17 / 25
真のお荷物達
しおりを挟む
国王がポカーンとした顔でバイルに尋ねた。
「なあ、みなは何の話をしているんだ??」
一方のバイルもポカーンとした顔で国王に言いました。
「さあ??父上??私も話が難しすぎて全くついていけません。」
するとパルシス伯爵が国王に言いました。
「国王様、話が違いますぞ。リゼラが聖女になれなかったではありませんか?」
国王がパルシス伯爵に言った。
「そんな事を言われてもみな小難しい話をしていて全くついていけんのだ。パルシス?みなが何の話をしていたのか説明してくれ。」
パルシス伯爵が国王に言いました。
「すいませんが私もさっぱり分かりません。ただリゼラが聖女になれなかったという事だけは分かりました。」
国王がパルシス伯爵に尋ねた。
「ではどうすればいいんだ?」
パルシス伯爵が国王に言った。
「私に聞かないでください。」
国王がバイルに尋ねた。
「バイルよ、余はどうすればよいのだ?」
バイルが国王に言った。
「父上、全く分かりません。」
するとリゼラが国王に言った。
「お姉様を聖女から解任すれば私を聖女にしようとみなさん考えるかもしれません。」
国王がリゼラに言った。
「それじゃそれじゃ、それでいこう。」
バイルがリゼラに言った。
「リゼラ君は天才だね。さすがは俺の婚約者だ。」
リゼラがバイルに言った。
「それほどでもあります。」
国王はすぐに別の話を始めるのだった。
「みなさん?大事なお話を忘れておりました。アニアの事です。」
担当者が国王に言った。
「ほうアニア様のこととは一体?」
国王がみなに言った。
「アニアは何の役にも立たないお荷物聖女でございます。ですので直ちに聖女の地位をはく奪したいと考えております。実はすでに王国内での地位をはく奪して追放しております。」
バイルがみんなに言った。
「そうです、アニアはお荷物聖女で何の役にも立たないから、追放してやったのです。あのお荷物聖女には当然の報いだと思います。」
国王がみんなに言った。
「あんなお荷物聖女は地位をはく奪されて当然ですからな。はっはっはっ!!」
だが国王達に猛烈な批判が始まったのだった。
「リヒテル国王!!なんという事をしてくれたんですか???」
「アニア様を追い出してしまってどうするのですか?大陸中は一大事なのですぞ!!」
「なあ、みなは何の話をしているんだ??」
一方のバイルもポカーンとした顔で国王に言いました。
「さあ??父上??私も話が難しすぎて全くついていけません。」
するとパルシス伯爵が国王に言いました。
「国王様、話が違いますぞ。リゼラが聖女になれなかったではありませんか?」
国王がパルシス伯爵に言った。
「そんな事を言われてもみな小難しい話をしていて全くついていけんのだ。パルシス?みなが何の話をしていたのか説明してくれ。」
パルシス伯爵が国王に言いました。
「すいませんが私もさっぱり分かりません。ただリゼラが聖女になれなかったという事だけは分かりました。」
国王がパルシス伯爵に尋ねた。
「ではどうすればいいんだ?」
パルシス伯爵が国王に言った。
「私に聞かないでください。」
国王がバイルに尋ねた。
「バイルよ、余はどうすればよいのだ?」
バイルが国王に言った。
「父上、全く分かりません。」
するとリゼラが国王に言った。
「お姉様を聖女から解任すれば私を聖女にしようとみなさん考えるかもしれません。」
国王がリゼラに言った。
「それじゃそれじゃ、それでいこう。」
バイルがリゼラに言った。
「リゼラ君は天才だね。さすがは俺の婚約者だ。」
リゼラがバイルに言った。
「それほどでもあります。」
国王はすぐに別の話を始めるのだった。
「みなさん?大事なお話を忘れておりました。アニアの事です。」
担当者が国王に言った。
「ほうアニア様のこととは一体?」
国王がみなに言った。
「アニアは何の役にも立たないお荷物聖女でございます。ですので直ちに聖女の地位をはく奪したいと考えております。実はすでに王国内での地位をはく奪して追放しております。」
バイルがみんなに言った。
「そうです、アニアはお荷物聖女で何の役にも立たないから、追放してやったのです。あのお荷物聖女には当然の報いだと思います。」
国王がみんなに言った。
「あんなお荷物聖女は地位をはく奪されて当然ですからな。はっはっはっ!!」
だが国王達に猛烈な批判が始まったのだった。
