偏食王子は食用奴隷を師匠にしました

白い靴下の猫

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88※デコレーション

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「ユオ?動いたらダメっていってるのに、もう我慢できないの?まだオシオキ始めてもないんだからじっとしてよねー」

「なんで、弟子におしおきされなきゃなんないのよ!ふつう逆でしょうが!」

ユオガじたばたするけど、つーん、と無視。
だって、ユオが悪いもん。

溶けかけのホイップクリームをデコレーションする感じで、僕は今、自分の力をユオの綺麗な肌にのっけ中。遠慮なく、乳首と花芯の3つの突起に載せられるだけ盛る。
うわ。煽情的。ユオのオシオキなのに僕の煩悩感がまる出しで、なんかごめん。

「こぼれたら、はじめからやりなおしだからね。声もダメ。すごく可愛い声だけど、ユオってば、すぐに喉を腫らすから声も我慢して」

よし、上手にのっかった。
そう思った途端、顔を真っ赤にしたユオは、堪らないとばかりに腰を突き上てしまう。

「う――っ」

金色のホイップは雫になって足の間を伝い零れて行き、たったそれだけの刺激で、ユオは目を見開いてがくがく震える。

声を聴く限り、雫が肌を這うだけでもすごく大変そう。ましてやホイップみたいに乗っけられて一か所にとどまっているなんて、推して知るべし。金色の水玉の中に沈められた敏感な突起は、それ自体意志を持っているみたいに苦し気に震えてよじれた。

「そんなに、腰を揺らしたら、こぼれちゃうに決まっているでしょう。花芯が最初なんて、どれだけ厳しくされたいの?」

オシオキのルールは簡単、金色の雫を零した場所が罰を受ける。
花芯よりは乳首の方が楽なんじゃないかと思うのに、思う通りにはならないらしい。

最近ユオは、くすぐったくない防寒具を目指して自分で編み物をしている。細い金属の棒一本で、細い糸をくるくるくるくるさせながら、幾何学模様の厚い布にしていく。カギ編みっていうのだそうだ。
寝る前によく編んだりするせいで、かぎ針が枕元に出しっぱなしになっていたから。ちょっといたずらに使ってみることにして、ウォータークーラーの氷に刺した。

「こんなに立ち上がり切っているのに、もっと掘り返させるなんて。可哀想に、くるしいくるしいって。ぴんぴんに尖って、逃げたがってるじゃん」

これからされるオシオキを言葉で告げて、冷たいかぎ針を、花芯の上にかるく転がすと、ユオの胸の肌がギューっと収縮して、かろうじてこぼれずにいた両胸の雫までが崩れて、脇の下を滑り落ちて行った。

「んんん、あうっ。やっ、サフラのばか」

「あらら、3つとも零しちゃった、全部オシオキされて我慢できるの?」

仔犬みたいな喘ぎ声を出しながら、ユオは首を横に振る。

水玉漬けより、かぎ針で掻かれた方が楽だと、ホイップを落とさないようにするモティベーションがないわけで。バランス的に結構ひどくしないといけないとおもうのだけれど。
既に涙目だし、最初だし、ウォーミングアップってことで、ちょっと優し目でもいいよね。

キンキンに冷えた金属をいきなり花芯に押し当てるのはかわいそうな気がして、はじめは乳首にのせる。

ころっ、かりっ

何度かひっかくと、もともと金色の雫の中で痙攣して集まっていたピンクが、ころんころんに丸くなり、先っぽが小さく捲れ上がって星がのぼったようになった。

反対も、かり、かり、ころころん。

「ひゃう、んう」

あ、ちょっと気持ちよさそうな声。うれしいけど、オシオキと両立は難しいかなぁ。

生命力捨てるのをやめてもらうのが希望だけど。本気で泣かれたら、きっと僕もつられて泣く気がする。
そんな事を考えているうちに、かぎ針の温度は肌になじんだから、ターゲットを、真っ先に雫を零してしまった花芯に変更。

かりかりかりかり

かぎ針のフックを粒とそれを覆う皮の間にのせるようにして、小刻みに掻いてみる。

「っぁっ、あああっ」

「声をだしたらだめだといったでしょう」

かりっ、かりかりかりっ

「うっ・・んん、ひっ、あんんっ」

くりくり、くりん

「やっ、んーっ」

声は悲痛だけれど、足の間にきらきらした蜜があふれてくるのが見られてほっとする。

「もういちど乗せるからね。こんど零したらもっとひどくするよ?」

脅しつけながら、両方の乳首と、花芯の上に、金色の雫をたっぷりのせて水玉漬け。

ユオは苦しいのと気持ちいいの間を行ったり来たり往復中みたい。かわいく喘いだと思うと、次の瞬間には、我慢できないと泣き声をあげる。

「イケたら楽になれるのにねぇ・・・せめて、おかしくなるくらいきもちいいだといいな」

でもオシオキだから、僕は触れてあげない。というか、直に触れたら僕が我慢出来る気がしないからやむなし。

「雫の中の突起がすごい震え方して、つらそう。泣いてもだめ。ユオが参るまで酷くするつもりだから覚悟して」

「うぅ、も、くるしい、よ。さわって、んっ、お願い・・」

「オシオキ中なのにさわってほしいの?仕方がないなぁ。じゃぁ、かぎ針で少しだけ掻いてあげる。でも、声が出ちゃうから舌にも追加ね。雫を零すのも声を出すのもだめだよ?」

