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○○説⑥
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確か、あの時見たのは12体だったけど、13体になっている。
「ビアンカ、ルージュ、若手、増えてない?」
ヒスイとコハクをもふもふしていると、喪失感。母が仔達の為に準備していた鍋を出したからだ。わーっ、と寄っていく。お腹、減ってたんだね。ガツガツ言いながら食べてるもん。
『ああ、あれは自分から志願したのですよ』
『根性もあるし、なかなか見所のある雌よ』
「へー」
『こっちに来なさい』
『私達のマスターよ』
ビアンカとルージュが呼ぶと、13体のウルフは、さ、と並ぶ。動きがきびきびしてる。そして、お座り。なんや、躾された感が半端ない。最初に見た時、だらだらして、ふーん、とした顔やったのに。きりっ、としてる。
きりっ、と並ぶとやっぱり圧巻。
全員、元気より大きい。
はっ、挨拶せんと。
「えー、皆さんお疲れ様でしたー」
「「「「「「「「「「「「「わんっ」」」」」」」」」」」」」
壮観っ。
「えーと、ビアンカ、ルージュ、紹介してくれる?」
『いいのですよ』
『まずは』
ビアンカとルージュが並んだ若手ウルフ達の紹介を始めようとすると。
「すみません、ちょっと待ってください」
と、ホークさんが止めてきた。珍しい、いつも黙って見守ってくれているのに。
「ビアンカさん、ルージュさん、ユイさんはさっきまで気絶していたんです」
あ、そうやった。
「紹介は明日にでも出来ませんか? 今日はユイさんは、大事をとった方がいいかと」
『そうだったのですか?』
『道理で迎えに来るのに時間がかかったと思ったわ』
ホークさん、私の心配してくれたんやね。嬉しか。
『なら、明日にするのです』
『急ぐことでもないし。ユイ、大丈夫なの?』
『心配なのです』
「大丈夫よ。でも、ここはホークさんの言うことを聞くね」
私はずっと側に付いていてくれたホークさんに向き合う。
「ホークさん、ありがとうございます」
「いいえ」
ほっとした表情のホークさん。
確かに、5時間も気絶してたからね。
満腹になった仔達は、勝手知ったるなんとかで、ルームに直行。
『ねえねっ、ヒスイ眠たいー』
サブ・ドアからヒスイが顔を覗かせる。はいはい、かわいかね。
「君達は大丈夫かな?」
「「「「「「「「「「「「わんっ」」」」」」」」」」」」
立派な毛皮着てますからね。
ビアンカに尻尾ぶんぶんしていたシヴァと唸りあってるアレスを、置いていこうとするアリス。ちゃんと飛んできましたよ。
「じゃあ、明日ね」
「わふんっ」
シヴァと補佐ウルフ、若手ウルフ達に見送られて、サブ・ドアを閉める。
ビアンカとルージュはシルフィ達を見て微笑ましい顔だ。
『大きくなったのですね』
『みんな、ちゃんといるわね』
上位の魔物は成体になるまでの生存率は低い。過去に熊に襲われたヒスイ、体調を崩した元気のようにね。あの時は、私達がどうにかしたから助かっただけ。眠そうなシルフィ達を見ると、なんとかせなって気持ちになる。だって私は主人やしね。
それから、私は母が作ってくれていた鍋を、少し食べる。残りはビアンカとルージュがぺろり。久しぶりのルームに興奮した仔達を総出で宥めてくれた。私はその間にお風呂に入ったりしていたら、23時を過ぎていた。流石にアレスもボス部屋言わない。
風呂から出てくると、待機していたホークさんに捕まる。
「ユイさん、今日はもうお休みください」
「あ、そうですね」
仔達の寝顔を見たかけど。
「優衣、はよ寝らんね。明日からの事は、明日話せばよか。急ぐことはないんやから」
母にまで言われた。確かに。イシスもまだ合流してないし。至急の依頼があるわけでもないし。
「わかった、寝るね」
素直に寝ましょうかね。
ちら、と見えたけど、ビアンカの長い毛並みに皆さん悪戦苦闘している。色々絡まっているみたいね。
自室までわざわざホークさんが付いて来てくれた。
「ホークさん、すみません、ご心配おかけして」 「いいえ」
そう答えるホークさんの顔は、少し安堵の色が浮かぶ。
「あの、ユイさん」
確認するように、ホークさんが私に聞く。
「はい」
なんやろ?
そっと、ホークさんの大きな手が、私のほっぺたを包む。あわっ、ドキッとするっ。自室のドアで隠れているから、きっとよしっ。いや、何がよしなんや? セルフ突っ込みしていると。
「ユイさん、本当に何処か具合が悪いとかはないんですか?」
「へっ? な、ないですよ」
あ、なんや、状態確認かー。なんやー、ドキッ、とかしてしまって恥ずかしか。でも、凄く安心感に包まれる。やけど、ホークさん、顔が、ち、近いっ。
「……………良かった」
心底ほっとした、そんなホークさん。
ど、どうしたんやろ?
