56 / 128
第六話 LUNAtic
1
しおりを挟む
◯
彼の『告白』から数日。
街は日に日に暖気の気配が濃くなり、小川の流量が増してくる雪融けの季節。今は日暮の時刻を過ぎて、一人きりの帰路を三日月が淡く照らしていた。私は考え事に夢中になりながら歩いていく。心の中は彼のせいで荒れ模様だが、体感では世間は平和中の平和だった。
からん。何かが地面に落ちるような、警報まがいのかん高い金属音が聞こえた。
私は思考を妨げられ、音の出所を確かめるべく振り返る。なんと、黒ズボンに包まれた長くしなやかな足が、明らかに不審な男を派手に蹴り飛ばすところだった。悪漢は顔から地面に叩きつけられ、そのまま白目を剥いて動かなくなる……気を失ったらしい。
ふと、近くに落ちているナイフが目に入り、ゾッとした。魔の手が迫っていた。私は命を狙われていたのだ。
とんでもない蹴りで不審者を圧倒した人物は、少々汚れたスラックスを叩きながら、驚いて硬直したままの私に目を向けた。
「姉ちゃん、怪我は無え?」
「……え、えっと。ない、です。助けてくださったんですよね? ありがとうございます」
「おう。無事なら良かった」
ふわりと風を伴って、中性的でスレンダーな立ち姿が私の頭の奥に像を結ぶ。
真っ白な乱れ髪は頭の右半分が編み込みで、もう左半分は肩へ垂らしている。吊り眉と垂れ目は色っぽく、唇は含み笑いで妖艶。なお左目は長い前髪の奥に隠されている。女性のような風貌ではあるが、よく手入れされた黒革靴にすらりとしたシルエットのスラックス、深紅のワイシャツは腕捲りで、白タイは男性的だ。何度か見たことのある姿なのに、上手く思い出せなくてじれったいな……。
「最近治安が乱れてるから、キミみたいな子は気をつけねェと今みたく襲われるぜ……特に茶髪のボブカットはよく狙われんだ」
「そうなんですか」
「あ、そうそう。オレの身分証明が必要だった」
ズボンの後ろポケットを探ってから、白髪の女性(?)は三日月と水晶――月鏡のシンボルがあしらわれたバッジのような物を私の前にかざした。
「あ、警察の人……」
「パトロール中に運良く助けられて良かったよ。キミの名前は?」
「黒廼暁です」
「クロノ……じゃ、キミがチカの」
合点したように頷くと、心の奥まで見通すような金色の隻眼がこちらを見た。
――『彼』が鷹なら、こちらは蛇だろうか。どちらも捕食者には違いない。けどこれは、何かを追う執拗さ、嘘や隠し事など通用しないと悟らせる眼だ。まるで縦長の瞳孔の奥で鋭牙が光っているかのよう。
白いネクタイをきゅ、と締め直し、刑事の人は名乗りの口上を口にする。
「オレぁ冴で通してるモンだ。あいつから話は聞いてるよ」
「……さえ、さん?」
「そ。チカ、じゃなくて……御影さんからはディスって呼ばれてる。外国出身で本名がエルディ・セラフロストってんだ。名前で遊ばれるうちに原型なくなっちまった。ハハ」
さえ。知ってる名前だ。確か、御影の旧友でものすごく仲が良いらしい。
(あだ名とか、ユーリと自分のアレっぽいな~~)
それはさておき、私は意識して関係ないことを考えようとしていた。すると冴さんの綺麗な顔が近づいてきて、『彼』とほとんど変わらないと思われる長身を丸めて耳打ちされる。
「ちょっと嫉妬してんな? 顔に書いてあるぜ」
心臓が大きく跳ねる。見透かされた。
彼に近しい存在である冴さんのことは、人となりを知りもしないのにずっと羨ましく思ってしまっていた。そして、とある懸念が嫌になるほど脳内を支配する。
私はわざと沈黙を続けている。しかし、その魂胆さえも読み取ったのか、冴さんは元の姿勢に戻って優しげに声を発した。
「ま、そりゃ杞憂だ。腐れ縁の半分保護者みたいなもんさ。前にもキミらが泥酔してへばってるとこに居合わせたことあんだけど……オレな、寝落ちチカの介抱したんだ」
「……じょ」
「ん、何」
「彼女とかじゃ、ないですよね?」
「いや、オレ男だよ」
普通に言い切られて、一瞬互いの頭に疑問符が浮かぶ。幾ばくのうちに私は気づいた。
これ、私の早とちりだ!
