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第21話 ヒトは環境に適応する
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その日から毎晩、シスは私を抱き枕代わりにして寝る様になった。
それが四日も続けば、いくら私がうら若き清い乙女といえど、慣れ――る訳がない!
寝起きから少し経って野営地から出発した私の皮膚には、未だにシスの腕や足が絡みついている感覚が残っている。
事ある毎にその感覚がフラッシュバックしてくるものだから、私の心臓は朝から過剰に働きっ放しだ。もう、朝から疲れた。
私の横を意気揚々と歩くシスを横目で確認する。……何か深く考えていそうな雰囲気は一切なかった。
多分、いや間違いなく、少なからず接触を気にしているのは私だけだ。
「はあ……」
思わず溜息が漏れた。
幸いにも、シスの触り方にいやらしさは一切感じられない。年齢は二十歳だと言っていたけど、中身はてんで子供なんだと思う。
これまで恋愛経験が皆無だったらしいことを考えると、女子の扱いなんて考えたこともないのかもしれなかった。
――いや、そもそも私を女子として見ているかすら怪しい。やっぱり喋る家畜程度にしか認識してないんじゃないか。腹が立つけど。
どうも日頃は年上のお姉様方に虎視眈々と狙われていた様なので、シスにとって女性は、恋愛対象よりも怯える対象の意味合いの方が強いのかもしれなかった。
私のこのモヤモヤの正体について、これ以上自問自答して追求するのはやめた。したところで意味はない。代わりに意識を前に向けると、大分見上げられる様になった山を観察し始める。
以前は遥か遠くに霞んで見えた山影は、今は濃い緑色の山肌を惜しげもなく見せていた。
あの向こう側に私が目指すネクロポリスがあることを考えれば、よくぞ遥々ここまで来たものだと思う。
済生区からは、拝むことすら出来なかった山だ。街から出てこれまでの半月間、亜人に殺されることなく無事に過ごせているのは、ひとえに隣にシスがいてくれているからなのはよく理解している。
シスの匂いを付けてからというもの、別の亜人と遭遇しても、面白いくらい近寄って来なくなった。亜人街に近付いているからか、亜人を見かける機会はぐんと増えたけど、皆こちらを気にする素振りは見せるものの、一定の距離を保っている。
ヒトである私には、自分にシスの匂いが付いていることすら判別がつかないけど、全体的に五感がヒトより優れている亜人には分かるんだろう。
つまり、シスが私に毎晩抱きついているお陰で、私の安全は守られている。
分かっちゃいるが、乙女心はそうは素直にこの状況を納得してはくれないのだ。
乙女の戸惑いの元凶が、何も考えていなそうな明るい表情で尋ねてきた。
「小町、難しそうな顔をしてどうしたー?」
私の隣をひょこひょこ歩く吸血鬼の亜人のシスは、癖のある青髪を風に靡かせながら、非常に機嫌よく私を見下ろしていた。
目に突き刺さる様な眩しい朝日が、シスの黄金色の瞳の中で乱反射している様に見えてしまい、思わず見惚れる。うわあ、綺麗……。
「小町ー?」
にこにこなシスが不思議そうに超絶美形の顔面を近付けて首を傾げたので、私は我に帰った。
「な……っなんでもない!」
無理やり視線を剥がして前を向くと、シスに話題を振ることにする。こいつは、話をすり替えればあっさりとそちらの話題に乗ってくれるのだ。相手にしないとするまでうるさいけど、相手にさえしておけばご機嫌でいてくれる。
「ねえ、亜人街まではあとどれくらいなの?」
「亜人街の近くまで行くと、舗装された道があるんだ。そこまで来たら、道に沿って一時間てとこかな?」
「へえー」
「多分今日あたり見えてくると思うぞ! 楽しみだな、小町!」
本当に楽しそうに笑うシスに、私は曖昧な表情で頷き返した。シスにとっては楽しみかもしれないけど、私にとって亜人が山の様にいる場所は、シスがいなければ死に行く様なものだ。正直言って、全く楽しみはない。