「お休みなさい、ユイさん」
「は、はい、お休みなさい」
あ、これは、ちゅ、されるかな。
やけど、ホークさんは私の頬から手を離す。
「お休みなさい」
ぱたり、とドアを閉められる。
……………………なんや、ちょっと、期待した私がいて、恥ずかしかった。
次の日。
グースカ寝ているビアンカやルージュ、仔達を見てほっとする。アレスと元気は並んで丸出しで寝てる。
朝早く、中庭では鷹の目の皆さんと、エドワルドさん、ツヴァイクさんが訓練していた。ホークさんの姿を見て、ちょっとドキリとするが、いかんいかん。やけど、真剣に模擬の剣を振るっている姿は、とっても格好いいなあ。
さ、朝御飯の準備しよう。
既に母がダイニングキッチンに立っている。ルームの扉は、パーティーハウスで開けっ放しにしていたからね。
「あ、おはよう優衣、どうね?」
せっせとおにぎりを作りながら、グリルをチェック、コンロにかけられた味噌汁を見ている。この薫りは、貝柱の炊き込みご飯や。きっと私が寝た後に仕込んだんやね。ビアンカとルージュも仔達も大好きやもん。
「うん。大丈夫よ」
頭痛はないし、よく寝た。
「なら、顔洗ったら、玉子焼き作って」
「分かった」
私は洗面を済ませて、朝御飯の準備に入る。
今日は父はファベルさんの工房に行くため、お弁当がテーブルにある。
私はせっせと卵を割って、玉子焼きを作成。ずいぶん上手くなったなあ。母特製の出汁を入れて、と。なにも入ってないのと、ツナ入り、ネギ入り、明太子入りを作成。神様用に確保。それから父のお弁当にはツナ入りとネギ入りを入れる。母の作ったおにぎり、ウインナー、焼き鯖、プチトマト、ブロッコリー、きゅうりのハム巻き。蓋をしてハンカチで包み、母が自分のアイテムボックスに一旦保管。
てきぱきと朝御飯の準備が進む。訓練を終えた皆さんも参加してくれてた。
「ユイさん、おはようございます。体調はどうですか?」
ホークさんが真っ先に来てくれる。嬉しか、ぽっぽする。
「はい、大丈夫ですよ。しっかり休めましたから」
「そうですか」
何気ない会話だけど、私には嬉しい。昨日のあれは、封印と。
ぽっぽするからね。
「ビアンカ、ルージュ、若手、増えてない?」
ヒスイとコハクをもふもふしていると、喪失感。母が仔達の為に準備していた鍋を出したからだ。わーっ、と寄っていく。お腹、減ってたんだね。ガツガツ言いながら食べてるもん。
『ああ、あれは自分から志願したのですよ』
『根性もあるし、なかなか見所のある雌よ』
「へー」
『こっちに来なさい』
『私達のマスターよ』
ビアンカとルージュが呼ぶと、13体のウルフは、さ、と並ぶ。動きがきびきびしてる。そして、お座り。なんや、躾された感が半端ない。最初に見た時、だらだらして、ふーん、とした顔やったのに。きりっ、としてる。
きりっ、と並ぶとやっぱり圧巻。
全員、元気より大きい。
はっ、挨拶せんと。
「えー、皆さんお疲れ様でしたー」
「「「「「「「「「「「「「わんっ」」」」」」」」」」」」」
壮観っ。
「えーと、ビアンカ、ルージュ、紹介してくれる?」
『いいのですよ』
『まずは』
ビアンカとルージュが並んだ若手ウルフ達の紹介を始めようとすると。
「すみません、ちょっと待ってください」
と、ホークさんが止めてきた。珍しい、いつも黙って見守ってくれているのに。
「ビアンカさん、ルージュさん、ユイさんはさっきまで気絶していたんです」
あ、そうやった。
「紹介は明日にでも出来ませんか? 今日はユイさんは、大事をとった方がいいかと」
『そうだったのですか?』
『道理で迎えに来るのに時間がかかったと思ったわ』
ホークさん、私の心配してくれたんやね。嬉しか。
『なら、明日にするのです』
『急ぐことでもないし。ユイ、大丈夫なの?』
『心配なのです』
「大丈夫よ。でも、ここはホークさんの言うことを聞くね」
私はずっと側に付いていてくれたホークさんに向き合う。
「ホークさん、ありがとうございます」
「いいえ」
ほっとした表情のホークさん。
確かに、5時間も気絶してたからね。
満腹になった仔達は、勝手知ったるなんとかで、ルームに直行。
『ねえねっ、ヒスイ眠たいー』
サブ・ドアからヒスイが顔を覗かせる。はいはい、かわいかね。
「君達は大丈夫かな?」
「「「「「「「「「「「「わんっ」」」」」」」」」」」」
立派な毛皮着てますからね。
ビアンカに尻尾ぶんぶんしていたシヴァと唸りあってるアレスを、置いていこうとするアリス。ちゃんと飛んできましたよ。