慌てて頭を下げる。そう言えば前も彼に同じことを尋ねて、きっぱり否定されたんだった。私はいい加減他人の顔とか覚えろ。
「すみません……」
「あー、見間違われやすいというか、月鏡じゃ女性のほうが地位高えからな。紛らわしかったな」
すまなそうに白い頭を掻いて、気にすんなと一言が添えられる。内心ほっとした。けど私の目は、冴さんの唇をぺろりと這う赤い舌を見逃さなかった。
「で、こっからが本題なんだけど」
にやりと薄笑いを浮かべた冴さんの、意地悪く色っぽい声音。
「悪いこた言わねえ。あいつはやめてさ、オレにしとかねェか?」
彼の『告白』から数日。
街は日に日に暖気の気配が濃くなり、小川の流量が増してくる雪融けの季節。今は日暮の時刻を過ぎて、一人きりの帰路を三日月が淡く照らしていた。私は考え事に夢中になりながら歩いていく。心の中は彼のせいで荒れ模様だが、体感では世間は平和中の平和だった。
からん。何かが地面に落ちるような、警報まがいのかん高い金属音が聞こえた。
私は思考を妨げられ、音の出所を確かめるべく振り返る。なんと、黒ズボンに包まれた長くしなやかな足が、明らかに不審な男を派手に蹴り飛ばすところだった。悪漢は顔から地面に叩きつけられ、そのまま白目を剥いて動かなくなる……気を失ったらしい。
ふと、近くに落ちているナイフが目に入り、ゾッとした。魔の手が迫っていた。私は命を狙われていたのだ。
とんでもない蹴りで不審者を圧倒した人物は、少々汚れたスラックスを叩きながら、驚いて硬直したままの私に目を向けた。
「姉ちゃん、怪我は無え?」
「……え、えっと。ない、です。助けてくださったんですよね? ありがとうございます」
「おう。無事なら良かった」
ふわりと風を伴って、中性的でスレンダーな立ち姿が私の頭の奥に像を結ぶ。
真っ白な乱れ髪は頭の右半分が編み込みで、もう左半分は肩へ垂らしている。吊り眉と垂れ目は色っぽく、唇は含み笑いで妖艶。なお左目は長い前髪の奥に隠されている。女性のような風貌ではあるが、よく手入れされた黒革靴にすらりとしたシルエットのスラックス、深紅のワイシャツは腕捲りで、白タイは男性的だ。何度か見たことのある姿なのに、上手く思い出せなくてじれったいな……。
「最近治安が乱れてるから、キミみたいな子は気をつけねェと今みたく襲われるぜ……特に茶髪のボブカットはよく狙われんだ」
「そうなんですか」
「あ、そうそう。オレの身分証明が必要だった」
ズボンの後ろポケットを探ってから、白髪の女性(?)は三日月と水晶――月鏡のシンボルがあしらわれたバッジのような物を私の前にかざした。
「あ、警察の人……」
「パトロール中に運良く助けられて良かったよ。キミの名前は?」
「黒廼暁です」
「クロノ……じゃ、キミがチカの」
合点したように頷くと、心の奥まで見通すような金色の隻眼がこちらを見た。
――『彼』が鷹なら、こちらは蛇だろうか。どちらも捕食者には違いない。けどこれは、何かを追う執拗さ、嘘や隠し事など通用しないと悟らせる眼だ。まるで縦長の瞳孔の奥で鋭牙が光っているかのよう。
白いネクタイをきゅ、と締め直し、刑事の人は名乗りの口上を口にする。
「オレぁ冴で通してるモンだ。あいつから話は聞いてるよ」
「……さえ、さん?」
「そ。チカ、じゃなくて……御影さんからはディスって呼ばれてる。外国出身で本名がエルディ・セラフロストってんだ。名前で遊ばれるうちに原型なくなっちまった。ハハ」
さえ。知ってる名前だ。確か、御影の旧友でものすごく仲が良いらしい。
(あだ名とか、ユーリと自分のアレっぽいな~~)
それはさておき、私は意識して関係ないことを考えようとしていた。すると冴さんの綺麗な顔が近づいてきて、『彼』とほとんど変わらないと思われる長身を丸めて耳打ちされる。
「ちょっと嫉妬してんな? 顔に書いてあるぜ」
心臓が大きく跳ねる。見透かされた。
彼に近しい存在である冴さんのことは、人となりを知りもしないのにずっと羨ましく思ってしまっていた。そして、とある懸念が嫌になるほど脳内を支配する。
私はわざと沈黙を続けている。しかし、その魂胆さえも読み取ったのか、冴さんは元の姿勢に戻って優しげに声を発した。
「ま、そりゃ杞憂だ。腐れ縁の半分保護者みたいなもんさ。前にもキミらが泥酔してへばってるとこに居合わせたことあんだけど……オレな、寝落ちチカの介抱したんだ」
「……じょ」
「ん、何」
「彼女とかじゃ、ないですよね?」
「いや、オレ男だよ」
普通に言い切られて、一瞬互いの頭に疑問符が浮かぶ。幾ばくのうちに私は気づいた。
これ、私の早とちりだ!
