【完結】理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

サアロフィア

文字の大きさ
3 / 209
第1章 ボクの新しい名前

002 [読み飛ばしOK] 所在地、言語、為替レートについて

しおりを挟む
『この話は、飛ばしても構いません。』

 言葉が通じないこと、生活基盤がないこと、現地のルールが分からないことなど不安がいっぱいです。
 物価が高いと生活できない・・・

 カセイダード王国の場所を GOGOGO社の地図で調べると、世界中心国と正義団結国の中間地点でした。
 私が生まれた光元《ひかりもと》国の東に位置していました。

 カセイダード王国の正確な位置(中心地)は 緯度 N35, 経度 W165 でした。
 暑すぎず、寒すぎず、理想的な位置でした。

 正五角形に似た形で周囲を海に囲まれていました。
 砂漠化の心配も無さそうだから、水不足の心配も無さそうでした。

 言語は、「栄語」(えいご、カセイダード風)でした。
 入国手続き案内の Your TV 動画を視聴すると、リスニングが苦手な私でも苦痛なく聞き取れました。
 ということから、移民申請をしました。

 為替レートは、1バーシル( Versil )が1丸(まる、光元《ひかりもと》国の通貨)でした。



 入国手続きの様子を紹介します。

 インターネットのWEBフォームに必要事項を入力しました。

 氏名、誕生日、顔写真、全身写真、身長体重、胴囲(ウエスト)、靴のサイズ、学歴、職歴だけでなく、資格や検定試験の合格状況について多くの項目に入力しました。

 資格や検定試験については、母国の光元《ひかりもと》国のひとでさえ知らないひとが多いものまでチェックリストに掲載されていました。

 ないよりは有った方が良いだろうと考えて、持っている合格証書をすべて入力しました。

 パートナーの有無を入力することが嫌でしたが、がまんして入力しました。

 無しを選択すると、新たな入力欄が表示されました。

あなたの
身体の性: 
心の性: 

理想の相手の
身体の性: 
心の性: 

口説きたい 
または
口説かれたい

外で働きたい
または
家事を担当したい

絶対に嫌なタイプ

希望するタイプ

希望の容姿

パートナーとのきずなレベル

などなど多数ありました。

 余計なお世話だと感じましたが、仕方なく入力しました。

<入力結果>

あなたの
身体の性: 男性
心の性: 男性と女性の両方

理想の相手の
身体の性: 女性
心の性: 男性と女性の両方

口説きたい : 相手による
または
口説かれたい : 相手による


外で働きたい :
 人間関係、拘束時間、仕事内容、責任範囲と権限の強さによる
または
家事を担当したい:
 水回りは他人と分けたい。 自分が満足する範囲で家事したい。

絶対に嫌なタイプ:
 精神が安定していない、怒鳴る、暴力を振るう、モラハラ、ひとを落とし入れる嘘をつく、悪口の伝書鳩をして悲しむ様子を見て喜ぶ人、味方のふりをした敵、ひとをけなして弱らせることで支配しコントロールして操ってくる人

希望するタイプ:
 精神が安定している、適切な距離感、金銭感覚、性的し好の一致

希望の容姿:
 背が高く、痩せていない、太っていない、発育している

 これだけ入力すると、ゲームのアバターのように細かく設定できる画面が表示された。
 現実には存在しないだろうレベルの AI美女を作成すると、100枚ほどの美しい画像が表示された。
 好みの画像にチェックを入れることを求められたので、70枚ほどにチェックを入れた。
 ベスト5を選ぶ画面には、好みの順番に画像を当てはめて行きました。