そういうと、ユオが自分から、舌を出して来たから、ギリギリさわらない位に唇と舌を近づけて、金色をのせていく。僕にとどかせようと一生懸命舌を伸ばす姿は、本当にぐっとくるけど、キスなんてしたら絶対優しくしたくなるからだめ。

顔を離すと、ユオはすごく悲しそうな声で、ひうう、って啼いた。
うわぁ、必死で求められるって、すっごい破壊力。

キス以外で埋め合わせをしようと、ユオの右の胸の上でふるえているトロリとした金色の水玉に狙いを定めて、そろりそろりとかぎ針を差し入れる。

さり・・・さり・・・

かぎ針の先にある小さな金属のフックを、立ち上がった乳首に引っ掛けるようにしてひきずり、ゆっくりとくびるように掻く。

表面張力で丸みを帯びている雫を壊さないように動かせる幅なんてほんの少しなのに、瞼が震え、舌を出して閉じられない口の端から、唾液が零れた。

「ん・・ふ・・・くぅ」

「うれしい?雫さえ零さなかったら、いいよ?たくさん気持ち良くなって」

反対にもしてあげないと不公平かな。

さり・・・さり・・・

「ユオ、感じてる顔、かわいい。零さないの、えらい。下の突起はどうしてあげようか」

かぎ針で剥きあげて、はやく金色を吸い込めるようにする?
それとも、先っぽと根もとを交互にかき毟ってみようか。
ユオは、下側の窪んだ側から爪でカリカリされるとすぐ泣いちゃうよね。あれ、冷たいかぎ針でやられたらどうなっちゃうかな。

そんなことを話している間に、金色の力がじわじわ浸みこんでいくのがみえる。
剥き出しの神経が暴れているみたいに、意志とは関係ない震えと緊張が皮膚の上を走りまわっている。

凄く小さく動くユオの唇が紡いでいることばは、ひたすら、サフラって。
熱いうわごとみたい。
その熱の中を、小さなフックで、下側から持ち上げるように花芯をなぞる。

すいっ、すいっ・・・ころ、ころ、くりん

「んいーっ」

何度も何度も繰り返す。

さりさりさり・・・さりさりさり

「んぁ、も、もうだめーっ、ああっ、あああっ」

ひときわおおきな痙攣のあと、ユオは、舌の雫を跳ね飛ばして叫ぶと。
ずっと保っていた姿勢を崩して胸と下腹部の雫も零してしまい、ビクンビクンと震えた。

あーあ、オシオキ放棄かぁ。
ぜんぜん反省してないんだから、もぉ。

かぎ針が、ウォータークーラーの氷に戻されるのを見ると、次の暴虐を予想してユオは泣き叫んだ。

「ゆるしてっ、も、我慢、むりっ」

両腕で自分の胸を抱きかかえ、両脚を絡め合わせるような格好で横向きになって、過敏にされ過ぎた突起を晒さないように丸くちぢこまった。

「ユオ?もう降参?」

声をかけても、その姿勢のまま、いやいやをするから。

首筋に肩にと金色の雨を振らせた。
汗びっしょりの肌がビクンビクンと跳ね上がって、くぐもった悲鳴が何回も上がる。

金色のあたる範囲をひろげていくと、縮こめていた腕や足が緩んで、体を前後にゆすりはじめる。普段は責めない背中に雨粒がたくさん流れていくと、ついに背中を反らして突起を外気に晒した。

「あああああっ」

背中側は、焼き孔で痛かった頃思い出すと可哀想だから虐めたことがなかった。今日は自分から差し出してきておどろいてしまったけれど。本当は背中側にもいっぱい気持ちいい処、あるの知っているから、たくさんたくさん降らせる。

ぱらぱら、ぽたぽた
止まない雨に悩乱して、満たされない欲に懊悩して。
シーツを掻きむしりながら、ユオはなんとも甘い泣き声をあげる。

「おしえて。どこを気持ちよくしてほしいの?」

もう一度突起という突起を僕に向かって突き出すまで休ませてもらえないのを知っているから、ユオは姿勢を戻そうと必死で足掻くのだけど。

体中ビクビク震えるし、手足は思うように動かないし、なにより金色の力を欲しがる触覚がスパークを飛ばしまくるから、なかなかもどれない。

その姿は、感電した哀れな鳥のように、ひどく苦しんで見えるのに、隘路からの蜜は泡を吹くほどで、くらくらする。

震えるばかりで足掻く力が弱くなってきたところで、ようやく金色の雨を止めた。

荒い呼吸と、それに挟まるうめき声が切羽詰まっていて、参っちゃったかな、と思ったけれど。
ユオはしばらくすると薄目を開けて、のろりのろりと体を仰向けにもどした。
それから、何度かためらうような、懇願するような視線を何度か投げて来る。

僕がそれを知らんぷりして、ウォータークーラーからかぎ針を引き抜くと。
あふぅ、って、すごく切なげなため息をこぼしてから、一方の膝をぱたんと開いて足の間の突起を僕に晒した。

「べしゃべしゃだね。どれだけ気持ち良かったの?」

花芯の上にかぎ針を落とすと、ポーンとはね返ってくる感じがして楽しい。

ポーン、ポーン、ととん

ほんの数センチの高さから落として当てているだけで、搔かれてもなぞりあげられてもいないのに。
刺激を反芻するように、口をパクパクさせながら悶えるすがたは、普段のユオからは想像できない程に艶っぽい感じがする。

どの突起も花が咲いたみたいに真っ赤だし、じくじくと湧き出す蜜は金色の雫よりよっぽどきらきら流れるし。

ふつうにエッチしてる時より悦さそうで拗ねちゃいそう。

「さて、ちゃんと反省できなかったユオをどうしちゃおうか?」

「金色のお風呂に浸けちゃうことだって、ひと晩じゅうイカさずに花芯をかぎ針でなぞりあげてあげることだってできるよ?きっと苦しくて、僕の名前を叫びまくるんじゃないかな」

「やだ、もう力を捨てたりしないから・・ごめんなさい」

「あは。自白」

ポーン、ととん

「んんっ、やぁ、ああっ」

「生命力が溜まっていくのが我慢できないの?でも、捨てちゃうなんてひどくない?」

だから、我慢できるようになるまで、じわじわ責め。
こんな出来上がった体で、寸止めなんてたえられるのかな。

「うんと苦しめられるオシオキの前って、どんな気分?自分が苦しむ想像でこんなに濡らしているの?」

ポーン、とん、ポーン、とん

「ああ、さわってぇ、もう焦らされるの、やだぁ」

がたがたと体を揺するさまは、駄々っ子のよう。

「だめ。ちゃんと我慢できるようになるまで、ぜったいゆるさないから。ぐじゃぐじゃに乱れながら我慢の練習するしかないよ」

「だめ、死んじゃう・・」

あーあ、また言っちゃった。
死んじゃうとか、死にたいとか、その手の言葉を使うと、オシオキ追加なのに。

キルヤ様なんかは、「女性は死ぬって言葉結構好きだぞ?」とか平気で言うけど、僕はそこら辺、頑固者。だって、ユオが死ぬのが怖くて怖くてたまらないから。

「そういうこと、言わないでってお願いしたでしょう?痛くされたいの?」

ま、僕の場合、痛くする、っていったって、でこぴんがせいぜいですけどね。

びちっ、ばちん、ビシッ

「いゃぁっ、ああっ、んぃっ」

それでもユオは、立て続けに花芯を弾かれると、声を限りに絶叫してくれる。

「だれが、しぬって?」

バチッ ビンッ ビビッ

「ぃっ、いたい、も、いたいよぉっ」

「あたりまえでしょう、酷くしてるんだから。撤回するまでゆるしません」

びちっ パチュッ バシッ

「あぁっ、ゃぁっ、ごめんなさいっ、やめてぇ」

「とめて欲しかったらなんて言うの?」

ビンッ ピシッ バシッ

「んっ、くうっ、しにたく、ない、です」

「たりない」

ビンッ ビビッ パチっ

「ひあっ、死なないッ、ああっ、死にたくないのっ」

「うん、わかった。それから?」

「うううっ、力、捨てないように、嘘、つけないように、泣かせて・・」

「えらいえらい。よく言えました。じゃぁ、かぎ針から指に交代。ユオが色っぽい声で啼くから、僕のほうが触りた過ぎで参っちゃった」

そう伝えると、ユオは涙まみれなのに、はっきりと嬉しそうな顔をしてくれた。

色が変わるほど虐められた突起を、金色の雫をまとわりつかせた指で、やわやわともみこんでいく。

「ぅーっ、あくく、ひいぃっ」

「ほら、がまん、がまん。泣くのはいいけど、イったらだめだよ」

「ああ、いきたいぃっ、おねがいっ」

「だめ。自分がなんて言ったのかもうわすれたの?ほら、お預け」

ゆびをゆっくり離す。

「あひっ、ひゅっ、もう、やめてよぉっ」

びくびくと限界をしめす震えが止まらないから、しばらく花芯はお休みして、立ち上がり切った乳首とその周りを優しく撫ぜ、乳房をほぐしながら言葉で虐める。

「ちがうでしょ?我慢が気持ち良くなるまで許さないで泣かせて、でしょ」

「いやぁっ。ほしい、イキタイ、さふら、さふらぁ」

あは、甘えじょうず。
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