それにしても、亜人街は一体どんな所なんだろう。ヒトの街には旧時代の科学の遺産が残っているので、それなりに便利な暮らしが出来ていた。だけど、済世区を出てからというもの、科学の名残といったものに殆どお目にかからなくなってしまった。
私が用足しの時に愛用している粒子発生装置を初めて見た時、シスは目をキラキラ輝かせて「なんだこれー!」とはしゃいで何度もすり抜けていたし、寝る時に使っている伸縮性のマットを最初に広げた時も、相当驚いていた。畳んだ時の顔といったら、子供かってくらい目を見開いていて……可愛かった。
シスの様子をみる限り、亜人はあまり科学に馴染みがないみたいだ。
私たちヒトの先祖が隔離された地区に閉じこもった際、取り残された亜人の祖先は科学の恩恵すら受けられず、身ひとつで生きていかざるを得なかったのかもしれない。
そんな亜人が、何故ヒトを食糧として見做す様になったのかの解明は、一切されていない。ヒトが街の外に出ると、亜人に襲われる。ヒトを捕らえた亜人は、ヒトを食べようとする。その事実だけが確かな情報だ。私も街を出てすぐにその洗礼を受けたから、間違いない。
隣を歩く、呑気そうな吸血鬼の亜人を見上げる。端正過ぎるこの顔を見て、最初の頃は相手は亜人だというのについドキドキしたことは、素直に認める。でも、大分慣れた。今では、突発的に顔が近付かない限り、割と平常心でいられる。
環境への適応力は、亜人へと進化出来たヒトにこんな風に強く備わっているのかもしれないな、と馬鹿なことを考えた。
私がぼんやりとシスの横顔を見つめていると、視線に気付いたのかシスが私を見る。
「……小町」
「ん?」
普段とは違い、なんだか切なげな表情を浮かべていた。私は、一歩分シスから距離を置く。嫌な予感がした。
シスが私の二の腕を掴んで軽く引っ張ると、私はあっさりとシスのすぐ隣へ引き寄せられる。
私の顔を覗き込むシス。
「……亜人街に着いたら、ご褒美が欲しい」
「――ッ」
「小町、お願い。これからも絶対守るから。な?」
端正過ぎる顔が超至近距離まで近付いてくる。わ、わ――。
「分かった! 分かったから!」
シスの顔面を鷲掴みにして押し戻しながら思わずそう答えると、シスは嬉しそうに笑ったのだった。
それが四日も続けば、いくら私がうら若き清い乙女といえど、慣れ――る訳がない!
寝起きから少し経って野営地から出発した私の皮膚には、未だにシスの腕や足が絡みついている感覚が残っている。
事ある毎にその感覚がフラッシュバックしてくるものだから、私の心臓は朝から過剰に働きっ放しだ。もう、朝から疲れた。
私の横を意気揚々と歩くシスを横目で確認する。……何か深く考えていそうな雰囲気は一切なかった。
多分、いや間違いなく、少なからず接触を気にしているのは私だけだ。
「はあ……」
思わず溜息が漏れた。
幸いにも、シスの触り方にいやらしさは一切感じられない。年齢は二十歳だと言っていたけど、中身はてんで子供なんだと思う。
これまで恋愛経験が皆無だったらしいことを考えると、女子の扱いなんて考えたこともないのかもしれなかった。
――いや、そもそも私を女子として見ているかすら怪しい。やっぱり喋る家畜程度にしか認識してないんじゃないか。腹が立つけど。
どうも日頃は年上のお姉様方に虎視眈々と狙われていた様なので、シスにとって女性は、恋愛対象よりも怯える対象の意味合いの方が強いのかもしれなかった。
私のこのモヤモヤの正体について、これ以上自問自答して追求するのはやめた。したところで意味はない。代わりに意識を前に向けると、大分見上げられる様になった山を観察し始める。
以前は遥か遠くに霞んで見えた山影は、今は濃い緑色の山肌を惜しげもなく見せていた。
あの向こう側に私が目指すネクロポリスがあることを考えれば、よくぞ遥々ここまで来たものだと思う。
済生区からは、拝むことすら出来なかった山だ。街から出てこれまでの半月間、亜人に殺されることなく無事に過ごせているのは、ひとえに隣にシスがいてくれているからなのはよく理解している。
シスの匂いを付けてからというもの、別の亜人と遭遇しても、面白いくらい近寄って来なくなった。亜人街に近付いているからか、亜人を見かける機会はぐんと増えたけど、皆こちらを気にする素振りは見せるものの、一定の距離を保っている。