「リヒテル国王!!なんという事をしてくれたんですか???」
「アニア様を追い出してしまってどうするのですか?大陸中は一大事なのですぞ!!」
11
お気に入りに追加
927
あなたにおすすめの小説
【完結】待ち望んでいた婚約破棄のおかげで、ついに報復することができます。
みかみかん
恋愛
メリッサの婚約者だったルーザ王子はどうしようもないクズであり、彼が婚約破棄を宣言したことにより、メリッサの復讐計画が始まった。
婚約破棄されましたが全てが計画通りですわ~嵌められたなどと言わないでください、王子殿下。私を悪女と呼んだのはあなたですわ~
メルメア
恋愛
「僕は君のような悪女を愛せない」。
尊大で自分勝手な第一王子クラントから婚約破棄を告げられたマーガレット。
クラントはマーガレットの侍女シエルを新たな婚約者に指名する。
並んで立ち勝ち誇ったような笑顔を浮かべるクラントとシエルだったが、2人はマーガレットの計画通りに動いているだけで……。
【完結】逆行した聖女
ウミ
恋愛
1度目の生で、取り巻き達の罪まで着せられ処刑された公爵令嬢が、逆行してやり直す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書いた作品で、色々矛盾があります。どうか寛大な心でお読みいただけるととても嬉しいですm(_ _)m
【完結】婚約破棄され追放された聖女 ~帰ってきてくれ? 帰るわけないでしょう~
つぼみ
恋愛
ノルデン王国で毎日まじめに聖女の仕事をおこなっていたソフィア。
ソフィアは婚約者でこの国の王子であるテーラルにいじめられていた。
テーラルは最愛の人カミラと婚約したいと考えソフィアに婚約破棄をつげる。
ソフィアは仕事に専念できると喜んだが、テーラルに聖女などいらないといわれ、追放されてしまう。
その後、ソフィアは隣国シニストラ王国に行く。
そのころ、聖女の消えたノルデン王国は大変なことになっており……。
*婚約破棄される聖女もの初挑戦です。
*もうほとんど書き終わっているので毎日投稿します。
聖女の力を失ったと言われて王太子様から婚約破棄の上国外追放を命じられましたが、恐ろしい魔獣の国だと聞かされていた隣国で溺愛されています
綾森れん
恋愛
「力を失った聖女などいらない。お前との婚約は破棄する!」
代々、聖女が王太子と結婚してきた聖ラピースラ王国。
現在の聖女レイチェルの祈りが役に立たないから聖騎士たちが勝てないのだと責められ、レイチェルは国外追放を命じられてしまった。
聖堂を出ると王都の民衆に石を投げられる。
「お願い、やめて!」
レイチェルが懇願したとき不思議な光が彼女を取り巻き、レイチェルは転移魔法で隣国に移動してしまう。
恐ろしい魔獣の国だと聞かされていた隣国で、レイチェルはなぜか竜人の盟主から溺愛される。
(本作は小説家になろう様に掲載中の別作品『精霊王の末裔』と同一世界観ですが、200年前の物語なので未読でも一切問題ありません!)
逆行令嬢は聖女を辞退します
仲室日月奈
恋愛
――ああ、神様。もしも生まれ変わるなら、人並みの幸せを。
死ぬ間際に転生後の望みを心の中でつぶやき、倒れた後。目を開けると、三年前の自室にいました。しかも、今日は神殿から一行がやってきて「聖女としてお出迎え」する日ですって?
聖女なんてお断りです!
【完結済み】天罰って人の手を介している時点で方便ですよね<前・中・後編>
BBやっこ
恋愛
聖女の娘である私は、幼い頃から王子の婚約者になっていて“仲良くしろ”と圧を受けていた。
それは学生になってからも似たようなもので。
聖女になりたいと言っていないのに。大人の事情と私の安全のために公言しなかった。
そして、時は来た。神裁判の宣言と私への天罰を望む声。
※ 【完結済み】
真実、私の話を聞いてもらいましょう。
方便なんて使えませんわよ?神様がきいてくださっているのだから。
婚約破棄されたから復讐したけど夕焼けが綺麗だから帰ります!!
青空一夏
恋愛
王に婚約破棄されたエラは従姉妹のダイアナが王の隣に寄り添っているのにショックをうけて意識がなくなる。
前世の記憶を取り戻したアフターエラは今までの復讐をサクッとしていく。
ざまぁ、コメディー、転生もの。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる