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第56話 討伐大会 期待の1日目
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次々と大会参加者がやってきた。
『ここではもう広範囲魔法は使えないな。魔物も殲滅したことだし、別の場所行くか!』
俺は昨日行ったハンマーシャークの生息地へ向かった。
ここは街から7kmほど離れているので、やはり人はいなかった。
『昨日学んだ手段を生かしていこう!』
俺は移動中に倒したナイフフィッシュ6体を海に投げ入れ、切り刻んで血を大量に流した。
同時に、”デコイ”を消費SP10倍で行使した。
すると、昨日よりもっと大量で速くハンマーシャークの群れがやってきた。
その数は200体を優に超えている。
俺は一度砂浜に上がって結界魔法”不可侵結界”を展開し、群がってきたところに火属性魔法”ファイヤーメテオ”を行使しまくった。
結果、数十分で286体を殲滅した。
『良い調子だな!』
”アイテムボックス”に収納し、”解体”と”鑑定&略奪”、”魔石吸収”を行った。
”衝撃”スキルはCに上がった。
『やっぱり自動でできるのは便利だな…』
今の討伐で合計7500ptが溜まった。
もっと得点を伸ばしたいのだが、もう魔法で一気に倒せる場所を知らないので俺は昨日見つけたデビルスターの生息地に向かった。
水中では武技スキルの熟練度上げを兼ねることにした。
まずは短剣からだ。
泳ぎ始めて数十分、俺は目的地に到着した。
移動中も”デコイ”を使っていたが先程殲滅したせいか、魔物に全く遭遇しなかった。
『よし、早速狩りまくるか!』
短剣スキルS”モーメンタリーバイト”は対単体なので、”デコイ”を使わずに”気配遮断”を行使して倒すことにした。
『このやり方はまるで暗殺だな。』
30体目を倒した時、「ピロン!」と音が鳴った。
ステータスを見てみると、”暗殺者F”と”暗殺F”を習得していた。
『やっぱりそれっぽいもんな。スキル習得条件だったか。』
その後順調に倒していると、また「ピロン!」と音が鳴った。
ステータスを見てみると、短剣スキルが”限界突破”していた。
『よっしゃー!!この調子で他のスキルも”限界突破”させよう!』
普段使う頻度が高いスキルから”限界突破”させるとなると、次は体術スキルだ。
体術S”粉砕破掌打”は魔石を除き名前通り素材を粉々にしてしまうが、デビルスターは使える素材が特にないのでまあいいだろう。
それからデビルスターを狩り続けて数時間が経った。
合計182体を倒し、”再生”はCランクに上がった。
『もう近くに魔物の気配は無いし今日は切り上げるか。』
今日は合計16600pt獲得した。
これは皆の獲得ポイントより多いはずだが、例のSランクパーティーよりも多かったらなお嬉しい。
俺は生活魔法”ドライ クリーン リフレッシュ”で体を乾かし汚れやにおいを落としてギルドに向かった。
「あれ、ダグラス君!まだ昼前だけど今日はもうやめたの?」
「はい。もっと海の深くに行かないと魔物と遭遇できなくなってしまったので。」
「ん…!?そ、そうなんだ…と、とりあえず奥の部屋に来て。」
「分かりました。」
テレサさんについていき、少し話しているとギルマスがやってきた。
「ダグラス君こんにちは~。」
「こんにちは。どうしたんですか?」
「テレサちゃんに呼ばれたのよ~。」
「はい。それで、ダグラス君。今日は何を何体倒したの?」
「はい。サンドクラブ×203、ナイフフィッシュ×267、ハンマーシャーク×286、デビルスター×182体です。」
「…はぁ。よくもまあ半日でこれだけ倒したわね…」
「すごいわ~!私でもそんなに多く倒せるかしら…」
どうやら倒しすぎてしまったようだ。
「ってことは半日だけで16600ptも溜まったってこと!?」
「はい。でもSランクパーティーが参加しているらしいのでこの調子で勝てるかどうか…」
「…確かにあのパーティーならあり得るわね。」
いったいどんな強者のパーティー何だろうか。
「まあいいわ。これだけ倒しても明後日にはもう元通りになってるだろうから。」
「分かりました。それで、クエスト達成報酬と素材売却をしたいんですが…」
そういった瞬間テレサさんの顔が真っ青になった。
「…クエスト報酬だけで金貨133枚、素材の売却金は金貨324枚と銀貨6枚、合計金貨457枚と銀貨6枚よ。
受け渡しは素材を商会に売ってからでいいかしら…?」
「はい。」
「はぁ…ダグラス君の報酬は毎回私が商会と提携して用意してるのよ…本当に大変だわ…」
「ごめんなさい…日頃のお礼と言ってはなんですが今度一緒にどこか出掛けませんか?」
「…いいの?」
「はい!存分に頼ってください!」
「ありがとう!!」
「テレサちゃん、今から行ってきてもいいわよ!」
「ギルマス、でも…」
「大丈夫よ!今日は討伐大会だからギルドに来る人は少ないわ。」
「…ありがとうございます。ダグラス君も急ですけどいいかな?」
「はい!もちろんです!」
それから高級料理店で昼食をとった後テレサさんの仕事がてら商会に行き、特等席で演劇を見てから昼間とはまた別の高級料理店で夕食をとった。
「今日は本当にありがとう!楽しかったわ!」
「俺も楽しかったです!とても充実した時間でした!!」
「これからもよろしくね!」