「じゃあ、明日ね」
「わふんっ」
シヴァと補佐ウルフ、若手ウルフ達に見送られて、サブ・ドアを閉める。
ビアンカとルージュはシルフィ達を見て微笑ましい顔だ。
『大きくなったのですね』
『みんな、ちゃんといるわね』
上位の魔物は成体になるまでの生存率は低い。過去に熊に襲われたヒスイ、体調を崩した元気のようにね。あの時は、私達がどうにかしたから助かっただけ。眠そうなシルフィ達を見ると、なんとかせなって気持ちになる。だって私は主人やしね。
それから、私は母が作ってくれていた鍋を、少し食べる。残りはビアンカとルージュがぺろり。久しぶりのルームに興奮した仔達を総出で宥めてくれた。私はその間にお風呂に入ったりしていたら、23時を過ぎていた。流石にアレスもボス部屋言わない。
風呂から出てくると、待機していたホークさんに捕まる。
「ユイさん、今日はもうお休みください」
「あ、そうですね」
仔達の寝顔を見たかけど。
「優衣、はよ寝らんね。明日からの事は、明日話せばよか。急ぐことはないんやから」
母にまで言われた。確かに。イシスもまだ合流してないし。至急の依頼があるわけでもないし。
「わかった、寝るね」
素直に寝ましょうかね。
ちら、と見えたけど、ビアンカの長い毛並みに皆さん悪戦苦闘している。色々絡まっているみたいね。
自室までわざわざホークさんが付いて来てくれた。
「ホークさん、すみません、ご心配おかけして」 「いいえ」
そう答えるホークさんの顔は、少し安堵の色が浮かぶ。
「あの、ユイさん」
確認するように、ホークさんが私に聞く。
「はい」
なんやろ?
そっと、ホークさんの大きな手が、私のほっぺたを包む。あわっ、ドキッとするっ。自室のドアで隠れているから、きっとよしっ。いや、何がよしなんや? セルフ突っ込みしていると。
「ユイさん、本当に何処か具合が悪いとかはないんですか?」
「へっ? な、ないですよ」
あ、なんや、状態確認かー。なんやー、ドキッ、とかしてしまって恥ずかしか。でも、凄く安心感に包まれる。やけど、ホークさん、顔が、ち、近いっ。
「……………良かった」
心底ほっとした、そんなホークさん。
ど、どうしたんやろ?
「お休みなさい、ユイさん」
「は、はい、お休みなさい」
あ、これは、ちゅ、されるかな。
やけど、ホークさんは私の頬から手を離す。
「お休みなさい」
ぱたり、とドアを閉められる。
……………………なんや、ちょっと、期待した私がいて、恥ずかしかった。
次の日。
グースカ寝ているビアンカやルージュ、仔達を見てほっとする。アレスと元気は並んで丸出しで寝てる。
朝早く、中庭では鷹の目の皆さんと、エドワルドさん、ツヴァイクさんが訓練していた。ホークさんの姿を見て、ちょっとドキリとするが、いかんいかん。やけど、真剣に模擬の剣を振るっている姿は、とっても格好いいなあ。
さ、朝御飯の準備しよう。
既に母がダイニングキッチンに立っている。ルームの扉は、パーティーハウスで開けっ放しにしていたからね。
「あ、おはよう優衣、どうね?」
せっせとおにぎりを作りながら、グリルをチェック、コンロにかけられた味噌汁を見ている。この薫りは、貝柱の炊き込みご飯や。きっと私が寝た後に仕込んだんやね。ビアンカとルージュも仔達も大好きやもん。
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頭痛はないし、よく寝た。
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私は洗面を済ませて、朝御飯の準備に入る。
今日は父はファベルさんの工房に行くため、お弁当がテーブルにある。
私はせっせと卵を割って、玉子焼きを作成。ずいぶん上手くなったなあ。母特製の出汁を入れて、と。なにも入ってないのと、ツナ入り、ネギ入り、明太子入りを作成。神様用に確保。それから父のお弁当にはツナ入りとネギ入りを入れる。母の作ったおにぎり、ウインナー、焼き鯖、プチトマト、ブロッコリー、きゅうりのハム巻き。蓋をしてハンカチで包み、母が自分のアイテムボックスに一旦保管。
てきぱきと朝御飯の準備が進む。訓練を終えた皆さんも参加してくれてた。
「ユイさん、おはようございます。体調はどうですか?」
ホークさんが真っ先に来てくれる。嬉しか、ぽっぽする。
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