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8)食べ物で遊ぶな*
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「ひっ……!」
前ばかりに気を取られたその瞬間、尻の間にあった指を三本に増やされて、俺は涙目になりながら耐える。
浅い場所でバラバラに動く指の感覚は、生々しい指の骨の硬さを窄まりのひだに伝えた。慣れない異物感と淡い恐怖心を与えられて、それなのに俺の中にはいやらしい興奮が頭をもたげる。
「ん、さすがに三本目はまだかなりキツイですね……」
「ううっ、や……も、ぬ……抜いて……っ……!」
由岐はしばらくの間指の先で窄まりの中の浅い場所をかき混ぜていたが、何かを思い出したように「あっ」と小さく声を上げると、ベッドから立ち上がってキッチンへ向かった。
「翔李さん。キッチンに、丁度いい物がありましたよ」
「は、はぁっ!!??」
由岐が片手に持っていたもの。それは子供の頃に凍らせて食べた、俺にとっては見慣れたものだった。
それは柔らかなプラスチック製の細長い柔らかな容器にカラフルなジュースの入ったもので、うちの田舎ではチューペットと呼ばれていた。
「ふふ。凍らせる前のものがあって良かったです。えーっと、何色がいいですか? 翔李さん」
おやつでも勧めるかのような口ぶりの由岐に、俺はさーっと青ざめる。
え、まさか……? いや、まさか。
「ピ、ピンク、かな……?」
俺は笑顔で問う由岐に反射的にそう答えてしまってから、激しい後悔に苛まれる事になるのだった。
「翔李さんてば。こんなにツルツルで細いんですから、そんなに怖がらなくても」
由岐はそう言いながら、ピンク色のチューペットにたっぷりとローションを絡めた。
「たっ、食べ物で遊ぶなっ……」
俺はそう言いながらも、由岐の手の中にあるそれをつい見つめてしまう。
「翔李さんは分かりやすいですね。この体格差なんですから、本当に嫌だったら力で僕を押し退ける事なんて容易いでしょ?」
由岐はそう言ってやんわりと俺のペニスを握ったかと思うと、陰茎に絡まっていたローターのコードを外した。腹の上で小さな電子音を鳴らしていたカプセル状のそれをつまみあげると、おもむろにそれを双丘の中心部にあてがって、つぷりと中に潜り込ませた。
続けて由岐はチューペットの丸い先端を狭間にグイッと押し付けると、それをゆっくりと中に押し挿れていく。
「本当に嫌なら、僕なんて突き飛ばして簡単に逃げられるくせに」
「それは……でも。うう……っ」
ビリビリと振動する小ぶりの玩具が、俺の秘孔を本来の機能とは逆の方向へ遡ってゆく。
つるりとしたチューペットのプラスチックの感触は、怖いほどに痛みも抵抗もなく、由岐に押されるがままに奥へ奥へと侵入していった。
「翔李さん、見えますか? あと少しで、半分ですよ」
「あっ!? やっ、やだっ、深い……怖いっ」
チューペットの中心にあるくびれが括約筋に引っかかり、想定外の深さまで挿入ったことを知った俺は慌てた。
由岐の表情は何を考えているのかが分からない。俺は由岐の服を掴んで、縋るようにそう言った。
「苦しいですか? 仕方ありませんね。では、今日はこの位にして……」
由岐はそう言いながらゆっくりとチューペットを抜いたので、俺は安堵して強張ってしまっていた体から力を抜いた。
だが、次の瞬間俺の認識が間違っていたことを知る。
「深いところはまた今度にして、今日は穴の入口を慣らしましょう」
「うぐっ……!?」
俺が力を抜くと同時に、半分ほど抜きかけていたそれが、再び中に侵入してくる。ヌプヌプと何度も抜き差しを繰り返されるたび、冷たい液体の詰まったプラスチックが俺の内部を抉った。
「あ……あ……っ、くぅ……っ」
慣れない異物感に、俺はただ呻いた。
由岐はそんな俺を容赦なくチューペットで犯して、グリグリと穴を広げるようにそこを掻き混ぜる。
「やっ、やめ……」
「翔李さん。さっきから、怖いとかやめろって言ってますけど、じゃあ何故貴方のペニスは勃起しているんですか?」
「……は……?」
由岐にそう言われて、俺は自身のものに目をやった。てっきり萎えたものだと思っていたそれは、驚くことに半勃ちを維持していた。
「気付いていなかったんですね。……後ろをこんなモノで犯されて、興奮しているなんて」
そう笑われてきゅっと半勃ちのそれを掴まれると、俺はいたたまれない気持ちになって視線をそらせた。
「こ、これは違……っ」
「あはは。翔李さんって、本当に可愛いですよね。よく知りもしない男とセフレになっている時点で、もっとスレている方なのかと最初は思っていましたけど」
「なっ、しつれ……うぁっ……!」
由岐に抗議をしようと口を開いた途端、由岐に抉られていた腹の中で何かが起きる。
突然沸き起こって背筋を駆け上がった快楽が、腹の底からふつふつと湧き上がるように疼いた。ペニスから得るものとは違う経験のない快楽が、俺を戸惑わせる。
「ああ。ココでしたか」
「なっ、な、なっ……!?」
「ここが翔李さんのイイトコロ。……でしょう?」
戸惑ったままの俺の心を置き去りにして、由岐は容赦なく同じ場所を突く。
