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18、翌日の教室
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あの時は本当に危ないところだったぜ。今思い返してもゾッとする。
マーくんと契約さえしていなきゃ、とっとと巨大化してすぐ校庭に駆け付けたんだがな。生憎、街や自然環境に被害を出すな、というのはかなり強くこの星の代表者たちから要望されている。炎乃華の窮地といえども、易々と変身するわけにはいかなかった。ゼルネラ星人の信用を失墜させないためには、約束事はきちんと守らなきゃ。
そのヘンの事情を、多分シアンの奴も薄々感づいていたんだろう。あいつが現れたにしては、奇跡的なほど街の損害は少なかった。校庭こそボコボコに陥没しちまったが、校舎は一部が破損しただけで済んでいる。学校以外の影響は、ちょっとした地震が起きた程度といっていい。
まあ、オレを怒らせちゃマズイ、ってのはあいつもわかっているはずなんだ。なにしろシアンは絶対にオレには勝てないから。
シアンに限らず、ゼルネラ星人なら誰でもオレに勝つのは不可能だってわかっているだろう。
おかげで休校は二日間だけで、早くも授業は再開することになった。そのあたり、最近の地球人はちょっと感覚が麻痺しているのかもしれない。
とはいえさすがに今日は、特別授業ってことらしいけど。
そのためオレたちのクラスは、第一時限目から視聴覚室での受講に変更されていた。各々の机にはパソコンのモニターが並び、同じ内容が黒板代わりの巨大スクリーンに映されている。
なぜオレたちのクラスだけ? という疑問は、マイティ・フレアこと津口炎乃華が所属するから、という答えで間違いなさそうだった。
「津口さん、さすがに今日は休みのようだね」
「アレ、みた? 酷かったもんね。私、可哀想で見てられなかった」
女子たちがヒソヒソと話す内容が、オレの席まで聞こえてくる。教室中が、三日前のマイティ・フレアの話でもちきりだった。
そりゃあそうだ。バトルの場所がまさしくこの高校で、地球を守るって触れ込みのヒロインが全国放送で惨敗したんだからな。しかもそのヒロインは、このクラスの同級生なんだ。
あの日はオレも、大変だった。
明らかに不服そうなシアンを撤収させたまでは良かったけど……あの発言は、やっぱりマズかったらしい。いつも覗き見るSNSの掲示板は、『黒いゼルネラ星人ってフレアちゃんと付き合ってるの?』やら『アイツ、絶対マイティ・フレアのこと好きだろ』とかって声で溢れかえっていた。
ちゃんと獲物って言ったのに……「オレのもの」のとこだけクローズアップされてる。
ったく、なんでそうなるんだ!? シアンの奴も、完璧に疑った目してたし。
まだ気絶したままのマイティ・フレアに「オレの手で倒さねば意味がない!」と、それっぽい言い訳をして見逃したのだが……『ゼルネラ星人ノワル、実はいいひと説』の勢いが凄くなっている。
マズイなぁ~、ホント、いろいろ困る。いいひとであることがバレたときの悪役レスラーって、きっとこんな気持ちなんだろうなぁ。
大体、最後にはオレ、本気出すんだぞ? どれだけいいひとって思われても、マイティ・フレアを結局倒すんだから……あんまり妙な期待させたくないんだけど。
炎乃華のお見舞いに、家に伺ったのは昨日のことだった。バトル後、すぐに集中治療室に運び込まれた炎乃華は、幸いにも命に係わるような損傷はなかったようだ。
だけど残念ながら、炎乃華に直接会うことはできなかった。
『すまないね、黒岩くん。肉体的なダメージは思ったほどではなくても、精神的に……。察してやってくれないか』
三日前の醜態などなかったかのように、ダンディズムを取り戻した父親が玄関先で話してくれた。
『……このたびは本当に、なんと言っていいか……』
かける言葉が見つからなくて、オレはいつも以上に口ごもった。
謝りたかった。炎乃華にも、おじさんにも。それが本音だ。
だけど「黒岩亜久人」の姿で頭を下げたところで、意味が通じないのは眼に見えている。
『いや、実はね、黒岩くん』
ロマンスグレーの中年男性は、意外にも、渋い苦笑いを浮かべていた。
『私はこれで、良かったと思っているんだ』
『え? 良かった、んですか?』
あの時、世界で一番泣き叫んでいたのは、あんたじゃねーか。
意外過ぎる台詞に、聞き返さずにはいられなかった。
『これであの子が、もうヒロインごっこなどやめてくれたら……これ以上酷い目に遭わずに済むのなら、この程度の怪我で済んだのは幸運かもしれない』