「こんな美女が存在したとしても、競争相手となるライバルは100万人以上だから、無意味な入力だな。」と思った。

 インターネットが発達したことにより、多くの人の目が肥えている(外観的な希望レベルが高望みになっている)ことを痛感する。

 しかし、いくら外見が良くても、自分自身のレベルを考えると不安が残る。
 外見が良い分、人柄に難(欠点)があったり、金遣いが荒かったりするひとに捕まって不幸になるくらいなら、自分と同じ程度の容姿の相手と普通の食事や買い物を楽しめる方が良いと思う。
 また、持ち物は出来る限り減らして、小さな部屋で暮らせる人が正解だという結論に至っている。
 住宅ローンほど無駄な出費は無い・・・

パートナーとのきずなレベル:
 結婚という名の奴隷契約はお断りしたい。
 特に、財布を1つにすることは極めて怖い。
 1対1で独占したいが難易度が高いので、週1回ふたりだけで食事と会話ができれば嬉しい。
 夜の相手をお願いしたいが、お返しできる経済力がないので、相手にメリットを提供できないので、あきらめている。

 これだけ書いておけば、めんどくさい奴と判断されて、人間関係に悩まされて、うつ病にならなくて済むだろう。



 2週間後に、簡易書留郵便が届きました。

 中身を確認すると、

「移民お願いします。」と
書かれていました。

「合格通知」
と書かないなんて、ずいぶん謙虚な国なんだな。

 しかし、万が一が怖いので、財産と言っても少額で恥ずかしいのだが、半分は親に預けて残すことにしました。

 それにしても、出国のためのパスポート手続きの方が手間が掛かりました。
 ※実際の手続きよりも、待ち時間の方が長かった。



 パスポートが取れたことをカセイダード王国にWEBフォームで連絡すると、豪華客船の乗船券が送られてきました。
 10日間かけて行く間に、カセイダード王国で暮らすための生活知識などを学習するための予定表と研修内容が書かれていました。
 また、残された家族のための冊子も同封されていました。
 わたしへの連絡方法と手段についても解説されていました。

 とりあえず、誘拐される心配は無さそうです。

 それにしても、非常に親切丁寧で、行き届いていると感じました。

 いよいよ出発の日が近づいてきました。
 不安もありますが、サイコロは投げられました。



 前回、届いた豪華客船の乗船券を大事に持って、船着き場に到着しました。

 豪華客船を見上げて、ほっとしました。

 最少催行人員 2,000名規模の大きい船だと嫌だなと思っていましたが、
100~300名規模の大きさとのことでした。

 客室は、全室窓付きでした。
 1階につき、左25室と右25室の合計50室でした。
 それが2階分で合計100室。

 ツアー旅行のホームページにあるような狭い部屋では無くて、ワンルームマンション、アパートのように、風呂、トイレがセパレートタイプで、洗面所、台所、洗濯機置き場、ベランダがありました。
 ただし、ベランダは透明なガラスで囲われていました。
「船から外に落ちないように、開けることはできません。」と表示がありました。

 エアコン、インターネット(1Gbit/s)、電気、ガス、全自動洗濯機、冷蔵庫、電子レンジが完備されていました。

 もちろん、トイレはウォシュレット付きの水洗トイレで、お風呂は自動追い炊き機能付きでした。

「すごい良い部屋だなあ。」と感心していると、AIイラストを短時間で生成できるデスクトップパソコンとGOGOGO社の最新スマートフォンまで揃っていました。

「足腰の健康のため、スタンディングデスクを推奨しています。」と壁に貼ってありました。

 そして、赤文字で注意書きがありました。

「到着後の生活レベルと合わせてあります。ご不満の方は、研修1日目のPM4:00(16:00)までに、辞退届を出してください。」

 わたしは、これで文句を言う人って、贅沢ぜいたくだなと感じました。



 研修会場は、学校の体育館兼講堂のような場所でした。

 並べられた椅子の指定席に座りました。
 参加者は、ざっと200名くらいでした。
 客室数の2倍以上だから、あの部屋に2人で泊まるのかな?
 水回りやエアコンの温度設定などで、ルームメイトともめそうで嫌な予感がしました。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...