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66話 ライオスからの懇願
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ライオス追放令が出されてから数日後、王宮の大広間には客人がやってきていた。
俺達はそれを出迎えていた。
「パルロイヤ公爵様のおなり。」
そして大広間に一人の男が入ってきた。
「国王様、突然の来訪はひらにご容赦を。」
「分かっておる、気になさるなパルロイヤ公爵。」
「この度ここに急遽参ったのは、クリード殿に尋ねたき事があるからだ。」
「分かっておる。ライオスの事であろう。余も聞いた時は驚いたからな。」
「クリード殿、お手間となるが尋ねても構わないか?」
「ええもちろんです。」
このパルロイヤ公爵というのは、パルロイヤ公国を治める人物で、ライオスが勇者になれたのも、全てはパルロイヤ公爵の全面支援があってこそだった。
このパルロイヤ公爵はライオスを拾いあげ勇者にした人物だった。
「クリード殿、単刀直入に聞きますが、本当にライオスは我らを騙していたのか?」
「はいパルロイヤ公爵様、すでに魔王クレスタは倒されています。ライオスはその事を黙った上で国王様や公爵様を騙し討ちにしようと狙っていたのです。なあミリー?」
「はい、クリードの言う通りです。私はライオスから国王様や公爵様を騙し討ちにするから協力するように言われました。でも私はそれを拒否したので石にされてしまったんです。」
「なんとライオスがそんな事を。」
「はい、他にもライオスはパルロイヤ公爵様を殺したくて仕方がないと言っていました。善良な人間をなぶり殺しにするなんて最高じゃないかとも。」
「し信じられない、まさかライオスがそのような事を。」
「ライオスはオーラリカや魔法都市ブリテスクには魔王軍の攻撃があったとも言っていましたが、実際に襲撃してきたのはライオス達です。ライオスの息がかかったブルムットやガイボルスが町を攻撃してきたんです。」
「なあメリッサ、オリヴィア?」
「クリードさんの言う通りです。オーラリカにガイボルス達がやってきて村を占拠されたんです。クリードさんのおかげでガイボルス達を倒す事ができました。」
「ブリテスクにもライオスの部下のブルムットがライオス軍をつれてやってきおった。学院が襲撃されたがクリードのおかげで撃退する事ができた。」
「おのれライオスめ、みなの思いを踏むにじりおって!!」
「今は一丸となってライオスの暴挙を止めなければいけません。」
「うむ全くその通りだ。クリード殿、パルロイヤ公爵国は全面的にクリード殿を支持させていただく。」
つぎにルーテシアが俺に言った。
「もちろんゼスタニア王国もクリードを全面的に支持するわ。」
すると他のみんなも続々俺に賛同してくれた。
「オーラリカ辺境伯国もクリードさんを支持します。」
「自治都市ペンゴラゴもクリード様を支持します。」
「魔法都市ブリテスクもクリードを支持する。」
「大司教様の代わりに私が宣言するわ、ルスタニア法国もクリードを支持します。」
「ルフタール公爵国もクリード先生を支持します。」
「みんなありがとう。」
「これでライオスは世界中の支持を失ったわけじゃな。」
すると大広間に魔術師が入ってきたのだった。
「国王様、会談中に失礼いたします。」
「どうした、何かあったのか?」
「それが魔法通信機に通信が入ってきております。」
「すまぬが今は会談中だ。発信者にはしばし待ってもらうように伝えてくれ。」
「はあですがその発信者がライオスなのですが。」
「なんだと、ライオスが余と話したいと言ってきておるのか?」
「いえライオスが話したがっているのはクリード殿なのですが。」
「俺とか。」
ライオスの奴こんな状況で俺に一体なんの用事だ。
「クリード殿、どうされる?」
「正直話したくはないですが、ライオスの反応は確認しておきたいので話します。」
「そうか。」
さきほどの魔術師がすぐに魔法通信機を持ってきてくれた。
俺はライオスと通信を始めた。
「ライオスか?」
「おおFランクじゃないか、本当にラストダンジョンから脱出していたのだな。」
「俺に何の用だライオス?お前とはもう会話もしたくないんだが。」
「そう言うなFランク、同じパーティーだった仲間じゃないか。」
