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第二章
職場の皆と百物語
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※いつもよりしんどめなお話です。
楽しく仕事をこなすある日の事。
「あー、次のお仕事なんやけど、最近この町にかなり広範囲に徘徊してる奴らしくてね」
「で、結界とかでもなかなか捕まえられないから、アレやって呼び出そうと思うの。百物語」
「へー、本当にアレやると来るんですね」
「うん、一般人ならそんなに来ないけど、霊力ある子がやると来るよ」
「そんな訳で、今日は泊まり込みで早速やろうね」
「はい、今日金曜だし、親に言っておくので全然大丈夫ですよ」
「…俺も言っておく」
「俺も連絡しときますね」
「じゃあ、ロウソク今あんまり無いから、お金出すから買って来て」
「あ、俺んちロウソクたくさんあるから持ってきます」
「ん、たっくんなんで?」
「あーほら、うち前はしょっちゅう電気止められてたから。常備してんの。最近は余裕出たからもう要らなくなったけどさ」
「あーなるほど。何か嫌な事聞いちゃってごめんね」
「うんまあ昔はちょっと微妙な気分になったけどさ。今は別にもうどうでも良いよ。そんな訳でちょっと帰って持ってくるね」
そんな訳でその日の深夜。
「よし、そろそろ良いかな。じゃあたっくんからお願い」
「はーい。どうしようかな。じゃああのお話で」
「あーちょっとしんどいんだけど、俺があのクソ野郎に捕まってアレされてた時、たまに同じように手足の無いお友達が出たんですよね」
「俺よりちょっと下くらいのかわいい子だったんですけど、彼も何年かアレされた末にアレしすぎて死んじゃったみたいなんですよね」
「で、その子すごく優しくて気弱な子だから、祟ったりとか出来なくて、ずっと成仏できずに手足無いままそいつの家に憑りついてたんですけど」
「本当に可哀想だったから出てきたらたくさんお話してあげて、手足無いからたまに顔舐めてあげたりしてたんですよね」
「で、勇気出しなよあんな最低なクソ野郎思いっきり祟っちゃいなよって励ましたら、ある日突然出なくなって」
「その直後、俺発見されて、あいつ捕まったの」
「…だから、あの子が祟ってくれたのかなーって思ってるんだ。はい、終わり」
そうふっ、と息を吹き蝋燭を消す。
「…うん、すごくしんどいね」
「…祟ってもらえて、良かったな」
「…その子天国では、幸せになってるといいですね」
「たっくん、本当に頑張ったね。えらいで」
「…うん、どうも」
「じゃ、次は僕ね。ほら僕、組み立てられた訳だけど。僕や仇討ちの前にも、かなりの数造られた子がいるんだよね」
「で、何とか暮らせる子はちゃんと体付けてもらって暮らしてたんだけど、やっぱりそう言うの無理な子は、処分されちゃったんだよね。ちゃんと研究所の人たちで供養はしたけど、お墓とかは無いみたい」
「…だけど、やっぱりそういう子達も魂はあるから、たまに彷徨って研究所に出ちゃうんだよね」
「そういう子が出たら、僕いつも撫でて、遊んであげたんだ」
「ほとんどの子は何言ってるか分からなかったんだけど、お話も色々してあげた」
「満足したら、出てこなくなる事が多かったんだけど。やっぱりずっと出ちゃう子もいるんだ」
「仇討ちの奴は自分のそういう生い立ち大嫌いだったから、いじめたりはしなかったけどそういう子達見ると凄く嫌そうだったの」
「まああいつ性格最悪だけどさ。でもそういう理由があったから、ある意味気の毒なんだよね」
「いつかはあいつも、生い立ち受け入れてもうちょっと楽になれると良いんだけどね。はい、おしまい」
そう、ゆうちゃんはふっと蝋燭を消した。
「…うん。ウザ絡みは嫌だけど、あいつも可哀想だよね」
「…俺達はまだそいつと会った事は無いが、気の毒だな」
「うん、そうだね」
「では、次は俺だ」
「…俺もあいつに捕まって、悪辣な事をされてしばらく経ったころ。見えないので常に手を引かれ、首輪を付けられていた」
「仕方が無いとは言え、とても嫌だった」
「だがある日、かなり骨ばってはいるが、とても優しい手に撫でられ、引かれた事があった」
「その手の主は、もう寿命で亡くなった、あいつの祖母だそうだ」
「あいつの別居している両親は、暴力こそ振るわないがとても悪辣な奴だったそうだが、祖母はとても心優しかった」