そこへローターの振動が当たるたび、快楽の壺を突かれたかのように俺はとろけた。快楽に追い詰められて、その気持ちよさに思考までもが霞んでいく。
前ばかりに気を取られたその瞬間、尻の間にあった指を三本に増やされて、俺は涙目になりながら耐える。
浅い場所でバラバラに動く指の感覚は、生々しい指の骨の硬さを窄まりのひだに伝えた。慣れない異物感と淡い恐怖心を与えられて、それなのに俺の中にはいやらしい興奮が頭をもたげる。
「ん、さすがに三本目はまだかなりキツイですね……」
「ううっ、や……も、ぬ……抜いて……っ……!」
由岐はしばらくの間指の先で窄まりの中の浅い場所をかき混ぜていたが、何かを思い出したように「あっ」と小さく声を上げると、ベッドから立ち上がってキッチンへ向かった。
「翔李さん。キッチンに、丁度いい物がありましたよ」
「は、はぁっ!!??」
由岐が片手に持っていたもの。それは子供の頃に凍らせて食べた、俺にとっては見慣れたものだった。
それは柔らかなプラスチック製の細長い柔らかな容器にカラフルなジュースの入ったもので、うちの田舎ではチューペットと呼ばれていた。
「ふふ。凍らせる前のものがあって良かったです。えーっと、何色がいいですか? 翔李さん」
おやつでも勧めるかのような口ぶりの由岐に、俺はさーっと青ざめる。
え、まさか……? いや、まさか。
「ピ、ピンク、かな……?」
俺は笑顔で問う由岐に反射的にそう答えてしまってから、激しい後悔に苛まれる事になるのだった。
「翔李さんてば。こんなにツルツルで細いんですから、そんなに怖がらなくても」
由岐はそう言いながら、ピンク色のチューペットにたっぷりとローションを絡めた。
「たっ、食べ物で遊ぶなっ……」
俺はそう言いながらも、由岐の手の中にあるそれをつい見つめてしまう。
「翔李さんは分かりやすいですね。この体格差なんですから、本当に嫌だったら力で僕を押し退ける事なんて容易いでしょ?」
由岐はそう言ってやんわりと俺のペニスを握ったかと思うと、陰茎に絡まっていたローターのコードを外した。腹の上で小さな電子音を鳴らしていたカプセル状のそれをつまみあげると、おもむろにそれを双丘の中心部にあてがって、つぷりと中に潜り込ませた。
続けて由岐はチューペットの丸い先端を狭間にグイッと押し付けると、それをゆっくりと中に押し挿れていく。
「本当に嫌なら、僕なんて突き飛ばして簡単に逃げられるくせに」
「それは……でも。うう……っ」
ビリビリと振動する小ぶりの玩具が、俺の秘孔を本来の機能とは逆の方向へ遡ってゆく。
つるりとしたチューペットのプラスチックの感触は、怖いほどに痛みも抵抗もなく、由岐に押されるがままに奥へ奥へと侵入していった。
「翔李さん、見えますか? あと少しで、半分ですよ」
「あっ!? やっ、やだっ、深い……怖いっ」
チューペットの中心にあるくびれが括約筋に引っかかり、想定外の深さまで挿入ったことを知った俺は慌てた。
由岐の表情は何を考えているのかが分からない。俺は由岐の服を掴んで、縋るようにそう言った。
「苦しいですか? 仕方ありませんね。では、今日はこの位にして……」
由岐はそう言いながらゆっくりとチューペットを抜いたので、俺は安堵して強張ってしまっていた体から力を抜いた。
だが、次の瞬間俺の認識が間違っていたことを知る。
「深いところはまた今度にして、今日は穴の入口を慣らしましょう」
「うぐっ……!?」
俺が力を抜くと同時に、半分ほど抜きかけていたそれが、再び中に侵入してくる。ヌプヌプと何度も抜き差しを繰り返されるたび、冷たい液体の詰まったプラスチックが俺の内部を抉った。
「あ……あ……っ、くぅ……っ」
慣れない異物感に、俺はただ呻いた。
由岐はそんな俺を容赦なくチューペットで犯して、グリグリと穴を広げるようにそこを掻き混ぜる。
「やっ、やめ……」
「翔李さん。さっきから、怖いとかやめろって言ってますけど、じゃあ何故貴方のペニスは勃起しているんですか?」
「……は……?」
由岐にそう言われて、俺は自身のものに目をやった。てっきり萎えたものだと思っていたそれは、驚くことに半勃ちを維持していた。
「気付いていなかったんですね。……後ろをこんなモノで犯されて、興奮しているなんて」
そう笑われてきゅっと半勃ちのそれを掴まれると、俺はいたたまれない気持ちになって視線をそらせた。
「こ、これは違……っ」
「あはは。翔李さんって、本当に可愛いですよね。よく知りもしない男とセフレになっている時点で、もっとスレている方なのかと最初は思っていましたけど」
「なっ、しつれ……うぁっ……!」
由岐に抗議をしようと口を開いた途端、由岐に抉られていた腹の中で何かが起きる。
突然沸き起こって背筋を駆け上がった快楽が、腹の底からふつふつと湧き上がるように疼いた。ペニスから得るものとは違う経験のない快楽が、俺を戸惑わせる。
「ああ。ココでしたか」
「なっ、な、なっ……!?」
「ここが翔李さんのイイトコロ。……でしょう?」
戸惑ったままの俺の心を置き去りにして、由岐は容赦なく同じ場所を突く。
そこへローターの振動が当たるたび、快楽の壺を突かれたかのように俺はとろけた。快楽に追い詰められて、その気持ちよさに思考までもが霞んでいく。
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