「もう忘れたみたいだな、そのパーティーを追い出したのは他ならぬライオスお前だろうが!!お前は俺の事を役立たずとか仲間じゃなくてただの奴隷だとか言いたい放題言って追い出しただろうが!!」
「その事は悪かった、今はその事を後悔しているんだ。」
ライオスが珍しく俺に対して下手に出ていた。
こんな事勇者パーティーにいた時はなかったのにな。
「ライオス、えらく下手にでるんだな、なぜ下手に出ているんだ?」
「そんなもの、あれがまだ王国にあるからに決まっているだろう。」
「あれとは何の事だ?」
「ああ、いや・・なんでもない気にしないでくれ。」
「ゼスタニア王国に何か忘れ物でもしたのか?」
なるほど、これは俺の読み通りだな。
俺はある確信をしたのだった。
ライオスが必死に話題をそらそうとしていた。
「ほ、本当になんでもないんだ。忘れてくれ。それよりも大事な用事がある。実は一つお前に頼みたい事があるんだ。」
「ライオス、お前の頼みをきく義理なんてない。切るぞ。」
「待て待て、頼むから切らないでくれ。」
「でその頼みってなんだ?」
「Fランク、お前にこのライオスのパーティーに戻ってきてほしいんだ。」
「はあ?」
「Fランクお前の優秀さが分かったんだ。お前はガイボルスなんかよりよっぽど優秀な人間だと分かった。だからこのライオス様のパーティーに戻してやろうと思ってな。ミリーと一緒に俺のパーティーに戻ってきてくれ。」
「何を言ってるんだ、今さらお前のパーティーに戻るわけないだろうが!!」
「そう言わずに戻って来てくれ、一緒に王国や公爵国の善良なだけのゴミ共を殺して回ろうじゃないか。ゴミ共を殺して回るのは楽しいぞ!!」
「ふざけるな!!そんな事をしたいと思ってるのはライオスお前だけだ!!もう切るぞ!!」
「分かった、それはしなくていい。だから切らないでくれ!!」
「お前が優秀だというのがようやく分かったんだ。なあだから助けてくれ。このライオスは今とっても困ってるんだ。」
「全部ライオスお前の自業自得だろうが!!」
「そう言わずにこのライオスを助けてくれ!!このままじゃこのライオスは破滅してしまう。」
「破滅すりゃいいだろうが!!もう切るぞ!!」
「待ってくれ、もう少しだけでいいからこのライオスの話を聞いてくれ!!」
ライオスの反応を確認できたので、俺は魔法通信を切ったのだった。
俺達はそれを出迎えていた。
「パルロイヤ公爵様のおなり。」
そして大広間に一人の男が入ってきた。
「国王様、突然の来訪はひらにご容赦を。」
「分かっておる、気になさるなパルロイヤ公爵。」
「この度ここに急遽参ったのは、クリード殿に尋ねたき事があるからだ。」
「分かっておる。ライオスの事であろう。余も聞いた時は驚いたからな。」
「クリード殿、お手間となるが尋ねても構わないか?」
「ええもちろんです。」
このパルロイヤ公爵というのは、パルロイヤ公国を治める人物で、ライオスが勇者になれたのも、全てはパルロイヤ公爵の全面支援があってこそだった。
このパルロイヤ公爵はライオスを拾いあげ勇者にした人物だった。
「クリード殿、単刀直入に聞きますが、本当にライオスは我らを騙していたのか?」
「はいパルロイヤ公爵様、すでに魔王クレスタは倒されています。ライオスはその事を黙った上で国王様や公爵様を騙し討ちにしようと狙っていたのです。なあミリー?」
「はい、クリードの言う通りです。私はライオスから国王様や公爵様を騙し討ちにするから協力するように言われました。でも私はそれを拒否したので石にされてしまったんです。」
「なんとライオスがそんな事を。」
「はい、他にもライオスはパルロイヤ公爵様を殺したくて仕方がないと言っていました。善良な人間をなぶり殺しにするなんて最高じゃないかとも。」
「し信じられない、まさかライオスがそのような事を。」
「ライオスはオーラリカや魔法都市ブリテスクには魔王軍の攻撃があったとも言っていましたが、実際に襲撃してきたのはライオス達です。ライオスの息がかかったブルムットやガイボルスが町を攻撃してきたんです。」
「なあメリッサ、オリヴィア?」
「クリードさんの言う通りです。オーラリカにガイボルス達がやってきて村を占拠されたんです。クリードさんのおかげでガイボルス達を倒す事ができました。」
「ブリテスクにもライオスの部下のブルムットがライオス軍をつれてやってきおった。学院が襲撃されたがクリードのおかげで撃退する事ができた。」