『……ヒロインごっこ、ですか……』
その言い方がチクリと胸に刺さる。
だがそれ以上言及することはやめて、オレは話を続けた。
『ゼルネラ星人は地球を支配するって言っていますけど、それでもいいんですか?』
『悪いが黒岩くん。私は炎乃華の父親なんだよ。』
『……はい』
『正しくないかもしれない。しかしそれでも愛娘ひとりの命は、私にとっては地球よりも重いんだ。呆れ果てた、男だろう?』
『……いえ、そんなことは……ボクからは言えません』
自分が最強だと証明するためだけに星々を制圧してきたオレが、どうして彼を責められるものか。
『でも炎乃華ちゃんは……お母さんのようになりたいという夢を、簡単に諦められるんでしょうか?』
これまでにも炎乃華が、戦闘で怪我を負うことはあった。
オレが手加減しているとはいえ、巨獣どもは野生に近いんだから当然だ。しかし少なくともオレが知る限りで、炎乃華が弱音を吐いているのは聞いたことがない。
むしろ嬉々として、「正義のヒロイン」を全うしているとしか思えなかった。
『だからこそ、私も彼女がマイティ・フレアになることを、止められずにいるんだけどね』
寂しそうに、おじさんは笑った。
『ああ、そうだ! 先日のケーキが丸々残っていてね。炎乃華の手作りのものだ。君に食べてもらいたいそうだから、よかったら持っていってくれないか』
箱に入ったままのケーキを持ち帰ったものの、オレはとても食べる気にはなれなかった。宇宙でもっとも好きだと断言できるスイーツを。
胸のなかが苦くて、食欲など湧かなかった。
せめてひと目だけでも、炎乃華の顔が見たかった。元気な姿を、見たかった。あんなくらいでマイティ・フレアはへこたれないんだから、と笑顔を見せて欲しかった。
オレは安心したかったのだ。彼女にマナゲージを与えたことを、母親と同じ正義のヒロインに仕立て上げたことを、間違いなんかじゃなかったと確信したかった。
炎乃華の席に、そっと視線を向ける。誰も座っていない席には、ひっそりと花が置かれていた。心配をしたクラスメイトが、お見舞いとして持ってきたものだろう。
始業まであと数分というのに、まだ彼女は教室に姿を見せていなかった。誰かが言ったように、今日は学校を休むつもりなのかもしれない。
まあ、普通に考えればそうするよな。身体のこともだけど……あんな酷い負け方をした後なんだ。
マーくんと契約さえしていなきゃ、とっとと巨大化してすぐ校庭に駆け付けたんだがな。生憎、街や自然環境に被害を出すな、というのはかなり強くこの星の代表者たちから要望されている。炎乃華の窮地といえども、易々と変身するわけにはいかなかった。ゼルネラ星人の信用を失墜させないためには、約束事はきちんと守らなきゃ。
そのヘンの事情を、多分シアンの奴も薄々感づいていたんだろう。あいつが現れたにしては、奇跡的なほど街の損害は少なかった。校庭こそボコボコに陥没しちまったが、校舎は一部が破損しただけで済んでいる。学校以外の影響は、ちょっとした地震が起きた程度といっていい。
まあ、オレを怒らせちゃマズイ、ってのはあいつもわかっているはずなんだ。なにしろシアンは絶対にオレには勝てないから。
シアンに限らず、ゼルネラ星人なら誰でもオレに勝つのは不可能だってわかっているだろう。
おかげで休校は二日間だけで、早くも授業は再開することになった。そのあたり、最近の地球人はちょっと感覚が麻痺しているのかもしれない。
とはいえさすがに今日は、特別授業ってことらしいけど。
そのためオレたちのクラスは、第一時限目から視聴覚室での受講に変更されていた。各々の机にはパソコンのモニターが並び、同じ内容が黒板代わりの巨大スクリーンに映されている。
なぜオレたちのクラスだけ? という疑問は、マイティ・フレアこと津口炎乃華が所属するから、という答えで間違いなさそうだった。
「津口さん、さすがに今日は休みのようだね」
「アレ、みた? 酷かったもんね。私、可哀想で見てられなかった」
女子たちがヒソヒソと話す内容が、オレの席まで聞こえてくる。教室中が、三日前のマイティ・フレアの話でもちきりだった。
そりゃあそうだ。バトルの場所がまさしくこの高校で、地球を守るって触れ込みのヒロインが全国放送で惨敗したんだからな。しかもそのヒロインは、このクラスの同級生なんだ。
あの日はオレも、大変だった。