「祖母は幼いあいつを引き取り二人で暮らしたかったが、家の事情でできなかったそうだ」
「あいつが歪まないように常に願ったまま、旅立った」
「…残念だが、その願いは叶わなかった」
「彼女は、俺をいつも憐れんで、撫でてくれた」
「早く抜け出せるように、祈ってくれた」
「俺が保護される少し前から、成仏してしまったのか見かけなくなったが、今でも見守ってくれている気がする」
そうかぐやは、静かに蝋燭を吹き消した。
「…うん、きっと見守ってくれてるよ」
「…そいつもクソだけど、歪まなければ良かったのにね」
「…かぐやも、大変だったね」
「じゃあ、次は俺で」
「…俺が火事に巻き込まれちゃった時、実家のそばの森の中散歩してたんですけど、そこで急に山火事が起きて」
「で、逃げる間もなく辺り一面火の海になって、大火傷しちゃったんですけど」
「その時、何か女の子の顔をした大きい鳥を見た気がしたんです」
「ああ、これでまた会える。嬉しい嬉しい、燃えろ燃えろってとても楽しそうだったんです」
「で、俺が火傷治った後、その子の事調べてみたんですけど、有名な怪談で」
「ずっと昔、八百屋の娘だった若い女の子が、お寺の小坊主さんに恋をして」
「でもお寺の子だから忙しくて、あんまり会えなくて。もっと会いたいなと思って」
「こっそり火事を起こすようになっちゃったみたいなんですよね」
「で、結局見つかって処刑された後も、妖怪になっちゃって頻繁に火付けを起こすらしいんです」
「もう何世紀もたって、そのお坊さん亡くなった後も、ずっと」
「まあ焼かれちゃったのは嫌なんですけど、ある意味その子もかわいそうだなーって」
そうアカネもふうっと蝋燭を消した。
「うん、やっちゃダメだけど、可哀想だね」
「その子もいつか止められると良いんだけどね」
「いつか会えたら、祓いたいな」
「みんなお疲れさん。じゃあ次は俺ね」
「あー、俺ね。この仕事初めて間もない
ころ、少しだけ年上の女性と組んでたんやけどね」
「彼女も短刀と爆弾使いで、凄く強くて、毎回頼もしくて鍛えてもらってたんやけど」
「まあある日かなり強い奴と当たってもうて。俺ドジ踏んで、殺されかけたのね」
「で、彼女が庇ってくれて、そのまま亡くなっちゃったんやけど」
「見えないし聞こえないけど、その人俺の傍で、いつも守ってくれとる気がするんよ」
「霊力あるのに見えたりしないのもなんか妙な話やけどね」
「じゃ、短くて申し訳ないんやけど、これで終わり」
そう軽く御堂さんは火を消した。
「うん、きっと見守ってるよ!」
「見えるようになるといいね」
「俺も見たいな」
「見たいですねー」
そんな感じで俺達はその後も楽しく百物語を続けて行った。
夜はすっかり更け。
「はい、僕のお話終わり。…よし、これで百話目だね」
「…ふふふふふ」
「あ、来たかな」
「…良いお話を、ありがとう。私は生涯売れなかったが、怪談作家でね」
「これだけ良質な作品群があれば、間違いなく私は大成できる」
「そういう訳で君たちの肉体を借りて、転生させてもらうよ」
「やーだよ。俺の体は俺だけのもの」
「うん。僕もお断りだね」
「…断固拒否する」
「俺も嫌ですねー」
「ほい、捕まりにくいだけで大したことないやろうから、皆よろしくね」
そうして、その男に皆で遠慮なく攻撃を叩き込む。
「い、いやだああああ。私は大成するんだああああ」
「生きてる時に頑張れっての」
「しょせんその程度だったんでしょ」
「身の程を知れ」
「同人で楽しめば良かったのにー」
そう言い残し未練がましそうに男は消えて行った。
「ほいほい、皆お疲れさん。深夜まで働かせてごめんね」
「全然良いですよたまには。ちょっとしんどいのもあったけど、色々話せて楽しかったし」
「うん。僕も夜更かし出来て楽しかった」
「俺も、過去を思い返せて良かった」
「ちょっと嫌な思いもしたけど、今となっては良い体験だし」
「そう、皆そう言ってくれて嬉しいわ。じゃあ深夜手当出すからね」
その時。
どこからともなく、ぱらぱらとお餅や小銭が振って来た。
「…あれ、何これ」
「あー。百物語って、嫌な事が起きるだけやなくてたまにそういうパターンもあるから」
「へー。そうなんですか」
「うん、そんなに多くは無いけど、皆臨時収入って事で持って帰ってええよ」
「やったー。ありがとうございます」
「僕明日お菓子買おうっと」
「…餅を焼いて食べよう」