ヒトである私には、自分にシスの匂いが付いていることすら判別がつかないけど、全体的に五感がヒトより優れている亜人には分かるんだろう。
つまり、シスが私に毎晩抱きついているお陰で、私の安全は守られている。
分かっちゃいるが、乙女心はそうは素直にこの状況を納得してはくれないのだ。
乙女の戸惑いの元凶が、何も考えていなそうな明るい表情で尋ねてきた。
「小町、難しそうな顔をしてどうしたー?」
私の隣をひょこひょこ歩く吸血鬼の亜人のシスは、癖のある青髪を風に靡かせながら、非常に機嫌よく私を見下ろしていた。
目に突き刺さる様な眩しい朝日が、シスの黄金色の瞳の中で乱反射している様に見えてしまい、思わず見惚れる。うわあ、綺麗……。
「小町ー?」
にこにこなシスが不思議そうに超絶美形の顔面を近付けて首を傾げたので、私は我に帰った。
「な……っなんでもない!」
無理やり視線を剥がして前を向くと、シスに話題を振ることにする。こいつは、話をすり替えればあっさりとそちらの話題に乗ってくれるのだ。相手にしないとするまでうるさいけど、相手にさえしておけばご機嫌でいてくれる。
「ねえ、亜人街まではあとどれくらいなの?」
「亜人街の近くまで行くと、舗装された道があるんだ。そこまで来たら、道に沿って一時間てとこかな?」
「へえー」
「多分今日あたり見えてくると思うぞ! 楽しみだな、小町!」
本当に楽しそうに笑うシスに、私は曖昧な表情で頷き返した。シスにとっては楽しみかもしれないけど、私にとって亜人が山の様にいる場所は、シスがいなければ死に行く様なものだ。正直言って、全く楽しみはない。
それにしても、亜人街は一体どんな所なんだろう。ヒトの街には旧時代の科学の遺産が残っているので、それなりに便利な暮らしが出来ていた。だけど、済世区を出てからというもの、科学の名残といったものに殆どお目にかからなくなってしまった。
私が用足しの時に愛用している粒子発生装置を初めて見た時、シスは目をキラキラ輝かせて「なんだこれー!」とはしゃいで何度もすり抜けていたし、寝る時に使っている伸縮性のマットを最初に広げた時も、相当驚いていた。畳んだ時の顔といったら、子供かってくらい目を見開いていて……可愛かった。
シスの様子をみる限り、亜人はあまり科学に馴染みがないみたいだ。
私たちヒトの先祖が隔離された地区に閉じこもった際、取り残された亜人の祖先は科学の恩恵すら受けられず、身ひとつで生きていかざるを得なかったのかもしれない。
そんな亜人が、何故ヒトを食糧として見做す様になったのかの解明は、一切されていない。ヒトが街の外に出ると、亜人に襲われる。ヒトを捕らえた亜人は、ヒトを食べようとする。その事実だけが確かな情報だ。私も街を出てすぐにその洗礼を受けたから、間違いない。
隣を歩く、呑気そうな吸血鬼の亜人を見上げる。端正過ぎるこの顔を見て、最初の頃は相手は亜人だというのについドキドキしたことは、素直に認める。でも、大分慣れた。今では、突発的に顔が近付かない限り、割と平常心でいられる。
環境への適応力は、亜人へと進化出来たヒトにこんな風に強く備わっているのかもしれないな、と馬鹿なことを考えた。
私がぼんやりとシスの横顔を見つめていると、視線に気付いたのかシスが私を見る。
「……小町」
「ん?」
普段とは違い、なんだか切なげな表情を浮かべていた。私は、一歩分シスから距離を置く。嫌な予感がした。
シスが私の二の腕を掴んで軽く引っ張ると、私はあっさりとシスのすぐ隣へ引き寄せられる。
私の顔を覗き込むシス。
「……亜人街に着いたら、ご褒美が欲しい」
「――ッ」
「小町、お願い。これからも絶対守るから。な?」
端正過ぎる顔が超至近距離まで近付いてくる。わ、わ――。
「分かった! 分かったから!」
シスの顔面を鷲掴みにして押し戻しながら思わずそう答えると、シスは嬉しそうに笑ったのだった。
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