「おのれライオスめ、みなの思いを踏むにじりおって!!」
「今は一丸となってライオスの暴挙を止めなければいけません。」
「うむ全くその通りだ。クリード殿、パルロイヤ公爵国は全面的にクリード殿を支持させていただく。」
つぎにルーテシアが俺に言った。
「もちろんゼスタニア王国もクリードを全面的に支持するわ。」
すると他のみんなも続々俺に賛同してくれた。
「オーラリカ辺境伯国もクリードさんを支持します。」
「自治都市ペンゴラゴもクリード様を支持します。」
「魔法都市ブリテスクもクリードを支持する。」
「大司教様の代わりに私が宣言するわ、ルスタニア法国もクリードを支持します。」
「ルフタール公爵国もクリード先生を支持します。」
「みんなありがとう。」
「これでライオスは世界中の支持を失ったわけじゃな。」
すると大広間に魔術師が入ってきたのだった。
「国王様、会談中に失礼いたします。」
「どうした、何かあったのか?」
「それが魔法通信機に通信が入ってきております。」
「すまぬが今は会談中だ。発信者にはしばし待ってもらうように伝えてくれ。」
「はあですがその発信者がライオスなのですが。」
「なんだと、ライオスが余と話したいと言ってきておるのか?」
「いえライオスが話したがっているのはクリード殿なのですが。」
「俺とか。」
ライオスの奴こんな状況で俺に一体なんの用事だ。
「クリード殿、どうされる?」
「正直話したくはないですが、ライオスの反応は確認しておきたいので話します。」
「そうか。」
さきほどの魔術師がすぐに魔法通信機を持ってきてくれた。
俺はライオスと通信を始めた。
「ライオスか?」
「おおFランクじゃないか、本当にラストダンジョンから脱出していたのだな。」
「俺に何の用だライオス?お前とはもう会話もしたくないんだが。」
「そう言うなFランク、同じパーティーだった仲間じゃないか。」
「もう忘れたみたいだな、そのパーティーを追い出したのは他ならぬライオスお前だろうが!!お前は俺の事を役立たずとか仲間じゃなくてただの奴隷だとか言いたい放題言って追い出しただろうが!!」
「その事は悪かった、今はその事を後悔しているんだ。」
ライオスが珍しく俺に対して下手に出ていた。
こんな事勇者パーティーにいた時はなかったのにな。
「ライオス、えらく下手にでるんだな、なぜ下手に出ているんだ?」
「そんなもの、あれがまだ王国にあるからに決まっているだろう。」
「あれとは何の事だ?」
「ああ、いや・・なんでもない気にしないでくれ。」
「ゼスタニア王国に何か忘れ物でもしたのか?」
なるほど、これは俺の読み通りだな。
俺はある確信をしたのだった。
ライオスが必死に話題をそらそうとしていた。
「ほ、本当になんでもないんだ。忘れてくれ。それよりも大事な用事がある。実は一つお前に頼みたい事があるんだ。」
「ライオス、お前の頼みをきく義理なんてない。切るぞ。」
「待て待て、頼むから切らないでくれ。」
「でその頼みってなんだ?」
「Fランク、お前にこのライオスのパーティーに戻ってきてほしいんだ。」
「はあ?」
「Fランクお前の優秀さが分かったんだ。お前はガイボルスなんかよりよっぽど優秀な人間だと分かった。だからこのライオス様のパーティーに戻してやろうと思ってな。ミリーと一緒に俺のパーティーに戻ってきてくれ。」
「何を言ってるんだ、今さらお前のパーティーに戻るわけないだろうが!!」
「そう言わずに戻って来てくれ、一緒に王国や公爵国の善良なだけのゴミ共を殺して回ろうじゃないか。ゴミ共を殺して回るのは楽しいぞ!!」
「ふざけるな!!そんな事をしたいと思ってるのはライオスお前だけだ!!もう切るぞ!!」
「分かった、それはしなくていい。だから切らないでくれ!!」
「お前が優秀だというのがようやく分かったんだ。なあだから助けてくれ。このライオスは今とっても困ってるんだ。」
「全部ライオスお前の自業自得だろうが!!」
「そう言わずにこのライオスを助けてくれ!!このままじゃこのライオスは破滅してしまう。」
「破滅すりゃいいだろうが!!もう切るぞ!!」
「待ってくれ、もう少しだけでいいからこのライオスの話を聞いてくれ!!」
ライオスの反応を確認できたので、俺は魔法通信を切ったのだった。
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