリムたちの家
絵美
「アリムさんたちは、大丈夫よね。」
オルア
「アリムなら、大丈夫のはずです。」
オルアは、ポケットから、【音色のソロバン】を取り出した。
絵美
「オルアさん、どうしたの?」
オルア
「気になるというか?
やっておけば良かったと後悔していることがあって・・・
呪術師を、月収48万バーシルで雇う。」
【音色のソロバン】
「ぐもーん。」
絵美
「ずいぶん濁った音がするね。」
オルア
「アリムを、月収48万バーシルで雇う。」
【音色のソロバン】
「リーン」
絵美
「きれいな鈴の音が聞こえるわ。」
☆ ご参考
☆ スピンオフ作品
☆ 仲間の美女3人と万能で最強のちからを手に入れました。神様にボクの「異世界アイデア」を採用された対価です。
☆ 030 青紫の商才(10)音色のソロバン
オルア
「【音色のソロバン】が神器と呼ばれるわけが、いまごろ分かったわ。
あのとき、わたしが試していれば、こんな大惨事にならなかったのよ。
アリム、ごめんなさい。」
絵美
「オルアさん、自分を責めないで。
これは、予想がつかないことだもの。
それに、事後でも気づいただけ儲けものよ。
なんといっても、次に生かせる発見をしたのだから。」
オルア
「絵美様、ありがとうございます。」
☆ その神器は前世で大活躍したはずです。
☆ そして、科学技術が発達している今生でも、大いなる助けになるでしょう。
☆
☆ 109 女王様からの質問 3 女神さまの情報
第25章 呪いに対抗できる人材をもとめて
おわり
第26章をお楽しみに!
【読者様へ】
あなたの10秒で、この作品にパワーをください。
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
10
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる