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第1章 救世の聖女
魔法の性質とその効果 2
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「とりあえず、頭の出来の悪いミリア様にも出来るだけ分かりやすく説明しますかね…………」
「言い方はかなりムカつくが…………分かりやすく頼む!」
俺は大きなため息を吐きつつ、説明を始める。
あぁ、めんどくせぇ…………。
「まず魔法には、それぞれ発動によって、魔法の性質や効果が異なってしまう…………というのはご存知ですか?」
「知らん!」
即答ですか…………。
「なら、お聞きしますが…………双子の聖女こと--------拳闘士のミリア様は戦う際、どのような魔法を使われますか?」
「それなら分かる! 《超加速》と《剛力》だ!」
《超加速》は身体的スピードを倍加させる魔法で、高速で動ける身体強化系の魔法だ。
そして、《剛力》は単純に殴る・蹴るなどの打撃力を増加させる攻撃強化系の魔法だ。
単純にこの聖女は一気に詰め寄って、相手をぶん殴るといった脳筋戦法。
ほんとに聖女なのか疑いたくなる。
--------と、脱線した。
ほんと疲れるな、この人…………。
「では、その二つの魔法…………実は元々一つの魔法だった、というのは……?」
「……………………」
反応からするに知らないみたいだな…………。
というか、何のことだかさっぱりと、姉に視線で助けを求めていやがる。
「知らないようですので、まずミリア様が使う魔法は『火』の性質に属する属性魔法になります」
「火の属性……………………あぁ、何か聞いたことあるぞ…………。
ええっと、確か…………現代の魔法は元々、原初の魔法と呼ばれる六つの属性から派生した、とかなんとか…………」
おお、よく言えたな…………、
ミリアの言う通り、現代の魔法は原初の魔法と呼ばれる六つの属性から派生した、劣化版の魔法だ。
それぞれ、{火・水・風・土・雷・木}の六つの属性によって分かれていて、それぞれ性質と効果が異なってくる。
火なら「強化」・「破壊」
水なら「創造」・「変換」
風なら「探索」・「転移」
土なら「治癒」・「守護」
雷なら「貫通」・「霊界」
木なら「増殖」・「捕縛」
と言った感じで分類されるのだ。
今の分類でいくと、武器やポーションを生み出したりする俺の魔法は『水』の属性の魔法ということになる。
まあ、これは基本の一部であって、魔法の全てという訳ではない。
魔法は奥が深いのだ。
とりあえず、重要になってくるのはここからだ。
「言い方はかなりムカつくが…………分かりやすく頼む!」
俺は大きなため息を吐きつつ、説明を始める。
あぁ、めんどくせぇ…………。
「まず魔法には、それぞれ発動によって、魔法の性質や効果が異なってしまう…………というのはご存知ですか?」
「知らん!」
即答ですか…………。
「なら、お聞きしますが…………双子の聖女こと--------拳闘士のミリア様は戦う際、どのような魔法を使われますか?」
「それなら分かる! 《超加速》と《剛力》だ!」
《超加速》は身体的スピードを倍加させる魔法で、高速で動ける身体強化系の魔法だ。
そして、《剛力》は単純に殴る・蹴るなどの打撃力を増加させる攻撃強化系の魔法だ。
単純にこの聖女は一気に詰め寄って、相手をぶん殴るといった脳筋戦法。
ほんとに聖女なのか疑いたくなる。
--------と、脱線した。
ほんと疲れるな、この人…………。
「では、その二つの魔法…………実は元々一つの魔法だった、というのは……?」
「……………………」
反応からするに知らないみたいだな…………。
というか、何のことだかさっぱりと、姉に視線で助けを求めていやがる。
「知らないようですので、まずミリア様が使う魔法は『火』の性質に属する属性魔法になります」
「火の属性……………………あぁ、何か聞いたことあるぞ…………。
ええっと、確か…………現代の魔法は元々、原初の魔法と呼ばれる六つの属性から派生した、とかなんとか…………」
おお、よく言えたな…………、
ミリアの言う通り、現代の魔法は原初の魔法と呼ばれる六つの属性から派生した、劣化版の魔法だ。
それぞれ、{火・水・風・土・雷・木}の六つの属性によって分かれていて、それぞれ性質と効果が異なってくる。
火なら「強化」・「破壊」
水なら「創造」・「変換」
風なら「探索」・「転移」
土なら「治癒」・「守護」
雷なら「貫通」・「霊界」
木なら「増殖」・「捕縛」
と言った感じで分類されるのだ。
今の分類でいくと、武器やポーションを生み出したりする俺の魔法は『水』の属性の魔法ということになる。
まあ、これは基本の一部であって、魔法の全てという訳ではない。
魔法は奥が深いのだ。
とりあえず、重要になってくるのはここからだ。
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