慌てて頭を下げる。そう言えば前も彼に同じことを尋ねて、きっぱり否定されたんだった。私はいい加減他人の顔とか覚えろ。
「すみません……」
「あー、見間違われやすいというか、月鏡じゃ女性のほうが地位高えからな。紛らわしかったな」
すまなそうに白い頭を掻いて、気にすんなと一言が添えられる。内心ほっとした。けど私の目は、冴さんの唇をぺろりと這う赤い舌を見逃さなかった。
「で、こっからが本題なんだけど」
にやりと薄笑いを浮かべた冴さんの、意地悪く色っぽい声音。
「悪いこた言わねえ。あいつはやめてさ、オレにしとかねェか?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
彼女が望むなら
mios
恋愛
公爵令嬢と王太子殿下の婚約は円満に解消された。揉めるかと思っていた男爵令嬢リリスは、拍子抜けした。男爵令嬢という身分でも、王妃になれるなんて、予定とは違うが高位貴族は皆好意的だし、王太子殿下の元婚約者も応援してくれている。
リリスは王太子妃教育を受ける為、王妃と会い、そこで常に身につけるようにと、ある首飾りを渡される。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
【完結】勤労令嬢、街へ行く〜令嬢なのに下働きさせられていた私を養女にしてくれた侯爵様が溺愛してくれるので、国いちばんのレディを目指します〜
鈴木 桜
恋愛
貧乏男爵の妾の子である8歳のジリアンは、使用人ゼロの家で勤労の日々を送っていた。
誰よりも早く起きて畑を耕し、家族の食事を準備し、屋敷を隅々まで掃除し……。
幸いジリアンは【魔法】が使えたので、一人でも仕事をこなすことができていた。
ある夏の日、彼女の運命を大きく変える出来事が起こる。
一人の客人をもてなしたのだ。
その客人は戦争の英雄クリフォード・マクリーン侯爵の使いであり、ジリアンが【魔法の天才】であることに気づくのだった。
【魔法】が『武器』ではなく『生活』のために使われるようになる時代の転換期に、ジリアンは戦争の英雄の養女として迎えられることになる。
彼女は「働かせてください」と訴え続けた。そうしなければ、追い出されると思ったから。
そんな彼女に、周囲の大人たちは目一杯の愛情を注ぎ続けた。
そして、ジリアンは少しずつ子供らしさを取り戻していく。
やがてジリアンは17歳に成長し、新しく設立された王立魔法学院に入学することに。
ところが、マクリーン侯爵は渋い顔で、
「男子生徒と目を合わせるな。微笑みかけるな」と言うのだった。
学院には幼馴染の謎の少年アレンや、かつてジリアンをこき使っていた腹違いの姉もいて──。
☆第2部完結しました☆
側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、孤独な陛下を癒したら、執着されて離してくれません!
花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」
婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。
追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。
しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。
夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。
けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。
「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」
フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。
しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?
「離縁する気か? 許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」
凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。
孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。
【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】
死に戻ったら、私だけ幼児化していた件について
えくれあ
恋愛
セラフィーナは6歳の時に王太子となるアルバートとの婚約が決まって以降、ずっと王家のために身を粉にして努力を続けてきたつもりだった。
しかしながら、いつしか悪女と呼ばれるようになり、18歳の時にアルバートから婚約解消を告げられてしまう。
その後、死を迎えたはずのセラフィーナは、目を覚ますと2年前に戻っていた。だが、周囲の人間はセラフィーナが死ぬ2年前の姿と相違ないのに、セラフィーナだけは同じ年齢だったはずのアルバートより10歳も幼い6歳の姿だった。
死を迎える前と同じこともあれば、年齢が異なるが故に違うこともある。
戸惑いを覚えながらも、死んでしまったためにできなかったことを今度こそ、とセラフィーナは心に誓うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる