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07朝の訪問者
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長い1日はようやく終わった。
あの後無事にご飯を食べて家まで送ってもらった。
なんと家は近所だったから歩いて10分だった。
恐らくだけど、この辺の大学と行ったら超有名大学だ。
医学部も教育部もある所。
どんだけハイスペックなんだ、あの大学生は…。
私は唖然としながらも、明日仕事を思い出して寝る準備を始めた。
◯◯◯◯
あぁ、また月曜日が始まった。
項垂れる様に起きると突然家の鍵が開いた。
『え!?』
ど、泥棒!?
それとも強盗!?
慌てて戦える物を探してドアに向かう。
私が握っているのはお玉。
あまり威力は無いが当たれば痛いはず。
ドアが開いた瞬間に思いっきり振り上げて下ろした。
バシッ。
『え??』
お玉は受け止めれて誰かにそのまま抱きしめられた。
『だ、誰!?』
「誰って俺以外に誰が居るんですか?え?まさか二股?他に男が居るんですか?それなら潰すので今すぐ電話してここに連れてきて下さい」
『へ??もしかして慎也君…??』
「そうですよ。で、誰と勘違いをしたんですか?早く言って下さい」
私は腰の力が抜けてその場で座り込んだ。
まさか、慎也君がいきなり朝から来るなんて…思いもつかなかった。
怒りを忘れて安心してしまった。
「で、誰です他の男って?」
『いや、居ないし…。てか、何しに来たのよ君は…』
「何って朝ご飯を作りに来ました。愛夫弁当ならここに有りますよ。朝から張り切って俺作ってきたんです」
『えぇ……。本当に何をやってるの君は』
「愛妻に朝ご飯を作ってあげたかったんです。それだけですよ?」
『朝から押しかけ……結婚って慎也君が言っていたのマジだったんだ』
「そうですけど。なんで嘘をつかないといけないんですか??」
『…そっか、とりあえず着替えるから退いてくれる?』
「着替えなら手伝いますよ」
ヘラヘラと笑いながら言う慎也君に苛立つと耳に顔を近づけて少し強めに噛んでやった。
かぶっ♡♡♡
「…っ!!これは愛の行為!俺今からでも直ぐにエッチ出来ますよ!」
『しないから、絶対にしないから。お願いだから退いて。遅刻する』
「あぁ~、結奈さんからの愛を表す行為…。やばい、勃起してき…」
『ステイ!!』
「わん」
それ以上言わせない様に私が言うとヘラヘラと笑いながら返事をする慎也君。
この笑いが胡散臭いのよね。
『とにかく退いて』
「仕方ないですね、じゃあ朝ご飯を作ります」
私から離れて台所に行く慎也君。
そして、嫌な予感がした。
『ねぇ、まさか毎日来るんじゃないよね?』
「はい、毎日通いますよ。夜もご飯を作ります。名付けて愛の餌付け!」
『マジか…』
昨日だけの付き合い…いや、リリィちゃんの付き合いを入れたら3年なるか…。
とにかく、リリィちゃんもとい慎也君は有言実行の癖が有った。
クエストも私が欲しがっていたら絶対に手に入れてくれた。
昨日の様子を見ても本当に毎日朝晩来るつもりなのだろう…。
考えただけでも恐ろしい。
『あ、あのね、流石に毎日は』
「え?来るに決まってますよ。だって他所の男が近寄ってきたらどうするですか?俺ブチ切れますよ」
『…いや、私はモテないよ』
「どんな姿でも愛してます結奈さん。俺が特別じゃなくて他の野郎が貴方の魅力に気づかないだけですよ」
『凄い高評価…』
「俺は本当の事しか言いませんよ。嘘なんて無いし、ただありのままを言っただけです」
『あ、うん。分かったから、その着替えてくるから後ろ向いてください』
「嫌です!」
ハッキリ断る慎也君に頭が痛くなった。
『普通、そこは後ろを向くのが紳士だよ。うちは1DKなんだよ。後ろから向かなかったら丸見えだよ』
「俺紳士じゃ無いですし、変態なので堂々とヤラシイく舐める様に見ます」
『真顔でそんな事言わないでくれる!!もう良いよ、時間が無いからこの場で着替える』
諦めた私は慎也君が後ろを向いてくれないかなと小さな期待を抱きながらパジャマを脱ぎ始める。
彼は宣言通り、マジマジと舐める様に私の下着姿を見る。
耐えれなくなり後ろを向くと、ショーツが愛用しているTバックだと忘れていた私は慌ててお尻を隠した。
「やばいやばいやばいやばい。俺勃起が止まりません!結奈さんと今すぐ愛し合いたい、アヘ顔を見たい、種付けしたいっ!」
『ステイ!!』
「わん」
とりあえず静かになった慎也君の隙をついて私は素早く着替えた。
てか、種付けって言ってなかった?
