(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当

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45話 凍結将軍デミオス

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俺達は地下38階層まで降りてきていた。

地下38階層では魔物の土の人形と対峙しており、土でできた戦士の人形達が俺達を睨みつけていた。

俺は土の人形の弱点である水属性の超級魔法であるアクア・セレスティアを唱える事にした。

「流れゆく大海よ、今ここに集いてその大きな海原によって大きく荒れ狂え!!アクア・セレスティア!!」

俺が唱えたアクア・セレスティアが発動して周囲の広い空間が水でどんどん満たされていった。

そしてその水面から大きな波が発生して土の人形達を襲ったのだった。

土の人形達は俺のアクア・セレスティアによってきれいに溶けてなくなってしまったのだった。

俺達は土の人形達を倒した。

「さすがに土の人形でこの強さは反則でしょ。」

「土の人形の体力も15000もあったからな。通常だったら土の人形の体力なんて500もないのに。師匠の言う通り、この地下ダンジョンの魔物は相当に狂暴化してるみたいだな。」

「この地下38階層の魔物はさっきの土の人形達で最後だったみたいだけど。」

俺達は周囲を見渡した。

「この地下38階層にも行方不明の生徒達は見当たらないね。」

「それに手掛かりになりそうなものもありませんでしたね。」

「となると次の地下39階層か地下保管庫がある地下40階層かそのどちらかに行方不明になった生徒達がいるって事になるな。」

俺は少し考えた後でみんなに言った。

「これ準備していった方がいいかもしれないな。」

「みんな下の地下39階層にボスがいる可能性もあるから準備をしてから降りよう。」

「うん分かった、クリード。」

俺達は下層にボスがいる事も考慮して準備を整えたのだった。

「よしそれじゃあ降りようか。」

俺達は地下39階層に続く階段を降りたていったのだった。

地下39階層は大きな広い空間が広がっていた。

みんなが地下39階層を見渡したのだった。

「広い場所だね。」

「見た感じ行方不明の生徒達も魔物もいないみたいだけど。」

だが俺は大きな力を持った存在がいる事に気がついていた。

「いやみんな気をつけろ。大きな力を持った奴がいるぞ。」

「えっ?」

するとどこからともなく肌を刺すような冷たい空気が流れてきたのだった。

「なにこれ、すさまじい冷気が流れてくる。」

すると天井から大きな氷の塊が俺達の前に落ちてきたのだった。

そしてその大きな氷はすぐに人の形を成していった。

そして一人の魔族が姿を現したのだった。

人の姿をした体が氷に覆われている魔族が俺の前に姿を現したのだった。

「なぜお前がここにいるんだ、凍結将軍デミオス?」

ミリーも戸惑っているようだった。

「凍結将軍デミオスあなたは私達に倒されたはず。」

「クリードお兄ちゃん、こいつって?」

「魔王クレスタ配下だ。魔王軍の幹部の一人、零下(れいか)の凍結将軍デミオスだ。」

凍結将軍デミオスは魔王軍クレスタの配下の四天王の一人だ。

ライオス達が倒したはずの魔王軍の幹部の一人だ。

氷や冷気を自在に操り性格も冷血漢そのもののでまさに凍結将軍の名がピッタリな魔族であった。

「凍結将軍デミオスがここにいるっておかしいよね。デミオスは間違いなく倒したはずよ。ねえクリード?」

「ああ凍結将軍デミオスの討伐は俺も確認してるから間違いないはず。」

俺はスキル鑑定を使って凍結将軍デミオスのパラメータを確認した。

「だがこいつは間違いなく凍結将軍デミオスだ。デミオスのパラメータもとんでもなく上がってる。」

「ええっ?」

「前の戦闘時のデミオスのパラメーターは体力は20000だった。だが今のデミオスの体力は400000を超えてる。」

「体力40万?」

「他のパラメーターも大幅に上がってる。今のデミオスは魔王クレスタよりも強くなってるぞ。」

「ええっ?」

俺は凍結将軍デミオスに問いかけた。

「凍結将軍デミオスなぜお前がここにいるんだ?」

デミオスは俺の方を見ずにキョロキョロとしていた。