「こちらこそよろしくお願いします!!」
とても楽しかったが、半日で金貨120枚を使ったのは忘れよう。
『ここではもう広範囲魔法は使えないな。魔物も殲滅したことだし、別の場所行くか!』
俺は昨日行ったハンマーシャークの生息地へ向かった。
ここは街から7kmほど離れているので、やはり人はいなかった。
『昨日学んだ手段を生かしていこう!』
俺は移動中に倒したナイフフィッシュ6体を海に投げ入れ、切り刻んで血を大量に流した。
同時に、”デコイ”を消費SP10倍で行使した。
すると、昨日よりもっと大量で速くハンマーシャークの群れがやってきた。
その数は200体を優に超えている。
俺は一度砂浜に上がって結界魔法”不可侵結界”を展開し、群がってきたところに火属性魔法”ファイヤーメテオ”を行使しまくった。
結果、数十分で286体を殲滅した。
『良い調子だな!』
”アイテムボックス”に収納し、”解体”と”鑑定&略奪”、”魔石吸収”を行った。
”衝撃”スキルはCに上がった。
『やっぱり自動でできるのは便利だな…』
今の討伐で合計7500ptが溜まった。
もっと得点を伸ばしたいのだが、もう魔法で一気に倒せる場所を知らないので俺は昨日見つけたデビルスターの生息地に向かった。
水中では武技スキルの熟練度上げを兼ねることにした。
まずは短剣からだ。
泳ぎ始めて数十分、俺は目的地に到着した。
移動中も”デコイ”を使っていたが先程殲滅したせいか、魔物に全く遭遇しなかった。
『よし、早速狩りまくるか!』
短剣スキルS”モーメンタリーバイト”は対単体なので、”デコイ”を使わずに”気配遮断”を行使して倒すことにした。
『このやり方はまるで暗殺だな。』
30体目を倒した時、「ピロン!」と音が鳴った。
ステータスを見てみると、”暗殺者F”と”暗殺F”を習得していた。
『やっぱりそれっぽいもんな。スキル習得条件だったか。』
その後順調に倒していると、また「ピロン!」と音が鳴った。
ステータスを見てみると、短剣スキルが”限界突破”していた。
『よっしゃー!!この調子で他のスキルも”限界突破”させよう!』
普段使う頻度が高いスキルから”限界突破”させるとなると、次は体術スキルだ。
体術S”粉砕破掌打”は魔石を除き名前通り素材を粉々にしてしまうが、デビルスターは使える素材が特にないのでまあいいだろう。
それからデビルスターを狩り続けて数時間が経った。
合計182体を倒し、”再生”はCランクに上がった。
『もう近くに魔物の気配は無いし今日は切り上げるか。』
今日は合計16600pt獲得した。
これは皆の獲得ポイントより多いはずだが、例のSランクパーティーよりも多かったらなお嬉しい。
俺は生活魔法”ドライ クリーン リフレッシュ”で体を乾かし汚れやにおいを落としてギルドに向かった。
「あれ、ダグラス君!まだ昼前だけど今日はもうやめたの?」
「はい。もっと海の深くに行かないと魔物と遭遇できなくなってしまったので。」
「ん…!?そ、そうなんだ…と、とりあえず奥の部屋に来て。」
「分かりました。」
テレサさんについていき、少し話しているとギルマスがやってきた。
「ダグラス君こんにちは~。」
「こんにちは。どうしたんですか?」
「テレサちゃんに呼ばれたのよ~。」
「はい。それで、ダグラス君。今日は何を何体倒したの?」
「はい。サンドクラブ×203、ナイフフィッシュ×267、ハンマーシャーク×286、デビルスター×182体です。」
「…はぁ。よくもまあ半日でこれだけ倒したわね…」
「すごいわ~!私でもそんなに多く倒せるかしら…」
どうやら倒しすぎてしまったようだ。
「ってことは半日だけで16600ptも溜まったってこと!?」
「はい。でもSランクパーティーが参加しているらしいのでこの調子で勝てるかどうか…」
「…確かにあのパーティーならあり得るわね。」
いったいどんな強者のパーティー何だろうか。
「まあいいわ。これだけ倒しても明後日にはもう元通りになってるだろうから。」
「分かりました。それで、クエスト達成報酬と素材売却をしたいんですが…」
そういった瞬間テレサさんの顔が真っ青になった。
「…クエスト報酬だけで金貨133枚、素材の売却金は金貨324枚と銀貨6枚、合計金貨457枚と銀貨6枚よ。
受け渡しは素材を商会に売ってからでいいかしら…?」
「はい。」
「はぁ…ダグラス君の報酬は毎回私が商会と提携して用意してるのよ…本当に大変だわ…」
「ごめんなさい…日頃のお礼と言ってはなんですが今度一緒にどこか出掛けませんか?」
「…いいの?」
「はい!存分に頼ってください!」
「ありがとう!!」
「テレサちゃん、今から行ってきてもいいわよ!」
「ギルマス、でも…」
「大丈夫よ!今日は討伐大会だからギルドに来る人は少ないわ。」
「…ありがとうございます。ダグラス君も急ですけどいいかな?」
「はい!もちろんです!」
それから高級料理店で昼食をとった後テレサさんの仕事がてら商会に行き、特等席で演劇を見てから昼間とはまた別の高級料理店で夕食をとった。
「今日は本当にありがとう!楽しかったわ!」
「俺も楽しかったです!とても充実した時間でした!!」
「これからもよろしくね!」
「こちらこそよろしくお願いします!!」
とても楽しかったが、半日で金貨120枚を使ったのは忘れよう。
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