明らかに不服そうなシアンを撤収させたまでは良かったけど……あの発言は、やっぱりマズかったらしい。いつも覗き見るSNSの掲示板は、『黒いゼルネラ星人ってフレアちゃんと付き合ってるの?』やら『アイツ、絶対マイティ・フレアのこと好きだろ』とかって声で溢れかえっていた。
ちゃんと獲物って言ったのに……「オレのもの」のとこだけクローズアップされてる。
ったく、なんでそうなるんだ!? シアンの奴も、完璧に疑った目してたし。
まだ気絶したままのマイティ・フレアに「オレの手で倒さねば意味がない!」と、それっぽい言い訳をして見逃したのだが……『ゼルネラ星人ノワル、実はいいひと説』の勢いが凄くなっている。
マズイなぁ~、ホント、いろいろ困る。いいひとであることがバレたときの悪役レスラーって、きっとこんな気持ちなんだろうなぁ。
大体、最後にはオレ、本気出すんだぞ? どれだけいいひとって思われても、マイティ・フレアを結局倒すんだから……あんまり妙な期待させたくないんだけど。
炎乃華のお見舞いに、家に伺ったのは昨日のことだった。バトル後、すぐに集中治療室に運び込まれた炎乃華は、幸いにも命に係わるような損傷はなかったようだ。
だけど残念ながら、炎乃華に直接会うことはできなかった。
『すまないね、黒岩くん。肉体的なダメージは思ったほどではなくても、精神的に……。察してやってくれないか』
三日前の醜態などなかったかのように、ダンディズムを取り戻した父親が玄関先で話してくれた。
『……このたびは本当に、なんと言っていいか……』
かける言葉が見つからなくて、オレはいつも以上に口ごもった。
謝りたかった。炎乃華にも、おじさんにも。それが本音だ。
だけど「黒岩亜久人」の姿で頭を下げたところで、意味が通じないのは眼に見えている。
『いや、実はね、黒岩くん』
ロマンスグレーの中年男性は、意外にも、渋い苦笑いを浮かべていた。
『私はこれで、良かったと思っているんだ』
『え? 良かった、んですか?』
あの時、世界で一番泣き叫んでいたのは、あんたじゃねーか。
意外過ぎる台詞に、聞き返さずにはいられなかった。
『これであの子が、もうヒロインごっこなどやめてくれたら……これ以上酷い目に遭わずに済むのなら、この程度の怪我で済んだのは幸運かもしれない』
『……ヒロインごっこ、ですか……』
その言い方がチクリと胸に刺さる。
だがそれ以上言及することはやめて、オレは話を続けた。
『ゼルネラ星人は地球を支配するって言っていますけど、それでもいいんですか?』
『悪いが黒岩くん。私は炎乃華の父親なんだよ。』
『……はい』
『正しくないかもしれない。しかしそれでも愛娘ひとりの命は、私にとっては地球よりも重いんだ。呆れ果てた、男だろう?』
『……いえ、そんなことは……ボクからは言えません』
自分が最強だと証明するためだけに星々を制圧してきたオレが、どうして彼を責められるものか。
『でも炎乃華ちゃんは……お母さんのようになりたいという夢を、簡単に諦められるんでしょうか?』
これまでにも炎乃華が、戦闘で怪我を負うことはあった。
オレが手加減しているとはいえ、巨獣どもは野生に近いんだから当然だ。しかし少なくともオレが知る限りで、炎乃華が弱音を吐いているのは聞いたことがない。
むしろ嬉々として、「正義のヒロイン」を全うしているとしか思えなかった。
『だからこそ、私も彼女がマイティ・フレアになることを、止められずにいるんだけどね』
寂しそうに、おじさんは笑った。
『ああ、そうだ! 先日のケーキが丸々残っていてね。炎乃華の手作りのものだ。君に食べてもらいたいそうだから、よかったら持っていってくれないか』
箱に入ったままのケーキを持ち帰ったものの、オレはとても食べる気にはなれなかった。宇宙でもっとも好きだと断言できるスイーツを。
胸のなかが苦くて、食欲など湧かなかった。
せめてひと目だけでも、炎乃華の顔が見たかった。元気な姿を、見たかった。あんなくらいでマイティ・フレアはへこたれないんだから、と笑顔を見せて欲しかった。
オレは安心したかったのだ。彼女にマナゲージを与えたことを、母親と同じ正義のヒロインに仕立て上げたことを、間違いなんかじゃなかったと確信したかった。
炎乃華の席に、そっと視線を向ける。誰も座っていない席には、ひっそりと花が置かれていた。心配をしたクラスメイトが、お見舞いとして持ってきたものだろう。
始業まであと数分というのに、まだ彼女は教室に姿を見せていなかった。誰かが言ったように、今日は学校を休むつもりなのかもしれない。
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