「おい答えろデミオス!!なぜお前がここいる?」

だがデミオスはなにも答えずに雄たけびを叫んだったのだった。

「うおおおお!!」

俺はとっさに加護魔法の一つのリフィル・シールドを唱えたのだった。

「全ての者達を優しき光で包みたまえ!!リフィル・シールド。」

俺のリフィル・シールドの魔法によって魔法を防ぐ光の壁が俺達の周りを包んだのだった。

リフィルシールドの魔法の発動が終わった瞬間に凍結将軍デミオスが大きく口を開けたのだった。

「みんな!!フリーズブレスがくるぞ!!」

凍結将軍デミオスは氷系の上級魔法であるフリーズブレスを使ってきたのだった。

俺の発動したリフィルシールドによって俺達へのダメージは一切通らなかったが、
リフィルシールドを発動していなかった場所は氷漬けとなっていたのだった。

「クリード、こやつは。」

「ええ、デミオスのやつ自分の意識を飛ばしてるみたいですね。どうやら普通に話す事はできなさそうだ。」

「みんな、今はとにかく氷結将軍デミオスを倒す事に専念しよう。」

「分かった、お兄ちゃん。」

デミオスが大きな雄たけびをあげた。

「グオオオオ。」

凍結将軍デミオスが再び口を開けたのだった。

「みんなまたフリーズブレスがくるぞ!!」

デミオスはまた上級魔法のフリーズブレスを唱えてきた。

またしても強力な冷気が俺達に向かってきたが、今回も俺のリフィルシールドの効果で完全に防御して全員がノーダメージだった。

俺はミリーとマリーに頼んだ。

「ミリーそれにマリー、オーロラブーストを俺にかけてくれないか。」

「オーロラブーストね、分かった。」

「うんまかせてお兄ちゃん。」

すぐにマリーがオーロラブーストの詠唱を始めてくれた。

「かの者にアルカディオス様の息吹を与えたまえ、オーロラブースト!!」

オーロラブーストは恩恵魔法の一つでかけた者の自然魔法の効果を大きく上げる効果を持っていた。

俺は七光のオーラに包まれたのだった。

今度はミリーが詠唱を始めた。

「かの者にアルカディオス様の息吹を与えたまえ、オーロラブースト!!」

今度はミリーのオーロラブーストによって俺は七色のオーラに包まれたのだった。

「よし、あとは俺に任せろ。」

俺は炎系の超級魔法であるエターナル・インフェルノの詠唱を始めた。

「その消える事なき灼熱の炎によって、この地を全て焼き尽くせ!!エターナル・インフェルノ!!」

俺の周囲に特大の炎の渦がいくつも現れると、それは俺の頭上に集まっていきとてつもなく大きな炎の大玉いくつも現れた。

そしてその炎の大玉が一気に凍結将軍デミオスに降り注いだのだった。そしてデミオスのいる空間は灼熱の炎に包まれたのだった。

「うおおおお!!」

凍結将軍デミオスは悲鳴をあげながら溶けていったのだった。

俺のエターナル・インフェルノで凍結将軍デミオスを倒したのだった。

「みんな終わったよ。」

「お兄ちゃん、一撃で凍結将軍デミオスを倒しちゃったの?」

「ああ、もうデミオスは片づけたよ。」

するとみんながすごく褒めてくれたのだった。

「凍結将軍を一撃で倒しちゃうなんてさすがクリードお兄ちゃん、お兄ちゃんは世界一強いね。」

「クリード先生、ありがとうございます。クリード先生は本当に強いんですね。」

「クリード様は一流ですね。さすがでございます。」

「クリードさすがだね。」

「いやミリーやマリーも手伝ってくれただろう。」

「謙遜しなくてもいいぞ。間違いなくクリードは強くなっておる。」

「そうだよクリード、私もあなたは本当に強いと思う。私はクリードが伝説の英雄だって信じてるんだから。」

「みんなありがとう。」

「でもなんで凍結将軍デミオスがこんなところにいたのかしら?前よりもはるかに強くなってたし。」

「復活したいう事なんでしょうか?」

「現状では何ともいえないな。結局デミオスからは何も聞けずじまいだったしな。」

「ミリー、モニカ、とりあえずデミオスの件は後回しにしよう。今は行方不明の子達を探す方が先だ。」

「うん分かった。」

「はい。」

俺達は39階層の捜索を再度行ったが、やはり誰の痕跡も発見できなかったのでそのまま地下保管庫がある最下層へと降りていった。
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