「俺おしるこにしよーっと」
「じゃ、それ片付けたらお布団敷いて寝ようか」
「はーい!」
楽しく仕事をこなすある日の事。
「あー、次のお仕事なんやけど、最近この町にかなり広範囲に徘徊してる奴らしくてね」
「で、結界とかでもなかなか捕まえられないから、アレやって呼び出そうと思うの。百物語」
「へー、本当にアレやると来るんですね」
「うん、一般人ならそんなに来ないけど、霊力ある子がやると来るよ」
「そんな訳で、今日は泊まり込みで早速やろうね」
「はい、今日金曜だし、親に言っておくので全然大丈夫ですよ」
「…俺も言っておく」
「俺も連絡しときますね」
「じゃあ、ロウソク今あんまり無いから、お金出すから買って来て」
「あ、俺んちロウソクたくさんあるから持ってきます」
「ん、たっくんなんで?」
「あーほら、うち前はしょっちゅう電気止められてたから。常備してんの。最近は余裕出たからもう要らなくなったけどさ」
「あーなるほど。何か嫌な事聞いちゃってごめんね」
「うんまあ昔はちょっと微妙な気分になったけどさ。今は別にもうどうでも良いよ。そんな訳でちょっと帰って持ってくるね」
そんな訳でその日の深夜。
「よし、そろそろ良いかな。じゃあたっくんからお願い」
「はーい。どうしようかな。じゃああのお話で」
「あーちょっとしんどいんだけど、俺があのクソ野郎に捕まってアレされてた時、たまに同じように手足の無いお友達が出たんですよね」
「俺よりちょっと下くらいのかわいい子だったんですけど、彼も何年かアレされた末にアレしすぎて死んじゃったみたいなんですよね」
「で、その子すごく優しくて気弱な子だから、祟ったりとか出来なくて、ずっと成仏できずに手足無いままそいつの家に憑りついてたんですけど」
「本当に可哀想だったから出てきたらたくさんお話してあげて、手足無いからたまに顔舐めてあげたりしてたんですよね」
「で、勇気出しなよあんな最低なクソ野郎思いっきり祟っちゃいなよって励ましたら、ある日突然出なくなって」
「その直後、俺発見されて、あいつ捕まったの」
「…だから、あの子が祟ってくれたのかなーって思ってるんだ。はい、終わり」
そうふっ、と息を吹き蝋燭を消す。
「…うん、すごくしんどいね」
「…祟ってもらえて、良かったな」
「…その子天国では、幸せになってるといいですね」
「たっくん、本当に頑張ったね。えらいで」
「…うん、どうも」
「じゃ、次は僕ね。ほら僕、組み立てられた訳だけど。僕や仇討ちの前にも、かなりの数造られた子がいるんだよね」
「で、何とか暮らせる子はちゃんと体付けてもらって暮らしてたんだけど、やっぱりそう言うの無理な子は、処分されちゃったんだよね。ちゃんと研究所の人たちで供養はしたけど、お墓とかは無いみたい」
「…だけど、やっぱりそういう子達も魂はあるから、たまに彷徨って研究所に出ちゃうんだよね」
「そういう子が出たら、僕いつも撫でて、遊んであげたんだ」
「ほとんどの子は何言ってるか分からなかったんだけど、お話も色々してあげた」
「満足したら、出てこなくなる事が多かったんだけど。やっぱりずっと出ちゃう子もいるんだ」
「仇討ちの奴は自分のそういう生い立ち大嫌いだったから、いじめたりはしなかったけどそういう子達見ると凄く嫌そうだったの」
「まああいつ性格最悪だけどさ。でもそういう理由があったから、ある意味気の毒なんだよね」
「いつかはあいつも、生い立ち受け入れてもうちょっと楽になれると良いんだけどね。はい、おしまい」
そう、ゆうちゃんはふっと蝋燭を消した。
「…うん。ウザ絡みは嫌だけど、あいつも可哀想だよね」
「…俺達はまだそいつと会った事は無いが、気の毒だな」
「うん、そうだね」
「では、次は俺だ」
「…俺もあいつに捕まって、悪辣な事をされてしばらく経ったころ。見えないので常に手を引かれ、首輪を付けられていた」
「仕方が無いとは言え、とても嫌だった」
「だがある日、かなり骨ばってはいるが、とても優しい手に撫でられ、引かれた事があった」
「その手の主は、もう寿命で亡くなった、あいつの祖母だそうだ」
「あいつの別居している両親は、暴力こそ振るわないがとても悪辣な奴だったそうだが、祖母はとても心優しかった」
「祖母は幼いあいつを引き取り二人で暮らしたかったが、家の事情でできなかったそうだ」
「あいつが歪まないように常に願ったまま、旅立った」
「…残念だが、その願いは叶わなかった」
