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12嫉妬と浴衣
しおりを挟む仕事が終わりお嬢様に「調子に乗っているんじゃないわよ」と嫌味を言われながらも私は会社出た。
家に向かっている時に電話が鳴り慎也くんのお迎えコールだと分かったが敢えて出ないでいた。
まぁ、予想は出来ていたが、部屋には慎也君が不機嫌な表情で座っている。
「お帰りなさい。どうして電話に出なかったんですか?」
『えっと、いつもお迎えに来るのはちょっと…。それに今日は早く終わったから大丈夫だと思って…あっ!そうだ慎也君の幼馴染さんの枢木君って知っている?』
私は話題を変える為話したのだが、これが失敗に終わった。
「へぇ、真斗(まさと)兄が結奈さんになんの用ですか?まさか…食事でも誘われたなんて事は無いですよね?」
『あ~…。えっとその…幼馴染なんですって声をかけてきただけだよ』
「へぇ、あの人がそれだけな訳無いでしょ。食事に誘われましたね、断ったけど、後日誘いますって言われたんでしょ?」
エスパーか。
なんで知っているんだ慎也君よ。
話題を変えようとするが不機嫌なのは変わらない。
私はここはあえて無視をしてお風呂場に行きシャワーを浴びた。
そして、下着姿にTシャツ一枚を被って風呂場から出てくる。
目が合った慎也君はまたもや不機嫌になった。
「それ、誰のTシャツですか?結奈さんの物にしては大きいですよね?」
『えっと…ん~。ご想像にお任せします』
「マジこの場で犯してぇ」
『え??』
時々乱暴な言葉を言う慎也君に戸惑うといつの間にかヘラヘラ顔に戻り私に命令をしてきた。
「ねぇ、結奈さん。俺すっごく傷ついたのでこの場で浴衣に着替えて下さい。生着替えショーをして欲しいです。ってか、しろ」
『えっと、慎也君??何を言っているの?』
「何って奥さんが浮気の影が見えたんですよ。普通黙って見ている男はいますか?いや、いねぇな」
『だからなんで喋り方が変わっているのかな…。私ココで着替えは…』
「良いからしろって」
凄い眼力の圧に負けた私は頷いてしまった。
仕方ない、着替えは一度見られたし裸では無い。
下着はちゃんと着ているから大丈夫だろう。
そうだ、水着を着ていると思えばなんて事は無い。
私は自分に言い聞かせて浴衣を取るとTシャツを脱いで浴衣を羽織る。
そして忘れていた、私は今またもや白のTバックを履いていた事を…。
慌てて振り返ると舐める様に見る慎也君。
視線が合うと舌で唇を舐めずり私を凝視していた。
なんだろう、男性なのに無駄に色っぽい。
私は女性なのに負けた気分になる。
『あんまり、見ないで』
「は?嫌だけど?何で俺がやめねぇといけないんだ?」
『だから、その喋り方が可笑しいってっ!!』
「で、この場で犯して良いのか?なら今すぐしてやるけど」
『やめて、やめて下さいっ!!早く着替えないと…』
私は浴衣を素早く着付けをすると慎也君の舌打ちが聞こえた。
君はどんだけ私の身体を見たいんだ。
『着替えたから、早くお祭りに行こうよ。人が多くなっちゃうよ』
「…はぁ~、俺の勃起したちんこはどうしてくれるんですか?」
『わ、私の所為じゃ無いからね。あと髪も下ろしてアップにしないと…』
私が髪留めのゴムを外すと慎也君は真っ赤な顔になる。
「あぁ、やばい。マジで勃起して来たんだけど。もう襲ってしまうか…」
ブツブツ言っているがあえて知らないフリをして鏡の前に行き髪をアップにしていく。
そして、メガネをつけてたけど外してコンタクトをつければ…いつもより華やかに見える。
自分の出来栄えに納得をした私は振り返ると慎也君がペニスをシコっていた。
『は…??』
「すいません、俺色々我慢が出来なくって。…はぁっ……もうすぐ…終わりますから…っ…結奈、結奈、結奈……はぁっ…はぁっ…愛しているっ……っくぁ!!」
慎也君の射精した精子が勢い良く私の足に掛かった。
精子が…。
精子…。
はぁ!?精子!?何しているのこの人!!
『ちょっと慎也君!!あなた人の家で何しているの!!』
怒りで近づくと腕を引っ張られそのまま頭を掴まれてペニスの顔を近づけさせられた。
「舐めろ」
『は?しない……ふぐっ!』
「っ!!はぁ~、さいっこうだ」
突然そそり勃つ大きなペニスを口に挿れられて私は喋れなくて戸惑った。
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