あの後無事にご飯を食べて家まで送ってもらった。
なんと家は近所だったから歩いて10分だった。
恐らくだけど、この辺の大学と行ったら超有名大学だ。
医学部も教育部もある所。
どんだけハイスペックなんだ、あの大学生は…。
私は唖然としながらも、明日仕事を思い出して寝る準備を始めた。
◯◯◯◯
あぁ、また月曜日が始まった。
項垂れる様に起きると突然家の鍵が開いた。
『え!?』
ど、泥棒!?
それとも強盗!?
慌てて戦える物を探してドアに向かう。
私が握っているのはお玉。
あまり威力は無いが当たれば痛いはず。
ドアが開いた瞬間に思いっきり振り上げて下ろした。
バシッ。
『え??』
お玉は受け止めれて誰かにそのまま抱きしめられた。
『だ、誰!?』
「誰って俺以外に誰が居るんですか?え?まさか二股?他に男が居るんですか?それなら潰すので今すぐ電話してここに連れてきて下さい」
『へ??もしかして慎也君…??』
「そうですよ。で、誰と勘違いをしたんですか?早く言って下さい」
私は腰の力が抜けてその場で座り込んだ。
まさか、慎也君がいきなり朝から来るなんて…思いもつかなかった。
怒りを忘れて安心してしまった。
「で、誰です他の男って?」
『いや、居ないし…。てか、何しに来たのよ君は…』
「何って朝ご飯を作りに来ました。愛夫弁当ならここに有りますよ。朝から張り切って俺作ってきたんです」
『えぇ……。本当に何をやってるの君は』
「愛妻に朝ご飯を作ってあげたかったんです。それだけですよ?」
『朝から押しかけ……結婚って慎也君が言っていたのマジだったんだ』
「そうですけど。なんで嘘をつかないといけないんですか??」
『…そっか、とりあえず着替えるから退いてくれる?』
「着替えなら手伝いますよ」
ヘラヘラと笑いながら言う慎也君に苛立つと耳に顔を近づけて少し強めに噛んでやった。
かぶっ♡♡♡
「…っ!!これは愛の行為!俺今からでも直ぐにエッチ出来ますよ!」
『しないから、絶対にしないから。お願いだから退いて。遅刻する』
「あぁ~、結奈さんからの愛を表す行為…。やばい、勃起してき…」
『ステイ!!』
「わん」
それ以上言わせない様に私が言うとヘラヘラと笑いながら返事をする慎也君。
この笑いが胡散臭いのよね。
『とにかく退いて』
「仕方ないですね、じゃあ朝ご飯を作ります」
私から離れて台所に行く慎也君。
そして、嫌な予感がした。
『ねぇ、まさか毎日来るんじゃないよね?』
「はい、毎日通いますよ。夜もご飯を作ります。名付けて愛の餌付け!」
『マジか…』
昨日だけの付き合い…いや、リリィちゃんの付き合いを入れたら3年なるか…。
とにかく、リリィちゃんもとい慎也君は有言実行の癖が有った。
クエストも私が欲しがっていたら絶対に手に入れてくれた。
昨日の様子を見ても本当に毎日朝晩来るつもりなのだろう…。
考えただけでも恐ろしい。
『あ、あのね、流石に毎日は』
「え?来るに決まってますよ。だって他所の男が近寄ってきたらどうするですか?俺ブチ切れますよ」
『…いや、私はモテないよ』
「どんな姿でも愛してます結奈さん。俺が特別じゃなくて他の野郎が貴方の魅力に気づかないだけですよ」
『凄い高評価…』
「俺は本当の事しか言いませんよ。嘘なんて無いし、ただありのままを言っただけです」
『あ、うん。分かったから、その着替えてくるから後ろ向いてください』
「嫌です!」
ハッキリ断る慎也君に頭が痛くなった。
『普通、そこは後ろを向くのが紳士だよ。うちは1DKなんだよ。後ろから向かなかったら丸見えだよ』
「俺紳士じゃ無いですし、変態なので堂々とヤラシイく舐める様に見ます」
『真顔でそんな事言わないでくれる!!もう良いよ、時間が無いからこの場で着替える』
諦めた私は慎也君が後ろを向いてくれないかなと小さな期待を抱きながらパジャマを脱ぎ始める。
彼は宣言通り、マジマジと舐める様に私の下着姿を見る。
耐えれなくなり後ろを向くと、ショーツが愛用しているTバックだと忘れていた私は慌ててお尻を隠した。
「やばいやばいやばいやばい。俺勃起が止まりません!結奈さんと今すぐ愛し合いたい、アヘ顔を見たい、種付けしたいっ!」
『ステイ!!』
「わん」
とりあえず静かになった慎也君の隙をついて私は素早く着替えた。
てか、種付けって言ってなかった?
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