「彼女は、俺をいつも憐れんで、撫でてくれた」
「早く抜け出せるように、祈ってくれた」
「俺が保護される少し前から、成仏してしまったのか見かけなくなったが、今でも見守ってくれている気がする」
そうかぐやは、静かに蝋燭を吹き消した。
「…うん、きっと見守ってくれてるよ」
「…そいつもクソだけど、歪まなければ良かったのにね」
「…かぐやも、大変だったね」
「じゃあ、次は俺で」
「…俺が火事に巻き込まれちゃった時、実家のそばの森の中散歩してたんですけど、そこで急に山火事が起きて」
「で、逃げる間もなく辺り一面火の海になって、大火傷しちゃったんですけど」
「その時、何か女の子の顔をした大きい鳥を見た気がしたんです」
「ああ、これでまた会える。嬉しい嬉しい、燃えろ燃えろってとても楽しそうだったんです」
「で、俺が火傷治った後、その子の事調べてみたんですけど、有名な怪談で」
「ずっと昔、八百屋の娘だった若い女の子が、お寺の小坊主さんに恋をして」
「でもお寺の子だから忙しくて、あんまり会えなくて。もっと会いたいなと思って」
「こっそり火事を起こすようになっちゃったみたいなんですよね」
「で、結局見つかって処刑された後も、妖怪になっちゃって頻繁に火付けを起こすらしいんです」
「もう何世紀もたって、そのお坊さん亡くなった後も、ずっと」
「まあ焼かれちゃったのは嫌なんですけど、ある意味その子もかわいそうだなーって」
そうアカネもふうっと蝋燭を消した。
「うん、やっちゃダメだけど、可哀想だね」
「その子もいつか止められると良いんだけどね」
「いつか会えたら、祓いたいな」
「みんなお疲れさん。じゃあ次は俺ね」
「あー、俺ね。この仕事初めて間もない
ころ、少しだけ年上の女性と組んでたんやけどね」
「彼女も短刀と爆弾使いで、凄く強くて、毎回頼もしくて鍛えてもらってたんやけど」
「まあある日かなり強い奴と当たってもうて。俺ドジ踏んで、殺されかけたのね」
「で、彼女が庇ってくれて、そのまま亡くなっちゃったんやけど」
「見えないし聞こえないけど、その人俺の傍で、いつも守ってくれとる気がするんよ」
「霊力あるのに見えたりしないのもなんか妙な話やけどね」
「じゃ、短くて申し訳ないんやけど、これで終わり」
そう軽く御堂さんは火を消した。
「うん、きっと見守ってるよ!」
「見えるようになるといいね」
「俺も見たいな」
「見たいですねー」
そんな感じで俺達はその後も楽しく百物語を続けて行った。
夜はすっかり更け。
「はい、僕のお話終わり。…よし、これで百話目だね」
「…ふふふふふ」
「あ、来たかな」
「…良いお話を、ありがとう。私は生涯売れなかったが、怪談作家でね」
「これだけ良質な作品群があれば、間違いなく私は大成できる」
「そういう訳で君たちの肉体を借りて、転生させてもらうよ」
「やーだよ。俺の体は俺だけのもの」
「うん。僕もお断りだね」
「…断固拒否する」
「俺も嫌ですねー」
「ほい、捕まりにくいだけで大したことないやろうから、皆よろしくね」
そうして、その男に皆で遠慮なく攻撃を叩き込む。
「い、いやだああああ。私は大成するんだああああ」
「生きてる時に頑張れっての」
「しょせんその程度だったんでしょ」
「身の程を知れ」
「同人で楽しめば良かったのにー」
そう言い残し未練がましそうに男は消えて行った。
「ほいほい、皆お疲れさん。深夜まで働かせてごめんね」
「全然良いですよたまには。ちょっとしんどいのもあったけど、色々話せて楽しかったし」
「うん。僕も夜更かし出来て楽しかった」
「俺も、過去を思い返せて良かった」
「ちょっと嫌な思いもしたけど、今となっては良い体験だし」
「そう、皆そう言ってくれて嬉しいわ。じゃあ深夜手当出すからね」
その時。
どこからともなく、ぱらぱらとお餅や小銭が振って来た。
「…あれ、何これ」
「あー。百物語って、嫌な事が起きるだけやなくてたまにそういうパターンもあるから」
「へー。そうなんですか」
「うん、そんなに多くは無いけど、皆臨時収入って事で持って帰ってええよ」
「やったー。ありがとうございます」
「僕明日お菓子買おうっと」
「…餅を焼いて食べよう」
「俺おしるこにしよーっと」
「じゃ、それ片付けたらお布団敷いて寝ようか」
「はーい!」
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